大きな椅子と八幡古表神社の吉富神楽 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。

NPO法人森の学校が作った、大きな椅子。

すごく景色の良い所にありました🌳✨

場所は、福岡県豊前市下河内


天気が良くて良かった☀️


椅子の写真だけじゃ大きさが分からないだろうけど、かなり大きい。


インスタで見た事あったこの椅子、私もね、妹と来てたなら登ったんだけどねー。

気恥ずかしくて出来ませんでした💦

椅子の足元で写真を撮って貰ったのみ。


バスで次の目的地へ🚌


八幡古表神社
福岡県築上郡吉富町小犬丸353-1




笛や太鼓の音がして、もしやと思ったら神楽があっていた!

神楽による地域おこしと文化の復興をめざし、平成5年に活動を開始した「吉富神楽講」というものらしい。

他の神楽講に師事し所作の伝授を受けたんだと。

豊前神楽の一員として、国の重要無形民俗文化財の指定を受けているとのこと。

貰ったパンフの説明と写真を読む限り、見たのは「本御先」という演目。

御先(鬼)と幣方(ひいかた)が登場する式神楽。

御先は猿田彦で、幣方はアメノウズメ。

天孫降臨を主題にしてるそうな。

あら、ついこの間、撃鼓神社で見たのと同じモチーフだったのね!

撃鼓神社の方が、お面がそれっぽくて分かりやすいかなー。

私は今回写真しか撮っていないけれど、綾杉先生が動画撮ってアップしてらしたので貼る。

1演目終わるまで見ようと思ったら、長いの!

40分あるらしいよ、すごいね大変だね💦

歴史と〜の会の人に「そろそろ…」と言われ、慌てて境内をダッシュでまわる。


社殿の、表の扁額は「八幡宮」。


八が鳩のタイプ🕊


でも気になったのは、中の扁額は「吹出神社」


この呼び方について検索しても何も出てこないので寂しい。

単純に、昔の地名+神社みたいだけど。


八幡古表神社は、宇佐宮が初めて放生会を行なったとき、広津より参加したご神体および細男の木像を現在の地に安置したことに始まるという。

でも、宇佐神宮とは随分と祭神の感じが違う。


八幡古表神社からは、八幡神を感じない。
八幡の名を冠しながら、祭神は八幡神ではない❗️
というか、ここでの八幡神は神功皇后だという事か。


私的には、八幡信仰は神功皇后という神託をするし武勇伝もある女神ありきの信仰だったんじゃないかってずっと思っているから、神功皇后とその妹の虚空津姫(そらつひめのみこと)住吉神を主に祀ってるのはかなり嬉しい。


牛に乗った神功皇后の像と、半裸(海に潜る格好かな?)の虚空津姫の像はものすごく気になるし、

細男舞・神相撲というのもなかなか個性的で興味深い。


4年に1度だけお目見えするんだと。

えー、次はいつ?って思って検索したら

今年あったらしい。

で、次は2年後。

しかし、夜8時は厳しいなぁ💦


神楽とかこういう系、その時期に現地で見てみたいなぁって思うけど、なかなか。


目掛けて行くのではなく、今回みたいに偶然遭遇するのも、何かのお導きみたいで良いかもね、なんて。


話が散り散りになるけれど、明日(今日)は綾杉先生紹介の音楽+舞を見聞きしに行く予定で楽しみ。