心サルコイドーシス闘病日記〜また陽の昇る日まで〜

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23Jun
- 禁酒2ヶ月の成果
  こんにちは。以前ブログで触れましたように、4/15〜6/22までの2ヶ月とちょっと、禁酒しました。これだけお酒好きな人が2ヶ月もよくマジメに頑張ったものです。禁酒に至った背景は以下の過去ブログご参照。『肝臓数値悪化』大変ご無沙汰しております。すっかりブログ更新をサボっておりますが、特に体調変化無く毎日元気に過ごしております。体調は良好ですが、最近時血液検査における肝臓系の…ameblo.jpこの間にも何度も仕事で会食や飲み会があり、海外出張で会食の機会も多々ありました。しかし全てお酒はお断りしてよく耐え抜いたものです。これはまさに称賛に値すると思います。海外出張のフライトで私にとって最大の楽しみである美味しいワインの誘惑にも負けず、2ヶ月頑張りました。この飲酒期間中、気晴らしに今回様々なノンアルコールドリンクを試してみることにしました。ノンアルなんて美味しくないと決めつけていましたが、知らないうちにものすごい進化を遂げていました！このノンアルのお陰でこの2ヶ月禁酒も耐えられたと言っても過言ではありません。ノンアルビールNo.1はダントツでこれ。SAPPORO CRAFT IPA TYPE です。正直これで全然OK。苦味も強く飽きません。KIRINの零ICHIも中々の出来栄え。一番搾りのノンアルビールだって笑Asahi DRY ZERO はコンビニでもドラッグストアでもどこでも必ず置いてるので手軽に買えて良し。普段使いにはこれでOK。SUNTRY の ALL-FREE もどこでも買えますね。でも他のメーカーと比べるとレベルは一つ下か。あまり選ばないかな。こちらの龍馬1865は麦芽の味が強く少し癖ありなので好みが分かれるところ。オリオンビールのノンアルもある！爽やかでとても飲みやすく、私は好きです。ドイツから輸入のヴェリタスブロイも中々な出来栄え。脱アルコール製法のみならず、添加物を一切使わず栄養素もミネラル、ビタミンなど豊富で体にも良し。なんとハラル認証取得済みのNINJAビール。こちらもビールらしいノンアルビールでヴェリタスブロイに近い味か。このベルギー製ノンアルビール BIERE DES AMIS ピア・デザミーは他の誰よりも群を抜いて圧倒的なビール感！これはビール以外の何物でも無いけど1本500円以上もするので中々飲めないか。でもビールよりもノンアルで美味しいのは何と言ってもハイボール！これは一瞬本物のハイボールかと錯覚してしまうほど。シャルドネのノンアル白ワイン。ほぼぶどうジュースでごくごく飲んでしまう。ワインらしさはあまり無い。ノンアルワインで一番好きなのはこれ。スパークリングだけど甘さ控えめで赤ワインらしさを感じるのはこれ。とは言え糖分高いので飲み過ぎに注意。同じ赤ワインスパークリングでもこれは清涼飲料水。甘すぎてもう買わないな。芋焼酎のノンアルもある！でも1回飲めば十分…他にも色々あって、梅酒ノンアルは単なる梅ソーダジュース。日本酒ノンアルなんかもあったけど完成度はまだまだで、やはりノンアルはビールかハイボールに限りますな。以上！ノンアルコールドリンクの紹介ばかりになってしまいましたが本題です。2ヶ月間禁酒した結果の肝臓数値変化です。γ-gtp 280超→111半減以下に成功！しかし正常値までは更に半減が必要…外来で消化器内科の先生からのお言葉は、「2ヶ月間禁酒頑張りましたね！数値も半減して良いと思います！もう半減目指して本日からまた禁酒継続でお願いします。」……へ？ふざけるなー！！！ってことで、その日の晩から早速飲み始めました！（笑）その後の経過はまた別途。
15Jun
- インドネシア・インド出張
  こんにちは。４月から社内で人事異動があり、新たな領域の仕事をすることになりました。あまり明るい領域の仕事ではないのですが、日々新たな知識を吸収し、また新たな人たちと一緒に仕事をするのはそれはそれで新鮮で楽しいものです。心サルコイドーシスを患ってからはあまり無理な働き方をせず、ストレスを溜め込まないような働き方を心掛けていますが、新たな仕事となると色々勉強しなければいけないこともあり、当面はそれなりに忙しい日々が続くのは仕方ないですね。そんなまあまあ楽しくも忙しい日々を過ごしていますが、先日早速新たな仕事で海外出張に行ってきました。5/23~26でインドネシア、6/5~9でインドです。今回も何かあっても大丈夫なように、必要数以上の大量の薬をいくつかに小分けにしてしっかりと万全な体制で臨みました。これまでヨーロッパは死ぬほど行ってほぼすべての国を制覇し、また米国も広い国内も20州くらいは訪れたでしょうか。またここ数年は中国、アフリカ、中東といった初体験の国々も行きました。しかしながらこれまでアジア・大洋州地域は仕事では縁が無く、過去に学生時代にオーストラリアと香港、近年では数年前の出張でシンガポールくらいしか経験がありませんでした。今回の新たな仕事では今後もアジア諸国に多く訪問する機会がありそうです。出張だったのであまり風景などの写真を撮れなかったのですが、まずは出国前のルーティンとしているラウンジでの「無事かえるカレー」。昔ヨーロッパの仕事をしていた際の先輩でもうご卒業された方が海外出張の際にルーティンとしていたこの「無事かえるカレー」ですが、しっかり脈々と次世代に引き継がれてますよ。インドネシアは首都ジャカルタのみの訪問でしたが、いかにもアジアらしい蒸し暑さと街中の喧騒は私にとってはとても新鮮味がありました。またセブンイレブンやファミリーマートといった日系コンビニ、また吉野家、ココイチ、丸亀製麺、大戸屋、銀だこ・・・などなどの日本のレストラン、また極めつけはイオンモールで買い物など、ここは駐在員はまったく困らない日本と同じ生活ができるんだなあと、こういう世界を知らない私は素直に感動していました。ヨーロッパはほとんどこんなの無くて、日本食を手に入れるのにかなり苦労した国々ばかりだったので、まったく駐在員が羨ましい限りです。。一方インドは初めて行く人は必ずお腹をこわす、水道水は一切口にしてはダメで、ハミガキもミネラルウォーターを使ってやること！と相当脅されていました。これまで数多くの海外諸国を訪問してきましたが、どこの国でも普通に水道水を飲んでも問題なかったので、「そんなことはないだろう」と普通に水道水を飲みました…と言いたいところですが、さすがにそんなに脅されてたら飲めませんよね！シャワーを浴びる際も口を真一文字に結んで、シャワーのお湯が口に入らないようにするのは一苦労でしたよ。そんなインドですが、今回は日本から首都デリー経由でまずはチェンナイという都市で1泊し、その後バンガロールという都市で2泊しました。あ、ちなみにこのインド出張も日本を発つ際に「無事かえるカレー」をしっかり食べましたが、食べた後に「あ！インドに行くのにわざわざカレー食べてしまった！」と後悔しました(笑)インドの雰囲気は、まだまだ一般人の生活は遅れている印象。バンガロールはインド第3位の都市で、IT企業が多く進出しインドのシリコンバレーと呼ばれるほど。しかしながら、他の都市よりは洗練されている雰囲気でしたが、街中には大量のバイクやリキシャと呼ばれる三輪タクシーが縦横無尽に走り、常にクラクションが鳴り響いている状況。我々はクルマに乗っての移動でしたが、車もバイクも我先にと前に進もうとするので常にヒヤヒヤ。見かけることはありませんでしたが、交通事故もかなりの頻度で発生しているとのことです。そんな交通事情でも、インドにおいては牛は絶対的な神聖なる存在。なので突然路上に牛が現れると、すべてのクルマやバイクは止まって牛が道路を渡り切るのを待ちます。牛になりたい・・・。インドのバンガロールでインド国内第14位のシェフ（かなり微妙・・・）がつくる高級なインド料理をご馳走になりました。このインド滞在約5日間、何度食べたかインドカレー。帰りの飛行機はタイのバンコク経由でしたが、バンコクのラウンジでもしっかりと「無事かえるタイカレー」(笑)カレー三昧の出張となりました。心サルコイドーシスを罹患した際にはもう無理かもと思っていた海外渡航ですが、罹患後約5年の間に、南アフリカ、ケニア、アラブ首長国連邦、インドネシア、インドと、まあまあ難病患者が訪れるにはハードルが高い国々をまわっているのではないでしょうか？！禁酒中の2ヶ国出張だったので、飛行機の中でもノンアルコールビールしか飲まず、現地での食事中も残念ながら飲めずで地酒も味わえませんでしたが、しっかりと我慢しました！次回は7月にタイ出張予定です！今後もこうして海外を飛び回れる日々が続きますように。
14Apr
- 肝臓数値悪化
  大変ご無沙汰しております。すっかりブログ更新をサボっておりますが、特に体調変化無く毎日元気に過ごしております。体調は良好ですが、最近時血液検査における肝臓系の数値が悪化しており気にしていたところ、1月に会社の定期健康診断でもやはり引っ掛かり二次精密検査を求められた為、いつも通っている大学病院で検査をすることにしました。これまで循環器内科、眼科、歯科でお世話になっているホーム病院ですが、今回肝臓の検査ということで新たに消化器内科にも通うこととなったのですが、これだけ通っている病院なのに診療科が違うとあらためて紹介状が必要とは！なんの意味があるのかと会社の産業医に紹介状を書いてもらって行ってまいりました。悪化している肝臓の数値はγ-gtpです。γ-gtpはアルコールによる影響が大きいということで、会社の産業医も、「まあアルコールですよ」と能天気なコメント。一番最近の血液検査ではγ-gtpが280以上まで上がっており、いろんなサイトや書籍を見ても100を超えたらすぐに病院を受診してください！と書いてあり、それで言うと280超という値はかなり重症なのか？確かにお酒は好きでほぼ毎日欠かさず飲んでますが、昔は毎日ワインボトル1本くらい飲んでましたけど、ここ数年特にサルコイドーシスを患ってからは外で飲み会のある日以外は一日当たり小さなワイングラス2杯までに抑えており、言われるほど飲み過ぎている訳ではありません。しかも最近は2週間に1日くらいは休肝日を入れていました。（飲まない人にとってはそれで大して飲んでないなんてどこの口がほざいてるんじゃ！という感じかもですが…）γ-gtpはアルコール影響が大きいと言うものの、一方で服薬している薬の影響も受けることが多いようです。特に私がもう5年も飲み続けているプレドニンやアミオダロンはγ-gtp値を上げることがあるようです。また、肝臓にもサルコイドーシスが発生するリスクがあり、その場合もγ-gtpが影響を受けることがあるようで、これらの原因をはっきりさせる為に精密検査を受けることにしました。まずは腹部超音波検査（エコー検査）とMRIです。ともに過去に何度も受けた検査ですが肝臓などの消化器対象でちゃんと受けるのは今回が初めて。検査自体は特に苦痛のあるものではないので軽く済ませて1週間後に消化器内科の外来診療へ。当然のことながら今回初めてお会いする担当医の先生にご挨拶をし、検査の結果説明をしていただきましたが、画像検査では特に何も異常無し。綺麗な肝臓だった模様で一安心。しかし、そこからの先生のコメントがこの後の地獄の生活の告知でした。先生「画像で特に何もないのは良かったものの、γ-gtp値が高いということはなんらかの理由で肝臓の細胞が破壊されているので何か異常があるということです。これをしっかり調べるには生検をやるしかありません。」私「えっ、生検ということは入院ですか？！」先生「はい、1週間程度の入院となります。生検結果でサルコイドーシスとか病変が判明した場合は更に1週間程度入院してもらうことになりますね…」私「えーーーっ」先生「そこで提案なんですが、アルコールの影響の可能性が高いと思うので、その可能性を観るために一定期間禁酒してみて、それで数値が下がらない場合に生検を、検討してみてはどうでしょうか？」私「い、一定期間って、どれくらいですか？」先生「2ヶ月間です。」私「…（がーん、死亡…）」先生「2ヶ月禁酒してそれで値が下がればアルコールのせいだったんだということなので。ただそうなった場合は、その後も引き続きお酒はやめてくださいってなるんですけどね（笑）」今晩早速飲み会なんですけど…とはとても言えませんでした…笑いごとではない。ということで、この後胃カメラ検査も追加して、2ヶ月の禁酒後（6月末）に再診療となりました。さて、行く末は如何に…
01Nov
- 2年半振り海外出張 ②道中記編〜Part 2 UAE ドバイ
  だいぶ遅れてしまいましたが、南アフリカ、ケニアとアフリカ2ヶ国での滞在後、中東はアラブ首長国連邦のドバイに移動です。ケニアのナイロビから約5時間のフライトです。ケニアではナイロビ市内から外には出ないということで黄熱病ワクチンの接種は行わずに渡航しましたが、ケニアからドバイに入国時にはそのワクチン接種をした証明書（通称イエローカード）を求められるということで、ワクチンを打ってない私はワクチンを打つことができないことを証明する禁忌証明書なるものを日本から持参してそれで入国が問題無いかヒヤヒヤしながらのドバイ入国となりました。が、結論から言うと何も求められず全く問題がありませんでした。（なんなんだ、この事前情報は…）ドバイ到着は夜の21時過ぎくらいでしたが、その時間でも気温は40℃超。エアコンの効いた室内から外には出た瞬間から汗ばんできます。到着後まずは翌々日に帰国する為に必要なPCR検査を受検しました。アフリカと違って先進国なのでいろんな面で安心感がすごいです。非常にスムーズに検査を受けることができました。翌日は日曜日だったのですが、現地の駐在員とローカルスタッフがドバイ市内視察に連れて行ってくれました。名目上は仕事で必要な市場視察ということでしたが、実際はほぼドバイ市内観光です（笑）ドバイと言えば世界一高い人工建造物のブルジュ・ハリファ。高さ828mの超高層ビルです。163階までありますが、屋外展望台「At the Top」があるのは124階です。今回現地の皆様がアレンジしてくれて、行ってきましたよ124階まで！展望台からの眺めはこんな感じ。ちゃんと行った証拠に自分の写真も入れて…ドバイは大都会。ヨーロッパ並みに治安も良いし、これも世界最大のショッピングモール『ドバイ・モール』では買えないものはありません。Waitroseもあってロンドン在住時代のことを思い出しました。すっかり病気のことなど忘れて楽しむことができました。海外住むならヨーロッパが一番と思ってきましたが、ドバイも良いなあ…無事3日間のドバイ滞在を終え、エミレーツ航空で帰路へ。帰りは和食で。無事日本到着後、やれやれと成田から自宅最寄り駅まで移動して、嫁さんに駅まで車で迎えに来てもらって自宅への移動中に、会社の人事担当から電話が…「出張お疲れ様でした。帰国したところでこんな連絡で大変恐縮なのですが…、Yuppiさん、明日から7日間自宅隔離となります。」えっ！！！！なに！！！！！「ドバイ駐在の〇〇さんが、Yuppiさん帰国直後のPCR検査でコロナ陽性が判明しました。濃厚接触者となりますのでよろしくお願いします。」がびーん…その駐在員には散々ドバイ滞在中お世話になって、3日間ほぼ行動を共にし、帰国フライト（ドバイ深夜発）直前にはディナー会食もしていました。非常に充実した出張で満足して帰国した直後のまさかの展開にどうしようもなく、翌日から自宅内で家族とも隔離した部屋で過ごすこととなりました。後日談。結局7日間の自宅待機中に何の体調変化も無く、無事難を逃れました…闘病ブログなのに旅行記みたいになってしまっているので少しは闘病的なことにも触れないとですが、心サルコイドーシスで辛い症状と戦っている方でこのブログを読んでいただいている方もいるかもしれませんが、比較的初期の発見で正しい投薬治療に加え、日々の食事や運動といった生活を見直して本気で取り組んでいけば、病状も安定してこのようにアフリカや中東にも旅行、いやもとい出張にも行けるようになるかもしれません。私も完治していないので毎日薬を飲んでますし、今は安定していますがいつまた再発するかわかりません。そうした不安はあるものの、今後も日々のルーティンをしっかり守りながら、いつかまた海外駐在生活ができるよう頑張りたいと思っています。同じ病気の方も希望を捨てずに頑張りましょう！
12Sep
- 2年半振り海外出張 ②道中記編〜Part 1 南アフリカ・ケニア
  こんにちは。本編がだいぶ遅くなりました…2年半振り海外出張、しかもアフリカ・中東地域（南アフリカ・ケニア・アラブ首長国連邦）への10日間出張の道中記編です。そのうちまずは南アフリカとケニアです。事前準備編から大分時間が経ってしまいすみません…事前準備はまあまあ大変でしたが、万全を期した状態で出発しました。しかしながら今回はヨーロッパでもアメリカでもなく、アフリカという何が起こるかわからない地域ですので、一番心配だったのは万が一途中で体調悪化した場合の医療体制と毎日服用している薬の紛失など、やはり自分は心サルコイドーシスという難病患者である、ということでした。特に発展途上国に属するケニアにおいては、まずはスムーズな入国ができるのか、難癖つけられて賄賂など要求されたりしないか、所持している荷物を没収されて薬も没収されたりしないか、事前の不安は多々ありましたが、結果から言うと全く何も問題ありませんでした。薬の没収対策として、10日間の出張でしたが、ほぼ1ヶ月分の薬をいくつかに小分けして入れるバッグをそれぞれ分けるなど手は打っていきましたが、何のトラブルも起こりませんでした。エミレーツ航空22:30成田発のフライトでまずはUAEドバイまで飛びドバイ空港到着が現地時間朝の4:00。ドバイ空港での乗り継ぎが6時間ほどあったので、空港のラウンジで日本とのWebミーティングを２つ済ませ、その後南アフリカ・ヨハネスブルグまで約8時間半のフライト。ヨハネスブルグ到着は現地時間の夕方16時過ぎ。迎えにきてくれた駐在員とホテルに向かいチェックイン後そのまま会食です。南アフリカは電力不足で街中が暗い感じですが、ヨーロッパとあまり変わらない風景です。食事もイタリアンレストランに連れて行ってくれましたが、めちゃくちゃ美味！カプレーゼとリブアイステーキ！海外出張の楽しみはやっぱり食事ですね。アフリカ大陸最南端の南アフリカなどに死ぬまでに来れるとは思っていなかったので感激です。出張で平日のみ滞在だったので観光する時間はありませんでしたが、街並みを見ることができただけで十分です。南アフリカに2日滞在後、ヨハネスブルグからケニアのナイロビに移動。南アフリカはアフリカと言っても先進国。本当のアフリカとは言えません。ナイロビは鼻の先がサファリでライオンなど野生動物が暮らしています。ナイロビの街の風景がちゃがちゃしてる感じがアフリカですね。ナイロビでは食事もアフリカン。これ、ワニとかダチョウとかの肉が入ってます笑ダチョウはあっさりしていてなかなか美味かったですよ。ケニアはアフリカの中でもインフラ整備が進んでいて、国民基本的に皆携帯を1台以上所有しており、お金のやり取りはモバイル決済です。日本では私はもうPayPay とかクレジットカードが基本で現金を殆ど使わなくなりましたが、まだまだ日本は現金文化ですよね。ケニアは現金なんて使わず全てモバイル。日本よりずっと進んでいます。日本や先進国のような規制が無いので、様々な社会課題に対するソリューションのビジネス化に向けてスタートアップ企業の活動が盛んで、そこに日系商社なども出資をして日本人駐在員も結構な人数がいるそうです。仕事の関係で商社の方にもお会いしましたが、皆とてもエネルギッシュでアフリカ・ケニアでの活動に取り組んでいる方ばかりでした。ケニアにはまた近いうちに訪問することになりそうです。次はアフリカとは別世界、世界の富豪が集まるドバイの道中記パート2に続きます。
15Jun
- 2年半振り海外出張 ①事前準備編
  こんにちは、お久しぶりです。毎回これからはブログの更新頻度を上げると宣言しておきながら、全く頻度が上がるどころか逆に落ちてるんじゃないかという感じですが、変わらず元気にやっております。（もう頻度を上げる宣言はやめよう…）前回の投稿から4ヶ月以上も経ってしまいました。あれから定例の外来もありましたが特に病状に変化も無く、4月になって新年度になりましたが特に仕事の変化も無く…相変わらず毎日15,000歩ウォーキングも続けてますし、官足法足踏みも30分。食事も朝食はルーティン継続で1日3食しっかり食べていますが、体重は学生時代も下回り58kg台まで落ちました。心サルコイドーシスが発覚した頃が68kg、その前にUK駐在していた頃が最大73kgくらいありましたから、かなり痩せましたね。お陰で昔の服は全て大き過ぎて着れなくなりました。当時購入したまあまあ高価なスーツなど、一部はサイズを小さくしてもらいましたがそれはそれで結構な費用が掛かるので、だいぶ処分せざるを得なくて悩みどころでしたが。さて、コロナが登場してすっかり海外から遠ざかってしまっていましたが、2020年1月のラスベガス出張以来実に2年半振りの海外出張に行ってきました！今回はなんと、南アフリカ、ケニア、アラブ首長国連邦(UAE)の3ヶ国10日間の出張。コロナがだいぶ落ち着いてきたとは言えアフリカですから多少心配もありましたが、仕事でこの地域を担当することになって2年間行けてなかったので、やはり現地を知らずしてまともな仕事はできないと思い切って行くことにしました。6月から各国のコロナ水際対策もかなり緩和され、出入国もコロナ前と殆ど変わらない審査とスピードでできるようになっていまして、とてもスムーズな出張でした。やはり私は今は全く落ち着いているとは言え、心サルコイドーシスという難病を患っている為、世界中どこでも行けるかというともはや出来なくなっています。アフリカのような地域は万が一現地で心臓に何か起きたときに満足できる治療が受けれる病院のある国は限られますし、マラリヤや黄熱病など感染症にかかるリスクがあることもあり、最大限の注意を払う必要があります。特に黄熱病は多くのアフリカの国で感染リスクがある為、事前にワクチンを打ってから行くのが必須となっています。黄熱ワクチンを打つとイエローカードと呼ばれる黄色い証明書が発行され、これが国際的に通用するワクチン接種証明になります。この黄熱病ワクチンは生ワクチンと言って、コロナワクチンやインフルエンザワクチンなどのような毒性の無い成分を使って抵抗力をつけるワクチンではなく、黄熱病そのもののウィルスを毒性を弱めてそのまま注入し、いわば非常に軽い黄熱病に罹った状態にして黄熱病に対する生涯にわたる免疫をつけるものになります。これを聞くと非常に怖い感じがしますが、健常な人は元々持っている免疫力がありますので、この毒性を弱めた黄熱ウィルスにより身体に異常をきたすことはまずあり得ませんが、私のような心サルコイドーシス患者のようにステロイドなどの免疫抑制剤を服用している人は、毒性を弱めた黄熱ウィルスに体が対抗できず、ワクチンが原因で本物の黄熱病となってしまうリスクがあり、日本では打ってはいけないことになっているそうです。そんなこともつゆ知らず、東京都で黄熱ワクチンを接種できる病院に予約を取り接種しにいきましたが、当日接種担当の先生から「あなたは打つのはやめておいた方が良いです。」と言われまして、打つことができませんでした。やはりアフリカには出張行けないのか、、、と諦めかけましたが、その先生の説明では、今回出張予定の国のうち黄熱感染リスクがある国はケニアのみで、そのケニアでも首都ナイロビ市内から出ないのであれば黄熱ワクチン接種推奨はされていないので必ずしも打たなくても良い、ということがわかりました。しかしながら一度ケニアに入国し仮にナイロビ市内から出なかったとしても、ケニアの次に入国する国では感染リスクのあるケニアから来たということで入国時にイエローカードの提示が求められるケースがあるので、ケニアの入国を最後にするか、もしくは服用している薬などの関係でこの人は黄熱ワクチンを打てないということを証明する「禁忌証明書」という書類を発行して携帯していれば問題は無いということがわかりました。まあ海外での話なので、その証明書を持っていてもちゃんと入国できるかは運ですが…（笑）と言うことでしたが、迷わずその禁忌証明書を発行してもらいました。禁忌証明書に加えて、ケニア入国用VISA（南アフリカとUAEはVISA必要無し）、コロナワクチン接種証明書（自治体で発行、もしくは専用アプリ）、出発72時間前以降に実施したPCR検査陰性証明書、その他各国にて求められているワクチン接種証明や健康状態通知書など各種必要書類の専用サイトへの事前アップロードなど、海外出張に出発する前の準備は結構大変でしたが、これらを全て完了していざ成田空港から出発！まずは成田から10時間半かけてUAE・ドバイに飛び、そのままトランジットで南アフリカ・ヨハネスブルグまでの8時間ロングフライトです。エミレーツ航空にていざ出発。寝る前に寿司の盛り合わせが出ました！この先の各国周遊道中記については次回以降につづく…
04Feb
- PCR検査
  今年初めての投稿です。今年からはブログ更新も頻度を上げてやっていきたいと思います！（いつまで続くか…）オミクロン株によるコロナ感染者がすごい勢いで拡大していますね。東京都の1日あたり感染者は20,000人を超えており、増加ペースは多少緩やかになってはいるものの、もう暫くは増えるようなのでくれぐれも気をつけていきましょう。もう誰がいつ感染してもおかしくない状況になってきましたね。まわりで続々感染者が出ており、確実にコロナはすぐ近くに忍び寄ってきています。先日私の直属の部下が発熱し、PCR検査で陽性となりました。陽性となった場合、発熱などの症状が出た2日前からの行動範囲での接触者について、濃厚接触者の可能性があります。私はその部下が症状の出た前日に、その部下と会社の食堂でマスク無し、1m以内で、15分以上会話をしていまして、基準によれば濃厚接触者に該当するところですが、食堂では一応アクリル板で仕切られていることから会社の総務によれば濃厚接触者とは見做さないので出社しても構わないとのことでした。とは言ってもホントに大丈夫なのかはわかりませんね。心サルコイドーシスのような難病を患っている私のような基礎疾患持ちにとっては、コロナ感染は絶対に避けなければいけないところですが、こうなってしまっては仕方ありません。それから家の中でも家族にうつしてしまう可能性があることから、家族全員家の中でもマスクは常に着用し、食事も五月雨式に。ちょうど同じタイミングで下の高校生の娘が発熱。37℃ちょっとの微熱ですが、こちらも数日前に体調不良の友人と食事をしたとのこと。でも娘は至って元気で、別の体温計で計ったら36.8℃だったから大丈夫！と根拠の無い言い分。その友人がPCR検査を受けたというので、その結果によっては娘も濃厚接触者に該当する状況となってしまいました。これにより会社からは家族が発熱している状況で出社するのは公序良俗に反するとして、PCR検査等で陰性が証明されるまでは自宅待機、在宅勤務対応とするよう指示が…。こうなると我々もPCR検査を考えないといけないかと地元の保健所に電話して相談したところ、「まず、下の娘さんは定義によれば現時点濃厚接触者では無いので何も行動制限はありません。お父様も会社でそのように判断されているのであれば特に行動制限はありません。従って現時点公費によるPCR検査対象にはなりませんので、どうしても不安であれば個人で受けていただくか、病院を紹介することはできますけど今はかなりPCR受ける人が増えていて検査キットが足りない状況なので、症状も無い濃厚接触者でもない方は中々受けれないと思います。」とのつれない対応…。個人負担でPCRを受けると保険適用外で2.5〜3万円の負担ということでとてもじゃないけど受ける気になりません。保健所に相談しても頼りにならないことが分かったので、自分自身で「PCR検査公費即日」でGoogle検索して出てきた病院をあたってみたところ、比較的家の近所にある病院で濃厚接触者は公費ですぐに対応可能というところがあったので、すぐに予約して受けることにしました。最終的には問診後医師が公費扱いかどうかを判断するとのことで、今の私の状況で認められるかかなり不安に思いながら病院に行きました。やや怪しいビルに入っていたこの病院。中に入ると狭い待合室にびっしりとPCR検査待ちの方々が…。なんともここに来たことで逆に感染してしまうんじゃないかと思うくらいの状況に、極力息をしないで順番を待ちます。比較的すぐに呼ばれ中に入ると、フェイスシールドとマスクで完全防備の男性医師と女性看護師が笑顔で迎えてくれました。医師: 「濃厚接触者ということで公費でのPCR希望ですね。間違い無いですか？」私: 「はい」医師: 「状況を一応教えてもらえますか？」私: 「はい、えっと、職場で陽性者が出まして、昼食時にマスク無しで会話をしました。」医師: 「なるほど、では公費で保険適用ということでやっときますねー」ものの10秒の会話で公費扱いが決定、その後女性看護師にマスクを下ろして鼻だけ出すように言われ、検査用の綿棒を鼻の奥に突っ込まれ何度かくるくるしたら取り出して終了です。「結果は本日18時くらいにメールで連絡が行きますので。」まじめに保健所相談では受けられなかったであろうPCR検査が、あっさりしかも公費で受診完了。こうやって要領の良い病院はコロナで稼ぎまくりなんでしょうね…。気になる結果は、陰性でした！とりあえず一安心！これで普通にまた出社できるな。ちなみに娘の友人もPCR結果は陰性でした。以上PCR検査体験談でした！Yuppiのmy Pick楽天市場足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強板付き裏板付き足ツボマッサージ冷え性対策血行促進11,130円Amazon（アマゾン）官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き）9,950〜11,130円
31Dec
- 大晦日に思うこと
  ご無沙汰しておりました。前回ブログを書いてから季節が移り変わり、気づくともう年末大晦日です。もう今年も終わりか。ホント時間が過ぎるのが早すぎです。病状のほうは至って良好で、先日4ヶ月ぶりの外来でしたが心電図、胸部レントゲン、血液検査どれも特別大きな懸念はありませんでした。ほぼ毎日15,000歩のウォーキングと30分の官足法足踏みは継続しており、変わらぬ日々を過ごしています。最近は日本のコロナ感染者も低位安定しているので、健康上の理由から週に二回までとしている夜の会食も10月くらいから再開しており、ほぼ毎週二回しっかりと予定を入れています笑ただ以前のように朝方まで飲んだくれになるような生活ではなく、年も取ってそこまで元気も続かないので、羽目を外さない程度に楽しんでいる感じです。週二回までと会食を制限していると、どんどん先の予定まで埋まってしまうのですよね…現時点2月中旬まで埋まってしまっているので私の予約を取るにはほぼ2ヶ月待ちの状況。ミシュランと呼ばれています（笑）こういう日々を過ごしていると、あの3年半前の心サルコイドーシス発覚による香港赴任取り消しの出来事は一体何だったんだと最近よく思い返します。あのときは4度目の海外勤務の機会を失ったことや、将来の自分のキャリアへの不安からかなり落ち込んだものでしたが、その後の香港情勢を踏まえるとあのとき香港に赴任していたら大変な苦労をしたと思いますし、何より病気により香港で倒れてもうこの世に居なかったかもしれず、結果としては非常にラッキーな出来事となりました。しかしその後毎日服薬し続けてはいますが、月日とともに薬の量も減っていき、プレドニン5mgをはじめ医師から最低ラインと言われているレベル継続で今のところサルコイドーシス再燃もなく健康的に生活できています。3年半前の診断時は、心筋生検を行なったにも関わらずサルコイドーシスの細胞は見つからずいくつかの状況証拠で診断された訳ですが、本当はサルコイドーシスじゃ無かったんじゃないかと考えたりすることもたまにあります。そんな訳は無いはずですが、こうやって健康を維持できているのは日々のウォーキングと足踏み継続だと毎度ブログで言ってはいるものの、これが本当にその努力によるものなのか、それとも薬のお陰であってウォーキングなど関係ないのか、仮に薬をやめたらウォーキングと足踏みをやっていてもやはりサルコイドーシスが再燃するのか、今後薬も飲んでウォーキングなどを続けてももしも再燃したら今までにないほどショックを受けるのではないか、などなど考え出すとキリがありません。海外赴任をキャンセルするまで私の人生に大きな影響を与えたこの病気にも関わらず、今こうして普通で幸せに過ごしている日々がいつまた壊されてしまうのではないかと、逆に怖く不安を感じてしまうことが時々あります。紅白歌合戦を観ながら知らない歌がいっぱいだなぁと思いながら、官足法足踏みもしながらこんなことを書き綴ってみました。また来年も健康でいたいものです。Yuppiのmy Pick楽天市場足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強板付き裏板付き足ツボマッサージ冷え性対策血行促進11,130円Amazon（アマゾン）官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き）9,950〜11,130円
15Aug
- 1年振りFDG-PET検査
  お盆休み最終日。毎度のことですが、長期連休中の時間の過ぎる速さは一体何なんでしょうね。今年は9連休でしたがコロナ禍でどこに行くということも無く、殆ど家の中か近所の公園をウロウロするくらいで終わりました。終盤は天気も良くなかったので、仕事をしてしまいましたよ。さておよそ1年振りにFDG-PETと心筋シンチグラフィを受けて参りました。ついでに少し前にやったホルター心電図の結果も含め、備忘録的に残したいと思います。心サルコイドーシスと診断されてから3年半程経ちますが、退院後ほぼ毎日欠かさず続けている高速ウォーキング5kmと官足法足踏み30分、1日当たりの歩数15,000歩の成果と言えるでしょうか、今回の各種検査も全て問題無く、サルコイドーシスの再発等はありませんでした。まずはFDG-PETです。一部リンパ節への集積があるもののコロナワクチンの影響だそうです。続いて心筋シンチです。こちらも全く正常ですかね。ついでにホルター心電図。危険な不整脈VTの発生は有りませんでした。今回の結果で今まで毎日服薬していた4種類の薬のうち1つが無くなりました！β遮断薬のビソプロロールが無くなり、プレドニン5mg、アミオダロン100mg、ペリンドブリル4mgの3錠のみとなりました。やはり薬が減ると嬉しいものですね。もうこれ以上減ることは無いんだとは思いますが…今年の夏もどこにも行かず（行けず）終わりました…本来なら海外旅行でもガンガン行っても大丈夫な健康状態を維持してますが、今の状態では海外どころか日本国内でも中々動けないですね。来年の夏にはマスク外して海外のビーチリゾートでバカンスを楽しんだりできるようになってるでしょうか？Yuppiのmy Pick楽天市場足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強板付き裏板付き足ツボマッサージ冷え性対策血行促進11,130円Amazon（アマゾン）官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き）11,130円
31Jul
- 新型コロナワクチン接種②
  毎日暑くて既にもう夏バテしかけております…東京オリンピックが、始まってしまえば金メダルラッシュで盛り上がっていますが、コロナで選手の管理や監視が非常に厳しくて圧倒的に日本人に有利な環境なので、素直に喜べない感じがします。忘れていましたが、先日コロナワクチンの2回目接種を済ませてきました。2回目も接種したその日の夜から軽めなウォーキングもし、翌日若干のだるさと、接種した左腕部分の鈍い痛みが2、3日ありましたが、結局発熱も無かったですね。とりあえずこれで、感染を100%防げるわけでは勿論ないですが、一安心。多少の人混みへの外出も気にせず行けそうです。（既に気にしてませんでしたが）2回目は副反応が結構重いと聞いていたので翌日の予定も軽めにしておいたのですが、若干拍子抜けです。周囲は殆どの人が翌日38℃くらいまで発熱している人が多く、有給休暇を取ったりしていました。若い人は発熱しやすいということですので、周りからはバカにされましたが、絶対年齢は関係ないと思っています！明後日には半年ぶりのFDG-PET検査を受けてきます。最近昔のようにまあまあ仕事の忙しさやプレッシャーもある状況なので、心サルコイドーシスが悪化していないか心配ですが、また結果とともにアップしたいと思ってます！毎日暑いですが、毎晩変わらず汗だくになりながら5kmウォーキングを続けてます。ウォーキングを終えるとシャツがホントに汗でぐっしょりです。その後シャワーを浴びてから30分の官足法足踏みで、また汗をかいてしまいます。もうこれらのルーティンをこなさないと、逆に気分が悪くなってしまいますね。皆さん、暑さに負けないよう水分をしっかり摂りながら、お互いに体には気をつけて過ごしましょう。Yuppiのmy Pick楽天市場足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強板付き裏板付き足ツボマッサージ冷え性対策血行促進11,130円Amazon（アマゾン）官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き）11,130円
22Jun
- 新型コロナワクチン接種
  東京の3度目の緊急事態宣言も取り敢えず終了しましたね。飲食店に理不尽な制限を要求し続けた結果、多くのお店が耐えきれずに普通に営業し始め、ようやく宣言解除となったかと思ったら19時まで、2名のみ、90分以内というあり得ない形で酒類提供可って、ホントに政府は何を考えてるんですかね？一方で五輪は10,000人までの観客を認めるそうです…だからと言って観に行く観客も観客ですが。新型コロナウィルスワクチンの職域接種が6/21から私の会社でもスタートしました。早速2日目の6/22、1回目の摂取を済ませてきました。ワクチンはモデルナでしたが、報道で言われている副反応については、特に何もありませんでした。通常のインフルエンザ等のワクチンと同様に、摂取した部分に多少の痛みはありますが気になるレベルではない感じです。これでまずは一安心と思ってます。勿論コロナに絶対罹らないということでは無いですが、気持ち的な問題ですね。今回のワクチン接種については、心臓サルコイドーシスという基礎疾患のある者として、接種しても大丈夫か、そのリスクについて多少の心配が無かった訳ではありません。しかしながら事前に主治医に接種可否の確認の為に電話したところ、即答で「ああ、問題ないんで打っちゃってください」と、僅か5秒ほどの会話で終わりました（笑）なので医者からすれば、コロナワクチンは恐れるに足らない医学的常識かきっとあるんでしょう。プレドニンを飲んでいると、多少ワクチンの効きが悪くなる可能性があるそうです。まああまり関係ないと思いますが。ワクチン接種後15分間そのまま待機、その後職場に復帰で普通に仕事しましたが、特に何事もありませんでした。さすがにその日の晩のウォーキングは、ゆっくりウォーキングにしましたが、いつも通りワインも飲んで就寝。翌日摂取した左腕に少し痛みが出ましたが、仕事や通勤に支障が出るほどではありませんでした。次回の2回目接種はちょうど4週間後の7/20。それが済めばあまり気にせず外出も出来ますかね！早く以前の生活が戻るといいですね。Yuppiのmy Pick楽天市場足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強板付き裏板付き足ツボマッサージ冷え性対策血行促進11,130円Amazon（アマゾン）官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き）11,130円
10Apr
- Apple Watch 6
  大変ご無沙汰しておりました。今年2021年初めてのブログ更新です。変わらず元気な日々を過ごしております。心サルコイドーシスという病気が発覚して3年が経ちました。発覚直後はそれ以前のキャリアが全て無駄になるのではと落ち込んだものですし、その3年後に以前と変わらない海外の仕事（地域は変わりましたが）に従事し、まあまあ忙しい日々を過ごせているとは思いもしませんでした。私の場合は病気のかなり初期段階でラッキーだったのだと思います。昨日4ヶ月振りの外来に行ってきました。今回から主治医が代わり、新しい先生。いつも通り、採血・採尿、胸部レントゲン、心電図に加えて、久しぶりの心エコーと各種検査を終えて診察です。今回も特に問題無し。ちょっとお堅い感じの先生でしたけど、新しいこと言われたりしなくて良かった。先生によって大きく方針が変わったりするのを少し心配してたんですが、今までと同じ薬と量を継続ということで安心しました。次回は夏頃に1年ぶりのFDG-PETと心筋シンチ検査と外来の予約を取って終了です。いつも外来直前で漸く薬が全て無くなったと思っても、外来行くとまた大量の薬を持ち帰ることとなり気分がブルーになります。まあ仕方ないことですが……相変わらず日々のウォーキングと官足法足踏みは継続していますが、今年の初めに漸くApple Watchの心電図アプリが日本でも利用できるようになったので、直ぐにApple Watch 6を購入しました！USで心電図が使えるようになってから心待ちにしていました。購入してからはバスタイム以外ほぼ24時間装着しています。心サルコイドーシスが発覚し長期入院した頃、止むを得ず中国製の信用できるのかどうか怪しい心電図機能がついたスマートウォッチを購入し使用していましたが、1年もせずにすぐ壊れてしまいました。それに比べてApple Watchの信頼性のなんと高いこと。心電図アプリが搭載されているのはApple Watch 4/5/6シリーズ。6シリーズは一番安いのでも約5万円はするので安い買い物ではありませんが、心拍が低くなったり高くなったりすると通知が来るとか、倒れたときにはGPS情報とともに緊急連絡先に伝達してくれるとか、いざという時の為の買い物と思えば決して高いということでもないかと思います。今までは毎日15,000歩の歩数カウントはiPhoneの歩数計で測っていましたが、Apple Watchを付けてからは今までよりも毎日2,000歩程度カウント数が勝手に多くなりました。従って本年2月以降はなんと17,000歩を維持しております笑iPhoneだと所有していないときの細々とした動きがカウントされないのが、常に装着するApple Watchでは漏れなくカウントされるからでしょうか。心電図も以下のように記録され、必要に応じてPDFファイルを作成し医師に見せることも可能です。毎日の健康管理には欠かせないツールとなりました。相変わらずコロナの収束が見えないですが、皆さんも気をつけてお過ごし下さい。もう少ししたらワクチンが打てますね！我々のような基礎疾患持ちは東京は7月くらいかな？↓官足法に興味がある方は気軽にメッセージください。毎日乗った後はカラダがポカポカです。 Yuppiのmy Pick 楽天市場足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強板付き裏板付き足ツボマッサージ冷え性対策血行促進 11,130円 Amazon（アマゾン）官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き） 9,950〜11,130円
12Dec
- 4ヶ月振り外来診療
  大変永らくブログ更新をサボってしまいました。お陰様で体調に特に変化は無く、毎日健康的に過ごしております。相変わらず15,000歩/dayのウォーキングは続けており、2018年1月から続いている1ヶ月の平均日当たり歩数15,000歩を23ヶ月連続で達成しました。今月も達成すれば2年間、平均毎日15,000歩達成することになります。ざっくり計算で1ヶ月30日とすると、15,000 x 30 x 23 = 10,350,000 ！なんとこの2年間で1,000万歩以上も歩いてました！我ながらすごいと、よく頑張ったなと思います。昨日は5km=31.44分、平均時速9.50km/hを達成しました。これはランニングではなくウォーキングでの記録です。時速7kmを超えると、ウォーキングの方がランニングよりもエネルギー消費が大きいと、本当かどうか知りませんが何かで読んだことがあります。正直殆どランニングしてる感覚ですが、常に両足が地面に着いていることがウォーキングの定義だそうです。まあ競歩のオリンピック選手は時速15km/hで歩くそうですから、まだまだですけど笑さて、本日4ヶ月振りの外来でした。9月末にFDG-PETと心筋シンチの定例検査を受けましたが、検査結果を聞くのが今日ってめちゃくちゃ遅い気がするんですが…まあもしも異常な結果だったら連絡が来たんでしょうね。心サルコイドーシスを患ってから2年半で6回目のFDG-PETです。結果ですが、今回も心サルコイドーシスの再発は認められず異常無しでした！心筋シンチも同様に特に異常無しです。この結果を受けて服薬については抗不整脈薬のアミオダロンは減らしてもいいと言われたのですが、不安であればそのままでも良いとも言われ、今回は現状維持としました。そして主治医の先生からショッキングなお知らせが…来年3月末で医局に戻るそうです…次回の外来が来年4月なので、そのときにはもういらっしゃらないと。病気発覚し入院以来ずっとお世話になってきた先生だけに残念です。別の先生にちゃんと引き継いでくれるとのことでしたが、少し不安ではありますね。このまま特に症状無く、今のままの生活が続くと良いんですけど…10月から会社で自分の役割変更があり、仕事が急に忙しくなってきました。病気になる前のような殆ど寝れないような毎日ではないですが、毎日のルーティンである夕食後の5kmウォーキングと官足法足踏み30分を確実にやる為には遅くても20時には会社を出たいところですが、21時をまわることもちらほらという感じになってきました。あまり無理はしないことを心掛けてはいるのですが、まだこの先15年は働かなければいけないとするといつまでも楽してるわけにはいかないところです。また心サルコイドーシスが再発しない程度に頑張っていければと思っています。
16Aug
- お盆休みと外来診療
  毎日暑い日が続いていますね。8/7~16は10連休のお盆休みでしたが、このご時世旅行に行くでもなくどこにも行くことができなかったのでお金も使う機会がありませんでした。なので食事くらい多少贅沢にと家族で近所ではありますがランチやディナーで外食に出向いてばかりいました。そんな中、4ヶ月ぶりの外来診療に行ってきました。お盆休み中で且つ新型コロナウィルスの関係もあるので病院はガラガラであることを想定していましたが、思いの外混雑しており血液検査、心電図検査もまあまあ待ち時間がある状況。主治医の診察も予定時刻より30分遅れとなりました。診察の結果ですが異常は特に無く、血液検査も日々のウォーキングなどの効果もあり、長年基準をオーバーしていたコレステロールや中性脂肪も全て基準内。心電図も問題無く、プレドニンを5mg/dayに減量して10ヶ月以上経過していますが今のところ病状は安定しているようです。これを受けて今回、プレドニン5mg/dayを維持している限り骨粗しょう症などのリスクも限りなく低いということで、今まで服薬していたカルシウム製剤は必要無しとまた1つ減薬となりました！半年に一度注射していた同じく骨粗しょう症予防のプラリアも今後必要無しとのことです。この結果毎日の服薬は以下の4錠となりました。僅か4錠です。治療を開始したときと比較するとかなり少なくなったなぁと感慨深いです。今後心サルコイドーシスが再燃しない限りこの量を基本継続（アミオダロンはもう少し減るかもとのこと）していくということですが、この僅か4錠の薬を飲み続ける限り自分の健康を維持できるのであれば喜んで飲み続けたいと思います。今年のお盆休みは前述の通り毎日暑い中ウォーキングをして過ごしました。10日間毎日15,000歩以上を確保しました。かなりの汗を毎日かきましたね。ここのところプレドニンのせいもあるのでしょうがかなり新陳代謝が向上しているようで、毎日大量の汗をかきます。ウォーキングも時速8kmくらいのスピードで5km歩き続けるので、終了後はシャツもパンツも汗でぐっしょりで絞れば滴るほどです。お陰様で病気を患う前から13kgくらい減量しています。毎月体重は減り続けており、ついに大学生時代の体重に戻りました。毎日しっかり食事を取りながらの健康的な減量です。もはや病気を患う前よりも完全に健康な体です。このお盆休み最終日に、足ツボ健康ロードで有名な川越の熊野神社に行ってきました。ずっと行きたかったのですが中々行く機会が無く、念願の訪問となりました。足ツボ健康ロードにトライしていた人たちは皆一歩進むのにも激痛に大苦戦。そんな中、毎日官足法足踏みマット30分で鍛えている私は全く痛みなど感じず、この足ツボロードをスキップして歩いても全く余裕。周囲の人たちも驚きの顔をしていました。官足法の足踏みマットは以下で10,000円程度で購入できます。関心ある方は是非トライしてください。官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き）Amazon（アマゾン）9,950〜10,800円足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強版付き冷え性対策人気番組アメ○ークに出ました！激痛足ツボマット　癖になる痛さ！楽天市場10,814円私は2年半近く前に退院してから毎日欠かさず30分乗り続けています。あ、2日くらいできない日はあったかな。でも海外出張のときでもこのマットを携帯して踏み続けた結果、血液の循環が非常に良くなったことを実感しています。1ヶ月後くらいの9月末に、半年振りにまたFDG-PETと心筋シンチをやることになりました。そこで再燃が確認されなければ今後は1年に1回でいきましょうとのことでした。再燃していないことを心から祈るばかりです。
29Jul
- 近況
  長らくブログ更新が滞ってしまいました。ブログ更新してませんでしたが、体調良好、元気にやっております。4月から再び海外事業の部署に復帰し4ヶ月が過ぎようとしており、地域こそ慣れ親しんだヨーロッパではなくアフリカ・中東という今まで全く縁の無かったところではありますが、やはり自分にとって一番やりがいのある海外の仕事ということで、毎日充実した日々を過ごしています。しかしながら一方でコロナ影響によりビジネスの悪化は勿論、出張で現地を訪れることができないのでまだ現地感覚が無く、まともなビジネスをやっている感じがしないのが残念ではあります。そもそも出張などに行けるのか、というのもあります。昨年末から年初にかけてシンガポール、ヨーロッパ、アメリカへの出張に行きましたが、それは医療事情に全く問題の無い先進国ということで、いざと言う時の不安は少ない為に会社の産業医からも認められたと言うのがあります。しかしながらアフリカ・中東となると、いくら体調良好とは言え、心サルコイドーシスのような希少な難病を患っている人間を従業員の責任を負っている産業医が出張許可するのはなかなか難しい判断かと思われます。先日産業医に相談した際は、将来含めてアフリカに海外駐在赴任するのは無理であろう（先進国なら可能と言われているのは救いです）、しかしながら1週間程度の海外出張であれば服用している薬を絶対切らさない万全な準備があれば大丈夫でしょうと言われました。アフリカのような国々では航空機預け荷物が簡単に紛失したり、入国の際の荷物チェックで怪しいと取り上げられたり、想定外なことが多々起こります。1週間の出張の為に2ヶ月分くらいの薬をいくつもの保管場所に分けてハンドキャリーすれば大丈夫だろうとのことですが、そこまでして行くのも正直気が重いところです。そんなもどかしい部分もありますが、やはり海外の国々で自社のビジネスを展開するのは壮大であり、自分にとっては大きなやりがいを感じられるので、一時は諦めかけたものの本当に再び戻ってこれて良かったと思っています。心サルコイドーシスは希少な難病ながらも、ブログを通じて同じく心サルコイドーシスを患っている方々がまあまあ居られることを知りました。それぞれの患者さんで病状や症状に大きく違いがあるようで、私の場合は現時点ではかなりラッキーなほうなのかと思っています。今後もずっと今のような状態が保てるかはわかりませんが、毎日続けている2つのルーティン、15,000歩ウォーキングと官足法足踏み30分を欠かさず今後も頑張っていきたいと思います。足つぼマット【官足法ウォークマット裏板セット】補強版付き冷え性対策人気番組アメ○ークに出ました！激痛足ツボマット　癖になる痛さ！楽天市場10,814円官足法ウォークマットⅡ 裏板セット（ABS樹脂製補強板付き）Amazon（アマゾン）9,950〜10,800円8月中旬に4ヶ月振りの外来です。大きな変化が無いことを期待して、また病状アップいたします。
24Apr
- 心サルコイドーシス発症から2年
  心サルコイドーシスという病気が発覚してからほぼ2年。発覚前も含めて今日に至るまで、病気らしき自覚症状は一切感じたことはありませんが、生活習慣が大きく変わったことで、2年前までと比較してかなり健康になったのではないかと錯覚してしまう毎日です。体重も一番重かった時代からマイナス10kg。しっかり3食食べて、おやつもあまり気にせず食べながらのこの結果。毎日の高速ウォーキングの成果が出ています。3月末と4月初に半年振りに実施したFDG-PET検査と心筋シンチ検査の結果が出ましたので、3ヶ月振りの外来診療に行ってまいりました。新型コロナ蔓延の状況にどこの病院も同じかと思いますが人数もかなり減っており、院内に入る際にはマスク着用必須、サーモグラフィによる発熱チェックを行っての入場と物々しい様子です。検査の結果はともに前回から更なる改善で非常に良好な経過でした。FDG-PET心筋シンチ左室駆出率（LVEF）の改善が顕著で68%と、病気治療開始以来最高の実績です。プレドニンを5mg/dayに減量して半年経過した後の検査でしたので、万が一のサルコイドーシス再燃を危惧していましたが、とりあえずほっと一安心。血液検査の結果でもコレステロールや中性脂肪がようやく正常範囲に戻ったことなど、やはり生活習慣の見直しで健康を取り戻すことは可能なのですね。根気強く継続することが重要で、丸2年掛かってここまで戻すことができました。このような結果、現在服薬している薬について、プレドニンも5mg/dayと少なくなっているので胃腸薬はもう不要との判断で無くなり、血液中のカルシウムも増えているということで、骨粗しょう症などの予防として出されていたカルシウム製剤も1日2回→1回と減薬となりました。このカルシウム製剤はまあまあ2回目のを飲み忘れることが多かったので、1日1回となって良かったです。以上により今後毎日飲む薬は以下の5錠のみとなりました。新型コロナ影響により、急を要さない診療の患者は通院間隔を空けるとかで、今まで3ヶ月毎の外来だったのが、次回は8月となり4ヶ月後。これに伴って処方された薬も4ヶ月分！まあ大量ですな。4月から再び海外関係の仕事に戻りましたが、ほぼ毎日在宅勤務が続いているのでイマイチ実感が湧きません。当面海外出張も行くことは無さそうですし。コロナが流行る前までにシンガポール・ヨーロッパ・ラスベガスに行けて本当に良かった。毎日Skypeでの会議の連続ですが、これに慣れちゃうとホント会社に行くのが億劫になりますね。今晩はオンライン飲み会です♪こないだ一度やったらまあまあ楽しかったので、今後は回数が増えそうです。
20Mar
- ようやく陽が昇り始めました
  早いもので、心サルコイドーシスという病気が発覚してからもう2年です。あの2年前、香港への赴任が決まっていたのに病気のせいで取り消しとなり、長年親しんできた海外の仕事からも外れざるを得なくなって大変悔しい思いをしたことも、もはや思い出すことも殆ど無くなりました。しかしながら今覚えば、あのとき病気に気づかずもしも香港に赴任していたらと思うとゾッとします。ご存知の通りこの2年ほどの間、香港は政情が安定せず大変なことになっていました。毎日のようにデモが繰り返され、街中は混乱を極めていました。ようやく落ち着きを取り戻したかと思いきや、この新型コロナウィルス騒ぎです。中国本土を発端とした新型コロナウィルスですが、その中国と接している香港での影響も計り知れません。そんな中でもし香港に赴任していたら、仕事自体の忙しさに加え深刻な政情とコロナ騒ぎによる心労も加わり、病気の進行も相まって、ほぼ確実に生命は無かったに違いありません。今となっては、香港に行けなかったことはむしろ自分の人生にとってラッキーだったんだと思うようにしています。病気が発覚して長期入院に入り、退院してからおよそ1年9ヶ月、健康を取り戻す為の努力を毎日繰り返してきました。海外の仕事を外れたことで時差などを気にする必要が無く、毎日の仕事のペースが一般的に言って正常とされるサイクルに変わりました。また食事に気をつけながら、平均15,000歩/dayのウォーキングを続けた結果、体重も8kgくらい落ちて標準体重まで戻すことができました。煙草はやめ、お酒も毎日飲んでるものの確実に酒量は減りました。睡眠時間も平均6時間以上をキープしています。そして極め付けは毎日30分の官足法足踏みです。お陰様で検査の各項目はほぼ全て正常値に戻っており、心電図なども正常を維持しています。先週末も2時間掛けて13kmウォーキングに行ってきました。新型コロナウィルスが猛威を振るっており、我々のような持病のある人間が感染したら重症化するリスクがあるとのことですが、あまり神経質になっても仕方ないので、マスクや手洗いなどの基本的な対策のみで普通に生活しています。このような状況で、会社も3月初日から原則在宅勤務となっています。立場上ちょくちょく出社せざるを得ないことが多いのですが、在宅中はSkypeやTeamsと言った技術の発展のおかげで、会議など含めて問題無く仕事が出来ており、あらためてオフィスに出社することの必要性を考えさせられます。通勤しなくて良いということがなんと快適なことか。オリンピックに向けて昨年の夏にもテレワークトライアルということで2週間ほど在宅勤務を行いましたが、そのときも大きな問題は何も起こりませんでした。今回のコロナで、より多くの都内の企業が在宅勤務を積極的に行っていますが、このような伝染病のみならず、ここ数年の温暖化に伴う度重なる台風などの自然災害発生時にも有効で、コロナを機に日本でも一気にテレワークの浸透が進むかもしれませんね。在宅で何も問題無いじゃん、と若い人たち中心に考えが一気にシフトするかも知れず、働き方改革の機運もあることですし、想像を遥かに超えたスピード感で一気に人々の働くことの概念が変わるかもしれません。そんな中で、今年の定期人事でついに4月からまた海外の仕事に戻ることになりました！！1年8ヶ月振りに復帰です。地域は以前のヨーロッパではなく、アフリカ・中東というちょっと私のような病人にとっては海外出張は行きにくい地域ではありますが、これからまだまだ発展の期待できる地域ですので、仕事としてはおもしろいのではと期待しています。一時はもう海外の仕事は無理かもなと思っていましたが、この1年8ヶ月で生活スタイルと自分自身の身体について真剣に考え直してきた結果です。このブログのタイトルに、「また陽が昇る日まで」のサブタイトルを付けてきましたが、まもなく陽が昇りそうです！既に東京も桜は開花してるはずですが、近所の川沿いの桜並木はもうあと少しという感じです。でもちらほら咲き始め、春はもうすぐですね。来週には半年振りのFDG-PET検査、4月初には心筋シンチグラム検査を予定しています。プレドニンを5mg/dayに減らしてから初めてのPETとなるので、その後の病状がどうか、サルコイドーシスが再発していないか非常に気になります。また結果が出たらアップしたいと思います。
26Jan
- 外来診療とステロイド服薬中の抜歯
  先日、プレドニンが5mg/dayになって以来、3ヶ月振りの外来診療に行ってまいりました。いつも通り、血液検査（今回は尿検査も）、心電図を終えてから主治医の診察。血液も心電図も特に異常は無く順調な経過とのこと^ ^、なので引き続きプレドニンは5mg/day継続で、3月末から4月にかけて再びFDG-PETと心筋シンチをやりましょうとのことでした。次回のFDG-PETで何も問題が無ければ、このままプレドニンを今後5mg/dayでずっと維持していくとのことでした。そうなればとりあえず一旦落ち着きますかね。もう最近はほぼ病気になる前と同じ生活が出来ています。とは言っても以前のような不規則な生活や毎日深夜まで飲み会といったことは無くなり、仕事は大体19~20時には退社、飲み会も週2回ルールを守り続けており、自宅で飲む際はワイングラス 2杯まで、また飲み会の無い日は食後約5kmのウォーキング、そして毎日必ず30分の官足法足踏みと、ルーティンとして続けています。ウォーキングはかなり競歩に近いハイスピードで、今年より下の娘も何故か一緒に歩くと言い出したので一緒に歩いていますが、流石に若いだけにかなり早く、それに合わせる形でこちらも頑張っている結果、8km/hを超えるスピードに到達しています。なので毎晩ウォーキング後は大汗をかいており、すぐに風呂に入ってくつろぐという、2年前までは考えられなかった生活です。ということで、循環器内科の外来は特に何も問題はありませんでしたが、今回はこれだけでは無く、もう一件記録しておくべきことがあるので続けます。今回心臓の外来だけでなく、口腔歯科にも立ち寄りました。実はまだイギリスに滞在していた2014年くらいから、40歳を過ぎているにも関わらず歯列矯正を始めたのですが、流石に大人の歯は思うように動かず、5年以上経っても中々終わらない状況でした。特に左下の親知らずを何とか動かそうとしていたのですがうまく行かずに歯が弱ってきてしまった為、もはや抜歯をせざるを得ない状況となってしまいました。しかしながら、ステロイドを服用している方は皆そうだと思うのですが、骨粗しょう症予防の為の薬を服薬しているかと思います。この骨粗しょう症予防の薬はビスフォスフォネート系薬剤と言うらしく、内服のケースと注射のケースがあります。私も年2回プラリアという注射を打っているのですが、実はこのビスフォスフォネート系薬剤と抜歯が非常に相性が悪いらしいのです。どう悪いのかというと、この薬を服薬中に抜歯を行うと、顎の骨が脆くなる顎骨壊死と言う難病を引き起こす可能性があるとのことです。内服薬の場合で0.1~0.3%の確率、注射薬の場合は7~9%と、まあまあ高い確率でこの顎骨壊死を引き起こすらしいです。ご参考までに病院から貰った説明書を添付します。私は矯正がうまく行かなくて、親知らずの歯を今抜いて別の治療を行わなければいけない状況にあったことから、こういったリスクはあるものの抜歯せざるを得ない状況でした。この抜歯も心臓と同じ大学病院内にある口腔歯科でやってもらいました。抜歯自体はすぐに終わり、抗生物質などを貰って当面は毎日歯磨きはいつもよりも念入りに行う必要があります。リスクが9%と聞くとちょっと怖いですが、抜かないままにしておくこともできなかったので仕方ないですね。抜歯後既に10日程経過していますが、今のところは特に変わった様子はありません。痛みなども特にありません。しかしながら親知らずなので、抜歯後ポッカリと歯茎に穴があいており、毎日この穴の中まで水を注いで洗浄しなければなりません。こちらの経過についても、今後必要に応じて（悪化するようなことがもしあれば）ブログに書いていきたいと思います。問題無く抜歯後の穴が塞がって完治することを願うばかりです。
12Jan
- ラスベガス
  遅くなりましたが、、、新年明けましておめでとうございます。今年も中々更新しない拙いブログではありますが、どうぞよろしくお願い致します。年末年始はどこにも行かず、家族としっとりと過ごしました。今年は2人の娘がそれぞれ大学生、高校生に進学することもあり入学金などお金がかかる年なので、どこにも行かず安上がりな年末年始です。それでも2人ともエスカレーターで進学するので受験で神経使う必要のない気楽な年越しとなったので良かったと思っています。さて、新年の仕事始めは海外、米国はラスベガスにてスタートです！ラスベガスは今回初めてでしたが、全てがアメリカンサイズ。ヨーロッパとはやはりだいぶ違いますな。滞在ホテルは世界一客室数の多いMGMグランド。なんと6,800室以上も客室があるそうです。廊下も端っこが肉眼では確認できません。聞くと世界のホテル客室数ランキングで、ベスト15にラスベガスのホテルがなんと10軒も入っているそうですね。今回のラスベガスは日本のTVでも散々報道されているので皆さんご存知と思いますが、世界最大の家電見本市 CES (Consumer Electric Show) の視察です。家電見本市と言っても、今や電機機器の領域に捉われず、自動車メーカーからスタートアップ企業まで、5G時代に向けて電動化や自動運転、ドローンや各種ロボティクス技術による未来のライフスタイルの提案が満載。ラスベガス中心を走るモノレールの始点から終点まで各所の展示会場やホテルをいくつも使用した展示会で、移動するのも一苦労。毎日30,000歩近く歩いたのでウォーキングもするまでもありませんでした。プレドニンが昨年10月より5mg/dayと減量してから約3ヶ月程の間に、シンガポール、ヨーロッパ4ヶ国周遊、米国ラスベガスと、アジア・ヨーロッパ・アメリカの3地域を制覇。ちょっと流石にハイペースすぎ？個人的には敢えてハイペースなスケジュールを組んでみたというのもあるのです。毎日の食事に気をつけ、毎日の仕事や生活スケジュールも無理のない行動をし、毎日の運動（ウォーキング）、そして毎日の足踏みと健康に気を使いながら、服薬による治療を真面目に継続してきたことで、心サルコイドーシスの兆候は今現在はすっかり見られない状況となっています。プレドニンが5mg/dayとなって、この数ヶ月間多少キツい日々を過ごしてみて、今週予定している3ヶ月振りの外来診療や、4月頃に予定の半年振りPET等で問題が見られなければ、このペースで生活しても耐えられる身体になってきていると言えるのではないかと思い、敢えてこのスケジュールを組んでみたという感じです。今のところこの出張による身体への変化は特にありません。今週の外来診療結果はまたアップしたいと思います。
13Dec
- ヨーロッパ、ついに！
  ついに、ついに、ついについに！昨年2月の訪問後、異動の発表とともにヨーロッパには当面行くことは無いと思っていたら、病気発覚で海外すら行けなくなって1年10ヶ月。海外自体は1年8ヶ月振りにシンガポールへ10月末に行って来ましたが、今月アタマ12/2〜7の日程でヨーロッパの地に再び立つことが出来ました！今回はドイツから入り、フランス、UK、ベルギーの4ヶ国への出張です。プレドニンの服用量が10月から5mg/dayとなり、会社の産業医から海外出張許可が下りましたが、それから僅か2ヶ月目にして、5日間で4ヶ国、飛行機には計7便にのるというかなりハードなスケジュールで体への影響も心配でした。ヨーロッパは移動時間が約12時間で、時差が8または9時間もあるので尚更です。しかしながら心配も何処へやらで、無事何事もなく帰国しました。この時期のヨーロッパは極寒です。国にもよりますが最高気温は5℃前後。最低気温は氷点下です。一方で街はクリスマス色でいっぱいで、至る所でクリスマスマーケットが開かれていました。ドイツはデュッセルドルフとハンブルグに滞在。欧州歴が長い私でもハンブルグは初めてで、ハンバーグは食べ損ねましたが、ドイツワインも楽しめました。ハンブルグはベルリンに続いてドイツ第二の都市ですので、空からの夜景もめちゃくちゃ都会でした。フランスはパリに続いてこちらも第二の都市のリヨンです。いかにもフランス的な景色が印象的でした。フランスでも美食の街として名高く、地元の家庭的なフレンチを堪能して来ました。そしてUKは大都会ロンドン。2012~2015までの3年間在住した大好きなロンドンに再び来れて感動です。ロンドンのこの街並みを見るといつもワクワクしてきます。最後はベルギー・ブリュッセル。ここも1999~2004まで5年間在住した思い出の街です。数年前には大規模なテロもあって少し心配ではありましたが、そんな雰囲気は全く無く、世界一綺麗な広場と言われるグランプラスの夜景は素晴らしいものでした。勿論ベルギーと言えばムール貝やチョコレートなどの美食の国ですから、食べ過ぎて多少体重が増えてしまったのではないかと感じてしまうくらい。これは本当に出張か？旅行ではないのかと疑われそうですが、仕事もちゃんとやってきましたよ笑心サルコイドーシスが発覚した際は、もう二度とヨーロッパには来れないかもと思っていましたが、意外にも早く再訪が実現しました。これも薬を服用量をしっかり守って毎日マジメに飲み続けたことに加え、毎日のウォーキングや足踏みなど体に気を使ってきた結果、薬も減って調子も良くなったことで成し遂げることが出来たのだと思います。心サルコイドーシスになってもこうやって海外渡航も出来るのです！今同じ病気で苦しんだり悩んだりしている方々に、少しでも希望となればと思います。年明けの来月にはラスベガス出張の予定です。毎日の健康管理には気をつけて、これからも大好きな海外の仕事が出来るよう頑張っていこうと思います！

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