学童保育(育成室)の待機児童問題について | 上田ゆきこのブログ

学童保育(育成室)の待機児童問題について

NHKなど、学童の不足問題に関する報道があります。

 

 

確かに学童の待機児童は深刻であり、増設が必要ですが、 文京区においては、リンク先の令和4年度育成室空き状況一覧の通り、地域偏在があり、定員をとくかく増やすのではなく、必要な地域に集中した増設が必要です。

https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0252/5500/R4.12.pdf

 

区からも令和5年度2月定例議会の上田質問においてその認識であることが答弁されています。 

 

 

育成室の整備等について(令和5年度2月定例議会一般質問・問答)

 

Q.保育園待機児童については落ち着きが見られ始めたのに対し、育成室待機児童は地域により厳しい状況にある。

 整備状況と子どもの増え方により空き状況に偏りが見られる。

 待機児童解消のために定員拡大を図っていく必要があるのは理解しているが、子どもが通いやすくニーズの高い地域・場所を中心に整備を進めていくことも重要である。お考えを伺う。

 他にも、預かり時間拡大の要望も続いており、働く同世代として、さらなる充実を求める。

 

A.議員ご指摘のとおり利用ニーズの高まりに伴い、利用希望者の地域偏在が顕在化しており、ニーズの高い地域を中心に育成室の整備を進めることが必要と考えている。引き続き待機児童の解消ができるよう積極的に整備を進めていく。

 なお、育成室の開室時間は、これまでの「文京区子ども・子育て会議」における議論も踏まえたものとなっており、小学校低学年の、児童の生活リズムへの影響などの点から、現時点では育成室の時間延長は考えていないが、保護者の多様な就労形態等に鑑み、引き続き、都型学童クラブの誘致を行っていく。