YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -285ページ目

脳出血と脳梗塞 その20 クモ膜下出血の治療法

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「クモ膜下出血」についてお話しをしました。
今回も引き続き「クモ膜下出血」についてお話ししていきます。

さて、クモ膜下出血は遺伝的要因が強いといわれていますが、脳の太い動脈に脳動脈瘤というコブができ、これが破裂することによって出血が起こります。脳動脈瘤ができやすい家系の人は、今は何ともなくても、知らない間に脳動脈瘤ができて破裂する可能性があります。心当たりのある人は、一度病院などでMRI検査を受けておいたほうがよいでしょう。

ただし、脳動脈瘤のすべてが破裂するわけではありません。また、脳動脈瘤には1~2mmくらいの小さなものから数cm大のものまであります。脳動脈瘤は5mmを超えると破裂する可能性が高くなり、また、血圧が高いと大きくなりやすい特徴があります。さらに、脳動脈瘤は血管が枝分かれしているところにできやすく、脳内の数カ所で見つかる場合もあります。

脳動脈瘤が見つかった場合の治療法は2つあります。1つは開頭して脳動脈瘤の根元をクリップで留めて、それ以上大きくならないようにする方法。もう1つは、開頭せずにカテーテルを脳動脈瘤まで誘導して、極細のコイルで脳動脈瘤をふさいでしまう治療法です。

どちらの治療法を選択するかは脳動脈瘤の状態や、本人の健康状態などを考慮して、専門医とともに決定します。いずれの治療も、基本的に脳動脈瘤が破裂する危険性が高い場合のみに行います。脳動脈瘤がまだ小さいうちは、あえて手術せず、経過を見ることがほとんどです。

脳動脈瘤というと、死につながる怖い病気というイメージがありますが、たいていの場合は何年もかかって大きくなっていくもの。脳動脈瘤を持ってまま、脳卒中を起こさずに寿命を迎える方も大勢いるのが現実です。

今回はここまでです。次回からは「高血圧以外の脳出血要因」についてお話ししていきます。

脳出血、脳梗塞なら「脳活性化リハビリ鍼灸」の大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com

脳出血と脳梗塞 その19 クモ膜下出血とは?

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回までは「脳出血と高血圧」についてお話しをしました。
今回からは、「クモ膜下出血」についてお話ししていきます。

さて、脳卒中の中でも脳の表面で起こる出血をクモ膜下出血といい、これは脳卒中の中で一番死亡率の高い病気です。脳は軟膜、クモ膜、硬膜という3層の薄い膜と、その外側にある頭蓋骨によって守られています。クモ膜下出血は、軟膜とクモ膜の間にあるクモ膜下腔で起こる出血で、ほかの脳卒中の症状とは異なる発作が襲います。

それは、今までに経験したことがないほどの激しい頭痛で、経験した人は「ハンマーや鈍器で殴られたような痛み」という表現をよくします。この激しい頭痛が起こったその瞬間に、クモ膜下出血が起こっているのです。場合によっては、激痛と同時に意識を失ってしまうこともあります。
またたとえ弱い頭痛でも、今までとまったく違うタイプなら、注意が必要です。クモ膜下腔で小さな出血が起きている場合があります。

クモ膜下腔には、脳に酸素や栄養分を送るための太い動脈が通っています。この太い動脈で出血が起こると、一気にクモ膜下腔に血液が広がり、頭蓋骨内の圧力が変化したり、脳の広い範囲に障害を与えたりします。死亡率が高いのはこのためです。

今回はここまでです。次回も引き続き、クモ膜下出血についてお話ししていきます。

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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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脳出血と脳梗塞 その18 脳出血と高血圧ーその予防法

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「脳出血と高血圧」についてお話しをしました。
今回も引き続き、「脳出血と高血圧」についてお話ししていきます。

さて、脳出血は、細い血管で起きやすいのが特徴です。高血圧により脳内の血管が動脈硬化を起こすと、血管はもろくボロボロの状態になります。そこにさらに高い血圧がかかると、弱い血管は細いものから破れて出血を起こすのです。
細い血管がもろくなるという点では、脳梗塞の中のラクナ梗塞(微小脳梗塞)とよく似ています。脳梗塞を起こしている人の中には、血栓ができないようにするための薬を服用している人がいますが、これは裏を返せば、脳出血が起きた場合、「血液はサラサラと流れて止まらない」ことを意味します。つまり出血が広がれば、それだけの範囲に障害を残す危険が高まるということです。

昨今の減塩ブームのおかげで、脳出血の患者数はだいぶ減ってきました。とはいえ、その数がゼロになったわけではありません。
また、脳出血の原因ともなる高血圧は、一度高くなると降圧剤を飲んでも思うようには下がりません。統計を取ってみると、現在、降圧剤を飲んで目標数値を達成している人は58%ほど。これは、「たとえ薬を飲んでも、約4割の人は満足する結果を得られていない」ということ。つまり薬だけで、血圧をコントロールするのは難しいのです。

ですから、まずは高血圧につながる塩分摂取を、できるだけ控えること。お酢や香辛料を料理の味付けに使うといいかもしれません。また喫煙は血圧を上げるのでタバコはやめる。ストレスも交感神経を緊張させて血圧を上げるので、ストレスをためないこと。さらに規則正しい生活、適度な運動など、あらゆる角度から生活環境・習慣を見直して、血圧を適正に保つよう心がけましょう。高血圧にならないことが、脳出血の予防にもつながるのですから。

今回はここまでです。次回からは、クモ膜下出血についてお話ししていきます。

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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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