弘法大師伝承地 鎮国寺 | 筑前由紀のプチトリップ

筑前由紀のプチトリップ

2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。


鎮国寺

福岡県宗像市吉田966


「花と祈願の寺」なんて名乗っている、お花の綺麗な寺らしい。


まだもうちょい先、って感じの蕾。


Instagramを見ていると、この翌週に梅とメジロを撮りに行った方が結構いらっしゃるみたいだった🐦




御朱印を貰いに行ったよ。


神社に比べて、お寺で御朱印貰うのかなり久しぶり〜。約1年ぶりか。


久しぶり過ぎて、寺の名前が真ん中じゃない事に混乱しちゃった。

寺はご本尊の名前が真ん中だったか。


奥の院に向かう。


あ、ここも何らかの八十八ヶ所なのね。


ここもそれなりに階段が多いのだけど、


なだらかなのでそう苦ではない。


程よい自然と仏像。


奥の院!


鎮国寺の略縁起

弘法大師(空海)は、第16次遣唐使船で入唐の砌、大暴風雨に遭遇されました。

この時危難を救わんが為、海の守護神宗像大神をはじめ諸仏菩薩に祈誓を込められたところ、浪間に不動明王が示現されました。

右手に持たれる利剣で波を左右に切り払われると、荒れ狂う風波は瞬く間に静まり、無事唐土に着くことが出来たのです。


船で海を渡る際、暴風雨にあいがち。

そして神仏に祈る。

弘法大師の場合、助けてくれたのは波切不動明王って事になっている。


首都長安(西安)において、青龍寺の恵果阿闍梨から真言の秘法を授かり、大同元年(806)に帰朝された弘法大師は、まず宗像大社に礼参されました。

その時、屏風山に瑞雲が棚引くのを観られ、奥の院岩窟において修法を始められたところ、「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」とのお告げをこうむり、一宇を建立し、屏風山鎮國寺と号されました。


その、奥の院岩窟がここというわけ。

「結界」って書いてあるのめちゃくちゃ気になる(笑)


鎮国寺さんは、篠栗八十八ヶ所の中のたぬき寺やふくろう寺と同じ真言宗御室派(おむろは)のお寺で、風鈴祭りやシャボン玉祭りを開催してたから、名前は知っていた。

けど訪れたのは初めて。

結構ガッツリ弘法大師の伝承があるんだなあ!と知れて良かった☀️


考えてみたら、空海や最澄なんかも海渡ってるんだもんね。

神功皇后伝承地と弘法大師の伝承地が被ってる事がちょいちょいあるのは、航海の際には必然的に同じような場所を通る事になるって話なんだろな。




水が凍っていた!


かなり太い氷が落ちてた。







この「ぼけ封じいきいき観音御守」可愛いな❗️

ちょっと買って帰りたくなった。

てか、買って帰れば良かったなぁ。

そろそろ親のぼけ始めを気にする…。