YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -116ページ目

不眠症⑦【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】

不眠症の原因としては、大きく以下の5つがあります。

 

・精神疾患

・身体疾患

・お薬の副作用

・生理的な原因

・心理的な原因

 

 

精神疾患

 

精神疾患にかかると、睡眠に影響を及ぼすことが非常に多いです。

精神的ストレスを抱えた人が不眠症によってますます心身が疲労し、精神疾患が発症することもあります。

 

精神疾患は様々ありますが、

・うつ病:中途覚醒や早朝覚醒が多い

・双極性障害(躁うつ病):中途覚醒や早朝覚醒が多い

・統合失調症:症状によって過敏になり入眠障害が多い

・不安障害:不眠恐怖による入眠障害が多い

 

誰かに相談しても、「眠れないなんて誰にだってあるよ」「くよくよしているから眠れないんだ」などと言われてしまい、孤独な思いを抱える方もいらっしゃいます。

こういった精神疾患による不眠症は、生活習慣改善などの努力だけでは効果が現れにくく、眠れないことによって余計に不安感や抑うつ感が増していく悪循環に陥りがちです。

さらには通常の睡眠薬などでは効果が乏しいことも多いです。

その原因となる精神疾患によって、抗うつ剤や抗精神病薬などの適切な薬を使っていく必要があります。

 

 

身体疾患

 

・痛み

・しびれ

・かゆみ

・圧迫感

・息苦しさ

などの身体的ストレスは、不眠の原因になることがあります。

 

慢性的な痛みやかゆみなどの不快な身体感覚は、安らかな眠りを妨げる要因になります。

その感覚が何からおこっているかによって対応は異なりますが、はっきりとしたこれらの要因がある場合には、睡眠薬よりも適切なからだの治療が必要になります。

 

具体的には、

・COPDなどの呼吸器疾患

・アトピー性皮膚炎などによる痒み

・高血圧や糖尿病などの生活習慣病

・前立腺肥大症などによる頻尿

・甲状腺等のホルモン異常

・脳の腫瘍

などの病気があります。

 

お薬の副作用

 

・抗うつ剤

・ステロイド剤

・パーキンソン病治療薬

・降圧剤

・甲状腺治療薬

・喘息の治療薬

・アルコール

・カフェイン

 

など、内科や他の科で使用されている薬の中にも、不眠が副作用としてあげられているものがあります。

長期間飲んでいるものが、ある日突然不眠の原因となることは通常おこりませんので、不眠となった時期にちょうど飲み始めた新しい薬があれば、それが原因の可能性も考えられます。

先ほど例示したお薬のすべてに不眠の副作用があるわけではなく、また、すべての人に副作用が認められるわけではありません。

副作用は非常に個人差が大きいです。

もし薬を飲み始めたあとに明らかに不眠の症状が出たと感じる場合には、医師に伝えてください。

 

生理的な原因

 

生理的な原因としては、

・体内時計のリズムの乱れ

・加齢による変化

などがあります。

 

体内時計のリズムの乱れとしては、

・昼夜逆転生活

・昼寝のしすぎ

・一日中室内にいて外気を浴びていない

・眠る直前や寝床の中でもスマホやゲームをしている

・PC作業を深夜までしている

こういったことがあげられます。

 

人間の睡眠リズムは、自律神経の切り替えによって調整されています。

そこには光や温度、活動のオン・オフ、食事時間などの影響が深く関わるため、それらにメリハリが無い生活や不規則な生活を続けていると、不眠症の原因となることがあります。

とくに現代では、スマホやポータブルゲームなどが生活の一部になっています。

それらの光や音の刺激は脳を興奮させ、眠りを妨げる原因になります。

また加齢によっても、睡眠状態は悪化していきます。

体内時計のリズムにはメラトニンというホルモンの働きが関係していることが知られていますが、10代をピークに加齢に伴って低下してしまいます。

日中に光を浴びるとメラトニンの分泌が高まることが知られており、高齢の方は日光浴なども不眠改善につながることがあります。

 

心理的な原因

 

眠りとの関わりが深いと考えられているのが、精神的なストレスです。

大きな悩みごとやイライラする要素があるとなかなか寝付けなくなる…精神的なショックを受けると眠れなくなる…なんて経験は多くの人が持っていると思いますが、これが継続すると不眠症につながります。

また、自分で自覚できているストレスではなく、無意識にかかっている精神的な負担が不眠を引き起こしていたり、嬉しい出来事が不眠の原因となったりすることもあります。

「精神的ストレス」というとネガティブなものだけを想像しがちですが、変化があることはよいこともストレスになります。

仕事の昇進などでも、周囲からの期待やこれからの不安などから不眠になってしまうこともあります。

ストレスは大切な活力でもあり、適度な範囲ならばもちろん問題はありません。

ですが長く続いて不眠症になり、体や集中力・判断力などに不具合がおこり、普段の仕事や生活に支障が出てしまうなら、何らかの対処が必要になります。

 

 

 

康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

不眠症⑥【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】

不眠症の原因について、従来は原因の有無によって分けていました。

 

・原発性不眠:原因が不明

・続発性不眠:何らかの病気が原因

 

しかしながら、

・慢性不眠の治療法はかわらない

・原因となる精神疾患が良くなっても不眠が残ることも多い

 

といったことから、

・急性不眠

・慢性不眠

として分けるようになっています。

 

はじめは些細な事がきっかけで不眠が始まり、それが不眠恐怖の悪循環で慢性化してしまうこともあります。

 

 

 

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不眠症⑤【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】

慢性不眠は

・不眠恐怖

・睡眠妨害連想

による悪循環が要因となることが多いです。

 

つまり、不安の病気に近いところがあります。

眠ることに対する過度の恐怖(不眠恐怖)→眠ることへの過剰な努力→からだが緊張→睡眠を妨害する連想(睡眠妨害連想)→不眠恐怖→・・・

といった形で悪循環していきます。

こういった不眠による不安や恐怖を繰り返していると、脳の覚醒に関係する部分(視床下部や網様体賦活系)にも影響を与えることが報告されています。

この結果として、「からだが疲れていても眠れない」という状態になります。

このような悪循環になるきっかけには、睡眠に関する認知の問題が根底にあることが少なくありません。

・8時間眠れなければ健康に良くない

・睡眠時間が短いと認知症になってしまう

・十分な眠りこそが健康や美の最大の秘訣

・寝つきが悪かったら早く就寝しないといけない

・若いころと同じように眠らなければいけない

 

といったように、「良い眠りとはこういうものだ」という認知が間違っていることがあります。

たしかに、睡眠は健康を維持するためにとても大切な要素です。

ただ、適正な睡眠時間や睡眠のリズムにはかなりの個人差があり、いくら眠ろうとしても5時間が限度という人もいます。

年齢とともに睡眠時間が短くなるのも、ある程度は自然の流れです。

さらには、実際に寝ている時間を測ってみると、本人が思っているよりもずっと長かったりすることもあります。

こういった睡眠に対する間違った思い込みがあることが少なくありません。

 

こういった睡眠に関する偏った考え方が、

・睡眠覚醒のリズムの乱れ

・間違った睡眠対策

などを引き起こして、不眠をより慢性化してしまうことがあります。

このため、正しい睡眠に関する知識を伝えること(睡眠衛生教育)は、不眠症の治療において重要です。

 

 

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