■HPIへの道■
目と手の協調
人間発達学の観点から、赤ちゃんが原始反射を統合していき空間における所作を獲得していきます
これは、なにかをしたいという欲求の元発達していくとされています
目は頭についているので、首がすわらなければ眼球運動のコントールはできません
手は肩についているので、肩甲帯が安定しなければ腕を随意的にコントールできません
発達初期には、偶然手に何かが触れることで目が移るというところから、次第に逆転し、ものを見て手を動かすという関係性に移行します
目と手の同調から、目が手を誘導する過程を指します
そして、目が手を調整し、イメージとして記憶され、概念が手を誘導することになります
これらは、姿勢変換や移動動作を促進する部分が大きくなるとされています
視覚や眼球運動ばかりが注目されますが、運動処方としては、目と手の関係性は外せません
手の成り立ちや、前腕の回内外による肩甲帯への影響など考えていくと、いかに人の体は発達してきたのかを知りたくなりますし、
ヒトの進化における移動手段の変換(系統発生)のなかに新生児が歩行するまでの過程(個体発生)との類似性から紐解くと、様々なメゾットの着目している点なんかも見えてきますね
High Performance Institute
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