「本当は断りたい」
「もっと自分らしく働きたい」
「今の働き方を変えたほうがいい」
頭では、ちゃんとわかっている。
それなのに、
なぜか行動できない。
そんなことはありませんか?
「わかっているのにできない」のは
意志が弱いから?
たとえば、
「嫌われたくない」
「迷惑をかけてはいけない」
「ちゃんとしなきゃ」
「期待に応えなきゃ」
「私が我慢すればいい」
「失敗したらダメ」
こんな思いがありませんか?
すると、
「断りたい」
と思っていても、
「でも、断ったら嫌われるかも……」
と考えてしまう。
「もっと自分らしく働きたい」
と思っていても
「今の場所を離れるなんて無理」
と、足が止まってしまう。
こうしたとき、
「私って意志が弱い」
「行動力がない」
「結局、変われない」
と自分を責めてしまいがちです。
でも、もしかしたら、
あなたの意志が弱いのではなく、
心の奥に「ブレーキ」があるのかもしれません。
心のブレーキは、これまでの経験からつくられる
このブレーキは、
「性格だから」
と簡単に片づけられるものではありません。
これまでの経験や体験、人との関わりの中で
「こうしたほうが安全」
「こうしていれば嫌われない」
「こうしていれば認めてもらえる」
と学んできたことが
自分の考え方や行動のクセになっていることがあります。
たとえば、
「人に迷惑をかけないようにする」
↓
「自分より人を優先する」
↓
「断れなくなる」
↓
「無理をして疲れる」
というパターンです。
本人にとっては、
それまで自分を守るために
必要だった方法なのかもしれません。
だから、
「そんな考え方やめればいい」
と簡単には変えられないことがあります。
「自分を変える」より「自分を理解する」
だからこそ、
「もっと強くならなきゃ」
「もっと自信を持たなきゃ」
「ちゃんと断れる人にならなきゃ」
と、自分を無理に変えようとするより
まずは、
「なぜ私は、ここでブレーキがかかるんだろう?」
と、自分を理解してみること。
「嫌われるのが怖いんだな」
「失敗するのが怖いんだな」
「期待に応えられない自分が怖いんだな」
と気づいていく。
それだけでも、自分との関係が少し変わってきます。
身体と心はつながっている
そして、こうした心のブレーキには、
身体や神経の反応パターン
も関係しています。
頭では、
「大丈夫」
とわかっていても、身体が緊張してしまう。
「断っても大丈夫」
と思っていても、胸がドキドキする。
「自分の意見を言っていい」
と思っていても、言葉が出てこない。
そんなこともあります。
だから、
「頭ではわかっているのに、身体がついてこない」
という自分を責めなくても大丈夫。
まずは、
「私は、こういう場面で身体が緊張するんだな」
と気づくことから始めてみる。
………………………………………………………………
まとめ
『自分らしく働くために』
ここまで3回にわたって、
①自分の状態を整える
②環境への対処を考える
③心のブレーキを見つめる(今回)
という3つについてお話ししてきました。
「もっと自分らしく働きたい」
と思ったとき
いきなり、
「どんな仕事を選ぶ?」
「転職する?」
「どんな働き方がいい?」
と考えるだけではなく
まず、
「私は今、どんな状態なんだろう?」
と、自分自身に目を向けてみる。
そして、
「何が私を疲れさせている?」
「何を変えられる?」
「なぜ私は動けないんだろう?」
と、一つずつ見ていく。
そうすると、
今まで見えなかった
「私は本当はどうしたい?」
が、少しずつ見えてくることがあります。
「自分らしく働きたい」は
自分からのサインかもしれない
「自分らしく働きたい」
そう思うことは、
今の自分がダメだからではありません。
もしかすると、
「もう少し、自分の声を大切にして生きたい」
という、あなた自身からのサインなのかもしれません。
だから、焦って答えを出さなくても大丈夫。
まずは、
「私は本当はどう感じている?」
「私は何が嫌なんだろう?」
「私は本当はどうしたい?」
そんな小さな声に、耳を傾けてみる。
その先に、
「自分らしい働き方」だけではなく
「自分らしい生き方」そのものが
見えてくるのかもしれません。
もっと自分らしく働きたい。
もっと自分らしく生きていきたい。
そう思ったあなたへ。
まずは「働き方」ではなく
自分自身を優しく
見つめることから始めてみませんか?
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