Q.子どもが違う弦を弾いてしまいます!
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くまりん
ヴァイオリンには
4本の弦が張ってあり、
それぞれの音をきれいに出すための
弓の角度が決まっています。
ある弦からある弦へ
弓の角度を移動させることを
「移弦」と言います。
たとえば鈴木教本1巻の
キラキラ星では冒頭
このタイミングに移弦があります。
移弦のタイミングを間違うと
二つの音が混ざったり
違う弦を弾いたりしてしまいます。
今回は小さなお子さまでも
スムーズに移弦できるようになる秘策、
それはずばり
「シーソー遊び」
のイメージです!
今回はシーソーのイメージを使った
移弦の導入方法を
ご紹介いたします♪
①シーソー遊びのやり方
まずは弦の上に弓をのせたまま
少し弦に押し付けます。
その際、
「絶対に音を立ててはいけないよ」
とルールを決めます。
「A線からD線!」
「D線からG線!」
などと指示をし
楽器に弓をのせたまま
言われた弦の上に
弓の角度を移動させます。
中弓、元弓、先弓と
難易度を上げていきましょう。
(先が一番難しいです)
G線からE線などで
大きく弓を動かしたり、
どちらが音を立てずに
移弦できるかな?と
競争すると盛り上がりますよ(^-^)
②楽譜で移弦する場所に印をつけさせる
シーソー遊びができるようになったら
楽譜の中で弦が変わる箇所に
印をつけて、意識させます。
星印やシーソーマーク、矢印など
何でもOKです。
できれば本人に子どもさん自身に
探させて印をつけてもらいましょう。
③曲を弾いている時に「次シーソーだよ」「シーソーの移弦だよ」などと声掛けする
曲を弾いている時
移弦のタイミングで
「次シーソーだよ」
「シーソーの移弦だよ」などと
移弦とシーソーを関連づけるように
声掛けをしましょう。
幼児の場合はイメージの方が
より早く伝わりやすいので
「シーソー」という言葉が
キーワードとなり
シーソーを思い浮かべて
慎重に角度を変えられる
ようになります。
「シーソー=移弦」の
イメージができたら
あとは「移弦」というだけでOKです。
④移弦のタイムを縮める
ゆっくりでも移弦ができたら
「何秒で移弦できたかな?」
など、素早さに着目してみましょう。
「今日は5秒で移弦ができたね!
明日は4秒でできるかな?」
などどポジティブな声掛けをすると、
自信がついて最後は
なめらかに移弦ができるようになります。
くまりん
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