今年の冬はほんとに寒いです
バレンタインデーを過ぎても、真冬のままです。
春が待ち遠しいですね。
さて、本日2月ゆいの会があります。
「障がいを受けとめるということ」
障がい児・者の性を考えるためには、まず乗り越えていかなければならない課題ですね。
前川ちよのさんが、熱く語ってくださいます。
皆さんで、じっくりと話し合ってみましょう。
2月18日(土)13:00~
教育センターです。
今日も雪がふり、寒い一日のようですが、皆さんでホットなひとときを過ごしましょう
今年の冬はほんとに寒いです
バレンタインデーを過ぎても、真冬のままです。
春が待ち遠しいですね。
さて、本日2月ゆいの会があります。
「障がいを受けとめるということ」
障がい児・者の性を考えるためには、まず乗り越えていかなければならない課題ですね。
前川ちよのさんが、熱く語ってくださいます。
皆さんで、じっくりと話し合ってみましょう。
2月18日(土)13:00~
教育センターです。
今日も雪がふり、寒い一日のようですが、皆さんでホットなひとときを過ごしましょう
12月17日ゆいの会、福井は今年初めての積雪がありました
寒い中、集まってくださった皆さんありがとうございました。
本日のゆいの会、まずは東さんから「全国障害児体育研究連絡協議会」第34階全国研究会で行われた原田文孝先生の講演会の報告がありました。
42歳の高等部2年生の方の青野原訪問学級での訪問教育の実践についての報告です。
自然、人間同士が関わる中で想像してきたもの、創造してきた物の見方、考え方、価値観、生活様式とった文化を障害が重い方にとって学ぶとは、その文化のもっている感じ方を学ぶことと考え授業を作ってきた。
授業「男前になろう」では、発達段階10ヶ月の方、鏡を見る、顔を拭く、ひげを剃るという一つ一つの行為をとりあげてもなかなか身につくということはなくても、生活のストーリーとして伝えることで楽しみする姿が見られるようになる。授業「涼む」では、風に愛情を乗せて取り組むことで、一見なんでもない行動がふれあい文化、愛情体験の授業になる。
重い障害の方への実践は、閉塞感を感じがちだが、かかわりの中で発達を掘り起こすことができることがわかる、心が温かくなる実践報告でした。
今日の事例検討
●中2男子、小さい子の持ち物を持って来てしまう。
そのような行動をとるのは何か訳があるはず。自営業をしていて忙しい両親、あまり構ってもらえないのでは。注目してほしいという気持ちの表れかもしれない。ゆっくりと話を聞いてみる。自分のことを見てくれる信頼できる指導員の存在に気づけばよい方に変化する。話をする時には否定的な話をしない。ゆっくり話をして本音を引き出すこと。いろいろな理由を想定してみること。
ブレイクタイム
今日は、クリスマスも近く寒い日ということもあり、みなさんでケーキとお茶でのんびりしました。
癒やしのハンドマッサージ
心地よさを体験できるハンドマッサージ、まず自分たちが体験して、子どもたちとの心のふれあい実践につなげましょう。
まず、手を洗い、自分の好きなハンドクリームを手に塗りましょう。かさついた手に潤いを。
二人組で、手の平全体を使ってマッサージ。リンパの流れに沿って、関節を開くように少し圧を掛けながら。
手をマッサージをしてもらうなんてなかなかしてもらえないですね。
α派のでる音楽を流しながら、二人でゆったりお話をしながらマッサージタイムです。
参加者の皆さんの感想
●ハンドマッサージは、心身の疲れをほぐしてくれました。開かれたサークルの雰囲気なので、もっと会員が増えるといいですね。ネットワークが広がることを期待します。もちろん私も宣伝します。ありがとうございました。
●ハンドマッサージが気持ちよかったです。クラスに私たちから見ればささいなことでパニックになる子がいます。潔癖症っぽいところもあるのか、手が荒れているので、たまにはハンドマッサージをしてあげる時間もいいかなぁと思いました。自己否定が強い子なので、心地よい時間をすごせたらと思いました。
●さわられることの気持ちよさを実感できました。いつも学校で子どもたちのからだにさわっていますが、子どもがどう感じているのかをあまり考えずにさわっていることもあったかナァと反省。
●本日はありがとうございました。悩んでいることについて相談できてよかったです。マッサージも体験させていただき、これから指導に取り入れていこうと思いました。
次回は、2月18日(土)13;00~です。
前川ちよのさんプレゼンツの会になります。
「障がいを受けとめるということ」をテーマに皆さんで話し合いたいと思います。
たくさんの参加をお待ちしておます。
今年1年ありがとうございました。
皆さん、よいお年をお過ごしください
あっと言う間の師走です。
あわただしい日々をお過ごしのことと思います。
今回のゆいの会は、暖かい飲み物をいただきながら、ゆったりとした時間にしたいと思い ます。
12月17日(土)13:00~
福井県教育センターにて
●レポート:院内学級の重度の方への性教育の紹介
●癒しのハンドマッサージ研修
飲み物、お茶菓子を準備します。
皆さんの参加をお待ちしています。
10月9日の日曜日に、白山スーパー林道に行ってきました。標高1445mの三方岩付近では綺麗に紅葉してました。
しかし少し下がるとまだ一面の緑の山々、来週末くらいが紅葉の見頃ではないしょうか。久々に山のさわやかな空気を吸い、ずいぶん癒されましたよ。皆さんもぜひ行ってみてください。
さて前置きが長くなりました。10/8の「ゆいの会」の報告です。今回のゆいの会は、なんだかとても心がほっこり温かくなる会でした。「障害の重い子(発達段階1~2歳)の性教育」をテーマに、東さんのレポートをもとに話し合いました。
1 心地よさは生きる基盤(自己肯定感)
心とからだの「快」をたくさん積んで、愛されていることを実感すること。「自分が大好き」という感情が生まれてくる。
2 身辺自立から性の自立
人辺自立は先送りしない。しつけではなく楽しみながら。同性介助が基本。下着からおしゃれ感覚へ。きれいでかっこいい、好きなものを選んで着てみる。排泄自立には技が必要。トイレットペーパーを扱うのは難しい。1回分を切り取って置いておく。手にペーパーを巻き、ものをふく練習を重ねることで、おしりをふく技も習得できる。
3 プライぺートゾーン
プライベートゾーンを強調しすぎて、体調が悪いときに医師に診せることができなかったことも。プライベートゾーンを見せなくてはならない時もあることを知る。
4 性器いじり、自慰
性器いじり、自慰は肯定的に。男の子は必修科目、女の子は選択科目。自慰は「一人になることができる力」を育むために意味がある行為。
5 問題行動は発達要求の表れ
困った行動は、性教育の絶好のチャンスと捉える。
「一人ひとりの性的発達要求をどう育てるのか、当事者の要求をくみ取って彼らの人格をどう育てるのか」現場の大きな課題。
(楽しい指導例)
★サイコロタッチゲーム
★からだうた
男の子バージョン、女の子バージョンで。
自分で出来ない時は、やさしく手をとって一緒に踊りましょ。
★おしゃれしてお茶会
★好きな人と散歩
★フォークダンス
★マッサージ、足湯、ホットタオル
★いいとこさがし ・・・・・・・・実践はアイデア次第
今回の参加者、保護者、教員、寄宿指導員の皆さんで話し合いをしました。排泄に関する悩みがたくさんだされました。排泄の指導だけにとらわれずに、日々の暮らしのなかで褒めることで自信を持ち、それが排泄の自立に繋がって行くこと。ついつい、困った行動にばかり目がいきがちですが、視点をかえて働きかけることが大切なのですね。
(感想)
毎回参加できずに申し訳ありません。今回の「障害の重い子の性教育」の話はとても参考になりました。小6の次男にあてはまること(トイレットペーパーの使い方)など、私が知りたいことや聞きたいことをお話くださりありがたいです。今回アドバイスいただいたことを早速家でやってみます。参加している方が、学校の先生、寄宿舎指導員といった教育関係者のかたばかりでちょっぴり寂しいです。障害を持つ子どもを持った親がもっと参加してもらえるといいですね。
楽しさの中で自立ということを大切にして、これから指導していこうと思いました。何を求めているかを読み取る力をもっとつけて、色々な支援を考えていきたい。
参加者のみなさんありがとうございました。
次回は12/17(土)です
台風一過後、あいがたいことにさわやかな秋晴れの日が続いています
さて、今年は何の秋にしましょうか。
ちなみに私は、音楽の秋、ウォーキングの秋にしたいと思います
10月ゆいの会は
10月8日(土)13:00~
福井県教育センター 2階会議室です。
テーマは「障がいの重い子ども(人)の性教育を皆さんで考えてみませんか?」
障がいが重いと言っても、一人ひとりの状態が違いますね。
個々の問題となるかも知れませんが、彼らの性的発達要求をどのように育て、その要求をくみ取って、どのように彼らの人格を育てていくのかと言う、大きな課題を皆さんと一緒に考えてみましょう。
皆さんの参加をお待ちしています
暑い暑いと言っていた夏も、ひと雨ごとに涼しく感じるようになってきました
8月のゆいの会は、保護者、特別支援学校職員、障害者施設職員、ボランティアをされている方とバラエティに富んだ参加者14名の皆さんとでにぎやかなひとときを過ごしました。
まずは東さんから、全障研第45回全国大会 「障害のある人の性と生」分科会報告です。
★七生「こころとからだの学習」裁判経過報告・・・日暮かをる(東京)
★「女の子ぎゅーしたいの。」源剛志(京都)
★「知的障がいの成人男性の性と生に関する悩みへのアプローチ」高木伸斉(滋賀)
全障研大会の性にかかわる分科会は大変盛況で、どの分科会も充実した討論がされたそうです。
性教育には、心を育てるという視点が必要でそのためにはたくさんのアプローチがあること、科学的な性の知識をどのように学かに加え、愛着形成不全や暴力の加害と被害の後遺症、それにそれぞれの機能障害による支援の難しさがある。暴力にさらされた人間関係と性の中で生きてきた子どもたちや大人たちに、自己と他者への信頼をどのように再獲得させていくのかが課題。ロールプレイや演劇の方法の有効性やグループ活動の重要性も確認できた。と報告されました。
次に、参加者の自己紹介のあと、参加者から出された事例検討をしました。
(事例)
虐待を受けて育った高等部女子。男子に非常に興味があり、複数の男子にちょっかいを出している。リストカットもしている様子。話をすると「死にたい。どうして生きているのか。」と話したりする。どのように関わればよいか。
(討論)
この女の子の本当の願いを探る。満たされない思いを、男子とふれあうことで解消しているのではないか。彼女が信頼して話ができる人はいるのか。本来は母親に認めてもらいたいのだろうが、母親の実情から難しいとすれば、母親に変わる誰かがその代わりになれるといい。あなたのことを大切に思っていることを伝えていくこと。
学校の活動で、生徒会や部活動などを経験させて、周りに認められ自信がもてるような経験を積んでいく。
言葉で何かするというより、心を磨いていくこと。
時間はかかるが、あなたはあなたとして生きていけばいいと伝えること。
(事例)
プライベートゾーンの話をしていて、「(粋な人がいて)いやじゃないなら、さわらせてもいいの。」と言われた。どう関わればいいのか。
(討論)
ロールプレイを通して、それがほんとうに良いことかどうか考えさせる。プライベートゾーンを自分以外の人に開け放つことはとっておきのこと。誰でもいいわけじゃない。ほんとに好きで、お互いに分かり合えてお互いの気持ちが確認できてこそできるもの。恋愛関係をもっと高めることをロールプレイで示してはどうか。
継続して参加された方から、経過報告をしていただきました。
性器いじりが気になる男子・・・成長の証しとてとらえることで、親がゆったり構えることが出来、心なしか回数も減ってきた。
虐待をうけた女子に対して・・・職員一丸で、温かく見守る体制を整えた。
ゆいの会に来ていただくことで、なんらかヒントを見つけて日々の生活に活かしていただくこと。それがゆいの会の最大の目的です。このような話をしていただくことは、運営している者にとって本当に励ましになります。
参加された方の今日の感想です。
○「ロールプレイ」は、一度やってみたいと思いました。子どもたちに聞いてみる、考えさせることはいいことだと思いました。職員からの一方的な押しつけにならないので是非試みてみたいです。心に響く言葉がたくさん出てきて、改めて自分を見つめ直すとてもよい時間になりました。自分自身の子育て、子どもに接する自分を振り返ることもできました。
○ゆいの会に参加されている保護者の方々がよかったと実感していただいていると聞き、私も嬉しいと思いました。虐待など、心に傷を持った子への対応には時間がかかという事に対して、すごく難しい課題だなと感じました。ロールプレイでできる事は、良く練った指導を考えできたらいいなと思いました。子どもの頃の虐待と過保護からの反抗は何が違うことってあるのか、個人的に疑問を持ちました。
○大きなテーマでしたがとてもためになりました。「はりねずみの様な子は時間がかかる」「子どもの頃にされた何気ないことでも子どもは傷ついている」など、納得する言葉がたくさんありました。本当にありがとうございました。
○問題の根は家族にあるものだと思いました。障害者であろうとなかろうと人は皆繋がっているんです。だから逃げないでやさしく真剣に取り組んでいくことが大切だと思いました。ありがとうございました。
参加された皆さんも、ありがとうございました
しばらく梅雨のような日が続いていましたが、ここ数日は夏真っ盛りです。
夏は、充電の時期、皆さんどんなエネルギー補給をしていますか?
私は、久々にアイドルぼけの日々を過ごしてます
しかし、勉強もしなくてはと、今更ながら高校生のようなジレンマに苦しんでおります。
さて、そこで次回ゆいの会のお知らせです。
日時 8月20日(土)13:00~
場所 教育センター304号室
東さんから当日のメッセージがとどいてます
去る7月30,31日大阪にて、全国障害者問題研究会主催の第45回全国大会がありました。
家平悟氏による「生きたい!家族とみんなと」と題した記念講演は、「障がい」とは何かを改めて考えさせられるものでした。
家平さんは15歳の時、事故で脊髄を損傷し、1年8ヶ月の闘病生活を送る。
その後は車いすので生活の中で、自暴自棄になったとき、自分を見つめ直し前向きに生きようと心に決めたとき、母親の全面介助の生活から自立を決意したとき、結婚を通して権利としての自立を考えたときなどを時折笑いも(大阪人)入れながら話しました。
一番心に残っているのは「自分の足は車いすである。外出したとき、この車いすが通れない所がある。これが障がいなのである」すなわち、機能障害があってもそれを補うものがあれば、普通の生活が送れる。このような社会を目指さなくてはいけないと訴えられたことです。(家平悟さんは1971年生まれ。自立支援法訴訟東京元原告。現在、障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会事務局次長。2児の父 )
2日目は分科会が46つ,特別分科会が4つ、その中で「障害のある人の性と生」の分科会に参加しました。
この分科会には8本のレポートが出され、どれもが中味の濃いものでありましたが、この中から学齢期のものと青年期・成人期のものを当日紹介したいと思います。
とても興味深い報告会になりそうですね。
皆さんの参加をお待ちしています
6月11日(土)のゆいの会は、保護者、学童保育指導員、特学教員、養護学校職員など12人の参加でした。
まず、松川から、雑誌健康教室「性と関係性の教育~発達障害の子どもの実践~」、セクシュアリティー49号「障害のある青年たちの性のセミナーに取り組んで」の二つの記事の報告を行いました。
ブレイクタイムには、お母さんと参加してくれたAくんと一緒にサイコロゲームとエプロンシアターをしました。
その後、参加者の皆さんの、日頃の気がかり事についての検討会を行いました。
★高2の男子、性毛をカミソリで剃ってしまう。
口やかましく禁止することでは改善しない。自閉的傾向の子どもは、身体の変化が受け入れることが難しい。身体の変化は自分だけのことではなく、みんな同じように変化することを気長に伝えていく。「おちんちんの絵本」を読み聞かせていく。
★高学年男子 教員にすぐにひっついてくる。
ルール作りをする。「~していいですか。」と断らせる。ひっつくより握手にする。マッサージやタッチングを行い愛されている実感を味あわせる。
★虐待をうけて施設に入所してきた子どもへの関わり方。
自分は大事な存在、価値の有る存在だと伝える。時間をかけて育ちなおしをすることが必要。心地よいお湯に手や足をつける。マッサージをする。身体のこわばりがとれ、心もほぐれていく。
★高3男子 母子家庭の母親からマスターベーションの指導を頼まれている。
指導のきっかけは、夢精があったときがチャンス。下着の始末の仕方など、懇切丁寧に射精まで教える。
★中3男子 排尿でズボン、パンツを全て脱いでしまう。
性器をもつことができるのか。おちんちんをホースにたとえてつまみ方を教える。「おちんちんの絵本」などをつかって教える、
★中2男子 クラスに情緒不安定な子どもは入ってきて、自分の髪の毛を抜くようになった。
まずは不安定になっている子どもの安定を図ること。担任に相談して、みんなで取り組むこと。
(参加者の感想から)
みなさんのいろいろな意見や事例が聞けてすごく充実した時間をすごせました。こどもたちのために考え行動して、ひとりひとり個性があり、それは大切なことだと伝えていくことの重要さを改めて感じました。毎日勉強して、もっと学びたいという気持ちが強くなりました。本日はありがとうございました。
今日は実際にエプロンシアターを見せていただき「なるほど。」と視覚的に理解うることができました。私が小6の時に保健室で女子だけ集まって話を聞いたのですが、本を見せられて難しい話ばかりだったことを覚えています。このようなエプロンシアターが今後広がっていくといいですね。まだ2回しか参加していませんが、毎回、色んなテーマで話を伺うことができ、とても勉強になります。私が知りたかった「青年たちの性」についての話と冊子があり、今日来て本当によかったです。
温かいゆったりとした雰囲気がいいですね。家でもそうしていきたいです。(なかなか難しいですが、努力いたいです。)
参加者のみなさん、ステキな感想をありがとうございました
新年度が始まり2ヶ月あまり、毎日が矢のように過ぎていきます。
5月22日、性教協石川セミナーに参加しました。
種部恭子さんの講演会には老若男女、たくさんの方が来られていました。
うーん、皆さんがんばっているのだと元気をもらいました。
その後のブロック会議では、山中セミナーのことが話題にあがり
「あの頃は若かったね。」と一同感慨深く思いを馳せました。
皆さん立派な大人になられ、さて自分も同様に大人になれているのだろうか不安になりました。
次回のゆいの会のお知らせです
日時 6月11日(土)13:00~
場所 福井県教育センターです。
レポーターは、松川です。
「セクシュアリティーNo.49」 堺市の取り組みについて報告します。
また、参加された皆さんが関わる事例についても検討したいと思います。
たくさんの参加をお待ちしています
東さんから、コスタリカ訪問のレポートが届きました。
「ゆいの会」でも生のレポートをお聞きしたいですね。
中南米「軍隊のない国コスタリカ」で学ぶ
5月7日からコスタリカに行ってきました。コスタリカは世界でただ一つ軍隊を持たない国です。隣国のニカラグアからの侵略に対して、国連安全保障委員会に提訴し、話し合いで解決する姿勢をとりました。このとき、ニカラグアからの避難民70万人受け入れ、教育や医療を提供しています。人口450万人の小さい国ですが、、軍隊にかかる費用を教育費や医療費に回しているのです。 貧しい国ですがとても立派な国だと思いました。日本は島国ですから、避難民を受け入れるという発想は余りありませんが、避難民70万人を受け入れたでしょうか?教育や医療を提供したでしょうか?
ラ・カルビロ地区の(とても貧困な家庭が多い所)小学校に訪問しました。どこの国でも子供は無条件にかわいいものです。ここでも無邪気な子供たちの笑顔に思わず、シャッターを押しました。しかし、学校では喧嘩をしない平和教育をしているが、家庭の中では暴力が多い。戸惑う子供たちに、平和を愛するという価値観を教えているが、それを家庭で根付かせるには難しい。地域コミュニティを活用しながら、先生たちが悪戦苦闘されていることを知りました。将来を担う子供たちに、平和の大切さを根付かせようと頑張っておられる姿に感動しました。
また、性教育にも取り組んでいました。きっかけは小学6年生の子供の妊娠だったそうです。1年性から5年生までに、自分の身体を大切する、清潔、性自認、身体の健康、性器の役割、6年生では10代の妊娠、カップルとしての責任を教えているとのことでした。
軍隊を持たない国コスタリカ、もし他国に攻められても武力では反撃せず、話し合いで解決する方法を見出そうとする国、コスタリカは素晴らしい国でした。
個々人にとって、平和とは、毎日を安心して生活できること。しみじみと考えさせられました。