zaka1973の観劇ブログ

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趣味⇒鉄道、路線バス、プラネタリウム、廃墟、観劇(とくにミュージカル レ・ミゼラブルが好き)、さだまさし(最近は、団地、鉄塔、ダム、画廊巡り が追加) 
そのなかで、こちらは観劇の感想を中心としたブログとしています。

つかこうへいさん、有名だけれど、つかこうへいさんの作品見た事がないなぁ。


2025年3月2日(日) マチネ「熱海殺人事件」 ソワレ「メンテカルロイリュージョン」

 



 Xでフォローして居る役者さんなどを見ると、会ったことは無いが、知って居る役者さんと、以前1回会ったことがある役者さんが、おなじ劇場で出演して居るのだが・・・・同じ箱で2作品、それぞれ別に出演と言うことで、今年初の1日2演目を見ることにしました。

で、予約ページを見ると・・・・え?1500円・・・・LINEで友達になれば500円引き・・・・・



その金額に、色々心配になり、何回も見直してしまった。


まぁ、当日は楽しみに、中板橋へと向かい、劇場には、開場の10分前。過去に行ったことがある箱なので、安心していける。

マチネ「熱海殺人事件」




さて、熱海殺人事件は、どちらかというとコメディ作品。殺人事件が題材で、犯人と警察官でのやりとりなんだが、まぁ、現実では、先ず無いだろうと言うことをアップテンポで進んでいく、それが、心地よく、また、アップテンポで付いていくのがやっとで、しまった。別の日も来れば良かったと思うぐらいな作品でした。

原作との変更点もあり、演出で、変っている部分は、全員女性であると言うこと。あとは、今回初見なので、原作と今回の違いは分からないが、とにかく楽しい劇であった。

この回の知って居る役者さんは、「白井恵梨香」さん。


白井さんは、SHOWROOMという配信サービスで、数ヶ月だけ配信して居たことがあり、それで知って居たので、気になり今回行ってみました。
白井さんとは、おなじレミゼファンという共通点もあり、なおさら演技が気になりました。

全体的な演技のバランスは、白井さんをふくめ、他の人も、良い感じで。白井さんのアドリブなのか、稽古の時に、それを言って、台本に入ったのかは、解らないが、レミゼのプリュメ街を一瞬歌ってたところは、なんとなくにんまりしました。
印象に残った部分は、犬山金太郎が海岸で話していたシーンかなぁ。天草との関わり、そこの部分は、切なくもあり、なんとも言えない気分になりました。

ただ、コメディと言うけれど、奥が深く、作品自体も、もっと奥まで踏み込んでみたら、面白そうだっただけに、1回の観劇だけにしてしまったのは、今なお後悔しています。


公演のあとは、演者さんと御挨拶が出来る時間があって、はじめて白井さんとお話しをすることも出来ました。


劇場を一旦あとにして、地図を見ると、近くに公園があるので、そこで、時間を過す(この日は、20℃を超えていた)

ソワレ「モンテカルロイリュージョン」



会場5分前に再び、劇場にもどり、今度は「モンテカルロイリュージョン」

こちらの劇は、別作品ではあるが、犯人と刑事という組み合わせは一緒。まぁ、そういうシリーズなのかもしれないが、登場人物も、演者は違えど、共通して出てくるし。

で、アップテンポなのは一緒だが、木村伝兵衛のキャラは全然違う。ながれも、先ほどの熱海殺人事件と同じような演出があり、一瞬同じようなストーリーで、演出が違うバージョンとも思えてしまうが、全くの別物である。

で、今回、一番びっくりしたのは、知人の桃川あすみさんの演技であった。


桃川あすみさんも、SHOWROOMの配信をきっかけで知り合い、数回作品を見ているが、ふだんは、穏やかな役も多く、配信でも、穏やかな人なのだが、今回の役は、犬山金太郎という犯人?役。

とにかく、登場のシーンの目つきから、普段と違う迫力とオーラが飛び出してきていた。

数日前、桃川あすみさんのXに、ナイーブな投稿があり、演技の事で、色々悩んでいるんだろうなぁと、思っていたのだが、そんなことは、全然感じさせない気迫と演技でした。

なんだろう、他の役者さんも、今まで知合った役者さんもすごい人も多く、演技も好きですごいのだが、今回の桃川あすみさんは、過去にないぐらい、一気に成長している感じが伝わってきて、久々に作品全体では無く、ひとりの役者さんを見入るように見て居ました。

当然作品自体も面白く、今回は、歌を中心に流れて行く感じでした。


一番の印象は、やはり、桃川あすみさんの、演技でした。
知って居るから、ひいきをしているわけでは無く、他の役者さんの演技もバランスがよく、心地よかった。その中でも、今回印象強かったキャラだっただけなのではあるが・・・・


舞台が終わり、こちらでも、演者さんと御挨拶をしました。(桃川さんとは、記念撮影も・・・)






総評としては、久々に楽しめた2作品。本当に演劇って面白いなぁと感じる事ができたし。演劇は数回見ないとやはり解らないものなんだと、痛感した日でもありました。

 あれ、ここで涙がでない。おれ、レミゼを飽きてしまったのかなぁと、心配になった。



 2025年1月14日(火) ソワレ  帝国劇場 ミュージカル「レ・ミゼラブル」



 いよいよこのときが来てしまった。本当はもう少し見たかったのだが、今回のチケット争奪戦はすごく、3勝16敗と過去にない倍率になってしまった。それでも、Twitter(自称X)では、1枚もチケットが取れなかったという人が多いので、3枚手にいれたと言う事は、勝利宣言をしても良いぐらいではあるのだが。


 普段、帝国劇場に行くときは、1時間前には着いているのだが、チケット発券をして居なかったので、近くのセブンイレブンでチケットを発券していたので、少し遅れての到着となった(それでも50分前には入っていたが)
僕がこの劇場に入るのは、これが最後になる。そう思いながらロッカーに荷物を預け、ロビーなどで開演までの時間を過す。 

 

 


今回の座席は、中列(1階補助席)の6番 上手側である。

 さて、開演の時間。普通に始まるのだが、不思議と劇に集中できないと言うか、劇は見ているのだが、ちょっとだけ別のことを何か面散る自分がいる。普段なら、ファンティーヌが死ぬシーンでは、必ず涙を流すのだが、今回はそれも無い。「あれ?ここで涙がでない。 おれ、レミゼを飽きてしまったのかなぁと、心配になった」

結局、第1幕は、涙を流さずに終ってしまった。

まぁ、これはこれで、今までいつも泣いていていたシーンが、はっきり見えて良かったのであるが、レミゼの楽しみ方とは違う気がする。何でだろうと。休憩時間にいつものように、地下二階のトイレで用を済ませ、ロビーや座席でくつろいでいると、あ、この付近の座席、昔、後ろの客がうるさくて集中出来なかったなぁ とか、 初めて来たときはあの付近の席だったかなぁ? バイト先の師匠とも一緒に2階席で旧演出を見たなぁと、いろいろな思い出が頭によぎってくる。

そうか。今日は、レミゼを見に来ている以上に、帝国劇場との別れに来たのだ、だから、心の中は、レミゼより、劇場の思い出の方が強くなり、だから、レミゼに感情移入が完全では無いのかと気がつくのである。





 第2幕が始まり、そこでも、普通で見て居る自分が怖くなる。恵みの雨で、やっと涙が少し出すが、それでも普段とは違う。そう、今日は帝国劇場の空間を楽しんでいるのだ。

 そして、結婚式のシーンのあと、いよいよエピローグ。もう終わり、まだまだこの空間に居たいと言う思いの方が強いのであるが・・・・・

 昔、何かの動画で、レミゼの音域は、神の音域と聞いたことがある。特にエピローグは、それをふんだんに使っている。 ファンティーヌが現れると、いつものレミゼを見て居る感覚になり、号泣に近い涙が出てくる。
今回は、劇もそうだったが、劇場との別れも重なったからなのかもしれないが・・・・

 



 劇は終わり、いよいよ劇場をあとにする。良くも悪くも、カーテンコールの時間が短くなり、今まで間に合わなかった特急に間に合うようになったので、なんとなくそれに合わせて、劇場をあとにしてしまった。まぁ、ロビーで佇んでいても、数分後には外に出なければならないのだが。 駅に向かう途中、ふと劇場をみると、月が輝いていた。



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【プリンシパル別感想】
※感じ方には個人差があり、何十回と見ている劇なので、個人的なイメージもついているので、そこは温かい目で見てください。



●ジャン・バルジャン:飯田洋輔

 たぶん、この人のバルジャンも初めてな気がする。癖もそこまでなく、普通に楽しめるバルジャンでした。ただ、癖が無いぶん、ジャベールが若干癖があるので、そこで違和感が出たかもしれないが。良い感じでした。


●ジャベール:石井一彰

石井さんのジャベールも初めて。今回の演出なのか、ジャベールの歌い方が癖が強い感じがしました。特に、砦で釈放されるシーンは。
ただ、全体的には、ジャベールに合った感じがして、よかったと思います。



●ファンテーヌ:生田絵梨花

ある意味、今回一番見たかったと思ったのは、生田絵梨花さんのファンティーヌ。
コゼットでデビューしてから、エポが1回だけで、いきなりファンティーヌと言う事で、まだ早いような。あと、エポのときには感じなかったが、ファンティーヌとなると、コゼットの部分が残ってしまい違和感が出るのでは無いかと、心配していた。

まぁ、結果。コゼットを引きずることは無かったのだが、全体的なイメージ。「うん、がんばりすぎ」
なんて言うんだろう、歴代のファンティーヌが、ちゃんと母の強さと女性の弱さを、丁度良い加減で演技しているのに対して、強い母のイメージが強すぎるというか、コゼットのイメージを脱却して、ファンティーヌになりきろうと言うその強さの方が、台詞や演技に乗っかってしまっているように感じてしまって、たぶん初めて見たなら、良い演技だねで終ると思う部分が、どうしても気になってしまう。


●エポニーヌ:屋比久知奈

今回3回中2回は、屋比久さんのエポ。 もう安定感で、安心して見れるエポという感じで今回も演技されていました。
ここ数回では、屋比久さんのエポがお気に入りです。


●マリウス:三浦宏規

三浦さんも、前回に続き2回目。3年前の違和感は、前回から無く、今回もマリウスとして、きちんと演技されていました。
3年前に最初に見た違和感は何だったのかと思うぐらいで。


●コゼット:水江萌々子

 今回、3回の観劇中、コゼットはすべて水江さんでした。水江さんのコゼットは大好きで、なんだろう、昔から見ていて、コゼットというのはこんな感じだなぁ。と言うのが、水江さんにはあるんですよ。他の方のコゼットも見てみたかったのですが、3回とも水江さんで良かったとも、思いました。



●テナルディエ:斎藤 司    

なんだろう、3年前に始めて見たときは、すごく演技が良いなぁと思っていたんだが、こんかいは、なんか空回り感があるんですよ。マダムテナルディエとの相性かと思ったのですが、コンビは、3年まえとおなじで、芸人の部分を今回は、生かし切れてない気がしてしまったんですよね。
演出変更などがあって、それで、色々試しているのかもしれませんが・・・・


●マダム・テナルディエ:樹里咲穂

こちらも今回2回目の樹里さんのマダムテナルディエ
前回の感想の通り、すっかり樹里さんのマダムテナルディエが完成して居る感じでした。なので、なおさら、斉藤さんの違和感が出たのかもしれませんが。
ここ近年、マダムテナルディエ=森公美子のイメージが強かったのですが、今回の樹里さんのマダムテナルディエからは、樹里さんのマダムテナルディエもお気に入りになりました。

●アンジョルラス:岩橋大

岩橋さんも、今回2回目のアンジョ。
前回も述べたとおり、声が高めで、わたしが思い描いているアンジョではないのだが、プレビュー公演の時と違って、演技や台詞のやりかたが、少し変って、一気に良くなった感じがしました。声の高さより、演技の方が上回っている感じでした、



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今から36~37年前。
中学生だった僕は、CMで音楽とリトルコゼットの絵を見ながら、このミュージカルが気になり、たまたま母の会社の共済会でチケットが手に入ったので、ミュージカル レ・ミゼラブルと言うのはどういうものか、ワクワクしながら帝国劇場に入りました。

それから記憶にあるだけで36回、ここでレ・ミゼラブルを見ました。でもここで見る劇はこの日が最後でした。


普段は作品に没頭するのだが、今日はそれ以上にここでのレミゼの思い出と共に観劇しました。
今までありがとう、帝国劇場。



僕にミュージカルの楽しさを教えてくれた場所。

「列に入れよ我らの味方に、砦の向こうに憧れの世界、みな聴こえるか、ドラムの響きが、彼ら夢見た明日が来るよ~」


 

隣の人、どうしたんだろう? 少し気になるなぁ。


2024年12月30日(月)帝国劇場 ミュージカル「レ・ミゼラブル」マチネ

 



前回はプレビュー公演で、今回は、本公演になってから、今期初めてのレミゼである。
1時間前に劇場に入り、そして、ロッカーに荷物を預け、そして、ゆっくり時間を過すのが、私流。
今回の座席は1階中列(補助席)の一番上手側。何しろ。チケット争奪戦で、3勝16敗な状態だったから、座席の文句など言えない。とにかくここですら入れれば良い。
何しろ今回、東宝の抽選で、第一志望をあえて、補助席にした。それは、S席やA席など人気があり、補助席を第一志望にする人は少ないので、当選しやすいと思ったからだ。その読みは見事に成功したのだが、一番上手の一番端。死角も多い場所ではあるが、悪いことだけでは無い。出口に近く、トイレが近いわたしには、それだけで安心して見られる。
中列(補助席)は、他の椅子に比べて、座り心地は良くない。だが、コツがあって、あるしせいにすれば、比較的楽に見られるのです。後ろも通路だし、前は、値段が4千円ぐらい違うS席だから、座り心地さえ気にならなければ、お得な席なのである。

 13時になり、いよいよ始まるのだが、隣が空席である。前に述べえたように、今回のチケット争奪戦はすごいものであり、空席というのが考えられない状態。それで隣が空席って、なんか気になってしまった。

 帝国劇場は、場所によって音の聞こえ方が違うので、前回とは違った感覚で楽しめる。実はセンターは、台詞が聞こえにくかったりもするので、今回の場所は、音という面では、バランスが良いところかもしれない。

 さて、劇は始まったが、最初から15分は入場が規制され。仮釈放のシーンが終わりの頃で、入場規制が解除される。そうしたら、係のかたに誘導されて、隣の人が到着。普段の僕なら、遅れて通路を横切られ、ちょっと気分が壊されたと思うのだろうが、今回のは「チケット争奪戦でチケットが手に入ったのに来れないなんて」と思っていたので、隣の人が来て、「あ、この人、来れて良かったね」と普段には無い心境でした。隣の人は、補助席が初めてらしく、座りかたが解らなかったみたいだったが、声を掛けようと思ったときに、係の人が、案内して、事なきを得た感じでした。

 さて、劇本編はと言うと。今回のレミゼは、記憶にあるだけで36回目。その中でも1~2位を争うぐらいの、舞台上の人たちがまとまった、すごく良い舞台でした。
 今回、ひとつ心配していたことがありました。 それは、ファンティーヌ役の、昆夏美さん。以前は、エポニーヌの役で登場していただけに、そのイメージが残らないかというところでした。
 数年前に、上原理生さんが、アンジョからジャベールに変った時に、声質の関係で、ジャベールなのに、アンジョのイメージが重なってしまい、なんとも不思議な感覚になり、その違和感が今回の昆夏美さんの時にも起きないかと思ったからでした。
 結果、心配は無駄に終り、昆夏美さんの、ファンティーヌは、すごかった。ちゃんとファンティーヌをやり遂げている。もちろん声が、変るわけでは無いから、エポの時の昆夏美さんの声と同じなんだけれど、歌い方、演技の仕方が、全く別物に感じるぐらい、ファンティーヌになりきっていたので、安心して、そのあとは没頭できたのである。

ただ、今回不思議なのは、コゼットはおなじ水江さんなのに、プリュメ街のところでは、なぜか泣かなかったんだよね。他の部分ではすごく泣いていたが。

 



さて、途中25分の休憩。トイレのあと、座席に戻り、ゆっくりしていると、お隣さんが戻ってきた、こちらが通路を開けるために立とうと思ったが、それより早くわたしの目の前を横切って座席に座った。
なんとなく、お隣さんに「あ、焦らなくても、言ってくれれば、通路を開けますので」と言ったところから、始まり、「あの場面からでも、間に合って良かったですね」から、今回のチケットの事や、今までのレミゼのことなどに、話が盛上がっていきました。


第2幕が始まり、わたしの好きな恵みの雨のシーン、 今回のエポは、屋比久知奈さん。 この方のエポは、何回か見ていて、恵みの雨も、綺麗なかすれ声(なんか矛盾している表現だが)、わたし好みの恵みの雨に、号泣状態でした。

そのあとも、舞台上の息は全員ぴったり、ここまで心地良い状態は、めったに無い。
舞台は生き物であり、その時の状態で、おなじキャスト、おなじ劇でも、全く違うものに感じてしまう。今回は、本当に今までに無いくらいの呼吸が合っている劇であった。

 劇が終わり、カーテンコールの時、一番最後に、幕が下りる瞬間、肉声でキャストから一斉に「良いお年を」と。これが聴けただけで、この日のチケットが取れてよかったと思うぐらいな状態でした。
カーテンコールが終わり、お隣の人とも 少し会話をして、なんかおなじ舞台でおなじ教官をして居くれる人と話せたことも、すごく、良かったです。

 2024年は、私的には、いろいろあり、大変な年でしたが、その大変さがすべて吹き飛ぶぐらいな時間と空間でした。



【プリンシパル別感想】
※感じ方には個人差があり、何十回と見ている劇なので、個人的なイメージもついているので、そこは温かい目で見てください。

●ジャン・バルジャン:佐藤隆紀

 佐藤さんは、高音域が苦手と本人が言っていたくらいで、苦労されていて、始めての佐藤バルジャンのときには、正直違和感がありました。でも今回のBring Him Home では、すごく高音も出ていて、引き込まれるぐらいに歌もよく、ジャベールとのからみ方もお心地よく素敵な演技でした。


●ジャベール:伊礼彼方

伊礼さんも、癖が強い方の演技なんですが、この癖が、佐藤バルジャンとの呼吸が合って、すごく心地良い。この癖は、バルジャンのからみ方で変ってくるので、今回のバルジャンとの組み合わせは、すごく良かった感じでした。


●ファンテーヌ:昆夏美

今回、昆ちゃんの演技には、脱帽というか、もう、なんと言って良いか、すごい役者だとお改めて思いました。先ほども書いたエポ役からの引きずった違和感も無く、心地良い。
夢破れて の部分は、わたしは今まで知念里奈さんの歌い方が好きだった。全体的に暗い歌なのだが、知念さんは、「夏あの人来て~」のところだけ一瞬明るくなるり、再び険しい歌い方になる。それた、知念さんとは違う形だが、昆ちゃんも、ちゃんとその部分が、一瞬明るくなって、そして、また険しい歌い方に変る。
わたしのイメージ通りのファンティーヌを、まさに演じきった感じである。


●エポニーヌ:屋比久知奈

屋比久さんのエポも何回か見ているので、安心して見れます。特に恵みの雨の歌い方がわたし好み。近年では、昆さんと肩を並べるぐらいエポ=屋比久さんという感じがわたしの中ではしています。


●マリウス:三浦宏規

まえに見たときの三浦さんは、違和感がありましたが、今回は、全然違和感が無く、ちゃんとマリウスになっていました。
逆に前回のマリウスの違和感は、なんだったのかと思うぐらいで。
それくらいマリウスを自分のものにして居ました。


●コゼット:水江萌々子

 前回のときも、良かったのですが、今回は特に良かったあ。コゼットという感じがすごく出ていて。マリウスとのやりとりで感じ方が変るのかもしれないが。
良い感じで、前回と違う感覚でした。


●テナルディエ:六角精児

3年前の六角さんは、正直微妙な感じでした。 それは、たぶん、始めて見たからなのかもしれないが。さらに3年前は、六角さんの体調も悪くいろいろな事情があったみたいですから、なおさらそう感じたのかもしれませんが。
ところが今回の六角精児さんの、演技はすごく良かった。ちゃんと、テナルディエになっている。前回とは、雲泥の差である。本当に素晴らしい。完全にテナルディエをものにした感じで。駒田さんとは違う、良いテナルディエになる感じでした。


●マダム・テナルディエ:樹里咲穂

樹里咲穂さんは、元宝塚の方で、3年前に見た時は、宝塚のお嬢様的なイメージが抜けきれなかった感じだありましたが、今回は、六角精児さんとのコンビも良かったのか、違和感がない状態で、マダムテナルディエを見る事が出来ました。

●アンジョルラス:小林 唯

小林 さんも、たぶん初めての気がする。でも、声質がちょっと高い感じはするが、個人的に良い感じ。むかしは、高い声のアンジョは苦手だったが、最近は高めの声でも慣れてきたのかもしれないが、アンジョなりのかっこよさが、今回良かったのかもしれない。



本当に、素敵な時間で、本当に素敵な劇で、僕は、レ・ミゼラブル のファンで良かったと思えるぐらい素敵なかじかんでした。

しばらく仕事が忙しく、観劇ブログをおやすみしていましたが、今回のレミゼから復活させます(自信は無いけれど)

 

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 2025年12月18日(水)ソワレ 劇場に着いて、座席に座る。今日で、この劇場の普通の座席に座るのは、これが最後かと思いながら座る。

 

 

 

 今回のミュージカル「レ・ミゼラブル」のチケットは本当に取るのが大変だった。なにせ、レ・ミゼラブルの帝国劇場でのラスト公演であり、帝国劇場としても、劇としては、ラスト演目になったからである。 

心の中で、ただでさえレミゼは、チケットが取りにくいのだから、ラスト演目に持ってくるなよと思ったが、俺が担当者だったとしても、まぁ、レミゼ持ってくるよなぁと思う。

 

 と言うことで、今回は、チケット争奪戦 3勝16敗だったわけだが、それでも、Xなどをみると、一枚も取れなかったという人が多く見かけられ、3枚取れただけでありがたいと思ったわけで、いざ、帝国劇場へと向かう。

 

 2025年12月18日(水)プレビュー公演 ソワレ

 

記憶にあるだけで、レミゼを見のは、今回で、35回目であり、そのうち帝国劇場で見のは、34回目である。 この日は、2階A席、 2階席は、旧演出の時はすきだったが、新演出なると、プロジェクションマッピングを使うようになったのと同時に、舞台上の光の演出が、低減してしまい、個人的には、新演出の場合は1階席で見たい気もするが、今回は、先ずは入れないと話にならないわけで、とにかく2階席の自分の席に座る。「この座席に座れるのも、今回が最後かと」思いながら。

 帝国劇場には、あと2回来るのだが、あとの2回は、1階補助席なので、通常の座席で見のが、これが最後になるのです。

 

 さて、開演時間に鳴り、いつもの音楽から始まるのだが、なんだろう、今までに無い感覚で見ていた。というのは、息が合っていないというか、普段出す役者さんの個性が出ていないと言うか・・・・・ まぁ、考えて見たら、初めてお客さんを入れて演技をする訳なので、台本通り、本来の劇なのであろうが、劇は、期間中に演出の人や、役者さんが話し合いながら、どんどん変っていくもの。普段は演出に磨きを重ねたものを見て居るわけで、逆に素の舞台は初めてであるのと同時に、なるほど、プレビュー公演というのは、こういう事かと思ったのである。 

とはいえ、初めてレミゼを見に来る人などは、充分楽しめるレベルであると思うが、まぁ、何十回も来ていると、どうしてもそういうところが気づいてしまうのである。

 

 

 今回も、細かいところの演出変更は、気がついただけでも、10カ所以上合ったわけだが、一番気になるのは、工場に入るシーン。 前と演出というか、切り替わりかたが、一気に変った気がする。これ、記憶違いなのだろうか。  プリュメ街のところは、細かい部分だが、演出が変った。前は、エポとコゼットが少し見つめ合って、何かを話すような仕草があったのだが、今回は、それが無い。 そこの変更点が、ものすごく気になる部分であった。

あと、なんかの心境の変化なのか、前回ぐらいから、プリュメ街の歌で、なぜか涙を流すようになってしまった。

あと、ワン・デイ・モアーの最後の部分、元出演者さんのエピソードを聴いてしまい、それが気になって、旗の部分に目が行くようになってしまった。

 

 レミゼは、途中で、25分の休憩が入る。トイレは混むのだが、チケットの半券をもてば、一旦外に出ることが出来る。わたしは、一旦外に出ていく派なのだが、それだと、劇場に居る特別感が無くなると言う事で、嫌う人も多い。わたしは、トイレで残り時間を気にするより、よほどいいと思うのだが・・・・ で、ちゃんと劇場の雰囲気に戻る方法も、長年通っていただけにあるのです。個人的には、戻るとき、エレベーターで、2階まで行き、ゆっくり、1分ぐらいかけて、大階段を降りていくと、劇場の空気に戻れるのである。

 

ただし、今回は2階席・・・階段を降りると、もう一回登らないといけないわけである。

 

 第2幕の始まり、必ず思うのは、ここは絶対に旧演出の方が良かったなぁと言う事。 旧演出は、スローテンポの民衆の歌の音楽が流れ、スローテンポのすてっぷから、普通のテンポに変る、1分弱の演技が、休憩の空間から劇に入れるところなのに、新演出になってから、それが無い、そこが一番の新演出への不満点である。

 

 あと、気になったのは、結婚式の宴の部分、そこも演出変更がけっこう行われて、違和感があった場所であった。

 

 

全体的に見て、プレビュー公演は、台本通りという感じで、今まで見たことがないレミゼの感覚であったのは、面白い部分であるし、ちゃんと泣けるところは泣けるので、良いんだけれど、ちょっと物足りなさが残るのは、贅沢な悩みなのかもしれない。

 

 約3時間の公演が終り、カーテンコール、ここが一番驚いた部分と言っても過言では無い。普段は、数回出ているのが、今回は、2回だけ。しかも、音楽が流れるのは、1回だけ。

あのカーテンコールの時の手拍子が、拍手から手拍子に変る瞬間、近隣の人との息が合うとすごく気持ちいいのに、それが1回だけなのは、ちょっと寂しい。

まぁ、カーテンコールを何回もやるなと言う人もいるので、こう言う状態になったんだろう。

ただ、今回、このカーテンコールになって、1個だけいい部分もある。 会場を出る時間が早くなり、帰宅する特急に、ギリギリ間に合わなかったのが、間に合うようになったと言うところだけだ。

まぁ、特急に間に合わなくていいから、あの雰囲気を大切にしてほしいと思う部分もおおいにあった。

 

 今期レミゼの1回目の感想はこんなところである。

 

【プリンシパル別感想】

●ジャン・バルジャン:吉原光夫

 

光夫さんのバルジャンは、正直癖が元々ある。初めても光夫さんの劇を見たときは、その違和感の方が強かった。ところが数回見て行くうちにそのくせが心地よくなった感じだったが、今回は、なぜか始めて見たときの違和感があった。

まぁ、プレビュー公演だから、先ずは基本通りというところなのであろうが。

 

 

●ジャベール:石井一彰

 

石井さんのジャベールは、安定して居て心地良い。

癖も少なく、わたしが思い描いているジャベールという感じで

 

 

●ファンテーヌ : 木下晴香

 

 木下さんのファンテーヌは、初めて見るが、声の良いし、演技も良いと思う。夢に破れての部分も、個人的には好きな状態である。

 

●エポニーヌ :ルミーナ

 

 韓国出身の役者さんで、声が通り、ちゃんと台詞が聴こえるし、歌声も良い。

延期も、きちんとしていて良いのだが・・・・・・・・・ここからは本当に個人的なわがままな感想・・・・・・・元気すぎるの、声が。

特に恵みの雨、ちゃんとはかない演技をしているの、声もそうなの、歌い方もそうなの。でも、なんか、元気なの。たぶん、もっとかすれて、歌詞が聴こえるか、聞こえないかのラインが、聴こえるの、はっきり。

恵みの雨は、たぶんレミゼの中で一番好きな部分、だから余計に感じるのかもしれないが、そうなの。 ただ、そのあたりは、回数を重ねていけば、変ってくるだろうと思うから、今後に来たいな役者さんではありました。

 

 

●マリウス:中桐聖弥

 

マリウスに感しては、正直、若い人なら誰でもハマルと思っているので、毎回感想が少なくなりがちなんですが、今回も同じくでして。

中桐聖弥さんのマリウスはたぶん初めて見るのですが、まぁ、普通のマリウスという感じで、安心して見れました。

 

●コゼット:水江萌々子

 

水江萌々子さんのコゼットも始めて見るが、あ、わたしの中の思い描いているコゼットらしいという感じの演技でした。

 

 

●テナルディエ:駒田 一

 

今回、一番違和感があったと言っても過言では無いのは、駒田 一さん。

駒田 一さんのテナルディエは、個人的には、一番好きなんだが、いつものおちゃらけ感というか、何かが足りない感じがすごくしたのよね。

たぶん、普段は、回を数回重ねて、アドリブとかも、自分のものにしている状態で、こちらが見て居るからなのかもしれないが、今回の駒田 一さんは、プレビュー公演と言う事なのか、ちょっとだけ物足りない事が多かった気がします。(たぶん、駒田テナルディエが好きじゃないと、気がつかない領域なのかもしれないが)

 

 

●マダム・テナルディエ:森公美子

 

森公美子さんも、アドリブが乗っていないというか、ちょと、物足りなさがどうしてもありました。まぁ、これがプレビュー公演というものかもしれませんが。

 

 

●アンジョルラス:岩橋 大

 

岩橋 大のアンジョも初めてかなぁ。

アンジョの感想はすごく難しくて、僕の中でのアンジョというのもが、こう言うものだとできあがってしまっているので、どうしても、この声質じゃ無いと思ってしまうのでその点は、申し訳無いと思うのですが、全体的に声が高めで、ちょっとアンジョという感じでは無い声なんですよ。でも、それ以上に演技はよく、心地良い感じでした。

 

 

 

以上、わたし個人の勝手に感じたレミゼでした。

どうしても、何十回と重ねてみているので、自分の中のイメージというのと違う部分に違和感を感じてしまうのは、お許しいただきたい。

 

今回は、仕事が忙しく、日が経ってしまったが、あと2回の感想も、別で書いていきたいと思います。

 

 


    (※途中数本劇を見ていますが、順番を前後して、こちらを先に紹介します)
※一部ネタバレがあります。ご注意ください

 


 このブログを書くときに、私がこの人を知ったのが・・・から、始まる事が多いから、今回は、そこは注意したいと思います。

 私が「花咲こまり」さんを知ったのは、SHOWROOMでの配信だった。ただ、なぜこまりさんの配信に行くようになったかは、実は覚えて居ない。
 8月ぐらいに、配信を復活するというのと、X(Twitter)でフォローしてくれて、この劇に出演されると伺い、今回行くことにしました。

 銀座で用事を済ませ、丸ノ内線で新宿御苑前へ。そこから徒歩5分ぐらいの場所にあるのが、「サンモールスタジオ」である。40分前にチケットを交換。30分前に会場でした。


 今回見た作品は
マリブステージ公演
「桜並木のアパート」
 作・演出:山本夢人
舞台監督・舞台美術:斎藤樹一郎

 

 


 




 19時、開演である。

 舞台は、新婚夫婦の旦那が、東シナ海で救助活動中に消息を絶って、公的捜索が打ち切られ、現地から、今済んでいるアパートに戻るところから始まる。
 3姉妹の末っ子が、新婚夫婦の鈴木良子、あとは、姉の棚橋杏子 棚橋優子 の3人の会話から始まる。そして、姉のひとりが、翌日から民間による捜索になり、お金がかかることから、テレビ局を入れて、報酬を捜索費用に充てたらどうかと、言うことから、テレビ関係者、アパートの住民を巻き込み、ストーリーが進んでいき、このアパートには幽霊が現れると言う話が出てきて、幽霊が登場してくる。
 そして、テレビ局の演出なのか、インチキ除霊師が現れるが、なぜか、遭難して幽霊になった、一彦の声が聞こえ、さらに、アパートの住民や大家さんまで巻き込んでいく物語。

 一瞬コメディ要素が多い気もするが、実はシリアスなシーンが多くて、その中にほどよくコメディー要素が入り、ずっと緊張感が張り詰めることが無く、ほどよい感じで物語を見ることが出来るのが、良かった。

 で、これも毎回書いているが、私は無意味なダンスが入る劇が苦手である。ダンスの意味意を考えてしまい、前半と後半のつなぎが、見えにくく鳴ってしまうからである。だが、今回もこのダンスは意味があり、それが後半への流れにうまくつながる。(あれ?おれ、劇中のダンスの苦手、克服している???)

 先にも述べたが、どちらかというと、シリアスなシーンが多く、ドキドキしながら見る劇である。その中でも今回、この劇が伝えてたい言葉が、だんだんと伝わってくる。そして、なぜか、どこかで感じる空気感。それが不思議であったが、最後の方のシーンで、その謎がわかった気がした。 最後は一彦が見つかるんだが、その見つかる場所が、「長崎県・・・・」そう、私が心の故郷として居る長崎、あの懐かしい空気感、どくとくの空気感、長崎の香りがどこかにあったんだなぁと思いました。

 最後は、この題名に似合う桜の風景で終る。終わり方も心地が良い。とても良い劇であった。

 
 終演後は、演者さんと面会の時間が、わずかながら会ったので、花咲こまりさんともお目にかかれて、充実なひとときを過し、会場をあとにしました。

 いろいろなご縁があって、演劇関係の役者さんも増えてきました。そういう出会いをたいせつに、1作品、1作品、楽しんでみていきたいと思います。

(※途中数本劇を見ていますが、順番を前後して、こちらを先に紹介します)
 

 考えて見たら、ミュージカルが好きとか言いながら、ミュージカルの作品自体は、ほとんど見た事がない事に気がついた。 
 見た作品は、「アニー」を1回 「魔女の宅急便」を1回、 そして「レ・ミゼラブル」を34回。だから、ミュージカルがすきというより、レミゼが好きと言うべきかもしれない。しかも、全部大きな劇場である。

 9月22日、ついに切り捨ててもアラフォーと言えなくなった年齢を迎えた私。誕生日が休みか通院日は、大抵どこかに出かけている事が多い、2015年の時は、静岡県の清水まで出かけて、レミゼを見たぐらいだ。で、今年はどう過そうかなぁと思ったとき。8月に行われた「こえすきLIVE」を見に行ったときに、お話をした、「天満綺実」さんが出演する劇が、この期間行われるので、それを見に行くことにした。

 今回見た作品は
吉岡平追悼公演ガールズハイパーミュージカル
「タイラーF〜フォーエバー」
原作 吉岡平
脚本演出 麻草郁
製作総括 朝倉薫

 小劇場でのミュージカルは初めてなので、楽しみにしていた。特に8月末に、流行病になってしまい、観劇予定が3本見れなかったので、なおさらである。

 新宿駅から、白61系統で、劇場の前のバス停にで下車。バス停の反対側が今回の目的地「シアターブラッツ」である。

 


 開場時間になり、チケットを受け取ると、受付の人から「最後尾列ですが大丈夫ですか?」とお声がけをいただいた。実は観劇は、一番前はすきではないのである。数列後ろの方が、舞台全体を見るのに、視野が広くなるのと、客席の観客の様子も見れるので、劇場全体の空気が見れるからすきなのである。

 



 14時丁度「タイラーF〜フォーエバー」TERRA組公演が始まる。

 舞台は宇宙での話。主人公のライターが映画で復活すると言うことろから、映画撮影のシーンなどから始まる。ただ、物語は、場面展開が早く、最初は、どこがどう繋がって居るか、わからない状態からも、台詞や歌を聴いていると、だんだんと繋がりが解ってきて、最後のほうは、すべてがつながっていく。その感覚は謎解きのように面白い。
 一番印象に残ったのは、ゴザ16世の役を受けた新人役者のニーナに、本物のゴザ16世に書けた言葉であった。

 ちなみに、「天満綺実」は、映画の助監督「イシロー」役。男性の役で、舞台が終ったあとのサイン会の時に、「男の役でしたけれど大丈夫でした?」と聞かれ、もちろん「大丈夫だった」と答えた。実際そうであったから。ただ、女性に見えた部分が無かったわけではない。それは、天満さんの演技が原因では無く、私の思いコミによる物で、それが脳内変化されたからである。

 どういうことかというと、劇が始まる前に、天満さんのブロマイドを購入した、その雰囲気と、衣装の色から、なんとなく、レミゼのエポニーヌを連想してしまった。エポニーヌも、仲間からは、小僧と呼ばれていたから、そういう意味では、間違えで無いのかもしれない。 劇を見ているときに他の劇の印象が入らないように極力しているが、今回は、それがうまく抜けきれなかった気がする。 

 作品の感想に戻るが、全体的には、コメディ要素も多く、楽しめる作品であった。大きな劇場のミュージカルも良いが、小劇場でのミュージカルも良いなぁと思ったのであった。


 今回は、普段の観劇の感想とは違う形で書くと思う。冒頭にいきなりですが、今回は、朗読劇の感想と言うよりは、その場所の全体的な感想になりそうです。

 2023年06月02日(金) 大雨の中、西新井薬師前から電車を乗り継ぎ、着いた場所は、下北沢。目的地は、下北沢小劇場のとなりにある、「おむすびシアターBARシモキタ」
ビルの地下1階に行き、扉を開けると、そこは既に満員状態。それもそのはず、この日は、ここ、おむすびシアターBARシモキタ 1周年の月だそうで、さらに開場は18:30からである。私が会場に着いたのは21時半前。当然の風景である。



 さて、こんな時間について大丈夫なのかというと、今回お邪魔した おむすびシアターBARシモキタで行われている『Reading&Music LIVE』は、途中の入退場が可能で、営業時間の18時30分から23時30分の間に、朗読劇と歌のライブが3回、全部違う内容で行われるとのこと。6月2日、3日に劇のお誘いがものすごく集中して、さらに、この日は時間まで集中してしまうと言う状態。どうするか迷っていたが、こちらの『Reading&Music LIVE』は、数回お誘いを受けていただけに前から気になって行きたかった場所。時刻表をにらめっこしながら、最後のステージなら間に合うと思い、今回は無理して行くことにしました。

  私が着いた時間に、お帰りになる方お多く、そのタイミングと重なったのもあり、すこししてから、席に通されました。偶然にも隣の席は、鉄道ライターの土屋さんで、1年以上ご無沙汰して居たので、御挨拶と、演劇などについて、適度に話す。(なぜか、土屋さんとは鉄道の話をしないんだよねぇ)

 おむすびシアターBARシモキタ は、BAR と名のっているとおり、食事や飲み物を飲みながら、ゆっくり過しながら、音楽や朗読を楽しむというスタイルらしい。その代わり、各ステージがおわると、ワンドリンク以上の注文をして欲しいとのことです。

 しばらくは、今回お誘いをいただいた 俳優の「谷口礼子」をはじめ、隣席の土屋さんや、お店の人と話しながら、和気藹々とすごします。で、料理を頼んで、届いたところで3rdステージが始まるタイミング・・・・・ドリンクならともかく、食事は・・・でも、食べないと冷めちゃうし、 こそーり食べながら 朗読劇を楽しみました。

 演者は、今回お誘いいただいた「谷口礼子」さんをはじめ、「浅田光」さん、「関口ふで」さんの3人

 さすがベテラン、普段と違う環境でも、普通にこなしていく姿は、印象的でした。あ、ここでも、完全な牢毒と言うより、少し動きはありました。

 朗読劇で印象的だったのは、反対の性格男女が、女性が男性の嫌なところを言っていきながら、話が進んでいくんだが、その男性の性格が、なんか、自分に重なる部分があって、自分も気をつけないとと思いました。


 朗読劇とライブが終り、そろそろ終電の時間というのもあり、演者さん達とお話しと御挨拶をしました。



 今回お誘いを受けた「谷口礼子」さんを初めて知ったのは、旅と鉄道という雑誌で飯田線の秘境駅の特集でその時の旅人が谷口さんでした。それから、ローカル鉄道演劇をはじめ、谷口さんの劇を見るようになり、お誘いもいただけるようになりました。 「浅田光」さんは、どちらかでお見かけしたことがあるはずなんですが、いまだに思い出せず、浅田さん本人も、「どこかでお見かけしましたよね?」という状態で。お互い見かけた記憶があるのだが、思い出せない状況でした。 そして、「関口ふで」さんは、昨年末に ふでの会プロデュース『しんしゃく源氏物語』 (https://ameblo.jp/zaka1973/entry-12779594516.html)で主宰をされていた方で、源氏物語の時は、ちょっとした悪役だったので、そのイメージがあったので、初めてお話しした時は、ちょっと緊張しましたが。実際に話すと、すごい気さくな方で(当たり前ですよね)楽しくお話しをしました。

(お願いして、谷口礼子さんと関口ふでさんと記念撮影を)

  23時頃、会場をあとにして、下北沢駅までは、風が強く、傘が差せない状態。ただ、雨が小康状態だったので、急いで駅へ。駅で土屋さん、谷口さん、関口さんとお別れして、台風の時になぜか定時ではしる小田急線に乗って、町田からの最終バスで帰宅しました。

 ちょっと無理をして居どうしたが、どちらも行ってよかったと思いました。


 2023年6月2日 金曜日。この日は台風の接近で大雨であった。そんな中、中井駅で地下鉄から乗り換え、新井薬師前に足を向けて歩いていると、中井駅前の妙正寺川は濁流となって、流れている。

 

 

 

 

 

そんな風景を見ながら、現地にたどり着いた。開場の「中野シアターかざあな」は地下にあるのだが、入口の狭い階段は、雨が入り込むが傘が差せない状態。

 

 

 


なんとか開場について、そのときを待つ。

 今回見たのは、朗読劇で、朗読劇を見るのは、人生で4回目か5回目ぐらい。意外と少ない。普通の劇よりは動きなどが無いぶん、声や、表情ですべてを表現するわけだから、これはこれで意外と楽しい物である。

 現地に着いた時点では、知って居る役者さんは1人(後日もう一人知って居る人が居ると判明)。その人は、配信サービス「SHOWROOM」で配信をされていて、それがきっかけで、今回足を運ぶ事になった。(後日知った人も、SHOWROOMでの配信者。)

 19時にいよいよ開演。その世界が始まる。
 今回見た作品は    朗読劇【After the rain blossom】 

 


お嬢様学校「桜庭女学院」その理事長と、桜庭家の守り神的存在桜子の会話から始まる。
そのあと学園の風景に変り、理事長の孫「桜庭うずね」とその同級生の会話とシーンが変り、そして、桜庭家の秘密の世界に巻き込まれていくという物。
ストーリーの雰囲気で言えば、小説で例えるなら、スニーカーズ文庫(今でもあるのか?)的な内容かも知れない。

 朗読劇というと、座って話すイメージが強かったが、今回は、立ちながら、シーンによって、立ち位置が変るので、朗読劇からちょっとだけ普通の劇に近い形になっている印象でした。

 ドラマCDが発売して居る( https://vicoround.official.ec/ )状態なので、ネタバレは控える発言になりますが、桜子の心のゆがみ、 理事長の金と権力に溺れてしまった結果。 そして、うずねの人を許すやさしさが、心地良い具合に、混ざり合って良かった。あと、今回の役者さんは、声優を目指している人が多いので、声は聞きやすくわかりやすいが、伝わる力が、ほんの少し足りない気もしました。(声に魂を載せきれていないと言うのが正しいかなぁ)
 全体的には、良い作品で、良い劇だと思っています。

 約1時間の朗読劇は終わり、「咲麗あやめ」役の菅野茉由さんのチェキを受け取るときに、少しお話をして、開場をあとにしました。

 その翌々日、Twitterを見たら桜子役の「英真有」さん、普段フルネームで聞いていなかったので、そのときは気がつかなかったが、私が知って居る人で、配信でもお邪魔した人でした。気がついていたら、話す機会があっただけに残念でした。



 

今回の劇を語る前に、まず「MONA」の説明をしないといけない。
MONA( https://mona.style/pc/ )は大阪や名古屋を中心に配布されているファッションテイクフリー雑誌であり、その雑誌に載っているモデルさんを、MONAモデルと呼ぶ。
MONAモデルさんは当然MONAに所属している。
そのMONAモデルさんの中でも、モデルのほかにアーティストとして、そして、演劇の役者として活躍をする人も居る。今回の観劇は、MONAモデルさんが演者で公演を行う劇である。
ちなみに、私がMONAと知合ったのは、ネット配信ツール、SHOWROOMで、MONAに所属しているモデルさんが配信して居てそれを見るようになってからである。



2023年5月13日(土)
3月・4月とすごく忙しい日々を送っていて、それを取り返すようにこの日は動いていた。
朝10時から「すずめの戸締まり~終演記念~」を映画館で見て、

 

 

そのあと銀座の奥野ビルで画廊めぐり。

 

 

 

そして、池袋に着き、ふと目に入った写真展を見学して、今回の目的地、池袋「BIG TREE THEATER」に開場の10分前に着く。

 


知って居る劇場なら、開演45分前に行くのが通例なのだが、初めての劇場、そして、今回は、先ほどの説明通りで、客層も普段とは違う、なので、いつもより早めの行動を行っていた。


開場して、リーフレット、MONA11号などをもらい、劇場内に入る。劇場、小劇場としては大きめの劇場であるが、座席サイズとかを見ると、やはり小劇場の部類になるのかもしれない。どの付近の座席にするか悩んでいたら、ふと、上手中段当たりに、柱の関係で、1席だけの部分があった。座ってみても影になる部分はほとんど無く、横は壁で寄りかかれるし、通路も隣、気兼ねなく見ることができる環境でなので、この席に決めて観劇をすることにする。


元々前の方より、舞台全体と、お客さんの雰囲気もなんとなくわかる、中列付近が心地いいの性格なので・・・・

 




今回見た観劇は
劇団MONA公演
原作:シェイクスピア
脚本:ケバブ大吾
監督:RYO
舞台「ロミオ&ジュリエット」(東京公演)
2023年5月13日(土)18時開演Aチーム ソワレ(夜公演) 

https://mona.style/actor/romeo_juliet//

 

 

 



大阪で活動が多い、劇団MONA、数回大阪まで見に行くことも考えたが、残念ながら、流行病の影響などで、延期などがあり、行けずじまいになっていた劇だけに、楽しみである

開演20分ぐらい前から、出演する演者から4名前説として登場する。
今回の劇は、前説、休憩中、公演後の舞台挨拶の撮影は可能とのこと、当然劇中での撮影は禁止である。

 


前説が終ると、いよいよ開演である。劇が始まると、なんだろう、普段と見る劇と違う。何というか、うまく言えないけれど、舞台上の空気感が普段と違うのである、これは決して悪い意味では無く、何かが違う。瞬時に普段と違う部分は、声の出し方が普段見に行く劇と違う感じがするのだが、演者さんの中には、学生時代から演劇経験者の方も居て、その人の声は、演劇の声の出し方だから、それが混ざったぐらいでは、空気感が違うわけでな無いが、5ヶ月ぶりの観劇のためか、劇場に来るまでにいろいろな心境をめまぐるしく変えていたので、演劇のモードになっていないのか、それはわからないが、先ず感じたのはそこであった。

ストーリーは、シェイクスピアのロミオとジュリエットに基本あわせてあるが、世界は2320年の未来の世界。AIと人間が戦争を起こして、50年後の話で、モダンキュー国(人間ロミオ側)とキャピュレット国(AIジュミレット側)は戦後、仲が悪い状態が続いていた。
ところがあるとき、キャピュレット国でのパーティでモダンキュー国の人間も呼ばれ、そこでロミオとジュリエットが出会う。
未来的空間だが、舞台セットや、雰囲気は中世に近い雰囲気でこれはこれで面白い。だが、始まっている時からの感覚がそれでも無い、では何の空気感が違うのかがわからず、それを引きずりながら、見て居ました。

この劇の演者さんは、モデルや本職をこなしながら劇をやっている人も居る、だから、劇を見るまでは、どこまで演技が出来きるのか?と言う気持ちがあったのも事実。だが、演技は普通であった。
いろいろな劇を見ていると、帝国劇場から、学生が作った劇まで見ている、だから、演技の評価というのは同じ定規で定めるものでは無いとは思っている。だから、先ほど普通とは書いたが、それは人それぞれの感じ方で、曖昧ではあるが、言いたいことは、演技の良し悪しでの空気感ではないと言うことだ。
敵対国を題材にすれば、争い毎も起きる。なので、殺陣の演技も出てくる、動きは迫力があり、いろいろな工夫もみえて、面白い。

さて、前半と後半の間には、15分の休憩があった。そのとき普段はトイレなどに行くのだが、これも初めての経験で、舞台に上がって、セットなどを撮影が許されたのである。先ず舞台上で舞台セットを撮影して良いというのは、初めての経験である。箱の関係で、(物販が舞台上になるのは、何回も経験しているが)
このサービスは、主催者側さんが、どこまでお客さんを信頼してくれているかの表れかもしれない。舞台セットは、劇の命的な部分でもあるわけだから。

 

 



後半は、流れが変る。前半は笑える部分も多かったが、後半は両国の関係は悪くなり、戦いのシーンも増えてくる。
後半の真ん中付近までは、実はそこまで感情移入しないで、普通に見る事が出来ていた。それはたぶん、シェイクスピアのロミオとジュリエットの物語はおおかた知っていから、視野を広く、落着いて見られたのかもしれない。
 だが、国外追放となっていたロミオと別の人と結婚を強制的にさせられるジュリエット・二人を幸せにさせるためにローレンス博士が考える付近から、気がつくと舞台にのめり込んでいた。
ロミオとロミオの父との対立しながらも、ロミオを最後まで応援して居た父の心。
二人をなんとか幸せにしようとするローレンス博士
策士で、キャピュレット国の国王を狙おうとして居たのに、最後は、ジュリエットのために動くAIの執事。
その矛盾と切なさが、すごく伝わってきて、自然と涙が出てくる。

 そして、いよいよクライマックス。 ジュリエットが死んだと勘違いしたロミオ、原作では、ジュリエットを見て自殺したロミオ、そのロミオを見たジュリエットが自殺する流れだった気がしたが、この劇の演出では、ロミオが毒を飲んだところで、ジュリエットが目覚める(AIなので、休止タイマーが切れる)。で、ロミオとジュリエットは最後に話をして、ロミオが亡くなり、そのあとジュリエットがあとを追う演出は、個人的にはよかったと思いました。

二人が亡くなり、最後は、もう争ってどうする、これからは両国はお互い良い方向にしようと最後は、モダンキュー国とキャピュレット国の国王が、手をつなぐ瞬間、一気に震えが来たのと。
前半、感情移入出来ていなかった部分がすべて思いかいされ、それが一斉に流れて、この劇が伝えたいこと、冷静に見て居た部分の感動がすべて目の前に映る感覚、すべての感情が一瞬に心に突き刺さる。こんな不思議な経験は初めてである。

そして、カーテンコールの部分になると、もう普段見る劇場での劇の空気感になっているから驚きである。では最初に感じていた、今までに無い空気感は何だったのだろう。帰宅中に冷静に考えてみてあることに気がついたことがあった。
この演者さんは、モデルをしながら役者もやる。ランウェイを歩く舞台、演技をする舞台、それぞれ違う部分はあるが、舞台上で表現するのは一緒だが、そのときに出すオーラは当然変ってくる。前半部分の空気感が普通の劇と違う感覚だったのは、たぶん、演者さんも気がついていない、モデルとしてのオーラと役者としてのオーラが混ざり合っている空間だから、普段と違う感覚だったのだと、自分で勝手に納得をしました。

カーテンコールののあと、Aチームは千穐楽と言うこともあり、演者さんの挨拶も涙がみられる。ただ、挨拶時も撮影がOKだったので、シャッター音が気になる点は、ちょっとだけ残念な気がしました。このサービスは悪くは無いのだが、シャッター音で挨拶がかき消される部分も多少あったので、カーテンコールの撮影は、NGにして、その代わり、挨拶のあとに1分ぐらいの撮影時間をつくって、そのあと礼をしてはける感じでも良いのかなぁ?と個人的に感じました。

 

 

 



全体的な総称としては、素晴らしい劇で、演者さんが伝えたいことも伝わってくる素敵な劇でした。ただ、今まで感じたことが無い劇でもあり、それに戸惑いながらもみるのも楽しい劇でした。

言い忘れていたが、後ろに教会の窓が現れるのだが、シーンによって、あかりの強弱をつけて、その窓がぼやけて見えたり、くっきり見えたりするのはよかったと思います。

21時すぎに劇場をあとにして、土休日ダイヤだったので、最終バスを気にしながらも、余韻にしたりながら、帰宅しました。

(余韻に浸りたいので、奮発して特急で帰りました。)

 


やはり、演劇はいいねぇ。


演者の皆様、スタッフの皆様。素敵な劇をありがとうございました。

(観劇の感想、感じ方には、個人差があります)

2022年12月09日(金)観劇      ふでの会プロデュース『しんしゃく源氏物語』


 源氏物語、当然名前は聞いたことがある。だが、いざ源氏物語とはどんな作品なのかと、問われると、光源氏が浮気しまくってとか・・・・ そのくらいの今年か出てこない。同じ時代に作られた、枕草子は、たまたまNHK漫画で読む枕草子という番組を見ていたので、なんとなく覚えて居るが、源氏物語に対しては、本当にそのくらいしか知識が無いのだ。 そんな中、今回出演される「谷口礼子」さんから、舞台のご案内をいただき、歴史や古文の疎いので、不安もあったが、いろいろあって、丁度平安時代のことを少し調べていたときだったので、思いきって行ってみることにしました。

 当日は、朝から、日比谷で映画を見て、自分の配信の取材をしに流山まで行って、それから中野に行くと言う結構なハードスケジュールで、会場の到着。19時舞台は始まった。

 



 紫式部の登場から、今回の話は、源氏物語でもそのなかの 第6帖 末摘花(すえつむはな)のお話しであると言う説明から始まる。

 簡単なあらすじは、故常陸宮の娘「末摘花」が光源氏と共にした後、常陸宮が無き後のお家のお話し。末摘花は、源氏が戻ってくるのをひたすら待ち続け、さらに、常陸宮様が無き後、家は貧しくなり、荒れていく。そんな中、叔母が今のうちに家を整理すれば都持ちかけられたり、左近、右近には逃げられたりと屋敷はさらに寂れていくが、末摘花は父の思い出が詰まった屋敷はそのままにしたい、そしてなにより、源氏が戻ってきてくれると信じて待っている。

 最後には、宰相にまで、屋敷から出て行き、残る少将の本音が漏れる。だが、最後には、源氏が「末摘花」のところに寄るところからみんなが戻り、物語は終る。

 まぁ、こんなあらすじでは、何が何だかと言う感じになってしまうだろうが、この物語をみて思ったのは、人間とお金の関係での心の醜さ、そして、末摘花さんの純水な心が入り交じって、古文とか、源氏物語を知らなくても面白い構成になっていました。
 しんしゃくに、しんしゃくを重ねてある部分もあり、現代にあわせた演出、(例えばスマホが出てくるとか)そういうところも世界観に入りやすかった劇でした。

 平安時代とか、古文などを題材にした舞台は、今まで見て居なかったから、今回みて、思っていた以上に面白かったから、今後はこう言う舞台観劇にも、幅を広げようかなぁ。と思いました。