今回はちょっと難しいです。
作曲科以外の音大生向け!
クラシックの場合です。
転調の方法は前回さらっと書いたのですが
今回は実践編です!
転調するときのポイントは
①転調元の調の和音と
転調先の調の和音で
共通の和音を使う
②無駄な♯♭をつけない!!
【特効薬】
③減七の和音を使う
です。
スマートに転調する方法
①転調元の調の和音と転調先の調の和音で共通の和音を使う
例えば
ハ長調からト長調に
転調したいとしましょう。
そうすると
ハ長調にもあって
ト長調にもある和音というのがあります。
ドミソ
ソシレ
ラドミ
使えそうなのはこの辺かな?
この
ドミソ
ソシレ
ラドミ
を使いながら転調します
②無駄な♯♭をつけない!!
ハ長調からト長調にいきたいのだとしたら
ファに♯が1つつけばいいだけです。
なのに他のところにいろいろ♯をつけないこと!!
無駄な♯をつけないで転調できると
スマートな転調になります。
なので
ドッペルドミナントを
むやみやたらに使わないで!!笑
↓
そうすると
こんなかんじで転調できる
↓
ハ長調で曲が終わっているところから。
このコード進行
このまま使っていいよ!!😂笑
こうすると転調していることに
気づかせずに
転調できます。
気づかせたい場合は
♯や属七、減七の和音を
たくさん使ったらいいと思う…。
【特効薬】③減七の和音を使う
減七の和音というのは
ディミニッシュ・セブンスコード…。
↑こういう和音ですね
転調先の和音の前に属七の和音がありますね?
その前にこの和音をぶっ刺します。
つまり順番は
減七の和音→属七の和音→転調先Ⅰ度
ってなる
<例>
ハ長調からト長調だと
C→C#dim7→(G/D→)D7→G
こんなかんじです
まとめ
というわけで…
転調するときのポイントは
①転調元の調の和音と
転調先の調の和音で
共通の和音を使う
②無駄な♯♭をつけない!!
【特効薬】
③減七の和音を使う
でした〜!!!
・・・・・。
できましたか???
ちょっと今日は難しかったですね…
結構
無駄な♯♭つけたり
ドッペル使いまくったりしてて
転調元でうろうろして
突然1小節で次の調に転調!!!
みたいにしちゃっていることあります。
今日のポイントをもとに
自分の楽譜を見直してみて下さい
転調関連記事
この記事のインスタバージョンはこちら!
ぜひ保存して見返して下さい