夫と息子が帰って来ました。そこに待ち構えてた警察官6名。

それなりに事情は把握している彼らは落ち着いて車から降りて来ました。息子に関しては至って普通にニコニコ。

 

私と会話することは阻止されて、とりあえず「大丈夫だから」とだけ言い残す夫。

息子は夫に言われたのだろう、「大丈夫だよ、ちょっと質問を受けるだけだからね。」と慰めてくる。

 


なぜそんなに落ち着いている?

なんか。。。余計不安!

 

 

家の中では警察官が私のラップトップや息子の学校のiPadを指して「これは誰のですか?」と問いてきます。

夫はほとんど携帯しか使っていないと伝えると、そこで息子がいらない一言。「Daddyもパソコン持ってるよ!たまに使ってる!」いや、ほとんど使ってないから。かなり古いから。私が夫の悪事を隠しているように聞こえるではないかとビビる。

 

警察官は息子にスケートパークは楽しかったか?とか家に飾ってるメダルを見てキミ凄いな!とか、完全に息子の警戒を解いていました。その優しさすら勘ぐる私。

 

 

私と息子はまだ家に入ることは許されず、テラスのベンチに腰掛けてコーヒーとミロを飲んでいました。

しかしまあ、あちこち近所の窓から視線を感じること。それはそうだ。

 

 

しばらくして警察官がやって来て

 

「ハズバンドは警察署に行くからね。」

 

もう、この流れ。。。泣

 

ここにコピーを置いていくと言われた家宅捜索令状のペーパーを握りしめ、家の中へやっと入ることができました。

警察官が何人も土足で上がり込んでいた我が家。

タンスがあちこち開いていて、悲しくなりました。

証拠になる写真を撮りまくっていたようで、私の引き出しからパスポートやアメリカの移民証やら、いろんなものが並べられていました。

 

すると、なんとそこに!!!

 

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私が殴り書きした料理メモ。

何かの暗号だと思ったのだろうか。

 

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重要書類的に並べられた3分の1は料理メモでした。


「大コンゆでる」

これを見て、ちょっと笑えてきました。

 

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何事も、笑いにできればどうにかなる。

いつか笑いにできる日が来る。

 

そう思いながら、私は一体何をすればいいのだろうと考えました。

 

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罪の重さ

 

夫の疑惑

 

突然の家宅捜索