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健康美コンシェルジュ 森 ゆみこ
プロフィールはこちら🔎
今日も今までレッスンでした。
生徒さん達がお花を持って来てくださり、
本当にうれしいです。
(でもどうか気を遣わないでね💐）
👆クスパ受賞で生徒さん達から
昨日は、自分の過去の話を書き
今日は続編です！
好きなことを仕事にするのはおススメ
ということと、
コロナ禍をどう乗り越えたか、
の、わたしのつぶやきです。
(👇昨日の記事はこちら)
2005年に表参道の片隅で
ちいさな教室を自力で開き、
もうすぐ20年めです。
いま振り返れば、
それはそれは大波小波の航海でした。
でもね、
一度も後悔したことはないんです。
実は、クスパで2019年の2月に
全国1位を受賞し、
その1年間はそれまでになく
予約数が増えたんです。
「2位と1位はこんなにも違うのか！」
と驚きました。
明らかな手ごたえと、
「ようやく安定するかも」という
ほのかな安堵を感じていました。
が、し・か・し、、、、
そんなに甘くなかったんです～、これが！
この後、それまでで一番の危機が襲ってきました。
はい！それがコロナ禍でした。
わたし自身はレッスンをやる気があるのに、
「食」の仕事だったから国からの要請もあり
何か月も休業。
当時は月謝制だったから、
収入はピタッと途絶えました。
「今度こそ閉校なのかな。。。」
そう思いながら表参道の街を歩くと、
涙がじわーーっと溢れました。
その時に、
ちょっと待ったーー！！
と言わんばかりに、
すごいアイディアを持ってきたのが
事務方の後輩S。
「森さん！もうオンラインしかないですよ！」
って。
わたしはPC大嫌い&大の苦手。
「オ・オ・オ ン ラ イ ン??
ムリムリ。
第一どうやってオンライン化するの？
業者になんて頼める予算はないし。。。」
この頃にはこの後輩Sと体育会系テニスサークルで
大学時代を共に過ごした後輩Aも加わってくれてて、
「やるしかないです！！」
と体育会系のド根性を
こんなところで発揮してくれて。
SもAもITなんて全くの素人なんですよ！
しかも、このふたりにわたしは雀の涙
ほどのバイト代しか出してないんです。。
それなのに、全くのゼロからいろいろ調べ
約半月でオンライン化を実現して
くれちゃたんです。
そして、オンラインレッスン当日に向けては
徹夜もいとわず準備万端にしてくれて。。
いま書いてても、涙が出ます。
良き後輩たちに恵まれたなぁ、と。
オンラインレッスン初日、
わたしはレッスン後に
床に倒れこみました。
疲れ果てて、、、。
でも、この教室を継続させたければ
もうやるしかないと腹も座り、
それからはひたすら
オンラインレッスンの回数を重ねました。
いきなりオンラインレッスンになってしまい、
それに参加してくださった生徒さん達にも
感謝しかありませんでした。
お食事していただけない分
座学の内容を濃厚にするという努力はしました。
オンラインだと試食できないじゃないですか。
それなのに受講してくれるって、、、、
もうこれ超あたたかい募金ですよね(笑)
その後、コロナ感染者数の勢いもゆるんだとて、
以前ほど対面レッスンの予約は入らなくなり、
既存の生徒さん達の中には
「やっぱり食事ができないと、、」
と言ってやめてしまう方も出てきて、
その先の見通しが立たなくなりました。
対面レッスンは難しいのか、、、。
そうなると
オンラインをフル活用するしかなく、
わたしはズタズタになった運営を元に戻すために
新たな健康美のオンライン講座をスタート。
事務方のこのふたりを
ものすごく振り回した2年となり、
大きな苦労をかけました。
それでも、
一生懸命支えてくれました。
そんな中、
10年以上通ってくれてた生徒のYさんが
仕事をやめることになり、
パリ15区に加勢してくれることになって、
SもAも楽になり、
さらにはチームという意識も
芽生えてきました。
(同じ釜の飯ですね、まさに）
表参道で仲良くしている年上のご夫妻も
心配してくれ、現状を伝えると、
「ゆみちゃん、安心して！
もし家賃が払えなくなったら、
うちの一室を使っていいわよ。」
このご夫妻の言葉で、
心がす～っと楽になりました。
そして、前に進めました。
：：：：：：：：：：：
幸い、健康美のオンラインレッスンは
わたしが予想していた以上に好評で
ヘルシーフレンチの収入減の穴埋めもでき、
教室は厳しくても続行。
去年2023年2月には、
再びクスパで全国1位を受賞。
この時には、
戦場から戻って来た兵士の気分
・
・
・
「もう少しだけ生きて、やってみなさい」
そう言われた気分で
「生き残ったからには、この命を
めいいっぱい使わせていただきます」
という思いに。
これ、大げさに聞こえ
笑っちゃうと思うんですが、
コロナ禍の日々はわたしには
戦場そのものだったのよ。
だから、これ以外の表現が
自分では浮かばないの。。
実際、全国の個人料理教室の数は、
コロナ禍を経て減りました。
2020年～2021年あたりには、
・生徒が減り、やっていけなくなった
・生徒さんがコロナを運んでくるかと思うと
感染が怖くて閉めることにした
・もういろんなことに疲れた
教室を持っていたけど閉めることにした先生方からも、
様々な声を耳にしました。
「コロナ禍は絶対におさまる。
だから、わたしは諦めない。」
そう自分に言い聞かせました。
：：：：：：：：：：
あの戦場で、
わたしはまたたくさんの「幸せの種」を
拾いました。
きれいごとを言いたいわけではないけど、
人ってあたたかいな。
そう感じました。
みんなのおかげで生き延びられた
この小さな教室。
そしてわたし自身。
正直な話、
10年後はどこにいるかわかりません。
でも、今はここにいるのは確かです。
しっかり者のふたりの後輩たち＆Yさん。
そして
ここを好いて通ってくださる生徒さん達。
わたしはそのみんなに恩返しできるよう、
そして、これからきっと出会うであろう
「自然の力で真の健康・美を叶えたい！」
と願っている方々のお役に
少しでも立てるよう、
この命を使うのみ。
諦めないで生きれば、必ず道は拓けます。
好きなことがある方は、
どうかそれを大事にし、そのご自身の特性を
めいいっぱい活かしてね。
それを必要としている人たちがきっと
いるはずだから。
好きなことのためなら、努力もスイスイできるし
困難も乗り越えられます。
日本にいるお一人ひとりが
「お金のため」だけではなく、
「心から好き & 人のためになる」
という気持ちで毎日を生きれば、
ご本人もその周りの方々もハッピーで
いられる。
そうすれば、この国は今よりイキイキした
ステキな国になる気がします。
つまらない話を、
最後まで読んで下さって
ありがとうございます。
明日は違った話題を書きますね🌸
A plus,Yumiko
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