官房長官や参議院議員会長などを歴任された青木幹雄先生のお別れ会が今日(29日)、都内で開かれました。
20年ほど前、青木先生のご地元・島根県の隣、鳥取県に私が時事通信記者として勤務していた頃、中海や山陰自動車道などの課題をめぐり青木先生の力を感じる場面が多々ありました。謦咳に接するようになったのは私が参議院議員になってからでした。青木先生は既に国会議員を引退されていましたが、折に触れて私たち若手議員との懇談の機会をいただきました。選挙で選ばれる公職の中で最も任期の長い『参議院議員』としての重みと矜持について話してくださったことが今も胸に刻まれています。
今日のお別れの会での尾辻秀久参議院議長の弔詞で、青木先生も参議院農林水産委員長を務められたことを知りました。私がお預かりしている職責について思いを新たにするとともに、歴史の批判に耐えうる仕事をしなければと心に誓いました。