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春。それは、出会いと別れの季節。
嬉しい出会いがあれば、そうでもない出会いもあり。
悲しい別れがあれば、そうでもない別れもあり。
みなさんは、出会ったばかりの相手にいきなり〝ドアホ認定〟されたことありますか?
わたしはあります。何度も。
洟垂れ小僧だったあのときも、
1ランク上の高校に潜り込めたあのときも、
浪人明けで憧れのキャンパスに立てたあのときも、
バブル崩壊の就職戦線を辛くも越え、新人だったあのときも。
まあ、たしかにドアホだったんですけどね。
高一の春、教室で。
もう経緯は忘れましたが、話していた相手の同級生を怒らせてしまった。
「なんだオマエは!ボンクラか!」
そう言われて、わたしが返したのは。
「いやいやそんな育ち良くないよオレ。でへへ」
つまり当時のわたしは〝盆暗〟なる言葉を知らず、〝ボンボン※〟と揶揄されたと勘違いしたんですね。
その後三年間、彼の太いボックスフレームの奥の細い目に、わたしが映ることはありませんでした…。
※「太陽にほえろ」に登場するボンボン刑事のおかげで、こちらの意味は知ってました。
あれから長い月日が流れましたが、折に触れて当時のドアホぶりを思い出しては、落ち込んでいます。でもいまもっとも悔しいのは、当時同じ時代を生きていた、ユッコこと岡田有希子さんの魅力に気づけなかったこと。本当にドアホだ!
春。あれは、YMOのアルバム「浮気なぼくら」収録の「君に、胸キュン」がCMソングで流れてた頃。
PVで、やる気無さそうな顔でダルそうに踊ってる三人が印象的なこの曲。
やる気無い顔でそれを聴いてる、一人の弱気なぼんくらがいました。
高橋幸宏さんが逝ってしまってから、もう2カ月近く経つのですね。
遅ればせながら、心よりお悔やみ申し上げます。
photo by yukikostarlight