こんにちは!
のんたんです。
前回の暗譜の記事で
□ 事前にだいたいの構成を覚える
と書きましたが、
曲の構成を知るための
基本的な記事を書いてなかったので
今回書いてみます。
感覚だけに頼らずに
曲を理解する手がかりになりますので
少し長い曲を弾き始めたら
ぜひ参考にしてください。
私は小3くらい以上の生徒さんには
必要に応じて教えていました。
なので
小3から分かる!内容です。
曲の構成を知るための
まず最初のポイントはこの2つ!
① 同じところをみつける。
② イントロ(前奏)やコーダ(後奏)はあるか?
です。
実際の曲をもとに見てみましょう。
今回は初級編
ブルグミュラーの
「アラベスク」
こんな曲ですね。
まず
① 同じところをみつける。
② イントロ(前奏)やコーダ(後奏)はあるか?
① 同じところを見つけます
黄色の部分がちょっと違いますが
だいたい同じなのでAとします。
次に
① 同じところをみつける。
② イントロ(前奏)やコーダ(後奏)はあるか?
② イントロ(前奏)やコーダ(後奏)はあるか?
を考えます
イントロ(前奏)とはメインのテーマが出てくる前にある、「曲が始まりますよ〜」という前段階の部分
コーダ(後奏)とは曲の最後にちょっとついてたりする「終わりですよ〜」の締めの部分
この曲は
テーマの前と後に
イントロとコーダ(Coda)がありますね
そしてAではない
別のメロディーの部分が真ん中に残りました。
そこをBとします
そうすると
イントローABA'ーCoda
という構成だ
ということが分かりますね。
これが「曲の構成を知る」
ということでした。
けっこう簡単でしたよね!?!?
いちばん最初のポイントは
① 同じところをみつける。
ということです。
というわけで
前回の「暗譜」の記事では
こういうだいたいの曲の構成を知っていると
忘れちゃった時の助けになるよ〜
ということが言いたかったのでした。
今回の「アラベスク」は分かりやすくて
単純だったのですが
難しい曲になってくると
構成も複雑になってきます。
もうちょっと知りたい方は
この記事でも紹介した
「和声と楽式のアナリーゼ」を読むと
理解が深まります。
この本はちょっと難しいので
少なくとも小5〜6以上&大人向けかな〜と思います。