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健康美コンシェルジュ 森 ゆみこ
先日、日本人にとってとても大事な
「お米」の話題を書きました。
健康にアンテナが立っているあなたは
白米よりも玄米のほうがいい、
と思っているはず。
でも世の中には、玄米は危険という説も流れています。
わたしは、前回お伝えした通り、
下記の視点で見て「いい、悪い」は変わる、
と考えています。
①玄米自体の質
②あなたの体質・体調が玄米にあっているか
そして、しばらく試して、
ご自身のカラダにどんな結果が出るかで
決めるのがいい、と思っています。
今日は玄米の調理法についてです
わたし自身は、ほぼ毎日自然農栽培の玄米を食べてるし、
愛するわたしのおかあちゃんもそうです
（わたしたち、同居はしていません）
でね、わたしは、
たとえ同じ玄米でも調理の仕方によって
その状態は変わる、
と思っています。
マニアックな話題で恐縮ですが今日は、
「健康のためには玄米をどう調理したらいいか？」
を書きますね～
👆イカライス（ヘルシーフレンチレッスンより）
玄米を発芽させる ＶＳ させない
発芽させるか・させないか問題。。。。
これにも下記のように諸説あります。
・
・
・
発芽させるとエネルギーが低くなる。
だからさせないほうがいい。
一方で、
発芽させないと玄米がもともと持っている「毒」を
排除できない。
浸水させて発芽させるとその毒は取り除けるから、
発芽させるほうがいい。
あなたがこれを聞いてしまったら、
悩みませんか？
では、ここでスカッ！ズバリ！！
わたしの考えをお伝えしましょう。
①誰がどう育てたか？
②どんなデータがあるか？
で決めるといい、
とわたしは思っています
①について
・
・
わたしとおかあちゃんの食べている玄米は、
農家さんが育てる過程で農薬・化学肥料を
全く使いません。
しかも、その農家さんたちは心ある方々で、
儲けのためだけに作ってなくて
人の健康を心から考えているのです。
だから、「誰がどう育てたか」に関しては安心です。
ただし、ここで注意が
玄米のことをわたしたち人間は「単なる食べ物」と
捉えていますが、
玄米側からみたら「稲」という植物、つまり生き物、
なんです。
自然界で、稲ちゃんはその種を保存したい。
つまり、ずっと生き残りたいわけ。
そのためには、
天敵から身を守る「護身用の毒」を持っている
必要があります。
その天然の毒を、
「猛毒だ！だから玄米は健康によくない！」
と言ってる人たちはいます。
それをわたしは否定はしません。
でも、毒をもっているということは、
玄米以外のすべての穀物も野菜も、果物だって
そうなんですよ
日本では大っぴらには言われていないので、
知らない方も多いのですが、
事実そうです。
もしこれを疑う方は、「レクチン」で検索し、
ご自身で調べてみてくださいね。
この天然の毒の、
お一人おひとりに対する有害加減は、
わたしにはわかりません。
ただ、「玄米には毒があるから、健康には悪い」
と言ってる方々の意見を、
鵜吞みにするつもりはありません。
そこで、これを解決する手立ての一つが、
先ほど②で挙げた「どういうデータがあるか」
なんですよ～。
それではここからは、
②についてお伝えしましょう。
身近なデータで言うと
・
・
わたしのおかあちゃんは、
玄米を発芽させず食べていますが、
食べ始める前に比べ、明らかに便通が改善。
あと1か月で88歳なのに
ものすごいエネルギーに満ち溢れていて、
健康面では間違いなく向上しています
わたしは、おかあちゃんよりもワイルドではなく(笑)
彼女より胃腸も強くないので、
同じ玄米を発芽させて食べています。
水に１～2晩ほど浸けることで、
お米自体やわらかくもなるから、
消化の面でもわたしには食べやすいんです。
そして、調子はいいです。
その農家さんも発芽させないで
召し上がっているとのこと。
理由は、
「浸水し発芽させると、
発芽のほうにエネルギーが持っていかれるため、
玄米自体のパワーが落ちるから」
だそうです。
長年ずっと発芽させず玄米を食べていてとても元気で、
その周りの方々も、健康になっている人も多いそうです。
以上が、見近なデータです。
なにも、研究室で賢い研究者が頭を使って
数値を緻密に追って出したデータだけが
「データ」ではありません。
え？身近なこんなレベルのデータは信用なりませんか？(笑)
わたしはこう考えています。
「医者や研究者や、有名人が言ったことが正しい」
ともしあなたが思うなら、それは
そう思い込まされているだけかも(笑)
自らのカラダを使って
数年～数十年にわたって取った「データ」のほうが
自分たちには正しい。
だって、体質や体調は各人により違い、
それを感じられるのは、
ホントはその本人だけなのですから。
研究者が出したデータは参考にはするけど、
あとは自分で感じて選ぶ方が、
ずっと安心。
そう思うのはわたしだけでしょうか
食べものの「消化の良い状態」は非常に大事なこと
あなたは玄米をどう炊いていますか？
わたしは土鍋で炊いています。
なぜなら、胃腸に負担をかけず、
「消化の良い状態」で食べたいからです。
実はこれ、健康で美しく生きるうえでは
とても重要なことなの。
なぜわたしが「消化」を大事に考えるのか？
その先の「玄米を土鍋で炊くか、圧力鍋で炊くか」
のお話を理解しやすくするために、
ここで「消化」のお話を少ししましょう。
食べる目的って、
口に入れてその味をおいしいと感じて喜んだり、
おなかを膨らませ充分食べたぞ、
という安心感を得るだけではないですよね？
一番大事な目的は、「明日を生きる体を造るため」のはず。
人は食事によって、肉体の材料を得ています。
そのことから考えると、あなたの食べた肉や魚（タンパク質）、
バターや油（脂質類）、お米や穀物類（炭水化物）が
胃や腸の動きで細かくこなされ、さらに消化酵素により
アミノ酸・脂肪酸・ブドウ糖のような小さな分子に分解されること、
つまり、ちゃんと「消化」されることは必須なんです。
なぜなら、そういう小さな分子になって
ようやく食物は腸壁からしっかり吸収され、
これが血液によって各細胞に運ばれ、
遺伝子の指令により、
死んでいく古い細胞と同じ新たな細胞を生み出せる。
その新陳代謝により、
明日を生きる体を造っているんです。
カンタンに言えば、
ちゃんと「消化」され小さな分子になっていなければ
腸から正常に吸収できず、
口から食べものを摂っていても、
健康な細胞を生む材料としては活用されず、
残念な結果になっている、ということ
土鍋 VS 圧力鍋
ではここで、
土鍋、圧力鍋、どっちで調理するのが
健康にはがいいの？
というテーマに入りましょう。
わたしは土鍋派です。
理由は「消化」を優先に考えているからです。
土鍋は数ある調理器具の中でも、遠赤外線が出るそうで。
これだと、消化が良くなるんです。
なんせ、優しい熱で調理が進むのでおいしいし♪
もしこれを炭火で炊けたなら、木の赤い色の火で
もっとおいしく炊けて、健康にもよいものになるはず！
（ガスコンロの火は青いですよね。。。
IHで炊いたらもうこれは有害電磁波バリバリ、、、
）
余談ですが、
わたしたちの先祖は、
薪を燃やしてご飯を炊いていたでしょ
わたしもいつの日か
そういう暮らしをしたいのです
えっと、圧力鍋で炊くとどうか。。。
わたしは一度も炊いたことがないのですが、
圧力鍋で炊いた玄米を食べたことは何度かあります。
もちもちした触感で、土鍋で炊くのとは違います。
違うのは、食感だけではありません。
圧力鍋がいいよ、はたまた、よくないよ、と
これにも諸説あるのですが、
わたしが使わない理由は
あの圧は自然界では生まれないほどの
高圧であるから、です。
つまり、不自然ってこと。
玄米たちもびっくりするわけよね
（あくまでも、想像ですが）
でも、もちろん、
「長年圧力鍋で玄米を炊いてて、それを食べて健康になりました」
ということなら、それはその方には問題ないのでしょう
もし、消化優先にしたければ、一度土鍋で炊いてみることも
おすすめしたいです
そして、どちらがいいかは、
ご自身のカラダさんと相談して
決めてみるといいと思います
どんな時も、
ホントの答えを持っているのはあなた自身です。
世の中の情報に振り回されず、
どうかご自分のカラダさんと向き合い、
より良いと感じる方を選んで行ける人に
なってください
ではまた書きますね。
A plus,Yumiko
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