2023年6月2日  朗読劇【After the rain blossom】 | zaka1973の観劇ブログ

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そのなかで、こちらは観劇の感想を中心としたブログとしています。


 2023年6月2日 金曜日。この日は台風の接近で大雨であった。そんな中、中井駅で地下鉄から乗り換え、新井薬師前に足を向けて歩いていると、中井駅前の妙正寺川は濁流となって、流れている。

 

 

 

 

 

そんな風景を見ながら、現地にたどり着いた。開場の「中野シアターかざあな」は地下にあるのだが、入口の狭い階段は、雨が入り込むが傘が差せない状態。

 

 

 


なんとか開場について、そのときを待つ。

 今回見たのは、朗読劇で、朗読劇を見るのは、人生で4回目か5回目ぐらい。意外と少ない。普通の劇よりは動きなどが無いぶん、声や、表情ですべてを表現するわけだから、これはこれで意外と楽しい物である。

 現地に着いた時点では、知って居る役者さんは1人(後日もう一人知って居る人が居ると判明)。その人は、配信サービス「SHOWROOM」で配信をされていて、それがきっかけで、今回足を運ぶ事になった。(後日知った人も、SHOWROOMでの配信者。)

 19時にいよいよ開演。その世界が始まる。
 今回見た作品は    朗読劇【After the rain blossom】 

 


お嬢様学校「桜庭女学院」その理事長と、桜庭家の守り神的存在桜子の会話から始まる。
そのあと学園の風景に変り、理事長の孫「桜庭うずね」とその同級生の会話とシーンが変り、そして、桜庭家の秘密の世界に巻き込まれていくという物。
ストーリーの雰囲気で言えば、小説で例えるなら、スニーカーズ文庫(今でもあるのか?)的な内容かも知れない。

 朗読劇というと、座って話すイメージが強かったが、今回は、立ちながら、シーンによって、立ち位置が変るので、朗読劇からちょっとだけ普通の劇に近い形になっている印象でした。

 ドラマCDが発売して居る( https://vicoround.official.ec/ )状態なので、ネタバレは控える発言になりますが、桜子の心のゆがみ、 理事長の金と権力に溺れてしまった結果。 そして、うずねの人を許すやさしさが、心地良い具合に、混ざり合って良かった。あと、今回の役者さんは、声優を目指している人が多いので、声は聞きやすくわかりやすいが、伝わる力が、ほんの少し足りない気もしました。(声に魂を載せきれていないと言うのが正しいかなぁ)
 全体的には、良い作品で、良い劇だと思っています。

 約1時間の朗読劇は終わり、「咲麗あやめ」役の菅野茉由さんのチェキを受け取るときに、少しお話をして、開場をあとにしました。

 その翌々日、Twitterを見たら桜子役の「英真有」さん、普段フルネームで聞いていなかったので、そのときは気がつかなかったが、私が知って居る人で、配信でもお邪魔した人でした。気がついていたら、話す機会があっただけに残念でした。