JR東海の静岡地区でC編成として運用されていた113系2000番台の3両編成を再現するにあたり、前回リストアップした9項目の加工に使用する部材を手持ち品から搔き集めることから始めました。

 

加工項目ごとに使用する部材を並べてみます。

① クモハ113-2000番台:戸袋窓の形状変更

手前のクモハ113-2000番台の助手席側だけ、客用扉~運転台扉の窓配置を後側のクモハ115-1000番台と同一形状に作り直します。この位置の戸袋窓の上部には、両側面とも冷却用グリルが設置されていたことが新たに判明しました。

 

KATO製の113系2000番台用のボディ(過去に切継加工した際の残材)で戸袋窓部分を使用します。側面グリルにはクモユ141にも使用したTAVASA製エッチングパーツの103系用グリル(PX-444B)を使用します。戸袋窓用の窓ガラスは後述します。

 

 

② クモハ113-2000番台:ベンチレーターの位置・数量の変更

ベンチレーターの位置を奥側の車両に合わせて前方に移設すると共に、数量を3個→2個に変更します。

 

ベンチレーターの移設作業は元屋根を加工する心算ですが、加工時の検討結果によっては切り継ぎもできるよう、予備にKATO製のクハ111-2000番台用の屋根板も準備しました。

 

 

③ 3両に共通:扉窓・戸袋窓を黒色Hゴムに変更

以前、江坂にあったホビーセンターカトー大阪でバラ売りされていた113系2000番台用の黒色Hゴムを表現した窓ガラスを使用します。先頭車用はR/Lの両側面分が揃いましたが、中間車用はRの片側面しかありませんでした。

 

 

④ 3両に共通:床下機器を灰色に変更

JR東海115系1000番台の3両編成に加工した際(→こちら)の残材です。灰色モールドの先頭車用と中間車用が各1枚あり、中間車用は未使用品ですが、先頭車用は運転台部分を切り取った残り(→こちら)のジャンク品です。

 

 

⑤ 3両に共通:所属標記を静岡車両所所属の静シスに変更

JR東海115系1000番台の3両編成に改造した際(→こちら)に購入したレボリューションファクトリーの所属インレタ・静シス 113系(品番5173)です。

 

 

⑥ 3両に共通:車番を静岡車両所のC編成対応に変更

JR東海115系1000番台の3両編成に改造した際(→こちら)に購入した、くろま屋の111・113系車番インレタ(品番85)です。

 

 

⑦ 先頭車に共通:前面窓を黒色Hゴムに変更

ホビーセンターカトーから発売されていた(詳細忘失)、クハ111用の黒色Hゴムの前面窓ガラスを使用します。

 

 

⑧ 先頭車に共通:列車無線アンテナを追加

ASSYパーツのE233系京浜東北線 屋根上機器(品番Z04-5226)を使用します。実車の列車無線アンテナが、四角板付きの1本足タイプなので、このパーツが適合です。

 

 

⑨ 先頭車に共通:JR東海色のJRマークを追加

以前にオークションで入手したオレンジ色で小さいサイズのJRマーク・インレタを使用します。

 

 

今回の投稿に際してネット上の実車写真を見て気付きましたので10項目を追加します。

⑩ クモハ113-2000番台:前面に灰色の貫通ホロを追加

111系・現行製品用のASSYパーツで、クハ111-18 前面ホロ(品番Z04-6160)を使用します。

 

 

揃えた部材を纏めてみました。

折角揃えた部材ですので、作業中に散逸して仕舞わないように、100均で購入したプラスチック製のバット(調理下拵え時に使用する深みのあるトレー)に入れておくことにしました。加工作業中に部材を探し回る無駄が省けて、作業効率が向上すると思います。

 

必用な部材が一通り揃いましたので、順次加工することにします。(続く)

 

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