こんにちは!
のんたんです。
今回は音大生!音大受験生向けです!
私は受験生のころ
長らく教会旋法に悩まされてきました。
高校生のころは全然分からなくて
ソルフェージュのテストのときに
教会旋法のところを
間違えまくってました。
教会旋法とは
楽典の本から引用すると…
グレゴリオ聖歌の集大成とともに組織化された旋法で最初は正格4種とその変格4種の計8種であったが16世紀に至って4種の旋法が追加され、12種類の旋法になった。
それぞれの旋法には現在の主音による終止音と属音に相当する支配音を持っている。(…後略…)
とのことです。
む…難しいですよね…???
でも
楽典の試験でめっちゃでてくるんです…。
最初の音を変えて
これ何旋法ですか?
って聞かれるのが難しくて…(><)
教会旋法って今のスケールができるより前の
すごーく昔のスケールのことなんですけど
昔の話かと思いきや今ではジャズに使われます。
なので
知っていると意外に便利だったりするんですよね。
今回はコレ覚えてると
パッと見た時に
何の旋法か分かりやすくなる!
という覚え方を書きます!
昔ソルフェージュの先生に教わった方法です。
楽典の試験で使えます!
① スケールの順番を覚える
イドフリミエロ
と順番をまず覚えます。
イオニア
ドリア
フリギア
リディア
ミクソリディア
エオリア
ロクリア
の頭文字ですね。
② 現在の音階よりも半音上がる、下がるところを覚える
次は
6247(ろくにしな)
と覚えます
イ
ド 6↑
フ 2↓
リ 4↑
ミ 7↓
エ
ロ
↑半音上がる
↓半音下がる
イオニアは抜かして
ドリアから
6↑・2↓・4↑・7↓
です!!
なのでこうなります
↓
イ
ド 6↑(スケールの下から6番目が半音上がる)
フ 2↓(スケールの下から2番目が半音下がる)
リ 4↑(スケールの下から4番目が半音上がる)
ミ 7↓(スケールの下から7番目が半音下がる)
エ
ロ
③ 長調ベースか短調ベースかを覚える
教会旋法には
長調ベース
短調ベースの音階があります。
ドリア、フリギア→短調
リディア、ミクソリディア→長調
これを覚えます。
イ
ド 6↑(短調ベース)
フ 2↓(短調ベース)
リ 4↑(長調ベース)
ミ 7↓(長調ベース)
エ
ロ
これでだいぶ解決できるはずです!!!
全部まとめると…
イ (長調の音階)
ド 6↑(短調ベース)
フ 2↓(短調ベース)
リ 4↑(長調ベース)
ミ 7↓(長調ベース)
エ (短調の自然短音階)
ロ (シから始まる旋法だけどほぼ出てこない)
こんなかんじになります。
この方法を高校生のときに
ソルフェージュの先生に教わってからというもの
突然教会旋法の問題が
解けるようになりました!!!!
でも参考書読んでも
どこにも書いてないんですよね〜。
なんか分からないけど
怒られたら消します…。