YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -271ページ目

自律神経5 心身の緊張をコントロールする副交換神経

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「自律神経」「血液循環」「免疫力」が三位一体の関係ですよとお話ししました。
今回は「心身の緊張をコントロールする副交感神経」というテーマでお話ししていきます。

さて、どんなに健康に自信がある人でも、交感神経が緊張した状態が続くと、健康を維持することができなくなります。

一例として、東日本大震災の後に、交感神経の緊張が起こり、自律神経のバランスを崩した方がおられます。
その方は東京にお住まいで直接被災された訳ではないのですが、故郷が宮城県石巻市で、親戚のほとんどが被災されたとのことです。

震災直後の1ヶ月は、家族の安否確認や後片付けの手伝いなどで東京と仙台を3往復。仕事の合間を縫っての3往復で疲労が蓄積したのでしょう。また、故郷の惨状を目の当たりにしたショックや悲しみも、自律神経のバランスを崩した原因のひとつだったのかもしれません。東京に戻られて、いつものように仕事を始めたとたん、体調がすぐれなくなりました。疲労感に倦怠感が加わり、首や肩の強いこりを自覚され、歯茎のうっ血がでてきて、歯茎から出血したり、ひどく痛んだりしたとのことです。

これらの症状は幸い軽症ではあったものの、全て交感神経が緊張して起きる血流障害が原因で、自立神経のバランスが崩れた時に現れる典型的な症状と言えるでしょう。

緊張した交感神経は、副交感神経を優位にすることでほぐすことができます。
自律神経にはどちらか一方が優位になると、もう一方の働きが抑えられるというやじろべえやシーソーのような関係にあるため、副交感神経を優位にすることで、自動的に交感神経の緊張も取れていくわけです。

幸いなことに先ほどの方は、体調の不調を感じたので、睡眠をたっぷり取り、休日はのんびり過ごすように心がけられ、入浴などで体を温めたりして、副交感神経を優位にすることで、短期間で体調不良を克服されたそうです。

このように、あらゆる体調不良の原因にも、そこからの回復にも自律神経が大きく関わっているのです。私たちの心と体は、良くも悪くも自律神経に操らていることがわかるでしょう。

今回はここまでです。次回は「睡眠不足と自律神経」についてお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA®学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com

自律神経4 「自律神経」「血液循環」「免疫力」の三位一体

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「自律神経に操られている心と体」というテーマでお話ししました。
今回も引き続き、「自律神経に操られている心と体」というテーマでお話ししていきます。

さて、私たちの日々の健康は、さまざまな体の昨日をコントロールしている「自律神経」と、内臓を構成する細胞に酸素や栄養を運ぶ「血液循環」、病気から体を守る「免疫力」、の3つが一体になって働くことで維持されています。

自律神経と血液循環、免疫力はお互いに影響しあう関係にあり、影響しあうことで生命活動に携わり、健康が維持されています。

「つらい体験」をした場合、「自律神経」が最初に反応し、交感神経が緊張(交感神経が過剰に優位になった状態)します。

交感神経が緊張することで動脈が縮み、「血液循環」が悪くなります。その結果、体の冷え、胃腸障害、関節痛などのさまざまな体調不良が起きるのです。さらに、交感神経の緊張が続くと、白血球に影響してリンパ球が減るために「免疫力」が低下してしまうのです。

誰でもつらいことがあった後には自律神経のバランスが崩れて、体調不良や病気を起こしやすくなります。そうなったのは運が悪いからでも、自分が悪いからでもなく、「あれだけつらい思いをしたのだから、自律神経がバランスを崩したのだ」とシンプルに受け止めるくらいがいいと思います。そう考えることで、体調がすぐれないことへの「漠然とした不安」も軽くなるなずです。

また、震災体験のような、最大級の肉体的、心理的ダメージを回復するには長い時間がかかるでしょう。できる範囲内で休養を取り、体を温かくして血液循環や免疫力を高めることを心がけ、時間をかけても元の体調に戻していくことが必要です。

今回はここまです。次回も引き続き「自律神経に操られている心と体」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法® YNSA®学会 評議員)
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自律神経3 震災と体調

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「自律神経に操られている心と体」というテーマでお話ししました。
今回も引き続き、「自律神経に操られている心と体」というテーマでお話ししていきます。

さて、2011年3月に起こった東日本大震災や今年の4月に起こった熊本地震といった大災害が日本を襲いました。
これらの大災害が残した爪痕は大きく、被災地の方たちにとっては今もなお、つらい日々が続いています。
直接被災された方はいうまでもなく、直接被災されなかった方でも、テレビのニュースで被災地の状況を知ってつらくなり、体調を崩した人もいるはずです。

そんなに肉体的にも精神的にもつらい状況が続くことで、健康状態は確実に蝕まれていきます。次第に眠れなくなり、動悸やめまいに襲われ、食欲が低下して、血圧も上がります。そして血流障害から体温も低下し、体が冷えて腰やひざに疼痛やしびれが起きやすくなるのです。

こうしたつらいことが続いた後に、体も心も調子を崩すのはなぜでしょう。また、つらいことがあったときは、どうすれば心身のダメージを少なくすることができるのでしょうか。
その答えは、健康なときの体の状態を考えることで見つかります。

今回はここまです。次回も引き続き「自律神経に操られている心と体」というテーマでお話ししていきます。

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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法® YNSA®学会 評議員)
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