YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -276ページ目

自律神経15 免疫力の強さを決める自律神経

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「自律神経のバランスがいい状態とは?」というテーマでお話ししました。今回は「免疫力の強さを決める自律神経」というテーマでお話しします。

さて、みなさんが風邪をひいたときには、「とにかくゆっくり寝て、体を休めてくださいね」と、医師からも周囲の人からも言われますよね。
寝こむわけにはいかないと、そのまま休まないで働き続けると、ほとんどの場合は風邪をこじらせてしまいます。

このように「休まない」「寝ない」と病気が治らない理由は、いったいどこにあるのでしょう。
その答えを出す前に「免疫力」についてお話ししていきたいと思います。
免疫力とは、私たちの体を病気から守るために存在する大切な防御システム。その重責を果たしているのが血液中の「白血球」です。

血液の中身は細胞(血球)成分と血漿(けっしょう)成分で構成されていて、液体の血漿の中に赤血球、血小板、そしてこの白血球が浮いています。それぞれの成分に役割があり、赤血球は血液に酸素を運び、血小板は傷口ができたときに血液を固める働きをしているわけです。

白血球は、血流にのって全身を巡回しながら、体の中に侵入する異物を飲み込み、異常細胞を処理して病気から体を守る「免疫活動」を行っています。免疫活動を行なうのが、白血球内の免疫細胞の「マクロファージ」、「顆粒球」、「リンパ球」です。白血球内のマクロファージは全体の5%とわずかで、顆粒球が55~60%、リンパ球が35~40%を占めています。

そもそも顆粒球とリンパ球は、体のコントロールをより精密に行なうために、原始細胞であるマクロファージから進化してできた細胞です。
顆粒球がマクロファージの「異物を食べる能力」を引き継ぎ、リンパ球が「食べた細胞を処理する能力」を引き継いで、主な免疫活動を行っています。

この二大免疫細胞の顆粒球とリンパ球の働きを、自律神経がコントロールしているのです。もっといえば、自律神経が白血球を支配して、免疫力の「強い・弱い」を決めているのです。
この自律神経と白血球の関係を近年の研究で明らかにしたのが、福田稔先生(福田医院医師)と安保徹先生(新潟大学大学院医歯学総合研究科教授)の「自律神経の白血球支配の法則」です。
この法則の発見によって、体の抵抗力や自然治癒力が体質ではなく、自律神経の働きによってもたらされることが明らかになりました。

今回はここまでです。次回は「交感神経が顆粒球を副交感神経がリンパ球を支配する」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/

自律神経14 自律神経のバランスがいい状態とは?

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「健康を保つ分業体制ー交感神経と副交感神経」というテーマでお話ししました。今回は「自律神経のバランスがいい状態とは?」というテーマでお話しします。

さて前回、交感神経と副交感神経は、敵対する関係ではなく分業して働いているといいました。そのため、一方が活発に働いて優位になるときは、必ずもう一方の働きが抑えられるのです。

ここで、ちょっと、やじろべえやシーソーをイメージしてください。
例えば、やじろべえの両端に交感神経と副交感神経がついているとしましょう。やじろべえは、一方が上がると一方が下がるようになっています。ストレスや疲れなど、体にとってつらいことが続くと交感神経が反応して優位に働くため、やじろべえの交感神経のほうが下がり、全体のバランスが崩れてしまいます。

ここで大切なことは、やじろべえのバランスが崩れたままにはならない点。交感神経が過剰に優位になると、副交感神経が頑張って働き、交感神経を元のレベルまでに戻そうとするのです。
つまり、交感神経が優位になってくると、自動的に副交感神経が守りの体制に入るわけです。こうすることで優位になった交感神経をちょうどいいバランスのところまで戻します。

こうした副交感神経が行なう「守りに働き」が維持できているのが「自律神経のバランスがいい状態」で、なんらかの理由でこの働きが維持できなくなるのが「自律神経のバランスが崩れた状態」なのです。
また、自律神経のバランスが大きく崩れて、交感神経が優位になり過ぎた状態が続くことを「交感神経の緊張」と呼びます。交感神経の緊張が化膿性の炎症や組織破壊などをもたらし、ガンや生活習慣病を引き起こす原因にもなるのです。

一方で、副交感神経が優位になり過ぎても、自律神経のバランスが崩れます。副交感神経が優位になり過ぎるのは、交感神経の緊張に対して副交換神経が過剰な反応を起こすときで、これを「副交感神経の過剰反応」と呼びます。副交感神経の過剰反応は倦怠感や無気力感、アレルギー疾患や浮腫などを引き起こします。

今回はここまでです。次回は「免疫力の強さを決める自律神経」というテーマでお話ししていきます。

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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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YNSA® 2日間集中セミナー【基本編・応用編】のご案内(札幌)

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
来る9月3日(土)、4日(日)の2日間、札幌の北海道鍼灸専門学校において、セイリン株式会社様からの御依頼で、当院院長 冨田祥史鍼灸師が、YNSA® 山元式新頭鍼療法の【基本編】、【応用編】セミナーの講師を致します。

YNSAとは、山元式新頭鍼療法の略称です。
宮崎県の医師「山元敏勝」先生によって考案されたこの技術は、残念なことに日本ではあまり知られていませんが、世界ではすでに数千人の医師が実践する非常に有名な治療法です。脳梗塞・脳出血・麻痺等の中枢性疾患・腰痛・肩こり・膝の痛み・しびれ・めまい・耳鳴りなどの様々な疾患に有効なことが、世界中で認められています。

ドイツでは、整形外科を始めとして麻酔科、内科など多様な診療科の医師が実践し、ブラジルでは山元先生の名前を冠した病院がブラジル政府の国費によって建てられています。

今回のセミナーでは、山元式新頭鍼療法YNSAの実際の臨床の流れ、診断点、治療点の解説を行います。脳神経疾患、難治性整形外科疾患の鍼灸治療で困っている先生、宮崎山元病院のYNSAセミナー、YNSA学会のセミナーの参加を検討されている先生方にオススメのセミナーです。
興味を持たれた方は是非ご参加ください。

※YNSA学会のホームページでも紹介しています。是非こちらもご覧ください。
http://ynsa-gakkai.com/event-20.htm





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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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