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アクティブ系自閉症(低身長と弱視も治療中)・長男ワタル(年長)、
負けん気と食い気強めの長女マリナ(2歳)、
アラフォー気力体力下り坂夫婦の、
凸凹しながらも退屈することのない毎日。

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\こんな家族なんです!/

親は頼れないし、重い話題が多くて話せる友達もいない!
しょうもない話も含めて、ここでダラダラ吐き出します、お目汚し失礼します。

 

順序がバラバラですが。

就学に至るまでには、やっぱりここから振り返って何度も何度も考えたので、このタイミングで書き残しておきます。



これまでのワタルの振り返り。

【回顧録】ワタル4歳 発達相談・発達検査①

【回顧録】ワタル4歳 発達相談・発達検査②

【回顧録】ワタル4歳 発達相談・発達検査③結果発表〜

【回顧録】ワタル4歳 発達相談・発達検査④保育園・心理士さんに相談

【回顧録】ワタル4歳 療育探しの旅~個別か集団か~

【回顧録】ワタル4歳 睡眠改善のつもりで行った小児科の先生の驚くべき言葉

【回顧録】ワタル4歳 療育のベテラン先生へ相談したら生まれ変われた

【回顧録】ワタル4歳・マリナ1歳 療育・保育園・職探しが同時スタート

【回顧録】ワタル4歳 ~療育と新しい生活様式~

【回顧録】ワタル5歳 ~コロナ自粛の静かな日常~

 

 

6月から自粛が明けて、登園が始まりました。


いきなり元の生活に戻れというのも酷なのは想像してましたが。
初日は不安もありつつ、「思い出せるまでは見てるだけでいいよ」とか「お友達と会えるよ」で行けたのですが、3日目にして
「今日は、ワタル、行かない!」と。


そんな風に言われたのは初めてだったのでショックでしたが…「行けない?」と聞くと「行けないんじゃなくて行かない!」と、あくまで自分で決めた事にしたいワタルの心境が垣間見えて、本当に良いのかと心臓バクバクしながらも「わかった。じゃあ今日はお休みね」と、その日はまだテレワークだった夫に見てもらいました(ママと遊びたい!とグズられたけど)。


そのあとももう一回、週末にたくさんストレス発散させてあげた月曜日にも、「今日はいかない」と自分でさっさと私服に着替えてしまったので、マリナの送迎だけにはついてきてもらい、休ませました。
この二回だけで、それからは何とか行けるようになりました。


保育園には最初の休みの時に相談しました。


実は年長になるタイミングで、二人いた担任の先生のうち一人が変わられたのです。しかもあんまり面識のない先生が午前と午後入れ替えで…(いまだにワタル、その先生の名前も覚えてないしなついてもいない…)それもきっと、ワタルには保育園が楽しくなくなった一因かもしれません。仕方ないんだけどさ…


そこで、相談するにあたっては、担任の先生以外にもう一人、今年から見てもらえることになった年長担当の先生に話しました。

今までは縦割り保育メインだったけど、年長では午前も午後も年長だけで集まる時間が多くて、この先生との時間が多くなるのですが、もうこの先生が本当にワタルの事を理解してくださっていて最高で。

ワタルもあっという間に心を開いて、今も迎えに行くと先生がみんなに絵本を読み聞かせているのに、その膝に抱っこしてもらっていたりします…


先生は、
「長い登園自粛明けで、いきなり園の忙しい生活に戻ったから疲れたのかもですね。慣れるまでにはもう少しかかるかもだけど、園での活動の予定の見通しを伝えたら、それを楽しみに気持ちが動くとか、ないでしょうか?」と、一週間の活動予定(おえかき・たいそう・おりがみ…等)の紙を毎週くれるようになりました(涙)
実際は、ワタルが喜ぶような活動なんてほとんどないので伝えてはないですが…涙


ワタルは休んだ日に、「お仕事とかが上手に出来なかったり、身体がワーッてなったときとかに、お友達ともワーッて(ケンカ)なったりするのがイヤだ…」と言っていたので、そのことも先生たちには話していました。今までふざけあうだけですんでいたお友達の中には、徐々にからかうようになってきた子もいるようだったので…


すると、この先生を含めみんなが
「先生は、ワタル君のお助けマンになりたいから、困った時とかなんでもすぐ言ってね!」と、ワタルの興味を引くように声掛けをしてくれたようでした。
(まあ、今もお友達トラブルは多いし、先生の手が回らなくて助けてもらえず夜にぐずられたりもしてますが…)


療育の先生にも相談したところ、
「今、同じ状況で苦しんでいるおうちがいっぱいある」と。


「ワタル君は最近、上手に出来ない、とか、自分がキライだとかよく言うって言ってたけど、それはワタル君の中にもっとこうなりたい!がんばりたい!っていう気持ちがしっかりあるって事だよ」と。


療育の先生も心配して、ワタルの様子を見に保育園まで来てくれたり、そこでワタルへの接し方のアドバイスを保育園の先生たちに話したりもしてくれたようでした。


その後保育園では、色んな配慮をしていただきました。

今は担任じゃなくなったけど、ワタルが大好きだった先生がわざわざ来てくれて声かけてくれたり。


いきなり教室に入るのがイヤなら、職員室でしばらく絵本を読んでたり。
 

ワタルの自己有用感を高めるためにと、ワタルの発言をみんなで取り上げてくれたり。
 

初めての取り組みでワタルが「どうせ出来ない」と嫌がっていると、「これ、出来る人いる?」と皆に手を挙げさせ(誰も上げない)「ほら、みんなも出来ないことを今からやるよ」と話してくれたり。

 

年長担当の先生は、
「まず、保育園は楽しいところだっていうのを感じてもらえるようにしたいと思ってるんです」
「ワタル君に、小さなことから、たくさん成功体験を積ませてあげたいんです」
と。

本当にありがとうございます(涙)。

 

保育園に来るからこそ苦しいこともたくさんあるだろうけど、
保育園でないと得られない喜びや楽しさも、きっとあると思うから。


そうして、なんとか、お菓子やYouTubeやらで釣りまくって、園に近づくと「ちょっと遠回りして」と言われ、10分ほどグルグル界隈を走ったのちになんとか登園できるようになったのでした。(玄関では寝転がるけどな!)

ちなみに現在は、グミは必要だけどYouTubeも遠回りもなし!
妖怪ウォッチではなく鬼滅の刃キャラでのお見送りで何とか行けてます。(玄関では寝転がるけどな!)

 

 

続きます。