以前にKATO製の115系1000番台を、JR東海のインバータクーラー搭載車に加工しました。その際には、灰色の床下パーツが入手出来ず、製品の黒色のままで済ませていました。


この度、113系用の灰色の床下パーツが入手できましたので装着してみることにしました。

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113系用 グレー床下セット(品番:28074)です。本来は、KATOの113系2000番台の床下を、黒色から灰色に変更するためのパーツです。KATO製の115系1000番台は、113系2000番台と同一パーツが使用されていますので交換可能です。

開封しました。

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手前から、ダミーカプラー付のスカート(2個),クハ111用床板(2枚),モハ112(M)用の床下機器(モーターカバー)とモハ112用床板とモハ113用床板(各1枚)で、説明書が添付されています。座席パーツ・集電バネ・ウエイトは含まれていませんので、元の車両に装着されている部品を転用します。

車両を分解せずに交換できるM付の中間車(モハ114-1000番台)から作業します。

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床下機器(モーターカバー)の交換前の姿です。
 

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床下機器(モーターカバー)の交換後の姿です。明る過ぎず程良い灰色で、予想外に落ち着いた感じがします。

先頭車は床板一式を一旦外してから交換が必要で、ライトユニットや台車の付替え等、少し手間が掛かります。クハ115-1000番台から着手します。

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床板一式の交換前の姿です。
 
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床板一式の交換後の姿です。モハ114と同様に落ち着いた雰囲気ですので、これを採用することにしました。

最後はクモハ115-1000番台です。この床下セットは113系の4両編成用で、クモハ115にズバリ使用できる灰色床板は入っていません(市販もされていません)。
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奥側から床板交換が着手前のクモハ115、モハ113用床板、クハ111用床板です。中間車のモハ113用床板をベースとして使用し、先頭車のクハ111用床板で運転席側のライトユニットが乗る部分(前部台車のセンターピンの直ぐ後ろにある穴の先付近)までを切り繋ぐ必要があります。床面で何か問題ないかの確認作業が未完で、慎重に検討してから切断したいと思います。(次回に続く)