YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -270ページ目

自律神経29 湯たんぽで痛みやトラブルを解消

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方」というテーマでお話ししました。今回は「湯たんぽで痛みやトラブルを解消」というテーマでお話しします。

さて、副交感神経を優位にして血流を改善する湯たんぽは、のせ方や当て方次第で、気になる症状や痛みを軽減する効果が期待できます。
寒い季節に起きがちな筋肉のこりや痛みは、体が冷えて筋肉内に疲労物質が蓄積し、血流が滞ることによって引き起こります。
また、内臓を冷えたままにしていては、いつまでたっても血液循環が改善しないため、痛みは改善しません。

痛みの解消には、以前紹介したように「お腹、太ももの前面、お尻、二の腕」の大きな筋肉を湯たんぽで温めてください。
それから、腰痛がある場合は腰、ひざ痛ならひざ、肩こりは肩といった、痛みやこりのある部分を温めるのがよいでしょう。
以下に体にトラブルが起きた時の湯たんぽの効果的な温め方を紹介します。

◇胃の調子が悪いとき
胃がキリキリ痛む胃痛、胃が膨らむ膨満感は、内臓を循環する血液量を増やすことで解消させることができます。「へそからみぞおちにかけて」に湯たんぽをのせてお腹全体を温め、温かい白湯やお茶などを飲んで内臓の循環血液量を増やすと、胃の不快感から解放されます。また、太ももとお尻は冷えていても気づかないことが多いので、忘れずに湯たんぽを当てて温めてください。

◇膀胱炎、頻尿が続くとき
頻尿や膀胱炎は、寒冷刺激や疲れで「自律神経のバランス」が崩れたときに起きやすくなります。湯たんぽで体を十分に温めることで疲れがとれ、自律神経のバランスがよくなればトイレの回数が減ってくるでしょう。膀胱炎も、湯たんぽで体を温めて免疫力が上がれば、細菌感染を起こしにくくなり、再発を防ぐことができます。
日中に「お腹、太ももの前面、お尻、二の腕」を湯たんぽで温めるのが基本ですが、頻尿と夜間尿の改善には、就寝時にも湯たんぽを使うのがお勧めです。

◇生理痛や生理不順を改善したいとき
生理痛や生理不順以外にも、不妊や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの婦人科疾患は、体が冷えることで骨盤内の血液循環が悪くなり、子宮や卵巣機能が低下することで起こります。
これらの婦人科疾患には、「お腹を中心にして、太ももの前面、お尻、二の腕」を湯たんぽで温め、比較的温かい上半身と冷えきった下半身の熱を平均化させるのがポイントです。この方法でも足先の冷えがとれない場合は、床に湯たんぽを置いて、その上に湯たんぽを置いて、その上に足をのせて温めるのも効果的。また、お尻の冷えを改善させるのが重要です。

◇シミやくすみが気になるとき
湯たんぽで血流がよくなり体温が上がると、皮膚の表面にも血液が流れて、くすみやシミが薄くなり、肌に透明感が出てきます。
皮膚の血流をよくするためには、湯たんぽを手で抱えて「お腹や太ももの上に置いて」しっかり加熱しましょう。このとき湯たんぽを抱えて温まった手のひらで、顔を上下にマッサージすると、肌のくすみがとれて美肌効果が期待できます。

今回はここまでです。次回は「カイロを使って体の熱をキープする」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/

自律神経28 ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話ししました。今回は「ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方」というテーマでお話しします。

さて、免疫力を高めるためには、日中の湯たんぽで体を温める方法を勧めていますが、もちろん就寝時に湯たんぽをフトンに入れて、体の冷えや不眠を解消することも大切です。
ただし、湯たんぽをずっと足元に置いておくという使い方では、自律神経や血流が効果的に働いてくれません。また、最初から足元に置いたままでは、体の冷え取り効果もそれほど期待できないのです。

寝付くときには、自律神経と血流の働きによって、最初に内臓を循環する血液量がふえてお腹が温まります。その温かい血流が全身を巡り、手足などの末端が温まって、お腹の温度が下がったころに眠りにつくようになっています。
この温度の変化を湯たんぽを利用して再現してほしいのです。
まず入浴前に、体を湯たんぽで加熱しておきます。そして、入浴前に用いた湯たんぽをフトンのお尻の位置に置いてから入浴します。入浴中に湯たんぽの熱がフトンにつたわり、就寝時にはお尻が温かくて気持よく寝付けるでしょう。

より一層気持ちよく眠れる方法としては、フトンに入ったら、お腹の温度を上げるために湯たんぽをお腹の上にのせます。ある程度温まってきたら、鼠径部(そけいぶ:もものつけ根)まで下ろします。鼠径部の皮膚の表面近くには、つま先まで血液が流れる鼠径動脈が走っているため、足先まで温まるのです。
ほとんどの場合、この段階で眠くなってきますが、まだ不十分なら湯たんぽを二の腕近くに置いて温めます。熱いようでしたら、フトンをはがさないように体から離して置いてください。

湯たんぽをのせる時間は限定はできませんが、くれぐれも汗をかくまで温めないこと。のせている部位がほんわかする程度に温まったら次に移動します。
また、湯たんぽの素材とお湯の温度にもよりますが、フトンの中で湯たんぽが冷めるまでは4〜6時間かかります。この方法なら体が十分に温まるので、お湯が冷めても途中で睡眠が妨げられることはありません。

今回はここまでです。次回は「湯たんぽで痛みやトラブルを解消」というテーマでお話ししていきます。

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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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自律神経27 免疫力を高める「湯たんぽ」の使い方

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「最強の体温めアイテム 湯たんぽ」というテーマでお話ししました。今回は「免疫力を高める湯たんぽの使い方」というテーマでお話しします。

さて、湯たんぽをどのように使って体を温めれば効果的なのでしょう。
お勧めは、朝から1日中湯たんぽを使うことです。
大きな筋肉が集中している4つの部位「1.お腹、2.太ももの前面、3.お尻、4.二の腕」の順番に温めていく方法が効果的です。

大きな筋肉は、冷えている傾向がありますが、その一方で外から熱を加えると熱を吸収しやすい傾向もあるのです。この4カ所を集中的に温めると、吸収された熱で全身の血流が改善し、副交感神経が優位になって免疫力が高まります。

とくに、湯たんぽでお腹やお尻を温めると、内臓の温度が上がって深部体温が上昇します。また、太ももや二の腕は太い動脈が縦に走っているために、ここを加熱することは末端の冷えを解消する大きなポイントです。太ももの前面に湯たんぽをのせると足先が温まり、二の腕にのせると指先までポカポカするのが実感できるでしょう。

では、実際にはどのように温めればいいのでしょうか?
実は温め方はとても簡単です。
イスに腰掛けて、4ヶ所を次の順番で温めていきましょう。
1.お腹 
   イスに腰掛けて湯たんぽをお腹の上で抱えて、お腹と一緒に手も温める。
2.太ももの前面
   湯たんぽを太ももにのせて、ときどき位置をずらしながら太ももの前面をくまなく温める。
3.お尻
   湯たんぽをイスの背に立てかけて、腰からお尻にかけてを温める。
4.二の腕
   湯たんぽをテーブルや机の上において頬杖をついて、左右の二の腕を温める。

各部位の加熱時間は3〜10分。「あと5分も当てていたら汗をかきそう」と感じたら、次の部位に移動させます。1ヶ所に長く当てて汗をかくまで温めると、むしろ体が冷えてしまいます。汗をかく前に、タイミングよく湯たんぽの位置を変えるのがポイントです。

お湯が冷めたら入れ替えて、2〜3巡してもいいのです。湯たんぽを使用する際は、やけど防止のために必ず専用のカバーに入れるようにしましょう。また、湯たんぽを体にのせる場合も、当てる場合も、地肌ではなく、必ず衣類の上からにしてください。

今回はここまでです。次回は「ぐっすり眠れる湯たんぽの当て方」というテーマでお話ししていきます。

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
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