川向こうの家から我が家の玄関での出来事が丸見えで、おばちゃんが一部始終をガン見していました。
警察が出ていった後、とりあえず平気なふりしてヨガして見せておきました。苦笑
戻って来た警察官と夫。
警察官の私への第一声は、
「He is the victim of credit fraud. 」
へ?
夫「俺は無罪なんだ、被害者だったんだ。」
夫がEbayで購入した3本のサンタクルーズのデッキ。
販売元から1本しか送られて来ず、連絡したらすぐに2本送るとちょっと怪しい連絡が来たのが、つい一昨日のことだったそうです。
ショップの店員が盗んだクレジットカード情報で商品を購入、それをEbayで販売していたようで、最初のクレジットカードではおそらく1本しか決済できず、また別の人のクレジットカード情報で2本を決済していた模様。
そこからたった2日後に家に家宅捜索!?
その流れにもビックリしたけど。
ていうか、そもそも。
盗んだクレジットカード情報で購入した商品を自分の名義で自宅に送るなんてそんなバカがいるか?!
夫「俺はそんなバカではない。」
ですよね。私は気が抜けました。
でも、
あれだけ警察官が来て犯人と決めつけて家に上がり込んでいたのに、夫は怒りもせずに従っていた姿が不思議でした。
やっていないならもっとあの場で文句言っていたはずなのにと。
夫「俺らは黄色人種だから。あの場で怒ったら不利になるだけ。勘違いされているとわかっていたから、どうやって無罪を証明しようかということだけを考えて行動した。」
そんな風に私はとっさに考えられなかった。確かにそうなんだ…。
今夜は変更したカレーライスを家族で食べています。
落ち着いたらフツフツといろんな思いが込み上げて来ますが、ともかく疑惑が晴れて無罪で戻って来れてよかったです。
近所の人たちの反応がすごかったので!また書きます。
心配してくれた方、すみません、ありがとうございます。
家政婦は見た、のおばちゃんには強気でヨガのポーズ見せておいたけど、無罪と伝えられた瞬間安堵で泣きました。
アメリカ生活10年目。
私の想像を絶する経験と結末でした。