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九州講演&神社ツアーを終えて、

 

今日の荒川祐二さんは、

 

静岡県は沼津市立高校中等部で講演会

4年前にも一度呼んで頂いた学校ですが、

 

こうして繰り返し呼んで頂けることは、

 

本当に嬉しいことです。

 

素敵な時間をありがとうございました☆










そして、

 

今日というか、

 

昨日熊本から家に帰った後のお話☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャリ。

 

 

 

 



 

 

 

あ&ス「だー!!お疲れさまー!!!!」

 

 

 

 

 

 

あ「た、楽しかった九州講演&神社ツアーでしたが、

 

さ、さすがに移動の連続は、

 

疲れますね…」

 

 

 


 

ス「まぁ本来俺たち神々は疲れへんけども、

 

お前が疲れたら、

 

単純にお前の鏡の存在である、

 

俺たちのエネルギーも落ちるわな

 

 

 


 

あ「それにしても曜日感覚が無さ過ぎて…、

 

今日(昨日の夜の話なので日付的には23日)って、

 

祭日でしたっけ?

 

 

何?『勤労感謝の日』?

 

 

 

 


ス「………」

 

 

 


 

あ「なに黙ってるんですか?」

 

 

 

 

ス「『勤労感謝の日』…。

 

まぁ現代ではそう言うんやろうな」








あ「何すか?他に何かあるんすか?」

ス「『新嘗祭(にいなめさい)』じゃ、ドアホッ!!




 

あ「ビクゥッ!!」







ス「前の八幡宮の時と言い、

 

神のことを書き続けながら、

 

 

未だに『新嘗祭』も知らんとは、

 

ほんまに知識も毛もない、

 

このハゲ頭が!!








あ「『新嘗祭』って、

 

あ、あの鳥好きの演歌歌手…?

ス「それは新沼謙治や!!」

ス「『新嘗祭』!!

 

 

『勤労感謝の日』というものは、

 

昭和の時代に作られた話で、

 

 

それより遥か古代から、

 

この11月23日という日は、

 

『新嘗祭』を行う大切な日や

 

 

 

 

 

 

あ「に、『新嘗祭』って何しますのん?」

 

 


 

 

 

 

ス「ハァー…(溜め息)。

 

もう説明するのめんどくさいから、

 

俺はもうええわ。

 

 

ヘイカモン!!

 

 

 

 

あ「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

…。

……。

………。

…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ス「天孫ニニギ~!!!!」

ニニギ「イエー!!イエー!!

 

ラブ&ピース!!イエ~~~!!!!」









あ&ス「(相変わらずチャラい…)」

ニニギ「お前らが呼んだんだろうが。

 

僕は天孫だぞ?」







あ「ま、まぁそれはそれとして!!

 

 

何でニニギさん?

 

ていうか、そもそも『新嘗祭』ってなに?







ス「おい、バカ殿。

 

答えたれ」






ニニギ「誰がバカ殿だ。

 

僕は天孫だぞ。

 

 

『新嘗祭』というのは、

 

古事記、日本書紀にもきちんと記載されている、

 

遥か古代から続く神事。

 

 

簡単に言うと、

 

宮中始め、全国各地の神社で、

 

新米を神々に捧げ、

 

お米の収穫を祝う儀式のこと

あ「………」

 

 

 

 

 

 

 

ス「どうした?」

 

 

 

 

 

 

 

あ「そう言えば、

 

昨日熊本で行った加藤神社でも、

 

『新嘗祭』って書いてた…

ス&ニニギ「このハゲー!!!!!!」

ス「だからお前はあかんねん

 

この甘やかされて育ったバカ末っ子が」






ニニギ「神のことをこんなにも書き続けているのに、

 

こんな無知な男は初めて見た。

 

 

まったく、ヘンテコな男だ。







あ「知らなければ今から知ればいい!!

ス&ニニギ「開き直んな、ドアホッ!!」







あ「ビクゥッ!!

 

そんな怒らんでも…って?

あ「小春ぅぅぅ…、小春ぅぅぅ…」

 

 

 

 

ス「小春、甘やかすな。

 

こういうのは甘やかしたらすぐに調子に乗る」

 

 

 

ニニギ「天孫の僕もビックリだ」

 

 

 

 

あ「で、『新嘗祭』については、

 

何となく分かりましたわ。

 

 

でも何でニニギさんが関係ありますのん?








ニニギ「それはだね!!天孫である僕、僕、僕!!が、

 

天孫である由縁を!!

 

そうして立派な天孫になっていった経緯を、これから…

あ&ス「ええからはよ喋れや!!」









ニニギ「ビクゥッ!!

 

な、なんだその口の利き方は!!

 

ぼ、僕は天孫だぞ!!







あ&ス「わかった、わかった。


天孫ニニギ、天孫ニニギ」

ニニギ「それは『天丼にネギ』だ。

『天孫ニニギ』!!


 

…そもそもだな、

 

なぜ『新嘗祭』は米の収穫を祝うのか?という話。

 

 

ここで突然、『ニニギクイズ』

 

日本の最高神は誰?









あ&ス「アマテラスオオミカミ~~~(大山のぶよ風に)」

ニニギ「そう!!じゃあ、『ニニギクイズ part2』

その最高神アマテラスの

 

孫である僕、僕、僕!が地上に降り立った、

 

『あの』有名な出来事の名称は!?!?












あ&ス「ボンボン天から追放事件

ニニギ「『天孫降臨』だ、バカ野郎」








あ&ス「(笑)

 

はい、すいません(笑)」

 

 


 

 

ニニギ「その『天孫降臨』の際に、

 

偉大なるおばあちゃん、

 

天照大神が僕に何かの言葉を授けた。

 

 

ここで『ニニギクイズ part3』

 

どんな言葉を授けたか?






あ&ス「寄り道してはいけませんよ買い食いしてはいけませんよ知らない人についていってはいけません…

ニニギ「『初めてのお使い』か。

 

 

天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅』!!

 

聞いたことあるだろ!!」

 

 

 

 

あ&ス「ナントナク、アリマス」

 

 

 

 

ニニギ「天壌無窮の神勅』とは、



僕、僕、僕!がこの国の王となる上で、

 

おばあちゃん(天照)から授けられた、

 

守るべき教えのうちの一つ。

 

 

現代風に簡単に言うならば、

 

『この稲穂が実る自然豊かな、この国の王としての自覚を持つこと』。

 

 

この言葉を守って、

 

僕はこの国全体に水種を撒き、

 

そして年月の繰り返しの中でも、

 

稲穂が実り続ける豊かな国の礎を築いたんだ

あ「はえーーー。

 

そう聞くと、



やっぱりニニギさんって、


すごい神さまですよね






ス「まぁ自分で言うのはどうかと思うけど、



こいつ(ニニギ)の場合は、

 

何をどう頑張っても『アマテラスの孫やから』という言葉で片付けられる、

 

可愛そうな一面もあるしな







あ「あーー、その気持ちは何となく分かるかも…」







ス「血筋というものは当然良い面もあれば、

 

本人にしかわからない、

 

独特の苦労や辛さもあるからな。

 

 

こうして聞くと、

 

ニニギもこの国の礎のために、

 

自分にしか分からない孤独の中、

 

よくやってくれたもんよ







ニニギ「そうだそうだー!!もっと言え!もっと言えー!!

あ&ス「自分で言うな」







ス「まぁとにもかくにも、

 

『新嘗祭』

 

 

これは実は宮中に於いても最も重要で、

 

かつ過酷な儀式とも言われている。

 

 

簡単に言うだけでも、

 

 

松明の明かりが照らす、

 

手助けの采女(うねみ)二人以外、

 

誰も立ち入ることが許されない神殿の中、

 

 

白装束に包まれて、

 

全国から献上された米や粟の新穀、

 

新米から作った酒を神前に供え、

 

拝礼をしながらこの一年の五穀豊穣と、

 

民の幸せを祈る。

 

 

大半が正座で行われるその儀式は、

 

暖房もない寒さの厳しい中、

 

夕方から翌未明にも及ぶ。

 

 

その儀式の目的がすべて、

 

『国の繁栄』と『民の幸せ』の為やねんから、

 

 

本来で言ったら、

 

忘れてほしくない儀式やねんけどな

あ「そうですよね…。

 

よくわかりました。



こういったことを知った上で僕らが出来る、


心がけとかはありますか?





ス「まぁ『生きていけること』、


『生かされていること』、『元気に働けること』への感謝かな。



後は古代の人にとっては、


『米作り=仕事と繁栄』の象徴でもあったから。



『米を作れ』とは言わんけど、


儀式を行う方々任せにするのではなく、



自分は自分の役割で、


これからの繁栄を祈り、


『また次の年の新嘗祭には、よりみんなが幸せな状態で迎えられますよう』と思いを持って、


生きていってくれたら、


神にとってこれ以上嬉しいことはないわな。



結局神が人に願うことというのは、


『全員に幸せになってほしい』ということやから。


その考えを持って生きてくれている人を、


応援したくなる





あ「そうですよね。


僕自身もその気持ちを忘れないように…

ニニギ「そして!何より忘れてはいけないのが、

 

今日の話の肝である、


『新嘗祭』の礎を築いたのは天孫である、

 

僕、僕、僕!!ということ!!

あ&ス「(こういうボンボン感がなぁ…)」

 




ニニギ「さっきから偉そうに言ってるけど、

君たちもボンボンじゃないか!!
あ&ス「一緒にすんな!!」


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