本日は少しミーハーなお話です。
昔、イギリス留学中に、自分への投資と向学の為にと、エチケットクラスを受講。
日本への往復エアチケット代くらい出費。
受講場所は、シェークスピアの生まれ故郷、ストラットフォードアポンエーボンのマナーハウスにて。
どこかの御令嬢や、お金にゆとりのあるキャリアウーマンあたりが受講してるのかしら…と予想していたが、。
生徒はなんと、私ともう一人の2名のみ。
その1名が、アメリカからプライベートジェットで来たというシェークスピア・ファンの大富豪(キャシー) だった。
彼女は大企業を経営し、世界に数枚しかないというゴッホのひまわりの絵やダリの絵等を所有し、アメリカの大統領の就任式にも招かれたと言っていた。
そんな彼女から、ずっと内緒でやっていた支援の話を聞いた。
それは、アメリカではアメリカン・インディアンが差別されており、教育機会が閉ざされており、その中で、一人の女性が大学を卒業するまで、金銭的、そしてメンタル面や色々なアドバイス等の支援を施したということ。
そして彼女が卒業するその日までその支援のこと、自分の存在を内緒にしてもらっていたらしい。
ただ、最後の卒業式の日に、その秘密が漏れることとなり、自分は何も知らずにオシャレもせずにその場に行ったら、いきなり大拍手でびっくりした、とのことだった。
またそのエチケット・クラスを行っている女性も元BBSのアナウンサーで、ヨーロッパでTV局を経営する夫と結婚した女性だったが、彼女もまた、エチケットクラスの収益の一部をアフリカの女性の自立支援のために回していた。
個人的には、常々、社会的にそれ相応のポストと身分にいる人たちは、それぞれやるべき社会的な義務・責任があると感じていた為、キャシーの生き方は、素敵な生き方だと思いました。
一期一会の出会いとなりましたが、彼女たちと出会たことに感謝しつつ、また、いつか自分がお金持ちになったら、同じような生き方をしたいなあ、と思いました 。(いつになるか分かりませんが、笑。)
…皆それぞれの場所で、自分たちにできることをしていきたいですね。
(&その大富豪キャシーとのとあるエピソード、第二話は後日…)
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