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ありがとうございます
自分らしく・ありのままが
幸せ親子への第一歩♡
ナチュMama
和田沙也香(わださやか)です!
もと小学校教員、2児の母
滋賀県甲賀市を中心に
アドラー心理学・勇気づけ子育て講師
として活動しています。
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勇気づけの言葉がけ③
「あたりまえ」に注目する!
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子どもに言葉をかけるときに
どこに注目すればいいの?
ということで
前回から
・できていることに注目
・プロセス(過程)に注目
を紹介してきました!
この2つも
もちろん大事だけれども
一番大切なことは…
「あたりまえ」に注目すること!
ということをお話しします。
高校生を対象にした
ある調査(※)によると
「わたしは価値のある人間だと思う」に
「全くそうだ」と答えた割合は
わずか9.6%だそうです。
「まあそうだ」を
含めても35.3%
(7年前よりかはよくなっている
みたいだけれども!)
※財団法人 日本青少年研究所
わお、日本人って
めっちゃ自尊感情が低い…
実際、
小学校で
高学年を受け持ったときの話です。
「自分の好きなところを書きましょう」
(よく道徳の授業であるのー)
という活動になると
決まって子どもたちの
鉛筆の手が
ぴったりと止まります…
そして、
「先生!何書いていいか分からない!」の
連発
「みんなには
いいところたくさんあるやんかー!」
と、言いながら
実は
わたし自身が
自分のことを好きになれない、、
これでいいのかな!?
いや、ダメな気がする、、、
でも、
自己肯定感が
低いことはよくない!
とはわかるけど、
じゃあ
何を
どうすればいいの!?
と、
長い間
モヤモヤしていました
それからしばらくたって
わたしは
「勇気づけ」の子育て
というものを学ぶ中で、
何かが
特別にできたとき
ではなく
「あたりまえ」に
できていることを
認めること
で自己肯定感が
高まることを知りました
そこから、
反復練習をするように
「あたりまえ」に
注目するように心がけました。
・朝、おはようと言った
・布団から出てきた
・朝ご飯を残さず食べた
・トイレに行った
・よく噛んで食べた
・学校へ行った…… など
時間はかかりますが、
意識していると
今、生きてここにいるだけで
自分も子どもも
尊い存在なんだなあ、、と
思えるようになってきました💕
アドラーは次のような
言葉を残しています。
“人の行動の95%は正しい行動である。
しかし私達は「当たり前だから」と
それを無視してしまう。
わずか5%しかない
負の行動に着目してはいけない。”
さんまさんの話で
良く出てくるけど、
生きてるだけで
まる儲けなんですよ!
きっと
そこに気づけた人は強い
一生懸命、
毎日がんばる
子どもたち
お家の人たち
先生たちが
少しでも肩の力を抜いて
心を楽に生きていけますように、、
特別なことができないと
価値がないのではない!
「あたりまえ」に目を向ければ
みんな誰もが
かけがえのない大切な存在
今週も、お疲れさまでした
ゆっくり休んで
よき休日を