※4/21の投稿の再投稿となります。





これまで1年以上住んでいた国は、ご縁があり、イギリス(3年)、ニュージーランド(3年)、アフリカ(2年)、香港(1年)、その他旅行や短期滞在で様々な国へ・・。



そして海外に住んでいると日本人日本ってどんな国か別の視点からよく見える。






日本のように24時間お店が開いている国はヨーロッパでは珍しい。




(キリスト教文化のヨーロッパでは、日曜日に教会に行くこともあるが、人生の中心が「家庭」という印象。仕事はほどほどに、仕事はあくまでもファミリーと幸せに暮らしていくための最低限のものとの感覚。)





それに海外では、店の商品の品数も少ない






英国在住が長いある知り合いは、「シャンプーの種類等も数種類しか置いてないけど、日本みたいに何百種類ある必要があるのか、と思ってしまう」と言っていた。






それに英国や他のヨーロッパでもそうだけど、電車が時間通りに来たり、路線が変更されずに同じ路線で走ることは稀。予告なしに、電車の運行がなくなったり、いきなり30分~1時間以上待たされたり、本日は工事のため別の地下鉄路線に・・・といったことは当たり前。  






また、ご存知かもしれないが、ヨーロッパのレストランでは、日本食レストランの緑茶は有料であることが多い。それに味もそこそこ(微妙)・・・。







またあたり前だが、豚肉や牛肉のスライスが手に入る場所も多くない。納豆やお米、調味料も貴重。現地ではアジアンショップであり、そこで皆日本食材を調達することが多い。








海外に長くいたあとは皆日本に帰国すると、ラーメンや餃子、お刺身や寿司、味噌汁等、日本の味が懐かしく、海外ではなかなか手に入らない日本の高いクオリティの食事が懐かしくなる。









またアフリカの最貧国マラウィにいた際には、首都のリロングウェの大型スーパーは1件程、南ア系の資本のスーパーのみ。他、中小規模のスーパーが数件。こちらのスーパーも、品ぞろえはまちまち。ある品があったりなかったり、。とりあえず購入できるときに、購入できるものを買っていた。





それに、すべて輸入品だから、物価も日本以上に高い。コカ・コーラも何百円。野菜や果物も高い割にはフレッシュでなかったり、







例えば100円ショップで購入できそうな如雨露が1000円くらいしたり、。また外国人が食べれるライプの首都の主要レストランも10件程(中華1件、イタリアン1件等)・・・。








またマラウイはWarm Heart of Africaと言われるくらい人が温厚なところで、のんびりしており、南アフリカ等と比べるとまだまだ犯罪率は低いところだったけど、外国人は電気ワイヤーが張り巡らされた外国人専用地区に住み、出かけるときはアラームをかけ、なるべく外は歩けない生活。






それに、停電や断水はしょっちゅう。コンバーターやインバーターを設置し、いざという時用に蝋燭も用意し、断水に備え風呂場にはペットボトルに水を入れたものを準備し・・・という生活。







また私がいた時には、マラウイは政治事情により、ガソリンもずっと入ってこない状態で、ガソリンスタンドには、いつも長い列。皆1週間分のガソリンを確保するために、どこどこにガソリンが入ったと聞きつけると、長い列を作ってそのガソリン・スタンドに数時間~10時間以上並ぶ始末、








首都とも言え映画館も何もない場所。唯一ゴルフ場とテニスコートが1つあったため、週末は家にこもって本を読むか、知り合いと集まって過ごしていた。







(慣れだすと、ローカルマーケットに繰り出して色々とマラウイの特産品等を値切って購入したり、野菜を買ったり、現地のチテンジという布を購入してテイラーさんに洋服を仕立ててもらったり、長い休みの日にはサファリに行ったりと別の趣味が広がっていったが、。)









あとマラウイは内陸国で海がなかったため、お寿司のネタは手にはいらず、南アフリカ経由で日本に帰るときは、必ず南アフリカのレストランでお寿司や刺身を注文して食べ、それが楽しみの一つだった。






そんな海外にしばらくいてから日本に戻ると、感動の連続







便座が温かく自動で水が流れるトイレ水が自動で流れる水道、欲しいときに欲しいものが手に入り品ぞろえが多いコンビニ品ぞろえ豊富で全ての商品やアイディア商品が手に入る100円ショップ電車が時間通りに来ること、停電がなく断水がない、そこら中にいろんなレストランがあること、そのすべての食事がおいしいこと、お菓子のクオリティも高いこと、その全てに感動する(・・ただしばらくすると、また慣れてしまって感動は薄れますが、笑、。)







今私たちが感じている不便さは実はあまり不便ではない。海外で生活すると、やはり日本は恵まれた国だなあと思う







ただ、その一方で、日本人の顔は暗いなあ~と満員電車に乗るたびに感じた。ストレス社会であり、自殺者も多かったり、。社会の多様なニーズを満たすため、お客様のニーズや要望に応えるために犠牲になってきた個人の生活があるのも事実。







便利すぎるストレス社会の世の中か、多少不便でも個人の生活にゆとりのある世の中、あなたはどちらがいいですか?えー?あせる







&今はコロナで自由な移動が制限されてますが、afterコロナは、皆が伸び伸びと個性を活かして活躍できる世の中になるといいですねビックリマーク照れ