の続き。
「備前おさふね 刀剣の里」で山鳥毛の実物を鑑賞し、
備前刀の美しさと長船の人の温かさに触れ、ぽやぽかしながら姫路へ戻った。
ホテルに預けた荷物の中から充電器を発掘し、
息を吹き返したスマホで、帰りの新幹線の時刻を検索。
姫路から東京までは新幹線で一本。
乗車時間は3時間20分前後と、レア4太刀が鍛刀できる程度の時間。
駅弁とアルコールでも買って、適当な時間の新幹線で晩酌しながら帰る予定だったのだけれど……
今回の旅があまりに充実していて楽しくて、ここで旅を終えてしまうのが名残惜しくて。
エクストラステージ・発動。
同じホテルにもう一泊して、翌朝の新幹線で東京に帰ることにした。
だってGoToトラベルキャンペーンで、宿泊料が安かったんだもの!
これは普段利用しない客層が泊まりにくるのも納得という価格。
せっかく姫路に来たのに、姫路城も行ってないし、
姫路駅前の居酒屋めぐりもしてないし。
などなど言い訳をして、夜の姫路の街に繰り出した。
まず向かったのは、姫路のシンボルである姫路城。
駅からまっすぐ伸びた広い道路を、
ライトアップされた姫路城に向かって歩くだけなので、夜でも迷子になりようがない。
ちなみに姫路城は、ドラクエウォークのご当地クエストのランドマークにも指定されている。
オブジェクト型ランドマークなので、
敷地内に入ってかなり近づかないとクエストは開放できなかった。
無時にご当地クエストを開放!
夜の姫路城の写真も撮ったので、来た道を引き返した。
帰りは途中から商店街のアーケードをてくてく。
駅から離れているあたりのお店は、既にどこもシャッターが閉まっていた。
開いている飲食店が多そうな通りを発見!
だんだんとディープな通りに……
1軒目は呑兵衛ならそそられる通りで賑わっていたこちらのお店。
「おでんと串カツ姫路のお店」
ここが稀に当たるハズレ店だった。
席についてから、まず手に消毒スプレーをかけられたのだけれど、これがとんでもなく臭い。
強烈な香水の臭い。
すみこ「えっ、これ消毒スプレーですか?すごいにおいなんですが……」
若い女の子の店員「いい匂いですよね~♪」
自分の手が臭いと何を飲んでも何を食べても臭い。
価格は観光地価格。
味も特に美味しくはなく、お世辞にも清潔とはいえない路地裏の狭い飲み屋。
にも関わらず、チャージ料金なるものも取られた。
お通しの類は出てきていないので、席料ということだと思う。
そして手も臭くされた。
おとなしく新幹線で帰ればよかったと後悔。
つらい。
手が臭い。
つらい。
除菌ウェットティッシュでぬぐっても手が臭い。
ひどい。なんでこんなことするの。
泣きそうになりながら食べログで評価の良さそうなお店を検索して、入った2軒目がこちら。
このお店のアルコール消毒は臭くなかった。
よかった。姫路の居酒屋の共通洗礼だったらどうしようかと思った。
気を取り直して、姫路にかんぱい。
飲み物メニュー。
ここは普通に美味しい焼き鳥屋さんだった。
姫路名物、ひねぽん。
コロナの関係で営業時間を短縮しているとのことで、
中をおかわりしてサクっと飲んでお勘定。
もう1軒どこかに寄りたい時間だったけれど、
どうにも手が臭いので、コンビニに寄ってホテルに戻ることにした。
手の臭さは、お風呂に入っても完全には取れなかった。
あの液体は一体なんだったのだろう。
お風呂上りに姫路の夜景を眺めながら追い酒。
おやすみなさい。。。
翌日へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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