上田ゆきこのブログ -18ページ目

神田川の桜並木の延伸2~新目白通りの街路樹に桜を~

今年の桜を見ていて、やはり、神田川の桜はいいなあと思い、

以前、提案していた神田川の桜並木の延伸が実現するべく頑張りたいと思いました。

 

飯田橋周辺は外濠など桜の名所で、

千鳥ヶ淵などの桜の名所からの連続性があります。

 

目黒川・東山など、桜の名所は土地の価値が高くなる傾向にありますし、

後楽地域の再開発においては、

飯田橋からの桜の連続性も重視してほしいと提案しています。

 

ただ、江戸川橋下流の護岸整備と首都高により、

難しい面もあるのは確かです。

 

先日、都バスに乗って帰ってきたときに気づいたのですが、

大曲から石切橋バス停付近まで、つまり新宿区は、

新目白通り沿いの街路樹として、桜が断続的に植わっていて、

それだけで、けっこうきれいなのです。

 

でも、なぜか江戸川橋から石切橋あたりまで、

つまり文京区部分は桜以外の街路樹となっていて、
その区間だけ、桜並木が途切れています。

 

都道ですが、新宿区部分だけでなく、

文京区部分も街路樹を桜にすれば、

桜並木の連続性が演出され、

まちの価値が上がるのではと思います。

 

今後、地域の皆さんと提案していきたいです。

 

過去の質問は、令和3年度9月定例議会です。

神田川の桜並木について

 

Q:明治から大正にかけて、大曲辺りは桜の名所であった。
今は首都高や護岸整備等で全く面影がない。

現在の神田川の桜は江戸川橋よりも上流、江戸川公園周辺が見事で、地元町連による花まつりも開催されているが、江戸川橋より下流には桜並木がない。

かつての桜の名所の復興をめざし、一本ずつでも桜を植えていくことで、周辺住民の街への愛着が高まる。

お茶の水・飯田橋方向へも計画的に桜の植樹を進め、往時の景観を復興してほしい。

 

A:神田川沿いの植栽可能な区間の斜面地には、既に80本程度の桜の木が植えられており、その他の区間については、スペースを十分に確保できないことから、桜の植栽は困難な状況。
 

今後、植栽場所を確保できた際には、桜の植栽等を含め、景観に配慮した整備について、検討していく。

神田川の桜並木について

学童保育(育成室)の待機児童問題について

NHKなど、学童の不足問題に関する報道があります。

 

 

確かに学童の待機児童は深刻であり、増設が必要ですが、 文京区においては、リンク先の令和4年度育成室空き状況一覧の通り、地域偏在があり、定員をとくかく増やすのではなく、必要な地域に集中した増設が必要です。

https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0252/5500/R4.12.pdf

 

区からも令和5年度2月定例議会の上田質問においてその認識であることが答弁されています。 

 

 

育成室の整備等について(令和5年度2月定例議会一般質問・問答)

 

Q.保育園待機児童については落ち着きが見られ始めたのに対し、育成室待機児童は地域により厳しい状況にある。

 整備状況と子どもの増え方により空き状況に偏りが見られる。

 待機児童解消のために定員拡大を図っていく必要があるのは理解しているが、子どもが通いやすくニーズの高い地域・場所を中心に整備を進めていくことも重要である。お考えを伺う。

 他にも、預かり時間拡大の要望も続いており、働く同世代として、さらなる充実を求める。

 

A.議員ご指摘のとおり利用ニーズの高まりに伴い、利用希望者の地域偏在が顕在化しており、ニーズの高い地域を中心に育成室の整備を進めることが必要と考えている。引き続き待機児童の解消ができるよう積極的に整備を進めていく。

 なお、育成室の開室時間は、これまでの「文京区子ども・子育て会議」における議論も踏まえたものとなっており、小学校低学年の、児童の生活リズムへの影響などの点から、現時点では育成室の時間延長は考えていないが、保護者の多様な就労形態等に鑑み、引き続き、都型学童クラブの誘致を行っていく。

スマートフォン用のシニア向けウォーキングアプリ「うごくま」実証実験について

2月定例議会で議会で質問したウォーキングアプリについて、本日、動きがありました。

 

文京区は高齢者等におけるDX推進を図るため、ソフトバンク株式会社が開発したスマートフォン用のシニア向けウォーキングアプリ「うごくま」による実証実験を行うことになりました。

高齢者の日々のウォーキングを習慣化し、フレイル予防と健康寿命の延伸につなげるとともに、スマートフォンが身近なツールとなるよう、その利用促進を図られます。

(報道発表より)

 


ちなみに、2月定例議会の問答はこちらです。

インセンティブを活用した健康づくりについて

 

Q.会派としてインセンティブによる歩く習慣づくりを提案してきており、区でもウォーキング教室などを行っているが、さらに多くの方に参加していただくために、埼玉県が行っているコバトン健康マイレージのようなウォーキングポイントで景品が当たるという事業が参考になると考える。お考えを伺う。

 

A.既に民間事業者による各種ポイントサービスが実施されており、区がウォーキングポイント事業を実施することは考えていないが、ウォーキングは、運動習慣を身に付けるきっかけとして重要であることから、引き続き、正しいウォーキングを実践指導する教室を開催し、運動習慣の定着を図る取り組みを推進していく。

なお、高齢者については、フレイル予防の観点から、スマートフォンアプリを活用した、ウォーキングの習慣化につながる取り組みを検討しているところである。

この問答には裏話があります。

 

もともと、インセンティブによる歩く習慣づくりについては、会派の別の議員の肝いり政策で、ずっと会派の予算要望に入っていました。

しかし、当初考えられていた商店街でつかえるポイントとして貯めるアプリの自区開発はちょっと効率が微妙だな…と個人的には思っていました。

インセンティブのあるウォーキングアプリとしては、例えばコカ・コーラのCoke ON ウォークなど、既に一定の利用者がいる民間アプリがあり、例えば、コカ・コーラとのタイアップによるウォーキング支援はどうだろうか、と某課長さんと雑談で話していたりしたのです。

https://c.cocacola.co.jp/app/walk/


ですが、年明けにたまたま埼玉県内の市議さんと久しぶりに会った際に、埼玉県が実施しているコバトン健康マイレージに登録しているので、たくさん歩きたい、けっこうプレゼントがいいという話を聞き、自治体のウォーキング支援もやっぱりありかもと思いなおし、今回の質問に入れることにしました。


ただ、上記のように、答弁はあまりよくなく、残念に思っていたのですが、別の課長さんから、実は埼玉県民で、コバトン健康マイレージに登録していて、先日、1000円分のポイントがもらえたので、個人的にはいい政策だと思う。と言っていただき、それなら、もうちょっといい答弁でもいいのになあと思っていたところです。

 

予算委員会の前に、民間アプリでもと雑談した課長さんから、答弁に入っていた高齢者向けのスマートフォンアプリの方向についてなら、委員会でも話せる範囲で話せるかもしれないと情報提供をいただきました。

アプリ開発するなら、高齢者に特化しなくても…とは思ったのですが、ソフトバンクさんとのタイアップで、より操作しやすく、フレイル予防に狙いを絞った開発をめざしたいとのお話を聞き、先の答弁の意図を理解したのでした。

ウォーキングの習慣化について、会派や職員さんといろいろ考えてきた課程の中で始まる事業ですので、この事業を応援していきたいと思います。