アーノルド・シュワルツェネッガー主演の"Terminator 2: Judgement Day"(オリジナル英語版+日本語字幕):
戸田奈津子さんの日本語字幕は酷い!、の第二弾です。ま、読み比べてみてください。
*戸田さんの字幕の問題は、オリジナルの英語の台詞で言ってもいないことを創作してしまうところだと僕は考えています。(昨夜の第一弾よりはマシですが、おいおいという字幕がたくさん出てきます)( ;  ; )

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ここは、ジョンが母親のセイラの理不尽な叱責に涙を流す場面です。

日本語字幕は文字制限があるので、情報をカットしなければいけないのですが….、"Stupid"(バカ)を「無茶」と訳してしまったり、「一人で大丈夫」より遥かに重要な「あなたの助けなんかいらない!」という台詞を訳出しないと、何故ジョンが涙を流したのかわからなくなるので、まったく意味がないと僕は思うのです。

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"Come with me if you want to live."(死にたくなければ、俺と一緒に来い)という有名な決め台詞です。

後半の二つの写真は前作である「ターミネーター」(第1作)のです。

この第1作では文字制限の関係から字幕翻訳者の第一人者だった岡枝慎二さんは、泣く泣く「死にたくなければ」をカットした訳ですが、第2作の字幕を担当した戸田さんは英語の台詞にもない字幕(おれは味方だ)を完全に創作してしまいました。(これでは、字幕の意味をなしません)( ;  ; )

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「あの女(あま)。ねえ、みんな落ち着こう」と言っています。
*「 先生が人質に」はオリジナルの英語にはまったくありません。(@_@)

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これはリンダ・ハミルトンではなく、アーノルド・シュワルツェネッガーの台詞です。

ここは文字制限があるところを上手く要約していて、この映画の中ではよく出来ている字幕だと思います。(でも、他が作り過ぎていて、酷すぎるので…)