自律神経32 爪もみでリンパ球を増やして免疫力アップ
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「蒸しタオルで脳のうっ血を解消」というテーマでお話ししました。今回は「爪もみでリンパ球を増やして免疫力アップ」というテーマでお話しします。
さて、「爪もみ」はご家庭でも行える自律神経免疫療法です。
刺激をするのは爪ではなく「爪の生え際」。ここは神経線維が集中しているところです。また、東洋医学でいう経絡(エネルギーである「気」が流れる通路)の重要なポイントが指先にあるといわれ、ここの気の流れが滞ると病気や不調があらわれると考えられています。
感受性が高く、経絡にも関係する「爪の生え際」を効果的に刺激することで、自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になります。
その結果、爪もみを行なうと、白血球の中のリンパ球の数が増えるのです。
交感神経が緊張して白血球に顆粒球が増えると免疫力が低下し、温熱刺激などで副交感神経が優位になると、白血球にリンパ球が増えて免疫力が高まることは、すでに説明しました。
とくに、病気の人が爪もみを続けると、交感神経が緊張した状態から副交感神経が優位な状態に変わり、リンパ球の数が増えて免疫力が高まり、病気が治る力や病気の抵抗力がつくわけです。
また、爪もみを行なうと血流もよかうなり、低体温が改善して体幹部の表面温度も上がります。その結果、手足の冷え、頭痛、腹痛、生理痛、下痢、便秘、肩こり、疲労感、不眠、眼精疲労などの症状も改善するのです。
爪もみの刺激方法は、「爪の生え際をつまんで押す」のが基本です。しかし、より刺激を高めるために、「つまんでから指を左右にゆすり、また左右に引っ張るようにねじる」方法もお勧めです。
爪をゆすったり、ねじったりするときは、手首を動かさずに、指の付け根部分を支点にして行なうのがコツです。力加減は、少し、痛いと感じる程度に。親指から順番にゆっくりと刺激を与えながら行いましょう(左右を同様に行います)。
とても簡単なので、いつ行っても、1日に何度行ってもかまいませんが、副交感神経を刺激するので、就寝前に行なうと寝つきがよくなります。爪もみを続けるうちに以前より手が温かくなり、体が軽くなってきたら回復の兆しだと思ってください。早い人だと始めて1週間ほどで症状改善の効果が現れるでしょう。
また、下半身の冷えが強い人は、足の爪の生え際も同様に爪もみで刺激すると効果的です。足で爪もみをするのが面倒な場合は、「かかとを上げて、つま先立ちする運動」を繰り返すだけでも、足の爪もみと同様の効果が期待できます。
今回はここまでです。次回は「お腹の冷えと排便の乱れには腸もみが効果的」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
前回は「蒸しタオルで脳のうっ血を解消」というテーマでお話ししました。今回は「爪もみでリンパ球を増やして免疫力アップ」というテーマでお話しします。
さて、「爪もみ」はご家庭でも行える自律神経免疫療法です。
刺激をするのは爪ではなく「爪の生え際」。ここは神経線維が集中しているところです。また、東洋医学でいう経絡(エネルギーである「気」が流れる通路)の重要なポイントが指先にあるといわれ、ここの気の流れが滞ると病気や不調があらわれると考えられています。
感受性が高く、経絡にも関係する「爪の生え際」を効果的に刺激することで、自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になります。
その結果、爪もみを行なうと、白血球の中のリンパ球の数が増えるのです。
交感神経が緊張して白血球に顆粒球が増えると免疫力が低下し、温熱刺激などで副交感神経が優位になると、白血球にリンパ球が増えて免疫力が高まることは、すでに説明しました。
とくに、病気の人が爪もみを続けると、交感神経が緊張した状態から副交感神経が優位な状態に変わり、リンパ球の数が増えて免疫力が高まり、病気が治る力や病気の抵抗力がつくわけです。
また、爪もみを行なうと血流もよかうなり、低体温が改善して体幹部の表面温度も上がります。その結果、手足の冷え、頭痛、腹痛、生理痛、下痢、便秘、肩こり、疲労感、不眠、眼精疲労などの症状も改善するのです。
爪もみの刺激方法は、「爪の生え際をつまんで押す」のが基本です。しかし、より刺激を高めるために、「つまんでから指を左右にゆすり、また左右に引っ張るようにねじる」方法もお勧めです。
爪をゆすったり、ねじったりするときは、手首を動かさずに、指の付け根部分を支点にして行なうのがコツです。力加減は、少し、痛いと感じる程度に。親指から順番にゆっくりと刺激を与えながら行いましょう(左右を同様に行います)。
とても簡単なので、いつ行っても、1日に何度行ってもかまいませんが、副交感神経を刺激するので、就寝前に行なうと寝つきがよくなります。爪もみを続けるうちに以前より手が温かくなり、体が軽くなってきたら回復の兆しだと思ってください。早い人だと始めて1週間ほどで症状改善の効果が現れるでしょう。
また、下半身の冷えが強い人は、足の爪の生え際も同様に爪もみで刺激すると効果的です。足で爪もみをするのが面倒な場合は、「かかとを上げて、つま先立ちする運動」を繰り返すだけでも、足の爪もみと同様の効果が期待できます。
今回はここまでです。次回は「お腹の冷えと排便の乱れには腸もみが効果的」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
自律神経31 「蒸しタオル」で脳のうっ血を解消
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「カイロを使って体の熱をキープする」というテーマでお話ししました。今回は「蒸しタオルで脳のうっ血を解消」というテーマでお話しします。
さて、脳にうっ血が多くなると寝つきが悪くなり、夜中に何度も目が覚めたり、早朝に目が覚めたりするなどの睡眠障害が起きて睡眠の質が低下してしまいます。
あるときから急に寝つきが悪くなったり、熟睡できなくなった経験はありませんか?そういうときは、体が冷えたことで脳にうっ血が多くなったことを疑ってみましょう。
脳にうっ血が多いときには、首を温めて筋肉の緊張を緩めることで解消できます。首の後ろの筋肉や肩の筋肉を温熱効果のある「蒸しタオル」で温める方法が有効です。
首こりにかぎらず、体のこりは筋肉のうっ血が原因。蒸しタオルの温熱効果で筋肉の緊張を緩めると、副交感神経が優位になって血流がよくなり、うっ血が解消します。
目を動かす外眼筋のこりが原因で起こる眼精疲労にも蒸しタオルの温熱効果が有効です。蒸しタオルは目からこめかみにかけて覆うようにのせて、うっ血をとると疲れ目が楽になります。
また蒸しタオルは蒸気の熱の「湿熱」なので、薄い皮膚や血管が細い部位の温熱に向いていて独特の気持ちよさもあるのです。
蒸しタオルも、湯たんぽと同様にだんだん冷めていくので、目や首に当てることで自律神経のバランスが調整されます。季節の変わり目に起こる体調不良の改善にも役立ちます。
今回はここまでです。次回は「爪もみでリンパ球を増やして免疫力アップ」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
前回は「カイロを使って体の熱をキープする」というテーマでお話ししました。今回は「蒸しタオルで脳のうっ血を解消」というテーマでお話しします。
さて、脳にうっ血が多くなると寝つきが悪くなり、夜中に何度も目が覚めたり、早朝に目が覚めたりするなどの睡眠障害が起きて睡眠の質が低下してしまいます。
あるときから急に寝つきが悪くなったり、熟睡できなくなった経験はありませんか?そういうときは、体が冷えたことで脳にうっ血が多くなったことを疑ってみましょう。
脳にうっ血が多いときには、首を温めて筋肉の緊張を緩めることで解消できます。首の後ろの筋肉や肩の筋肉を温熱効果のある「蒸しタオル」で温める方法が有効です。
首こりにかぎらず、体のこりは筋肉のうっ血が原因。蒸しタオルの温熱効果で筋肉の緊張を緩めると、副交感神経が優位になって血流がよくなり、うっ血が解消します。
目を動かす外眼筋のこりが原因で起こる眼精疲労にも蒸しタオルの温熱効果が有効です。蒸しタオルは目からこめかみにかけて覆うようにのせて、うっ血をとると疲れ目が楽になります。
また蒸しタオルは蒸気の熱の「湿熱」なので、薄い皮膚や血管が細い部位の温熱に向いていて独特の気持ちよさもあるのです。
蒸しタオルも、湯たんぽと同様にだんだん冷めていくので、目や首に当てることで自律神経のバランスが調整されます。季節の変わり目に起こる体調不良の改善にも役立ちます。
今回はここまでです。次回は「爪もみでリンパ球を増やして免疫力アップ」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
自律神経30 カイロを使って体の熱をキープする
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「湯たんぽで痛みやトラブルを解消」というテーマでお話ししました。今回は「カイロを使って体の熱をキープする」というテーマでお話しします。
さて、今は暑いばかりですが、寒くなるとドラッグストアなどでは店頭に大小さまざまな使い捨てカイロが山積みになりますね。
カイロですが、冬の外出時に体から熱が奪われるのを予防するもので、「体を温める」というよりは、あくまでも「体を冷やさない」ための便利グッズと考えた方がよいようです。そんなカイロを使った「体を冷やさない」ための便利で安全な使い方を紹介します。
カイロの平均温度は50度前後と決して高くないので、せっかくカイロを使っても、薄着にしていると熱が逃げやすく効果が半減します。下着と洋服の間、洋服と洋服の間など、衣類で熱が逃げない空気の層を作り、その中にカイロを入れてください。
また、カイロを地肌に直接貼るのは、直貼り以外では使用法として禁じられていますが、衣服の上からでも長時間同じ場所に貼り続けないことが大切です。カイロを長時間同じ場所に貼ったままにすると、皮膚に色素沈着があらわれやすく、ヤケドと同じになってしまいます。
カイロは貼らずに使うのがベストです。上着やズボンのポケットに入れて、時々場所を入れ替えるか、手作りのカバーや古いストッキングなどにカイロを入れて腰やお腹に巻き、当てる場所を移動させて使用するのがいいでしょう。
湯たんぽほど血流を改善する効果は期待できませんが、筋肉が大きく熱の吸収が良い「お腹、太ももの前面、お尻、二の腕」にカイロを当てることで、血流をよくして冷えを軽減させることができます。
腰痛持ちの人はよく、仙骨(せんこつ:背骨の下端)の出っ張りにカイロをあてますが、その場合は皮膚の薄い仙骨の中央ではなく、より肉厚なところ(ズボンの後ろポケットの付近)に1枚ずつ当ててください。皮膚への刺激も少なく、血流がよくなり、さらに疼痛改善に効果的な刺激になります。
外出時に靴の中にカイロを入れる場合は、足底にカイロを敷くのではなく、土踏まずから足の側面、甲にかけてソックスに張るのです。こうすると、足からの放熱が少なくなり、足の裏全体と、実は一番冷えやすい足の甲から指先にかけても冷えません。
また、体が冷えてうつ気分が強い人は、カイロを耳に当てるのがお勧めです。
耳たぶの上にあてるだけでなく、耳たぶを前に倒すようにして、耳の裏側にカイロを5〜6分当てることで脳の血流が増加します。とくに、うつ病では、脳の側頭葉(大脳皮質の外側に位置する脳の一部)の血流低下が起きることが知られています。この側頭葉は耳の近くにあるので、耳を加熱することで、この部分の血流が増加すると考えられます。ネガティブな気分のときは、耳を加熱すると解消できます。また、耳を支配している神経は内臓も支配していますので、内臓機能を改善させる効果も期待できます。
今回はここまでです。次回は「蒸しタオルで脳のうっ血を解消」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com/
前回は「湯たんぽで痛みやトラブルを解消」というテーマでお話ししました。今回は「カイロを使って体の熱をキープする」というテーマでお話しします。
さて、今は暑いばかりですが、寒くなるとドラッグストアなどでは店頭に大小さまざまな使い捨てカイロが山積みになりますね。
カイロですが、冬の外出時に体から熱が奪われるのを予防するもので、「体を温める」というよりは、あくまでも「体を冷やさない」ための便利グッズと考えた方がよいようです。そんなカイロを使った「体を冷やさない」ための便利で安全な使い方を紹介します。
カイロの平均温度は50度前後と決して高くないので、せっかくカイロを使っても、薄着にしていると熱が逃げやすく効果が半減します。下着と洋服の間、洋服と洋服の間など、衣類で熱が逃げない空気の層を作り、その中にカイロを入れてください。
また、カイロを地肌に直接貼るのは、直貼り以外では使用法として禁じられていますが、衣服の上からでも長時間同じ場所に貼り続けないことが大切です。カイロを長時間同じ場所に貼ったままにすると、皮膚に色素沈着があらわれやすく、ヤケドと同じになってしまいます。
カイロは貼らずに使うのがベストです。上着やズボンのポケットに入れて、時々場所を入れ替えるか、手作りのカバーや古いストッキングなどにカイロを入れて腰やお腹に巻き、当てる場所を移動させて使用するのがいいでしょう。
湯たんぽほど血流を改善する効果は期待できませんが、筋肉が大きく熱の吸収が良い「お腹、太ももの前面、お尻、二の腕」にカイロを当てることで、血流をよくして冷えを軽減させることができます。
腰痛持ちの人はよく、仙骨(せんこつ:背骨の下端)の出っ張りにカイロをあてますが、その場合は皮膚の薄い仙骨の中央ではなく、より肉厚なところ(ズボンの後ろポケットの付近)に1枚ずつ当ててください。皮膚への刺激も少なく、血流がよくなり、さらに疼痛改善に効果的な刺激になります。
外出時に靴の中にカイロを入れる場合は、足底にカイロを敷くのではなく、土踏まずから足の側面、甲にかけてソックスに張るのです。こうすると、足からの放熱が少なくなり、足の裏全体と、実は一番冷えやすい足の甲から指先にかけても冷えません。
また、体が冷えてうつ気分が強い人は、カイロを耳に当てるのがお勧めです。
耳たぶの上にあてるだけでなく、耳たぶを前に倒すようにして、耳の裏側にカイロを5〜6分当てることで脳の血流が増加します。とくに、うつ病では、脳の側頭葉(大脳皮質の外側に位置する脳の一部)の血流低下が起きることが知られています。この側頭葉は耳の近くにあるので、耳を加熱することで、この部分の血流が増加すると考えられます。ネガティブな気分のときは、耳を加熱すると解消できます。また、耳を支配している神経は内臓も支配していますので、内臓機能を改善させる効果も期待できます。
今回はここまでです。次回は「蒸しタオルで脳のうっ血を解消」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
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