岩手県盛岡市&青森県弘前市の音楽教室
熊谷ヴァイオリン・ヴィオラ教室の
ゆみ先生ですニコニコ音譜
今日もご来訪ありがとうございます!

 
☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ


映画『オーケストラ・クラス』
生徒さんよりチラシを頂きましたおねがい

娘が生まれてから暫く
映画は見ていなかったのですが、
これは面白そう〜!!

ぜひ観に行きたいです!

弘前の保育園で園児全員
総勢60人(!)をレッスンをした
怒濤の日々が思い出されます照れ


 


さてさて

台風で湿度が高かった為か、
今週は私の楽器のペグが
超絶回りにくくなっております。

梅雨の時期もいつもペグが
『ギギギギ』
と悲鳴を上げておりますガーン

一人で練習する時は良くても
オーケストラ等で調弦に
もたついてしまうと
焦ってしまいますよね。

私は過去、無理矢理ペグを回して
ペグの穴の周りをパキッと
割ってしまったことがありました。

今日は私のような失敗をしないための
ペグを回りやすくする方法を
お伝えしたいと思います。








【ペグが回らない時の解消法】



①一度弦を緩めて巻き直す
ヴァイオリンのペグは内側(先)に
行くほど少しずつ細くなっています。

押し込みながら回すことで
ぴたっと穴にはまる仕組みに
なっているんですね。

湿気や温度で木材が膨張すると
穴に対してペグがきつくなり
すぎてしまうので

一度思い切り緩めてから
少しだけ先程よりも抜いた状態で
巻き直すと、ペグが回りやすく
なるかもしれません。





②弦と壁の間に隙間を作る
楽器の内側の壁と
弦の巻き終わりの間に
全く隙間がない
キツキツの状態だと、
摩擦によりペグが
回りにくくなります。

そんな場合は、
少しだけ壁と弦の間に
隙間を空けてあげることが
有効になります。

ただし、
隙間を開けようと弦を引っ張ると、
糸巻きから弦の端がビョーンと
飛び出した状態になるので、
見栄えや雑音が気になることも。

飛び出た分を切るのも
1つの手ですが、
湿気で一時的に回りにくく
なっている場合は、
乾燥すると今度はペグが緩く
なりすぎる危険もあるので
要注意です。

応急処置として、
弦の巻き始めを
『内側に1巻き』から
『内側に2巻き』に変える、
という裏ワザもありです。




③ペグコンポジションを塗る
ペグの滑りが悪くなっている
のであれば、専用の
『ペグコンポジション』という
ものがあります。

楽器に当たる場所に
ヌリヌリすることで、
滑りがよくなるので

一家に一台(?)
楽器ケースに用意して
おくことをお勧めいたします。




④調弦筋を鍛える


生徒さんに
『ペグがびくともしないんです』
と言われ、先生が回すと
楽々回せてしまうこともしばしば。

この場合原因は明らか
筋力不足!

です。

ペグをつまむ力や
ペグを押し込む力を
鍛える…

なんて面倒なことは
しなくてOK。

調弦に使う筋力は
調弦で鍛えましょう!

特に全弦アジャスターに慣れて
しまうとなかなか
筋力がつかないので、

たとえ音が合っていても、
毎日ペグを回す癖をつけましょう!

一週間程で、
あれ程痛かった調弦が
楽々できるようになりますよ。

ちなみに調弦筋なんてものは
存在しないので、あしからず口笛



⑤楽器の調整に出す
①〜④を試しても効果なしだとしたら、
楽器の構造上の問題かもしれません。
楽器屋さんに持って行きましょう。



以上、調弦にお困りの方の
ご参考になれば幸いですニコニコ
どうか快適な練習生活を!



☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ

生徒さんの興味や段階に合わせて
ひろゆき先生とゆみ先生が
2人体制でサポートいたします音譜