以前にKATO製115系湘南色でインバータクーラーのC-AU711を搭載したJR東海のS編成に加工(→こちら)したことがありましたが、同様にKATO製113系湘南色を利用してお手軽にJR東海のC編成タイプも作っています。

 
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JR東海の113系C編成タイプはこの3両で構成されています。
 
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左側から、クハ111-2000番台,モハ112-2000番台,クモハ113-2000番台です。一寸見は通常の113系製品と違わないように見えますが、前面下回りと台車が通常製品と異なります。
 
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通常製品(左)とJR東海タイプ(右)です。両車の比較をしてみると、JR東海タイプではスカートとダミーカプラーが灰色になっているのが特徴です。このパーツは、115系S編成でも使用した「113系用 グレー床下セット」(品番28074)に入っている物(→こちら)ですが、オークションで追加入手したものです。
 
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下り方(米原方)先頭車のクハ111-2000番台です。通常製品のクハ111-2000湘南色(品番4047-1)の台車をグレー色の物に交換しています。これも115系S編成で使用した「113系グレー台車セット」(品番28075)に入っている物(→こちら)で、同様にオークションで追加入手できました。グレーの床板は入手できず黒色のままにしてありますが、実車も汚れで黒ずんだ状態のものもありましたので、敢えて塗替えはしていません。
 
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3両編成の中間車となるモハ112-2000番台です。通常製品のモハ112-2000湘南色(品番4052-1)の台車をグレー色に交換したT車仕様です。
 
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上り方(熱海方)先頭車のクモハ113-2000番台です。トイレなしの車両ですので通常製品のクハ111-2100湘南色(品番4051-1)のボディに、下回りはクモハ115-1000番台湘南色(品番4100-4)の物を装着し、台車のみグレー色に交換しています。なお、3両とも先頭車の前面以外のカプラーは、KATOカプラー密連形A・グレー(品番11-704)にしてあります。ところで、この車両は実車のクモハ113-2000番台とは形状が異なる箇所があります。
 
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実車のクモハ113-2000番台は、モハ113-2000番台(後ろ側)を先頭車化改造された車両で、モハ113-2000番台では客用扉の戸袋窓が両側とも大きなHゴム窓になっており、実車ではその面影が残っているのです。今回はクハ111-2100番台を利用したため、運転台扉(助手席側)と客用扉間の窓が小窓が2つ並んだ形状をしており、この部分の窓形状が異なります。これを判り易く示すと次の写真の様になります。
 
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手前がクモハ113-2000番台のつもりですが、正しくは後ろ側のクモハ115-1000番台と同じ窓形状にせねばなりません。従って、クモハ115-1000番台のボディを流用して雪切ダクトの表現を消すことでクモハ113-2000番台の正しい窓形状とすることが出来ます。但し、前面の塗り分け方を変更しないといけませんが・・・。
 
JR東海車とするには両先頭車にて、運転台屋根上に無線アンテナの装備、車端に小さなJRマークの貼付などの必要があります。以上の様な理由から、お手軽にJR東海113系C編成タイプとしてその雰囲気を味わっています。
 
【追記】 2024.1.21 静岡車両所のC編成と呼べるように、実車との相違点を改修することにしました。(→こちら

 

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