顔ダンス講師の葉子です♡
顔ダンスとは、
「おきゃんママ」こと加藤ひとみが考案した
表情筋トレーニングです。
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早いもので
私が顔ダンス講師になり
活動を始めてから
3年になろうとしています。
この3年間は
私の娘が
東京に飛び出して行ってから と
同じ期間なんです。
子供の頃から
私を困らせることがなかった。
勉強にも部活にも全力投球で
頑張り屋さん。
地元の金融機関に勤めながら
韓国スターのライブには
東京、大阪、福岡、と
1人で出掛けるアクティブな子。
ところが
21才頃から
精神的に不安定になり
あたしは右往左往していた。
身体的にも風邪一つひかない
元気な彼女だったが
しっかりと
心が 風邪をひいたようだった。
仕事にも行けなくなっていた。
この頃の事は
よく覚えているような
覚えていないような
言葉にできない。
そんな不安定さの真っ最中に
「私、東京へ行く」と
宣言した彼女。
もがいて
もがいて
環境を変えたかったのだろう。
抜け出したかったのだろう。
行動が速い彼女は
東京での勤務先を決めるため
とっとと面接に出かけ
「採用」の電話をもらった日
2人で小躍りした、
あの日を忘れない。
住む場所も
スマホ１つで決め
私の手を何一つ頼る事なく
私がやった事といえば
彼女の荷物が入った
いくつもの段ボール箱を📦
クロネコヤマトで
送ったくらいである。
私の手の中から
彼女が
するりと飛び出して行った頃から
私は
顔ダンス講師として走ることを、
決めたのである。
これは
私自身の人生において
「私」のことである。
自分以外の
誰かの人生の中に
しゃしゃり出る
娘のことを心配していた時は
娘の人生にしゃしゃり出ていただろうし
誰かのために
私がやらなければ
私がしっかりしなければ
私が、誰かのために、と
私以外の誰かが主体であったであろう。
そのような考え方しか
できなかった自分
人からの評価でしか
自分を褒められなかった
私にとって
1人の時間の中
自分を、自分のために
奮い立たせるような
そんな想いだった。
彼女が東京へ行こうとしていた時
うちのオカンが信頼している
大きなお寺の祈祷師のような先生の所へ
オカンのすすめもあり
娘を連れて行ってみたのだが
東京へ出ても
一年半くらいで
帰って来ることになるだろう。
しかし、
「彼を知り己を知れば」の精神で
行った事は無駄にならない。
と、先生は説かれた。
彼を知り己を知れば
百戦殆からず（読み）かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず
これから出陣、という彼女にとって
1年半で戻るようになるだろう、と言われ
内心イラッとしただろう。
私は、そうなるかもしれないな、と思いつつ
彼女の好きにさせたかった。
彼女は
東京ですぐに楽しいハッピーライフが
送れたか、といえばそうではなかった。
それでも
それでも
と
もがく彼女、
とても辛そうであったが
それを一緒にいて
隣で支えているつもりでいる事すら
もうできない私は
祈祷師の先生が言われたことを
思い出すこともあった。
ところが
ここのところ、
祈祷師の先生の言葉を
すっかり忘れるようになっていた。
気付いたら
もう3年経っていた。
もし
神様が決めた
その人それぞれの
一応のレールのようなものがあるとしたら
私たちが生まれて来た意味、というものは
このレールを
自らの手で
変える事なのかもしれない。
それを神様は
面白がりながら
天の上から見ているのか？
祈祷師の先生には
レールが見えたのかもしれないな、と
ふと思いながら
彼女の1年前の写真と
最近の写真を見て
その違いを、思う。
石の上にも3年、というが
先日の記事に貼った
娘とあたしの動画を見た
うちのオカンが
食い入るように
自分の孫を見て
それこそ、
何度も、何度も見て
驚いていた。
「東京の人みたいだ
垢抜けた」 
ずっと
孫を見ていたオカンだから
気付くことがある。
3年たって
地に足が
少し着いたのだろうか。
それは
髪型でも
服装でもなく
その表情と、目 なのである。
石の上にも3年、というが
実は5年である、と
ある人が言っていた。
何かを本気で始めたら5年はやれ、
でないと
本当のことはわからない、と。
ということは
あたしは
顔ダンス講師として
あと2年は走らないと… と思うと
娘の東京生活と一緒に
直走っている気分なのである。
伴走者 😆
沢山の姉さん達へ愛をこめて♡
今日も読んで下さってありがとうございます♡
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