YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -278ページ目

脳出血と脳梗塞 その13 微小脳梗塞の危険因子

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

今回からは微小脳梗塞の危険因子について、2回に分けてお話ししていきます。

さて、細い血管に起こる微小脳梗塞のリスクファクター(危険因子)で一番にあげられる加齢は避けることができません。しかし、それ以外のリスクファクターは、生活習慣の改善などで予防できます。

まず高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、動脈硬化を進行させるので、そのままにしておくと、微小脳梗塞だけでなく、太い血管の脳梗塞のリスクも高めます。

大きないびきをかく人は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるので要注意。睡眠時無呼吸症候群があると、血圧が上昇し、脳梗塞ばかりか心筋梗塞のリスクも高めます。軽症の場合は、横向きに寝る週間で改善できますが、イビキが治らないなら、専門医を受診したほうがよいでしょう。

また、ストレスや肥満は高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病のリスクを高めます。健診でメタボリック症候群と判定された人は、減量につとめてください。

今回はここまでです。次回も微小脳梗塞の危険因子について、引き続きお話しをしていきます。

脳出血、脳梗塞なら「脳活性化リハビリ鍼灸」の大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com

脳出血と脳梗塞 その12 微小脳梗塞の治療

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

今回は微小脳梗塞の治療についてお話ししていきます。

さて、微小脳梗塞の治療にあたっては、脳のMRI画像だけではなく、血液の状態も調べなければなりません。よく「血液サラサラ」とか「血液ドロドロ」といいますが、血液がドロドロしていると、脳梗塞を起こしやすくなります。

医学的には、血液がサラサラかドロドロかを判断するのに、血小板凝集能を調べます。血小板凝集能というのは、血液の固まりやすさのことで、凝集能が高いと血栓ができやすくなります。
血液中のコレステロール、特に超悪玉コレステロールは、血管壁の中にもぐりこみ、血管壁がだんだん厚くなり、血液の通り道がだんだん狭くなり、詰まりやすくなるのです。

しかし、血小板凝集能が低い、つまり血液サラサラだと、血栓が作られにくくなり、脳梗塞のリスクが低くなります。そこで、微小脳梗塞の数が多く、血液がドロドロの場合、脳卒中の大発作を予防するために、血小板凝集能を抑える薬を処方します。しかし、血液がサラサラになり過ぎると、深刻な副作用が出ることもあるので、薬で治療するときは、専門医が慎重に行う必要があります。

血液サラサラかドロドロかは、自律神経によっても左右されています。体を活動させるときに働く交感神経が優位になると血管が収縮し、血液がドロドロになります。ストレスがたまっても交感神経が優位になるので、脳梗塞の危険性を減らすためには、ストレスを減らすことが大切です。

今回はここまでです。次回は微小脳梗塞の危険因子についてお話しをしていきます。

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パーキンソン病 その5 疾患概念の変遷4 大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

今回も引き続き、パーキンソン病の疾患概念の変遷についてお話していきます。
前回は、L-dopa治療に伴い様々な問題が出てきたというところまでお話しました。
今回は、L-dopaの欠点を補うために使われだしたドパミンアゴニストについてお話ししていきます。

さて、L-dopa治療に伴うジスキネジアや運動症状の日内変動の発現は、L-dopaの半減期の短さにあるとされています。このようなL-dopaの欠点を補うために、1974年には新しいパーキンソン病治療薬として半減期の長いドパミンアゴニストの有効性がロンドンのDonard Calneらのグループにより報告されました。その後現在に至るまで、麦角系と非麦角系のドパミンアゴニストの開発が行われてきました。ドパミンアゴニストの効果はL-dopaに比べると明らかに劣るものですが、運動合併症(Wearing off現象、On-off現象、ジスキネジア)を減らすという証拠があり、若年発症のパーキンソン病患者に対しては第一選択薬として用いることはほぼ世界的なコンセンサスが得られています。

しかし、ドパミンアゴニストにも副作用があります。麦角系ドパミンアゴニストでは心臓弁膜症を代表とする全身の線維症、非麦角系ドパミンアゴニストでは眠気、末梢性浮腫、精神症状の頻度の多さが認識され、また共通した副作用としては眠気、突発性睡眠発作などがあります。

ドパミンアゴニスト全盛の時代まではパーキンソン病は運動障害の疾患であると考えられてきたのですが、次回以降お話しするように、その後、パーキンソン病の疾病概念は大きな変容を遂げることになります。

今回はここまでです。次回はパーキンソン病の「非運動症状」についてお話ししていきます。

パーキンソン病なら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
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