ザキリューのブログ -5ページ目

ザキリューのブログ

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俳優の古谷一行さんさんが亡くなられました。渋い役者さんで、特に金田一耕助役が好きでしたね。金田一耕助という役は最近では稲垣吾郎さんや豊川悦司さん、珍しいところでは渥美清さんなど多くの役者さんが演じてますが、その中でも俺の中で突出してイメージが合っていたのは石坂浩二さんと古谷一行さんでした。
自分は横溝正史さんの金田一耕助シリーズは全て(だと思う)読んでいる金田一ファンでして、そんな自分から見ても古谷さんの金田一耕助は“良かった”んですよね。もう古谷さんによる新しい金田一耕助を見ることはできないのは寂しいです。謹んでご冥福をお祈りいたします。

古谷さんと言えば金田一耕助以外にも露天風呂殺人事件的なシリーズでも有名でした。それとは関係ないんですが、今日マイハウスの風呂に10年ぶりくらいに湯をはりました。(本当に関係ない)
今の家に引っ越してから15年くらい経つんですけど、風呂にお湯をはったのは3回目くらいだったりします。普段は面倒でシャワーで済ましてしまうんですが、今日は特に予定がない中で水回りの汚れが気になって、キッチン、トイレ、洗面台、風呂の大掃除をやってたら15年前にもらった入浴剤が出てきまして。まぁエロゲーの販促品だったんですが、せっかくだし湯をはって、入浴剤を入れて、湯につかりながらビール飲んで……とかやってたらこれがまた気持ちいい。

 

「銭湯では体を洗い、温泉では心を洗う」と言うのは師匠の言葉でして、温泉LOVERな自分は家の風呂に体を洗う以上のものを求めてなかったんですよ。でも今日ちょっと考えが変わったかもしれません。10年以内にはまた風呂に入るんじゃないかと思います。

てか前回湯をはったのもエロゲーの販促品でもらった入浴剤を使うためでした、そう言えば。冷静に考えて入浴剤がエロゲーの販促に結びつくのか疑問ですが、当時はちょくちょくそーゆーことがあったのかも? ちなみに前回の入浴剤は「メイドさんしぃしー」の白糸みずきが描かれた入浴剤で、身内では通称「まきいづみの湯」とか呼ばれてましたことを思い出しました。思い出さない方がよかったですね。

PERFECT第11戦熊本大会が終了しました。男子は砂川さん、女子は大城さんが優勝。おめでとうございます。
百花さんはベスト8。残念ながら今回百花さんの試合は中継されなかったので直接応援電波を飛ばすことは出来ませんでしたが(直接?)、ベスト8は立派な成績です。百花さん、頑張りました!
百花さんの試合中継はありませんでしたが、その代わりTB氏に呼ばれてのインタビューはありました。まぁ明らかに素面ではないテンションでしたけど、ある意味絶好調でしたので安心しました。
男子予選の中継は山本ノブさん、津村さん、知野さんの激熱ロビンがかなり面白かったです。何はともあれ参加された皆さん、お疲れ様でした。来週の岐阜大会に向けてファイトです。

そんな試合を実家で見ていました。今日はドラえもんの誕生日と言うことで子供の頃から集めていた単行本を何年ぶりかわからないくらい久しぶりにガサゴソと漁っていたんですけど、どうにも想定以上にボロボロな上に全巻揃ってなかったんですよ。確認したところ姪っ子達の仕業だったらしいのですが、それも10年くらい前の話。既に社会人、大学生となった姪っ子を今更怒るワケにもいきません。まぁ形あるものはいつかは壊れます。しゃーなし、ということで。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、自分にとってドラえもんは特別な存在でして、単なる『好き』以上のものがあります。語り始めたら何時間あっても足りないので一言で表現するなら……恩人、でしょうか。大切なことはドラえもんが教えてくれました。
ドラえもんの誕生日は2112年9月3日なので、ドラえもんに会えるまではあと90年ということになります。ちょっと人類史上最長寿プラス14歳くらい生きれば会うことができる計算ですね。なんとかいけそうです。

都合により実家に帰省中です。もう上京してから25年くらい経ちます。もう地元にいた期間よりも家を出てからの方が長くなりますが、たまに帰ると実家のように落ち着きます。(当然です)

明日は熊本でPERFECTが開催されます。色んな人に「熊本は(応援に)行きますか?」と聞かれましたが、そうそう飛行機のお世話になるのも難しいです。応援にもスポンサーとか付いてくれないかなぁ。『応援の応援』とか斬新ですよ?
ちなみに熊本は無観客試合となりましたのでどのみち現地での応援は無理でした。応援電波を飛ばすことに専念いたします。無観客かどうかの判断は自治体や会場の感染症対策の規約に沿ったものなのでしょう。先日10/2の仙台大会が中止になったのも記憶に新しいです。
幸いなことに自分はコロったことはありません。第七波も徐々に落ち着いてきた感があります。だからと言って油断するのではなく「正しく恐れる」の気持ちが大切ですね。
半年前くらいの話になりますが、バスに乗ろうとバス停の列で並んだら前にいた女性に「近づかないでください!」とガチギレされたことがありました。一応小綺麗な服装だった(つもり)なので、ソーシャル的なディスタンスを気にしたガチギレだったのでしょう。屋外で、密接しておらず、マスクをした状態で、特に何かをしゃべるワケでもない状況。そもそもバスの中ではどうするつもりだったのか疑問ですが、相手をするのも面倒なので黙って距離を取りました。圧倒的に「誤って恐れてる」典型で、全力で関わりたくない人種です。桑原桑原。

ちなみに「桑原桑原」というのは災いが自分の身に降りかからないように祈る言葉で、幽遊白書の桑原とは関係ありません。関係ありませんが、自由に形を変えられる霊刀は他のどんな能力よりも実生活で役に立ちそうな気がします。それはさておき「桑原桑原」の語源は日本三大怨霊の一角である菅原道真が雷を落としまくってたけど、道真の領地だった“桑原”だけはそれを逃れたという伝説が元、という説があるそうな。
菅原道真は学問の神様と知られてますが、雷神という側面があるというのはGS美神でも出てきてましたね。GS美神、好きだったなー。
昨日は青葉台の花鳥風月YOKOHAMAさんで百花さんのイベント。ダーツバーで流しそうめんという狂気のイベントでした。※褒めてます。
濱大将さんは百花さんを気にかけてくださるだけでなく自分にも気さくに話しかけてくださり、本当にありがたいばかりです。感謝の念が堪えません。

花鳥風月さんは関内店、鶴見店さんでも定期的にイベントがございますが、関内では本当に自由で何も決まりがなく「その場の流れ」で、鶴見ではきっちりチャレマをやる感じ。そして青葉台ではガツンと「イベント!」といった風です。それぞれ違った楽しさがるのが面白いですね。

ちなみに我が家のすぐ近くにも「花鳥風月」というダーツバーがあるので「ここでもイベントをやってくれたら超絶楽だな!」と思ってたんですけど、全然系列でも何でもないお店でガックリしたのはいい思い出……でも何でもありません。返せよ!俺のワクワクを返せよ!

いよいよ9月となりましたが、この先しばらくはイベントの参加率は急激に低くなる予定です。異動やら新しい業務やらで身動きが取れなくなりまして。まぁ今までの参加率が社会人として色々おかしかっただけなんですけどね。
「今頃百花さんはイベントやってるんだろうなぁ」とか考えながらキーボード叩いてると愛しさと切なさと心細さがハンパないことになるけど、ヤマを抜けるまではじっと我慢。

昔は長文日記を毎日アップしてたんだよなぁ、と思い出して何となく文章を書き出してみました。と言っても何を書いたものやら。以前に書いてたのはゲームの話題・麻雀の話、・ニュースの感想・邑子さんの話とか。最近なら百花さんの話、のーぷらん。の話、ダーツの話くらいか。

そもそもの話になるけどブログって需要あるのかね? 何か言いたいことを発信したければTwitterの方が拡散力があるし、写真とかを見せたいのであればInstagramの方がいいと思う。まぁ後者はROM(って死語か?)なので使ったことないけど。結局のところ長文日記くらいしか使い道ないんだろうなぁ。Twitter連投とかめんどい、みたいな。

要は文字数にとらわれずにツラツラと書き連ねるならブログの方がいいのでしょう。Facebook? あんな使い勝手の悪いSNSを使いたがる人の気持ちを理解できないマンなので、その選択肢はないです。むしろmixiの方がいいです。後期は色々叩かれたけど、mixiはあれはあれでかなり優秀なSNSだったと思うんだよね。

SNSと言えば、の話。俺の異名「スーパー ネット ストーカー」じゃなくて「ソーシャル ネットワーキング サービス」の方。正直ドラえもんが生まれるまで90年となった現在におけるSNSの数は“数えきれない”と言っても過言ではない……と思いましたが過言ですね。ただ自分が知らないSNSとかも大量にありそう。各人が自分に合ったSNSで活動をするのは、世界が広がっているようで、それでいて限られた世界に閉じこもってるとも言えなくもないような。まぁ今のご時勢なら複数のSNSを持つのは当然なので、一概にそうとも言い切れないでしょうけど。

自分の場合、更新してるSNSはTwitterとFacebookだけ。Twitterはメインのアカウントと『メインに鍵をかけてた時代に相互フォローじゃない人にリプを送るために作ったけど、メインの鍵を外してからは「推しによってアカウントを使い分けてる系?」とか言われかねないようなフォロー状態になってるものの全然使ってないからそんな誤解を受ける心配はない』アカウント、そして某告知用アカウントの3つ。Facebookは《今日の百花さん》更新用と化しているアカウントと、会社親戚関係向けに作ったけど年に1回「あけましておめでとうございます」と更新するだけのアカウントの2つ。あとはROM用にInstagramとTikTokのアカウントがあって、消してないmixiもあって、その他各種配信を見るためのSHOWROOMとかがあるくらい。

これだけでも使い分けるのが面倒なのに、世の中には「Twitterだけで10個」なんて強者もいるとのこと。そこまでいくと多重人格者が人格ごとに使い分けてるのかよ、って感じ。ビリー・ミリガンなら24個のアカウントが必要です。誤爆のリスクを考えたら使い分けとかデメリットしないのでは、と思います。裏垢とかでない限り。

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こんな文章を書くためにずっと放置してたブログのアカウントを掘り返したんだけど、ふと最初の投稿を見返してみたら8つもコメントが付いてました。

皆さん俺の文章に興味を持っていただけたようで嬉しい限りです。内容についてコメントで一切触れていないのが気になりますが、8年も無視しちゃっててゴメンなさい……とリンク先のブログを見に行ったら全部アカウントごと消えてました。諸行無常ですね。

①はこちら
 ⇒http://ameblo.jp/zaki-ryu/entry-12219935728.html

ヨシツネの作り込みも完了。





と言うことで早速双子に挑戦しました。
主人公のレベルは48。ヨシツネ以外のペルソナは既に作成済み(上記リンク①参照)ですので、まずは難易度ノーマルからです。

結論から申し上げると楽勝でした。

マハ~オート×3種(オニ)で戦闘を開始して【チャージ(ギリメカラ)→八艘跳び(ヨシツネ)】。その後は【チャージ(ギリメカラ)→ヒートライザ(アバドン)→八艘跳び(ヨシツネ】の繰り返し。
回復は属性魔法の吸収だけで大丈夫だったのでディアラハン(シキオウジ)の出番はなく、双子の残りHP調整用として用意した漆黒の蛇(ランダ)を使うこともありませんでした。

なので1回だけSPが無くなってルブランのコーヒーブレイクを挟んだ以外は、ひたすら【チャージ→ヒートライザ→八艘跳び】の繰り返しです。

正直拍子抜け。まぁこっちがダメージを受けるタイミングがヨシツネの時に銃撃を喰らった時だけなので、そのタイミングでクリティカルが発生してしまうことと、ヘタに勝負を長引かせてしまった場合の強制戦闘終了以外に不安要素はありませんでしたし、当然と言えば当然かもしれません。

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そのままデータをロードして、今度は難易度をハードにして再挑戦。

今度は苦労しました。難易度の変更によって『こっちが受けるダメージ量が増加して、与えるダメージが減少する』のはぶっちゃけあまり大きな問題はないんですよ。勝負が長引くことだけ注意すれば。

ハードはノーマルと比べて与えるダメージ量が減ってしまうので、どうしてもターン数が多くなってしまいます。必然的にチャージやヒートライザを使う回数も増えるので、ブルランのコーヒーをがぶ飲みしまくりでしたが、まぁその辺は頑張れば何とかなるんじゃないか、ってところです。

問題は相手の回避率まで上がった(ように見えた)こと。たまたまかもしれませんけど、何故かジュスティーヌだけがやたら攻撃を回避しやがりまして、同時に倒さないといけないこっちは焦りまくりです。

その上で問題がもう1つ。魔法属性の耐性スキルは基本的に吸収スキルを持たせてますが、電撃属性だけは吸収スキルがなくて仕方なく反射スキルだったんですよね。んで電撃で攻撃してくるカロリーヌだけが反射されてダメージを負うことになりまして。与えられるダメージ量が減っている難易度ハードでは、この反射ダメージもバカに出来ないダメージ量です。その結果、ますます2人のHPを同じように削ることが困難に。

そんなこんなでHP調整用の漆黒の蛇(ランダ)を使って調整してたら、思っていたよりもHPを削ることが出来ずにタイムリミットを迎えて戦闘を強制終了されること2回。こらアカン。

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カロリーヌが電撃で攻撃してくる時のジュスティーヌは疾風で攻撃してくるので、疾風耐性については吸収ではなく反射にするべきでした。これは反省点です。

ここで強化合体で『疾風反射』を各ペルソナに付け直してもよかったんですが、それも面倒だったので改めて作戦を練り直しました。

注目すべきは各属性魔法で最強魔法を繰り出してくるようになるタイミングです。祝福と呪怨の最強魔法「神の審判」「悪魔の審判」はそれぞれHPを半分にするスキルですので、こいつを反射すればたとえ2人のHPに差があっても、その差も半分になる……って寸法ですよ。

そして各ペルソナは基本的に祝福と呪怨の耐性スキルは『吸収』にしてましたが、元々祝福を反射する体質(?)のヨシツネだけは、呪怨についても『反射』のスキルをつけていました。

これだ! と思いましたね。

と言うことで「神の審判」「悪魔の審判」のタイミングでヨシツネを付けているようにして、双子のHPを半分にすると共に、残りのHPを明らかにする作戦に。
(HPを半分にする、と言うことは『与えたダメージ=残りのHP』だから)

更に最後の方はあえてチャージをせずに与えるダメージを小さくして、うっかりダメージを与えすぎて片方のみを倒してしまわないように気を付けつつ、あと1回の八艘跳びで双子を同時に倒せるようになるまで調整しながらギリギリまでHPを削りに削って……八艘跳びで勝負に出た!


倒れるカロリーヌ!


かわすジュスティーヌ!


カロリーヌだけが倒れ、同時にジュスティーヌがリカームを使って、無事HP4000でカロリーヌは復活。「マジかよ!」とコントローラーを床に叩きつけたい衝動にかられた俺がいました。

でもここで落ち込んでも仕方ないので、そこからジュスティーヌを倒してカロリーヌに復活させてから、改めて2人のHPの削り直しです。タイムリミットがくるんじゃないかとビクビクしてましたが、何とか帳尻を合わせて同時撃破に成功いたしました。やはり「神の審判」「悪魔の審判」反射作戦はとても有効だと思います。

倒した瞬間「よし!!」と絶叫したのは許してください。

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想定よりも苦労が少なかったのは「銃撃でのクリティカルを喰らわなかった」と言うリアルな運がよかったためでしょう。

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反省点を再度洗い出します。

・耐性スキルは基本的に『吸収』を継承させる。ただし、電撃は反射スキルしかなくて、ヨシツネも電撃反射体質なので、双子のHPを同時に削るためには疾風も『反射』を継承させた方がいい。

・祝福系「神の審判」と呪怨系「悪魔の審判」を確実に反射するために、ヨシツネだけでなく全ペルソナで祝福と呪怨も『吸収』ではなく『反射』を継承させた方がいい。

・HP調整用に「漆黒の蛇」を選んだけど削れる量がたかが知れてるので、「ゴッドハンド」や「ブレイブザッパー」持ちのペルソナを作った方がいいかもしれない。(チャージと同様にコンセントレイト持ちのペルソナを作ってもいいかも)

そのうちこの反省点を活かした上で、難易度ハードを超えた【チャレンジ】でのソロ撃破に挑んでみようと思います。

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ペルソナをちゃんと作りこんでおけば、主人公自身のレベルはあんまり関係ないなー、と言うのを実感しました。まぁ主人公のレベルが関係してくるのなんてHPとSPの最大値くらいなもんですから、当然と言えば当然ですが。
ペルソナシリーズにおけるチートペルソナ・ヨシツネを今回どう作るかをグダグダ考える日記。

ちなみに1周目では「とりあえず作った」感じで、もはやどんなヨシツネだったかも思い出せない。勝負は2周目からだった。

んで2周目に作って4周目まで使ってたヨシツネがコレ。




スキルは以下の通り。
・八艘跳び
・剣の舞
・チャージ
・アドバイス
・マハタルカオート
・マハスクカオート
・不屈の闘志
・勝利の雄たけび

強化合体で『力』をMAXにしただけで他は適当。
更に「アドバイス」「マハ~オート」「勝利の雄たけび」は完全に雑魚敵用なのに「チャージ」はボス用で、「剣の舞」においては単なる趣味ときてる……これじゃダメだ。

まずヨシツネをボス用とするか雑魚用とするかを決めないと、継承させるスキルは決まらない。話はそれからである。

じゃあどっちにするか、と悩みに悩んだ末に【ボス戦用】に決めた。雑魚敵は趣味で作ったのはいいけどヨシツネがいるから全く使ってなかったオニとメギ子さんにお任せする。彼らがいれば大抵の雑魚は一蹴出来るだろう。何気に弱点を持たないオニの優秀性は見逃せない。使ってなかったけど。






改めてヨシツネがボスと戦うために必要なスキルを考えてみる。正直今のままでも十分戦えるけど、特化させられるだけさせるのであればどうなるかを検討する。

まずは現行スキルの中でも以下は欠かせないと思ってる。

・八艘跳び
・チャージ
・不屈の闘志

残りは5枠。まず候補を挙げてみよう。

●武道の心得
名前の響きも最高である。俺も剣道三段だし。

●呪怨反射
これが悩ましい。正直「不屈の闘志」があればいいんじゃないか、とも思わないでもない。でも複数回呪怨系を喰らう可能性もあるし、考えどころである。

●仁王立ち or アリ・ダンス/大天使の加護
『ダメージを喰らうけど半分』がいいか『回避率を上げる』かのいずれか。ヨシツネのイメージ的には後者だけど、そのために2枠使うくらいなら前者の方がいいかもしれない。それに「完全神柱」装備して「仁王立ち」と重複させるとダメージは1/4まで減らせると風の噂で聞いた。

●ヒートライザ
「マハ~オート」3種持ちの別ペルソナで戦闘を開始して、即座にヨシツネへペルソナチェンジ。その上で戦闘途中のカジャ系は仲間に任せるとすると(ヒートライザは春が持ってるし)不要ではある。
「マハ~オート」同様に他のペルソナに持たせてもいいのか。

●メシアライザー
回復はアイテムに任せるって手もあるし、これもまた他のペルソナに持たせてもいいかもしれない。状態異常時にスキルを使えるか、って考えると「ディアラハン」レベルで十分かも。

●瞬間回復
仲間がいれば必要性は低いけど、主人公1人だとするとあった方がかなり便利。

……などと考えていたら大部分のスキルが『他のペルソナに持たせた上でチェンジすればいいんじゃね』的な展開になってきた。必須と考えていた「チャージ」も含めて。

そうなると今の段階で必須なのは

・八艘跳び
・不屈の闘志
・仁王立ち
・瞬間回復

である。しかし“ボス戦用”と言ってもそんじょそこらのボスではなく、最強の裏ボスである双子の看守と戦うことを想定すると話はまた違ってくる。それも“主人公が1人で戦う”とか。と言うかどうせやるならそこまでやろう。

そうなると更に見直しが必要である。ちなみに全属性攻撃を無効化する「全能の真球」はつまらないから使わない方向で。

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まず確か双子は状態異常攻撃はしてこないから「瞬間回復」は不要。

攻撃時のHP消費を抑えるために「武道の心得」を。
その代わり「不屈の闘志」は削除で。不測の事態は仕方ない。

その上で各属性吸収をつける。無効や反射でもいいけど、回復の手間を省くために吸収とする。ただしヨシツネは「祝福反射」の体質なので、双子のHPを同じペースで削る必要があることを踏まえると呪怨だけは反射にする。

銃撃は耐性スキルが無いから諦める。
耐性については体質として火炎無効・電撃反射・祝福反射だから最終的ななスキルは……

・八艘跳び
・武道の心得
・仁王立ち
・氷結吸収
・疾風吸収
・核熱吸収
・念動吸収
・呪怨反射

こうだ!
んでステータスは『力』と『速』に特化させることで『vs双子の看守』専用のヨシツネとしよう。

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そしてこのヨシツネを補完するペルソナを作る。必要な補助スキルは以下の通り。

・チャージ
・ヒートライザ
・マハ~オート3種

これらを耐性が優秀なペルソナに継承させて、更に耐性を強化する。ただしこれらを全て一体のペルソナに持たせると3枠しかスキルが空かない。さすがにそれはどんなに優秀な耐性のペルソナでも厳しいから(耐性は吸収・反射・無効のいずれかのみ採用)、各スキル用のペルソナを別々に用意することにする。

ちなみに「マハ~オート」用のペルソナは戦闘開始と同時にチェンジするので、耐性は気にしなくていい。

回復は吸収でまかなうつもりだけど、念のために「ディアラハン」用のペルソナも用意しておいた方がいいかな。

あと「八艘跳び」が全体攻撃なので、2人同時に倒す必要がある双子対策として、残りHPの調整用の単体攻撃用ペルソナも必須。
(双子は片方を先に倒すと、残った方が「リカーム」で復活させてしまう)
単体攻撃用スキルは「漆黒の蛇」あたりにして、あとはやっぱり耐性スキルをつけよう。

結果としてヨシツネ補完用のペルソナとして以下が必要になりそう。

①「チャージ」用
②「ヒートライザ」用
③「ディアラハン」用
④「漆黒の蛇」用
⑤「マハ~オート」用

⑤については上の方にあるオニがそのまま使える。

残る①~④については、スキルにない銃撃への耐性持ち体質のペルソナがいい。それでいてそこそこに他の属性への耐性があるヤツで……と言うことで以下が候補に。

●チャージ用:ギリメカラ
物理反射、銃撃反射、呪怨無効
(火炎耐性だけどそんなのは意味なし!)

●ヒートライザ用:アバドン
物理吸収、銃撃吸収、呪怨吸収

●漆黒の蛇用:ランダ
物理反射、銃撃反射、火炎無効、呪怨無効

●ディアラハン用:シキオウジ
物理無効、銃撃無効、呪怨無効

こいつらに足りない属性の吸収スキルを継承させる! ……と思ったら何故か電撃だけは吸収スキルが無いので、仕方なく反射にしておく。この不公平感はたまらんものがあるな。

スキル枠が空いてるランダには「万能ハイブースタ」も継承させておくことにしよう。
(むしろその枠があるから「漆黒の蛇」用にランダを選んだ)

基本的にそれぞれのスキルを1ターン使ったらすぐにペルソナチェンジするだけの存在なので、レベルや高ステータスはいらないんだけど、「漆黒の蛇」用のランダはダメージを与える必要があるから『魔』ステータスをMAXまで上げておく必要がある。

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と言うワケで出来たのがコイツら。










あとは肝心要なヨシツネを作れば完成だ!(えー

や、今ちょうど5周目を始めたばっかりなんですが、これを思い立った4周目の終盤では【塔】コープが既にMAXだったから、強化合体で狙ったステータスを上げるために、ヨシツネは5周目の序盤で作ろうと決めてたんですよ。

ヨシツネが作り終わったら適度なところで双子に挑もうと思いますので、その時はまた改めて結果をご報告します。
こんにちは。『墨田区で最もメガテン・ペルソナを愛する男』と呼ばれたい俺です。
待ちに待ったけど買ったが最後、今やるべきことが何も出来なくなることがわかっていたので、発売後10日間くらいは我慢してたけど、よくよく考えたら買ったらペルソナ5が一番やるべきことになるだけじゃないかと気づいて、購入→プレイにいたりました。

PS3もPS4も持っていなかったのでPS4を同時購入。あとあまりにもテレビを見なくて未だにブラウン管のテレビデオな人間だったので、HDMIからの入力変換機を買うか、素直にHDMI入力のあるテレビを買うかで悩んだ末に、変換機を買ったら使い物にならなくて結局テレビも買うハメになりました。怪盗団……始める前から俺の財布の金を奪っていきやがった。

と言うワケで現在3周目で春が仲間になったところ。そろそろちゃんと感想を書いてみようかと思います。前作(P4)や前々作(P3)を未プレイでも全く問題なく遊べる仕様ですけど、多くの人がそれらをプレイ済みであると思われるため、要所要所で引き合いに出していこうと思います。

結論から言うと非常に楽しめました。今年は他にRPGをやっていないので比較は出来ませんが、かなり秀逸な出来と言っていいと思います。自信を持ってお勧めできる逸品です。

まずはネタバレ無しで……と思ったけど、もうめんどくさいのでネタバレ全開でいきます。
つかシステムとかについて書いてるブログは山のようにあるので、プレイしながら感じたことをそのまま書くだけの手抜き感想で。ストーリーに関する感想がメインになるので、マジでプレイ前の方は戻るボタンを押してください。































≪オープニング~カモシダ・パレス≫
まずオープニング。カジノから脱走する主人公から始まります。「日本にこんなカジノあるのか?」とか「今回は現実世界でもペルソナ能力を発揮できるのか?」とか、いきなり疑問を投げかけてきてくれました。それら全てが伏線だったとは!

主人公が華麗に逃げ切って……と思ったらガッツリ逮捕された。え、マジ?マジで!?と困惑の嵐。取り調べをしてくる警察は後で訴えたら圧勝するんじゃないかってくらい横暴だし。そして始まる回想シーン。「なるほど、そういうことか」と思いつつも、過去をどんなに素晴らしく過ごしたところで、この取り調べに帰着するのかと思うと、既に気が少し重かった。しかし、全てが伏線だったとは!(2回目)

蒼山一丁目にある高校に転校してきた主人公。転校理由が前科がついたから、ってことだけどその原因が噴飯極まる。あのタチの悪い酔っ払いのオッサンが準ラスボスになるとは思ってなかった俺の洞察力(の無さ)は凄いと思う。
惣治郎さんも最初冷たかったけど「大丈夫。きっと家族になれるよ」と胸の中で上から目線。屋根裏部屋は夏や冬がきつそうだけど、住む環境としてはかなり楽しそうな気がしました。

そして問題は鴨志田。キモいわウザいわムカつくわでもうもうもう。正直こいつがあまりにもクソ人間過ぎて、この後出てくる悪役が可愛く思えましたからね。『改心』させようとすることで廃人化してしまうかも、と悩む主人公達に「やれ! むしろ殺れ!」と心の中で大声援ですよ。志帆が自殺未遂を起こして、鴨志田が主人公達に退学を告げた時はむしろ俺に殺らせろってレベル。

皆のペルソナ覚醒シーンは結構好きです。「我は汝、汝は我……」が無いと始まりませんし、竜司や杏が「いくぜ!」みたいになるところは鳥肌モンでした。あと怒りと共にペルソナに目覚める、ってのは今回のキーポイントですよね。
ちなみに普段からペルソナを呼ぶ時は仮面を外すたびに顔から大出血してるのでしょうか? まぁ「最初なので顔にちょっと貼りついちゃってました」と言うのなら、それでいいです←

最初のダンジョンにしては結構面倒だった印象があるのがカモシダ・パレス。よじ登ったりする箇所に気付かないで、ひたすらパレス内を徘徊した記憶があります。1周目はSPの枯渇に悩まされたこともあり、1周目は1日で潜入ルートを確保出来ませんでした。

1周目はボス戦でモルガナを派遣したけど、2周目では思いつきで杏を派遣したら、鴨志田は杏に注目してるのでバレてしまって派遣に失敗……でも倒せた。派遣は失敗してもいいのかよ!(笑)

言及せずにいられないのはベルベットルームのイゴールさんですよ。田の中さんが亡くなられて、ボイスを使いまわすのかなー、と思ってたら声優さんの完全変更。それに合わせてイゴールのキャラ付けもかなり変わってて、ちょっと寂しかったけどまぁ仕方ないか……なんて思ってた時代が俺にもありました。むしろそう思わせることが狙いだったとは、マジでやられましたよアトラスさん! 全てが伏線だったとは!(3回目)

パレス攻略完了後は期限まで自由行動。まだコープを進められる相手が少ないので、仕方なく(?)竜司の相手をしたり。本気で何もすることがない日はバイトしたりバッティングセンターにいったり。まぁバイトはどうせ後々必要になるから無駄にはならないんですけどね。

≪~マダラメ・パレス≫
祐介の印象は最初あまりよくなかった。「はいはい、杉田さん杉田さん」みたいな。でも噛めば噛むほど味が出る、ってのは正に祐介のことで、今となってはかなり愛着があります。スキルも物理・魔法のバランスがよく、気付けば最後までスタメンでした。

斑目は正直悪人としてはちょっと弱い感じ。その後の皇帝コープでも「根っからの悪人じゃなかった」みたいになってたし、バカ殿は笑ったし。この辺は完全に祐介のお披露目みたいなもんかな、と。個人的にこの章の見どころは超絶重ね着でモデルに挑んだ杏。そう言えば杏のコープが発生した時の冴の取り調べで「演技力のある者が……」とか言ってたけどどう考えてもそれはないです。

冴の取り調べと言えば、コープが発生するたびに回想から取り調べのシーンに戻って、そのコープの相手について問い詰められる場面がありますが、毎回見当違いのことを言ってるのが逆に冴を完全な敵役にしない防波堤になっていたように思います。「バクマン!」で言うところの“シリアスな笑い”ってヤツです。
まぁ主人公の拳銃の腕前について「指導者は?」と問い詰められても「ゲーセンで小学生に」とは言えないわな。

≪~カネシロ・パレス≫
真が正式参戦してくるパレス。世紀末覇者先輩には本当にお世話になりました。後々の話になりますが、進化したペルソナが最終的に身に付ける核熱系単体攻撃スキル『アトミックフレア』を全体攻撃と勘違いして『マハフレイダイン』を消してしまったことは心から反省してるので許してください。

冷静なようで突っ走り系キャラだった真は最初から好感を持てました。バイク型ペルソナは出てきた瞬間燃えましたし。この辺から徐々に竜司と杏がスタメンから二軍落ちしていくことになります。
パレス的にはセキュリティが厳しすぎて、唯一警戒度MAXで帰還せざるを得なくなったパレスです。もう開かない扉とかあってもペルソナで吹っ飛ばそうぜ……。

肝心要な敵キャラである金城はハンパなかったですね、小者感が。
金城を演じていた田中一成さんは昔々「グリーン・グリーン」というゲームで知って、ライブにも何度か行ったことがある声優さんでした。ゲーム自体に思い入れがあったこともあって、非常に印象深い演技をされる方だったのですが、つい先日訃報が……ご冥福をお祈りいたします。

≪~フタバ・パレス≫
この辺から竜司が世間体を気にするちっちゃい人間になっていきます。まぁ普通の高校生なんてそんなもんかなー、と思うのでいいんですけどね。そもそも怪盗団は“最強のボッチ軍団”ではあるものの、根っこの部分は普通の高校生。だからこそ“怪盗”や“正義”と言う言葉に酔っていた部分もあると思いますし、むしろその青臭さがあってこそのペルソナ5だと思います。

そんなこんなで満を持して最強の引きこもり・双葉が登場。世界最強のハッカーであり、認知訶学の第一人者を母親に持つ双葉が、たまたま惣治郎さんの義娘だった……ってのはぶっちゃけ偶然にも程があると思わないでもないです。
今回のペルソナ描写から、おそらくペルソナ能力に目覚めるのに必要な資質は『強い心』くらいで特別なものではないと思われます。極端な話、志帆が鴨志田への怒りからペルソナに目覚めて怪盗団入り……なんてのも可能性としてありえたんじゃないかと。
なので1つの高校にあれだけペルソナ使いがいるのも別におかしな話ではないと認識してますが、双葉の設定だけはちょっとやりすぎ感がありました。まぁ双葉に「サラダ バー!」って言われると全てを許しちゃうんですけどね。とりあえず俺は「別れの挨拶『サラダ バー!』普及委員会」を発足しようと思ってます。

ただでさえ面白可愛い双葉の過去が主人公と同レベルかそれ以上に過酷なものだったので、余計に感情移入しちゃいました。強く生きてくれ双葉……スフィンクス母ちゃんは強すぎだけどな。
あと自分の家を『墓』を認知するのはいいけど、ピラミッドじゃなくてせめてお寺くらいにしてもらえると嬉しかったよ。

そして修学旅行。ハワイとか……って最近の高校では普通なのでしょうか。三島のウザさがどんどんパワーアップしてきてますが、まぁ怪盗団のためにやってくれてると思えば可愛いもんです。キャラ変わりすぎだけど。
祐介まで呼び寄せた(?)んだから、もっと怪盗団メンバーでワイワイ遊びまくる描写が欲しかったなぁ。

ところで校長はどうやって獅童派閥に結びついたんだろう? たまたま怪盗団が最初に現れたっぽい学校の校長と前から関係があった……ってのは無理があるから、怪盗団の出現と同時に怪盗団を特定したかった特捜部長あたりが目を付けた、ってくらいかなー。そうなるとめちゃくちゃ最近(?)の話ってことになるけど。
殺されるほどの悪事を働いてたとも言い難い校長だけど、プレイヤーからすれば裏で繋がってる風味の電話をした時点で死亡フラグが立ってた気がする。

≪~オクムラ・パレス≫
美少女怪盗・春の登場です……が、元々怪盗団メンバーの誰とも知り合いではなく、始業式の校門付近で会ったのと、修学旅行にちょっと出てきただけでいきなり仲間入りされても、ちょっと他の皆と同等の思い入れを持つのは難しい。見た目的には怪盗姿がかなりクリティカルヒット(個人的に)なんですけど、日常における影の薄さはいかんともしがたい。打ち上げ以外でももっと社長令嬢らしいぶっ飛んだ金の使い方を強調するようなイベントとかがあったら話は変わるんだけど「ジャージ姿で屋上菜園やってます」じゃあなぁ。もちろんジャージは嫌いじゃないが。

そんな春だけど、最終的にはスタメンになりました。1周目は器用さが足りなくてコープをMAXに出来なかったものの『ワンショットキル』の威力・クリティカル率は抜群だったし、状態異常攻撃の多い今作では『アムリタシャワー』が大活躍だったし。

モルガナが一時離脱することになった時は、流石の俺もあの竜司にはキレそうになりました。モルガナのことを使えない使えない言うけど、じゃあお前はどうなんだ、と。春を部屋に運んだりなんだりで有耶無耶になったけど、竜司はモルガナに謝れ。いいから謝れ。話はそれからだ。

打ち上げはディズニーランドならぬディスティニーランド。この辺は古きメガテニストもにんまり、って感じですね。あのやたらテンションの高い運試しが思い出されます(真・女神転生の話)。ちなみに実際のディズニーランドを夜に貸し切るには2000万円かかるそうです。オクムラフーズ、頭おかしい。

打ち上げ中に中継されていた記者会見で奥村社長は謎の死を遂げることに。あの死に様はトラウマ必至と思われる春には強く生きてもらいたい。

文化祭。でもほとんど明智君と共闘を決めるだけで、これと言って印象的なイベントは無し。まぁクラスじゃ浮いてる連中ばっかりだし、部活に入ってるワケでもないので、盛り上がりそうな要素がないから仕方ないとは言え、高校生活を描く上でこれはちょっと寂しい。明智君が激辛たこ焼きを食ったくらいじゃ足りないですよ! もっと食え!

≪~ニイジマ・パレス≫
犯人をどうにかするのではなく検事を『改心』させよう、って展開はやや強引さを感じないでもなかったけど、そこは明智の口車に乗らされた(もしくはあえて乗った)ってことか。そしてパレスがカジノだった時の「オープニングはここか!」となったプレイヤーのドキドキ感たるや、と言ったところ。それでも「あれ?でもあの大量の警官とか取り調べはなんだ?」となって、先の展開からは相変わらず目を離せません。

そして問題の明智君。出てきた時から元祖・探偵王子の直斗の足元にも及ばない臭がぷんぷん出したけど、一応仲間になりました。パッケージで仲間面してたのでTV局見学でのパンケーキ発言の時は「こいつももうペルソナ使いなのか」くらいしか感じてませんでした。なので仲間になった時もさほど違和感はなかったのですが、主人公やモルガナが何か怪しげなことを企んでるのはわかったので、モヤモヤっとしたものはありましたね。まさか明智のみならず、プレイヤーまで騙してくれるとは。いいぞ怪盗団!(三島風に)

ところでカジノを仕切ってたゴージャスな女性。貴女どちら様? や、今までのパレスの主は本物の面影があったけど、冴はマジで誰だかわからなかったですよ。双葉の言うところの“できる女オーラ”よ、帰って来い。

そしてそして! ついに回想が現実に追いつくワケですよ。オープニングで感じた違和感も無事解消されました。明智君も、冴も、さらにはプレイヤーまでも騙していたとは! いいぞ怪盗団!(三島風に) まぁ1周目で明智君に撃たれた時は、選択肢をミスってバッドエンドになったかと本気で思いましたけどね。マジで騙された!(嬉しそうな顔で)
ところであれだけの人数の警官をパレスに連れてこられるとか、イセカイナビの有効範囲が広すぎる気がします。渋谷駅周辺で使ったりしたら大量の人間消失事件とかになりそうだし、そもそもあのカジノについては警官達にどう説明したんだろう? まさか後で全員口封じするワケにもいくまいて。

怪盗団が仕掛けたトリックの説明はアトラスさんも苦労したんだろうなぁ。後から得意げに双葉に語らせて補足したりとか、結構苦肉の策だったんじゃないかと思う。でも今までの伏線が全部じゃないにしても一気に回収された感があって爽快でした。
ただ死体の確認もしないで事件を解決したことにする警察とか、ザルにも程があるだろと思わなくもない。

これらの説明を一緒に聞いてた惣治郎さんはどこまで話を理解したのだろうか。若葉から認知訶学の知識をある程度得ていたとしても、それとモルガナとかは完全に別問題だし。そもそも認知訶学だけではパレスの存在までは何とか説明出来ても、その中に入る(イセカイナビ)ことまでは説明出来ないだろうし。
まぁその辺がわからなくても話として受け入れる懐の深さが惣治郎さんの素晴らしさなんでしょう。

そういえば、トリックのために冴のオタカラはあえて持ち出さずにニセモノを持ち出してたけど、結局冴の改心はなされたのだろうか? パレスの消失を確認出来てないし、改心してない可能性が大きい。そうすると、冴についてはオタカラとは関係なく取調べにおける主人公の説得で反省してくれた、ってことになるのかな。

≪~シドウ・パレス≫
ネズミのギミックが非常に面倒だった以外は、特に問題なく進められるパレス。パレスの構造的な難易度としては、下から数えた方が早いかも?

いよいよ精神的ラスボスであるハゲとの戦いです。主人公を無実の罪で前科者にしてくれたお礼もしないといけませんが、でもそのお陰で年下から年上のお姉さんまで九股生活が出来たことを考えると、感謝の気持ちも忘れてはいけません。

シドウ・パレス内での明智君はなかなか見ごたえがありました。声優さんの好演もあって、哀れなキチ○イっぷりがよく出ていたと思います。数年早く主人公と出会っていたら全く違う運命が待っていたかもしれない、と考えるとちょっと切ないですね。いっそここで明智君と手を組んで真4ファイナルばりに「仲間を裏切って皆殺しにする」って選択肢が出てくる展開があっても面白かったかもしれません。俺はやりたくありませんが。

パレスの中で死んだ人はどうなるんだろう? 明智君はあの後行方不明になったみたいですが、それが事実を隠匿された形での行方不明なのか、もしくは本当に消えてしまったが故の行方不明なのかわかりません。獅童が「あいつはどこだ!?」みたいなことを言っていたので後者の可能性が高いですけど、そもそもパレスに入った時の怪盗団は肉体的なものなのか、精神的な存在なのかも実はわかりませんしね。パレスってのは精神世界なワケですから、そこに肉体を伴って入ってるのかどうかがポイントです。

あと明智君の使ってたロキ。あのペルソナを使いたいんですけど……“トリックスター”を連呼するくらいなのに、神話上のトリックスターたるロキを使えないとは。

獅童はまぁどうでもいいや。クソみたいなヤツの周囲には、やっぱりクソみたいな人間が集まるんだな、ってことで。あの側近とか医者とかまとめて改心してやりたい。

≪~最終ダンジョン≫
せっかく獅童をぶっ倒して獅童が己の罪を白状までしたのに、怪盗団は追い詰められたまま。なんてこったい。助かるためには大衆を『改心』させるしか、とメメントス最深部へ。しかしそこで見たのは怠惰な大衆の姿だった……とここからいきなり話がいきなり世界規模に。学校で悪人退治してただけなのに、気付いたら人類の滅亡がかかってたとか勘弁してよ、って思うよね。普通の高校生なら。

メメントスの牢獄には今まで『改心』させた悪党達の姿も。また鴨志田に会うとは思っていなかったので正直イラつきました。やっぱり殺っちゃえばよかった……。

大衆のオタカラにたどり着いてからはもう怒涛の展開です。

【最後のオタカラは人類の願いを叶える『聖杯』だった。 ⇒ 倒そうにも大衆が味方してるので不死身チート状態。 ⇒ やられる。 ⇒ 渋谷がメメントスと融合して地獄絵図に。 ⇒ 消えていく怪盗団。 ⇒ ベルベットルームで目覚める。 ⇒ イゴールが死刑とか言い出した。 ⇒ 死刑に戸惑う双子は記憶を取り戻して合体して真の姿を取り戻す。 ⇒ 実は『聖杯』だったことを言い残して消える偽イゴール。 ⇒ 本物のイゴール復活。 ⇒ 心が折れてる仲間達も主人公の言葉で復活。 ⇒ モルガナはイゴールが『人類の希望』をかき集めて作った存在であることが判明。 ⇒ 最終決戦へ】

怒涛にも程がある。でも今までのイゴールが偽物で、本物が“田の中さんの声”で現れた時は拍手喝采でしたね。心の中じゃなくリアルで。

徐々に認知・認識が変わったのか、異変に気付き始めた一般市民の中、主人公と強く結びついたコープの皆は冷静かつ怪盗団を信じてくれている! つかバレ過ぎだろ主人公! コープがMAXになった相手にはほとんど正体がバレるとか、竜司をはるかに上回る(下回る?)危機管理意識の低さだぞ!

全ての謎が解けて、後は大衆の願いを無視して自分達の信じる正義を貫くのみ……そんなかっこいい怪盗団がいよいよラスボス・統制神ヤルダバオトに臨む! よーし、俺もやるぜ! 2周目なのをいいことに鍛えに鍛えて、育てに育てたとっておきの銃撃系特化リリム!



銃撃に弱いリリムで何故か作り上げた逸品! 強化合体を繰り返した結果500万円くらいかかった逸品! ぶっちゃけこんなのを作ったのはペルソナ50万ユーザーの中でも俺だけだと思ってるイイ女です! ヤルダバオトの腕を攻撃できることに気付かず本体のみを攻撃していたので、毎ターン全ての腕の攻撃をくらいながらヘロヘロになって何とか倒した1周目とは違うぜ! 食らえ! どうみても雷で銃撃に見えないけど銃撃最強の攻撃『至高の魔弾』! くらえ!!  オラァ!!!

<パキーン!>(←反射音)

銃撃反射の腕があって1ターンでゲームオーバーになったのも今となってはいい思い出です。

終盤になるとコープMAX組の見せ場が多くていいですよね。特にラストバトルのラストのラスト、支持率100%になるまでの流れとか、突っ込みどころが多いことなんてぶっ飛ばす熱さでした。言うなればサタナエルは“大衆のペルソナ”で、大衆の力で不死身状態だったヤルダバオトを倒しうるのは大衆の力のみ、ってところかなと。

消えゆくメメントス。消えゆくモルガナ。一見何も変わらないように見える渋谷の街。あんな世界が滅びる寸前だったとは思えないいつも通りの光景。しかし……とスッキリそこで終わらないのはペルソナ5ですね。正直ラストバトルから後がそこそこ長いのは賛否両論ありそうですけど、理不尽な大人の世界に抗う少年少女の戦いを描いてきた今作において、“ペルソナを使わない戦い”を描くのは必然だったのかもしれません。

獅童の罪を立件するためには主人公の証言が必要、と冴。そうすることで獅童をブタ箱にぶち込めるけど、同時に主人公も少年院に行くことになるだろう、とのこと。まぁ正直主人公の証言があったところで状況証拠しかなさそうではありますが。

冴と一緒に出頭しようとした主人公のスマホに、クリスマスイブを共に過ごしたい旨の連絡が続々と。己の生死ばかりか世界の存亡にかかる戦いを終えた直後とは思えない彼女達のハートの強さに完敗。戦いを終えた後に渡そうと思っていたのか、クリスマスプレゼントまで用意していたようです……それ、ヘタすりゃ死亡フラグだから。

そして仲間達に黙って警察に出頭した主人公。そんな主人公を救おうと立ち上がる仲間達。コープランクがMAXになった皆も主人公を助けようと全力で動いてくれました。その結果、2ヶ月程度で無事に釈放されることになった主人公……よかった、本当によかった。皆が頑張ってくれたおかげです。ありがとう。本当にありがとう。
まぁ釈放にこぎつけた要因は【政治家の吉田氏:ジャーナリストの大宅氏:その他】=【6:3:1】くらいだと思いますけど、大切なのは気持ちです。

バレンタインは1周目に杏、2周目に真からもらいましたが、翌日の修羅場シーンで怒り狂ってる面々の中で1人弱々しく泣きそうになってる双葉の姿がハートを鋭くえぐってくれました。3周目は双葉からもらう予定だけど、4周目からは双葉とは友達でいようかな……。

そんなこんなで迎えたのは主人公が実家に帰る日。九股の遠距離恋愛は大変だと思うけど頑張ってね。

……とまぁ主にシナリオで感じたことをツラツラと書いてみました。書きたいことが多すぎて、むしろ後半はダッシュになってしまった感がありますが、おおむねこんな感じです。
以下、上で書ききれなかった点についてもツラツラと。

◆コープについて◆
コープアビリティは凄くよかったですね。戦闘や日常生活に欠かせないアビリティも多く、前作・前々作よりもコープ(コミュ)の重要性がはるかにアップしてます。でも『突然呼び出されてマッサージさせられた挙句、カレーを作りながら他の女のところに出かけて行った主人公を待ち続ける』なんて状況に陥った担任教師の姿を見るのは非常に心苦しかったです。それを言ったら恋人と他の女の相性占いをやらされてる千早も相当悲惨ですが。
コープで一番好きなのは死神・武見先生のシナリオ。死んだと思ってた患者の女の子が生きてるとわかった時は俺も一緒に泣きました。次点移行は太陽・吉田氏、法王・惣治郎さん、刑死者・岩井氏、塔・織田君……と見事に野郎コープが並びます。家族ネタに弱いので惣治郎さんと岩井氏のシナリオが琴線に触れるのは必然。あと全コープシナリオの中でも無駄に力が入ってるように感じられた吉田氏の政治ネタはお子様には難しかったのでは。
一二三さんはレギュラー入りしてもいいポテンシャルを持ってました。あの戦略眼は真の代わりに充分なれたのではないかと。や、別に真がいらん子ってワケではないですが、一二三さんがあの厨二感バリバリなセリフと共にペルソナを呼んで戦ってるシーンを想像したら、かなり胸が熱くなります。
ほとんどのコープで「ある程度ランクが上がったら、障害となる人物をメメントスで改心させる」って流れがあるのは、ワンパターンと言えばワンパターンではあるものの、話を聞いてるだけじゃなくて能動的に主人公が問題を解決してあげることになって好印象でした。

◆戦闘について◆
状態異常攻撃がやたらと強かったことと、攻撃回避率が高かったことが印象として残ってます。あと過去作品にあった属性魔法(エイハ、コウハ、フレイ、サイ)が復活したのは嬉しかったんですが、あちこちで“復活”ではなく“新規追加”扱いされてたのはそれだけ前々作(P3)以降のユーザーが多い証拠でしょうね……ハイハイ、老害老害。
作品全体でスタイリッシュ感に磨きがかかってますが、中でも総攻撃の後のキメポーズはヤバいですね。春なんてティータイムしてますし。ただこれは全体的に言えることですが、演出過多な印象もあります。戦闘で得た経験値やお金、アイテム等は一気に表示して欲しいし、キメポーズもスキップ可能にして欲しかった。

◆キャラクターについて◆
非常に魅力的なキャラクターが溢れてます。加入時期が遅くて1周目では俺の中で空気だった春も、2周目では愛すべきキャラになりました。ただ作品全体が暗い雰囲気で、主要メンバーは基本的に暗い過去を背負ってるため、拭いきれないダークさが各キャラにまとわりついていたように感じます。
そんな彼らが怪盗団として活躍していたのは、一種の逃避行動とも言えそうです。特に主人公は普段無口だけど、鍵付宝箱を開けた後のアクションとか、予告状後にパレスへ入る時の「Show Time!」とか実は一番ノリノリだったのは、前歴(前科?)持ちである自分との乖離を楽しんでいたのかな、なんて思ったり。

竜司は人気なさそうですけど、彼が一番等身大のキャラだったと思います。邪魔者のように扱われていた自分が、世間を騒がせ、更には称賛までされるようになったら、そりゃ浮かれますって。獅童に言われるまでもなくクソガキなんですから。でもそれと彼がイラつくかどうかは別問題で、竜司の勢いが怪盗団の原動力の1つであったことは間違いありません。

杏はメインヒロイン的な扱いになるのかなー、と思ってました。だってオープニングムービーの優遇されっぷりを見てみてください。真と春なんて無意味にアンニュイってる1カットだけですよ。ところが志帆の一件以降は特に見せ場があるワケでもなく、クォーターでモデルという設定もいまいち活かしきれてなかったように感じます。コープも立派な決意が根底にあるのだとしても、結果としては「モデルとして頑張ります」で終わりだし、もうひと頑張り欲しかったなぁ。

祐介は最初好きになれるか不安だったのが嘘みたいなお気に入りに。クールな天然ボケっぷりに何度も笑わせてもらいました。結局彼が描いたまともな絵を見ていないので(斑目にパクられた絵くらい?)、絵描きとしての才能はよくわかりませんが、少なくとも超マイペースっぷりは芸術家肌だな、と。コープについてはどう考えても支援を受けるべきだったと思います。

生徒会長 兼 世紀末覇者先輩・真。優等生を辞める、と言いつつ結局最後まで優等生キャラでした。でもそれでいて抜けたところもあるのが真の魅力でしょう。ペルソナの覚醒シーンの熱さはピカイチで、エキゾーストは胸熱でした。でもよくあの家庭で免許とか取らせてもらえたなー。バイトもしたことないだろうから、家のお金だったろうに。
怪盗団に入った理由が「冴を改心させるため」というのはちと弱い気がしないでもないものの、メンバーの中では将来一番イイ女になりそうなので大好きです。

ある意味チートキャラな双葉ですが、今までのシリーズにはいなかったキャラクター(性格的な意味で)であることもあり、さぞかし人気があることでしょう。俺自身かなりお気に入りのキャラです。上記の通り設定こそやり過ぎの感がありますが、予告状が惣治郎さんに見つかった時にモルガナに何故捨ててないのか問い詰められて「お、思い出……」と泣きそうになってる双葉を見た瞬間俺は全てを許しました。

美少女怪盗にして1周目は完全に空気だった春。やっぱり登場と加入がいきなり過ぎましたねー。前作で序盤からちょいちょい絡んでいた直斗ですら、最後に加入となったせいで存在感が薄かったのに、それ以上の薄さです。なんせ1周目はコープを完全に忘れてたくらいですから。
そんな春ですが、1周目で多少はなじんだのか2周目では結構他のキャラに負けないくらいの思い入れを持つことが出来ました。数少ない銃撃使いとしてスタメンはってましたしね。
父親のグロい死に様が全国ネットで生中継されるとか、メンバーの中でもトップクラスにヤバい経験をしてますが、実にあっさりとその辺を乗り越えていたのは春の強さが故か、はたまたストーリー上の都合か。
婚約者のイラつき度・ムカつき度は俺の中で鴨志田に続いてゲーム内第2位となっております。おめでとう!

◆真エンドとか続編とか◆
ネットではP4の「らっしゃーせー」みたいな真エンドの有無について熱い議論が交わされておりましたが、結論としては“無し”ってことですかね。更なる黒幕とかいなさそうですし。
あとは続編の有無について。個人的にプレイしていて気になったのは、冴の取り調べで審判コープがランクアップしていくのに合わせて、回想である本編(?)で審判コープのランクがそれにリンクしてたのが時系列的におかしいんじゃないか、って点でした。まぁゲームシステム上の都合だろう、と自分を納得させてましたが、この点に加えて杏が「ずっと前から知ってる気がする」みたいなことを言っていた点などから、このゲーム自体が【タイムリープ物】なのでは、と推測されている方がいらっしゃいました。なるほどなー(アイギス風)。仮にそうだとすると誰視点になるのだろう……冴? うーん、それも無理がある気がする。とにかくその辺がはっきりする続編とかあったら面白そうですね。P4Gみたいな追加要素版ではなく、P3Fみたいな続編で。もう音ゲーとか格ゲーは結構です。

◆その他諸々◆
こまめにテレビをチェックしてると、過去作品の登場人物の名前がちらほら出てきたのは、世界観が共通云々みたいな小難しい話ではなく、単なるファンサービスと捉えるのが吉でしょう。女子大生モデルとして活躍しつつアクションヒーローに出てるP3のゆかりは頑張りすぎだと思います。何より嬉しかったのはP2の克哉あにぃの話題が少しだけでも出たことでした。

◆気になったところ◆
ネットで異常に叩かれまくっている竜司の『瞬殺』ですが、竜司が「俺に任せろ!」とか言って戦闘を終わらせるもんだとばかり思っていたので、最初は「戦闘無しでペルソナ仮面剥いでペルソナをゲットできる……なんでだ?」とずっと首をひねっていた鈍い俺です。双葉のオタカラサーチもそうだけど、発動のON/OFFを設定出来るようにして欲しいですね。

夜に行動出来ない時はヘタに部屋の中を動き回れたりしないで、モルガナが一言しゃべるのを聞いてそのまま就寝ブラックアウト……みたいにしてもらえるとテンポがよくなったように思います。毎回モルガナに話しかけてからテーブルに向かって行動可能か確認して就寝、という流れが結構ダルかったです。

あと個人的に一番気になったのは、“ジョブナイル”としながら学園生活の描写が圧倒的に少なかったこと。修学旅行や文化祭と言った行事の流されっぷりは目に余ったし、何よりも部活動が無かったのは致命的でした。まぁ主人公の出自がアレなので仕方ないんでしょうけど、怪盗団以外だと三島しか友達がいない、ってのは寂しすぎる。

まぁ言いたいことを言いまくってきましたが、結論としては素晴らしい作品でした!
「”運”や”流れ”なんてない」と自称デジタル派の方は言う。でも人間として普通に生活してれば「運がいい」って表現は普通に使うんじゃなかろーか。

「人間の生み出した最悪のものは”運”と言う概念だ」なんて超デジタル右翼の方はさておき。

「”運”なんて言葉を聞くとジンマシンが出る」なんて超アナログアレルギーな方もさておき。

「運じゃない。血の滲むような努力によって導かれた、ただそれだけの結果だ」なんて感動ストーリーも今はとりあえず横に置いておく。

んで最近気付いた。

この”運”という言葉を「結果を表現するだけの形容詞的な単語」と見るのがデジタルで、「結果に至った過程、もしくは根拠」と見るのがアナログなのかな、と。

つまり

デジタル 「1万円拾った。運がいい」
アナログ 「運がいいから1万円を拾った」

ってこと。

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麻雀において『オカルト』って言葉を誰が使い出したかは知らないが、否定的なニュアンスがあるので『デジタル』な人が使い出したんだろうなぁ、と思ってる。作為的な印象操作の存在が感じられてあんまり好きな言葉じゃない。片山先生の「牌賊! オカルティ」でネタとして使われてたのが、うっかり市民権を得てしまったのだろうか。その辺の歴史はよく知らない。個人的には以前みたいに『デジタル』の対義語の『アナログ』のままでいいと思う。

元素とかイオンとか陽子とか中性子とか、そんな難しい科学的及び化学的な根拠や原理を全く知らなくても、経験則で人間は凍る水や沸騰するお湯、燃える炎について当たり前のものだと思ってきたし、空気の成分なんて知らなくても関係なく呼吸をしてきてた。

人間は原理を知らなくても存在を認めることができるはずなんだ。テレビ内部の仕組みを全て理解してなくてもテレビを観る事が出来るのと同じで。まぁこれは極論が過ぎるので単なる例え話なんだけど。

俺は現段階において【今の人間がこの世の全ての事象や真理を把握している】なんて思えるほど自信家ではないから、まだまだ人間が言葉や数式で説明できないこと、知らないことが山のようにあると思ってる。

だから経験則なり感覚なりで得たものを「証明できないから」と頭ごなしに否定するのは好きじゃない。具体的には『運』とか『流れ』とかそーゆーもの。

正直な話、『運』とか『流れ』とかを経験則で存在するように思っている人に対して「説明できないから、今は言及しない方がいい」ではなく「バカじゃないの?絶対にそんなのはないよ」と断言出来る理由がわからない。貴方はアカシックレコードに接続してこの世の真理を極めたのか、と聞きたくなる。

とは言うものの麻雀で「運を節約して次局に持ち越し」なんてのは経験則でも何でも本当にそんなことがあって効果があったのかどうか、激しく疑わしい気がしてならない(ノ∀`)