ココロの正しい鍛え方? 気合い以外、考えてみれば、そんなこと、誰も教えてくれなかった… | スピリチュアル コンサルタント YoUMe(ユミ)の部屋

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心・身体・感性に同時にアプローチするYoUME Method/ユミメソッドを考案したスピリチュアル コンサルタント YoUMe(ユミ)こと、舟生侑未(ふにう ゆみ)の
人生観や生き方、物事の考え方などについてのブログです。

気合いだ~!!!!!

気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだ~~~!!!

 

 

ど~して、日本人、ううん、とかく日本の男性は、「ココロを強くする」とか「精神力を付ける」とか言うと、直ぐに「気合い」に行っちゃうんでしょうね?

 

確かに、ある意味、気合いは、何か行動を起こすときに必要なアイテムだとは思うのですが、でも、相対的に気合いでココロを強くできるなら苦労しない…っていつも思うのです。

 

正直、私も「メンタルやマインドの使い方をトレーニングして、自分のやりたいことをやれる強さを持ちましょう。そして、自分の持っている能力を十二分に発揮しましょう」と言ってはいるものの、自分のココロをどうやって強くするかということは、私自身も未だに模索中です。

 

ただ、今、なんとなくわかり始めているのは、マインド、メンタル、つまりはココロの強さというものは、気合いだけではダメで、おそらく、そこに、自分なりの信念に対してどここまで実直に生きられるかという生き様が必要ではないかということです。

 

ただ、この信念を貫き通すためには、ある程度の体力というか、パワーというか、精神力がないダメなんだということを、私自身、この数年間の経験で感じます。なぜなら、人が信念を捨てるのは、「もう、自分はこれ以上頑張れない…」と思う時だからです。

 

この「これ以上頑張れない」をココロの限界点と考えるか、身体の限界点と考えるかという議論はありますが(私的には両者を掛け合わせたものではないかと思っていますが)、なぜ、企業で「体育会系を採用しろ」と言われるのかというと、これは得てして、この頑張れる限界点が、そうでない人たちよりも高いからという、これまでの社会が経験した統計的な結果からだと思うのです。

 

で、あれば、ココロを強くしたいのであれば、まずは試しにカラダを鍛えてみるというのもありかな?と思うのです。

確かに体力があれば、頑張れます。

特に、ここが頑張りどころという時に踏ん張れます。

辛い時にも、ココロが折れません。

これは、誰もが経験していることではないかと思うのです。

 

運動をして身体を鍛えたら、前は大変だと思っていたことが、なんだかそれほど大変に感じなくなったという感覚。

また逆に、運動をしなくなったら、頑張りが効かなくなったなど。

 

どちらが優位かは言えないのですが、本当に、ココロとカラダは、昔から密につながっているんだなぁと思うのです。

だからこそ、昔から、ひ弱ないじめられっ子が、身体を鍛えて、いじめっ子に対峙するという映画やテレビドラマがたくさん作られて、人気を博しているのだと思います。

これらの映画やテレビを見て、自分とシンクロさせて、スカッとする。

なんだか自分が強くなった気がするのです。(え~、残念ながら、それは本当に強くなった気がするだけなのですが…。でも、それに影響されて身体を鍛え始めたら、それはそれでまた、別の話です)

 

(なぜか、ミスター・ミヤギのほうが有名になったベスト・キッド。リメイク版では、ジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子が共演してましたね~)

 

ということで、私自身もカラダを鍛えてみました…!と書きたかったのですが、実は、以前、我流のウェイトトレーニングで、若干、身体を壊したこともあり、今回は、そういうトレーニングではなく、身体を均整よく整えるということにしてみました。

 

何をもって、均整が取れているというのかという話はありますが、私がイメージしている均整がとれているというのは、健康的に見える体つき、要は身体の適切な部分に適切な筋肉量があり、無駄なところに不必要な筋肉がついていない、しなやかで自然体な身体です。

 

 

結果、今、実感しているのが、確かに身体を整えると、メンタルやマインドの持ちようが変わるんだなということです。

 

私の場合、10代から30代の約30年間を、俗にいうおデブちゃん、英語で言えばchubby(チャビー)な体型で過ごし、40代で普通の体型になり、50に入ったところで、激やせ…という経験しているのですが、これらの変遷を振り返ると、確かに、身体の状態が与えるココロ、特にマインドに対する影響は大きかったなと思うのです。

と同時に、ココロが身体に与える影響も大きかったなと思うのです。

 

では、なぜ、私が30代までChubbyだったのかというと、1つには、無意識レベルで自分を守ろうとしていたということもあるかとは思いますが、それよりは、与えられた仕事のほか、社会における様々なものを消化しなければならないというメンタルが、食欲を旺盛にしていたのだと思います。

あの頃は、本当によく食べていました。

家族にも「まだ食べてる」とよく言われたものです。

今思うと、太らないわけがないわけです (^^;;

 

(その頃の私。体重軽く60㎏越え。洋服のサイズ、ギリギリ13号。パンツ、ジーンズ以外履けるものが売っていなかった。そんな感じでした。。。 (T0T) )

 

そんな私が40になるときに、大型プロジェクトに携わることで、一気に体重を落とします。

その時のパワーの使い方は半端なかったわけですが、考えてみると、あの激務をこなせたのは、この30代までに蓄えた(?)体重を含めての体力(^^;;)があったからではないかと思うのです。

 

「あの時はよくやったなぁ~」と思うのですが、実はそれとほぼ同等のヘビーなプロジェクトに50になろうという時に関わり、今回は体力切れ…

周りからの注意もあって退くことにしたのですが、ココロとカラダを取り戻すのに、半年以上かかっていることを考えると、身体を日ごろから造っておくということは重要なんだなぁと思うのです。

 

この経験は、本当に、どんな志があろうと、それをやり抜く体力、身体がなければ、気力だけでは無理なことがあるんだということを、私に教えてくれたのですが、だからこそ、ココロを強くしたいのであれば、身体を鍛えることに意味があるということに、今は、大きくうなずきます。

 

ただし、この身体の鍛え方も、下手な鍛え方をしてしまうと、硬い身体が出来上がり、結果として柔軟性のないココロを作り上げてしまうことにもなる可能性があるので、どういう身体を造りたいのか、誰に習うのかということは、本当に重要な気がします。

 

私自身、25歳の時から、モデルウォーキングを傍で見ていたので、ガシガシとアウターを鍛えるトレーニングよりも、インナーマッスルを鍛えてエレガントなボディを作り上げるほうに興味があるので、今もそちらの道を目指していますが(驚かれるかもしれませんが、世界のトップクラスのモデルの身体は、皆さんが想像しているよりも遥かに筋肉量が多いのです。また、カラダもしっかりしています。ただし、無駄な贅肉がなく、付けている筋肉がなめらかな筋肉なので、スレンダーでエレガントに見えるのです)、なかなか、憧れのトップクラスの身体を造るには、道は長いな~と思っているところです。

 

「トップクラスのモデルのような身体を造るって言っても、人はどんどん年齢を重ねていくのだから、ハードルは高くなる一方じゃないですか?」という疑問が出てきそうですが、いえいえ、実は「歳を取ること=肉体の衰え」ではないということを、最近、なんとなく感じるのです。

 

それは、歳を取ることで、筋肉が上手くすると弛緩した状態に入ってくれるからです。

常に緊張している状態では、筋肉も疲れてしまいます。

歳を取るということは、いい意味で力が抜けるということなのではないかなと、最近、ふと思うのです。それは、ある意味、ココロ、マインドから力が抜けたことを意味しているのかもしれないですが。

 

いずれにしろ、私の場合、ある意味、激務による痩せの結果、身体を調整しようとしても、それに対して反発していた筋肉がなくなったため、身体を正しい位置に入れ込みやすくなったというのは事実です。(「不幸中の幸いですね~」と気功の先生から言われました (^^;; )

 

いずれにしろ、それを契機に、インナーに刺激を与えやすくなり、今があるという感じです。

 

で、只今、由美かおるさんを習ってではないですが、まず、セルフヒーリングは欠かせず行うことにしています(由美かおるさんは毎日、気功をしているそうです)。

ただし、俗にいうトレーニングは、なかなかできないので、日常生活の中でできることをしようと思い、現在は姿勢&ウォーキングを通じてインナーを刺激するということを心がけています。

 

姿勢とウォーキング。簡単そうじゃん。

そう、そんなお手軽感、お気軽感が大切って、最近、思うのです。

 

(気功を続けることで、いくつになっても美しい由美かおるさん。こうなりたいですね)


どうして、このお気軽感、お手軽感が大切かというと、一時期、コミットすることで、一躍有名になったところがありますが、正直、そこに通って、コミットしたことに向かって走っているときはいいんですが、目標を達成した後、いかにその状態をキープするかということの重要性を感じているからです。

 

私の周りには、多くの目標こそ達成したものの、それをキープできず、リバンドしている人たちがたくさんいます。

リバウンドは、本当に苦痛です。

私も何度もリバウンドを経験しているので、あの苦しみは、なんとも言い難いことは知っています。

なぜなら、目標の体型を経験をした少し後に、それがまるで夢であったかのように、身体が以前にもまして太っるからです。

幸せの頂点に昇らされた後に、地獄に突き落とされる感じです(ちょっと大袈裟…?)

でも、本当にそんな感じなのです。

 

何度も挫折して、ようやくたどり着いたのが、この無茶苦茶、自分を突っ込まないということです。

パワー全開!

この時はいいのですが、これが1回、突っかかってしまうと、元の状態に戻すことが本当に大変なのです。

これはスポーツジムに通ったことがある人はわかると思うのすが、定期的に通っているときはいいのですが、それが一度でも、仕事の都合などで行けなくなると、そこからなし崩し的に行かなくなるのです。

であれば、そこまで気合を入れなくてもいい感じ。地道に、ちょっとずつ、ちょっとずつ、毎日の積み重ねの中で身体を整えていくほうが、よっぽど長続きするような気がするのです。

(身体において一番大変なのは、造ることではなく、造ったものをいかに維持するかということだと、最近、深く思います)

 

なので、私的には、別に頑張らないわけじゃないけど、気合いを入れてやったわけじゃないけど、なんかやれちゃったーぐらいのほうがいいかなって思ってるんです。

 

もちろん、好きならトレーニングに身を尽くし…でもいいのですが、多くの場合、燃え尽き症候群になって続かない。しかも、その時、追いかける理想が20代の頃の身体…

やれなくはないですが、本当にそこまでやりますか?ということなのです。

 

これは、私個人の考え方になってしまうかもしれないですが、例えば、40半ばを過ぎたころから身体を造り始めるのであれば、地味にやれる程度のものが、結局のところ、一番、長続きするし、最終的に結果を得られるんじゃないかなって思っています。

 

もちろん、目指すは、上でも紹介した由美かおるさんのように、その年齢にして、その身体能力?!というところですが(笑)

 

「じゃぁ、具体的に、そういう身体はどうやって手に入れるの?」って思いますよね?

 

正しい姿勢と正しい骨格の位置(=体幹の軸の位置)を維持するための柔らかい筋肉を身に着けるだけです。

 

はぁ、それだけ?

そんなの簡単じゃん!と思うかもしれませんが、先日、正しい姿勢に関するセミナーを行ったのですが、全員、40分を過ぎるころには、ギブアップ。

皆んな、ウエスト周りの筋肉がヘロヘロ…

正しい姿勢をとるって、簡単にできそうで、実は本当に大変なんです。

 

特に初回は大変。

今まで使っていなかったインナーを刺激して動かすわけですから、相当に疲れます。

鍛えている女の子ですら、「めちゃ、ウエスト周りの筋肉がくる」と言うほどです。

 

えっ、でも、それって、もしず~っとハードな状態だとしたら、長続きしないじゃないですか?って突っ込みたくなりますよね?

 

いえいえ、必要なインナーができれば、その後は、逆に楽になっていくので、それはそれでとても楽しいのです。ただ、そこに至るまでに、少しだけ頑張らなければならないということです。

(そのセミナーで、自宅で筋トレをしているの女の子が参加していたのですが、彼女は正しい位置にポジションを取ることで、肩周りが楽になったといっていたのですが、到達したいのは、この領域です。正しい姿勢が取れると、カラダはかなり楽になるのです)

 

で、なぜ、これほどまでに、参加した人たちがウエスト周りが、キツ~い!と言っていたのかというと、実は、私がやろうとしている姿勢矯正は、インナーマッスルを使った身体の引き上げだからです。

 

「どうして、身体の引き上げが必要なの?」と思われるかもしれませんが、身体の引き上げがきちんとできていないと、例えばですが、O脚になったりするのです。

 

O脚って、ほとんどの人が足の骨格が原因と思っているのですが、これが然り。

身体の引き上げがきちんとできていないと、腰に上半身の全重量がかかるため、骨盤が上からの圧力を全部受け止めるため、恥骨側がその重みで、徐々に開いていってしまうのです。

 

 

しかも、日本の場合、女性は皆んな、内股を指導されます。

内股を作るためには、骨盤を開かなければならないため、どんどんお尻周りが大きくなり、見た目がアヒルちゃんみたいになってしまうのです。(ひどく細い女の子なのに、お尻が大きいのは、このあたりが理由です)

 

なので、身体の引き上げ、本当に大切なんです。

お尻を小さくしたいと思ったら、大殿筋(つまりお尻の筋肉)を鍛えるのではなく、インナーマッスルを鍛えて、身体を引き上げる必要があるのです

たかがインナー、されどインナーです。


また、身体を鍛えるときには柔軟性も大切です。

なぜなら、カラダの作りとココロは連動しているからです。

 

身体をカチカチに作っていくと、必然的に頭の構造もカチカチに、柔軟性のないものになってしまうのです(これが俗にいう〇〇バカというやつですね)

 

なので、身体を鍛えるときは、しなやかな動きができる身体を目指す方がいいのです。

(いや、僕は〇〇バカのほうがいいですという人は止めませんが、男性も女性も魅力的でありたいのであれば、しなやかな筋肉をつけたほうがいいような気がします。。。 あっ、これは私の好みかもしれませんが)

 

でも、そういう気遣いをしていても、私たちの身体って、気が付くと、ガチガチになってることが多いんですよね。

理由は、ココロ、メンタル、マインドがかたくなになっていることを反映してです。

 

「さぁ、皆さ~ん、自然体で、リラックスしながら仕事をしましょうね~♬」

 

なんて標語はたくさん聞きますが、これを実際にできている組織に、私は未だに会ったことがありません。ほとんどの人が、ギスギスした人間関係に、神経をすり減らし働いているような状況だと思います。

ネガティブなところばかり見ていてもよくないですが、でも、組織が大きくなればなるほど足の引っ張り合いなんて、日常茶飯事。

新入社員研修で行われる「チームビルディング」なんて、今や形骸化も甚だしい状況。

酷いところでは、そこで働く人たちが「一体、誰を信じたらいいのかわからない」というぐらいにまで、何かがおかしくなっています。

 

そんな中で普通に働こうとすると、いろいろな意味で、自分を殺さなければならなかったり、常に、いつ、足を引っ張られるかわからない状況に対して、警戒警報を鳴らし続けなければならなかったりします。

 

結果、その意識の反応が身体をガチガチにさせるのです。

なぜなら、ココロが常にガードをしているからです。

マインドがオープンになることを拒否しているからです。

結果、身体がガチガチになるのです。

 

そうすると、カラダもココロ、マインドもガチガチになって、柔軟に受け流すことができなくなってしまって…

ここからが悪の循環の始まりです。

マインドが固まるので、身体が固まる、身体が固まるから、ココロが固まる…

 

カラダとココロの両方が固まってしまっているために、様々なことを柔軟に躱(かわ)すことができなくなり、投げつけられた言動を、身体の真正面で受け止めなければいけなくなって…

 

これは本当に痛いです。

物理的に刺されたりしたのと同じくらい痛いんです…

 

できれば、投げつけられたものをヒョイと躱したい。

でも、ココロとカラダが言うことを聞かない…

どんどんカラダが、ココロが、マインドが硬くなっていく…

 

そんな人生からできれば抜け出しましょう。

 

正直、どちらからアプローチしてもいいのではないかと思うのです。

目の前に、ガチガチになってしまったココロとカラダがあるのであれば、アプローチしやすいほうからアプローチする、でいいのではないかと思うのです。

 

考えてみれば、私が整体師やセラピストでもなく、カウンセラーでもない、「マインドトレーナー/メンタルトレーナー」という立ち位置につこうとしたのは、どちらからでもアプローチができるようにするため。

崩れやすいほうから崩していって、そして、どちらかが外れ始めたら、一気に両方にアプローチして、一足飛びに、元の自分に戻って、今の現状から逃げ出しましょう!

逃げ出す力もなくなってしまうまで頑張ってしまうのは、もったいない。

そこに、どうしても自分がやりたいことがあるのであれば、別ですが、そうでなければ、逃げることも勝ちなのではないかと思うのです。

 

頑張り過ぎず、でも、いつでも自分がやりたいことを十二分にできるようにカラダとココロを鍛えておきましょう(^^)