新原・奴山古墳群 他 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。


バスの中から見たこれは、多分、縫殿神社の元宮。

ちゃんと撮れてるのか怪しいけど、奥に見える丘みたいなのがそうなんじゃないかなぁ。


予定とは順番が前後し、新原・奴山古墳展望所。


新原・奴山古墳展望所

福岡県福津市奴山1382

奴山(ぬやま)って、縫山(ぬいやま)ってことなのかな。


応神天皇の時代に、呉の国から兄媛(えひめ)、弟媛(おとひめ)、呉織(くれはとり)、穴織(あなはとり)の4人の媛が、織物や縫物の技術を日本に伝えるために招かたそうな。


その中の兄媛は宗像神の求めでこの地に残り、中国の高度な染色、機織り、裁縫の技術を広めたといわれている。



それがこの古墳群と関係あるかというと…?

近くの奴山正園古墳からは縫い針等が出て来ているので、実際に縫い物関係の人がこの地に住んでいたと考えて良さそう。

ちなみに、綾杉先生の考察としては、被葬者は縫い針等を作る鍛冶屋の長とかだったかもね、という事。


きっとそういう、裁縫に関わる様々な技術者集団がいたんだろうと思うことにする🧵🪡




ついでに、車窓から見た桜京古墳もここに載せておく。