野良仕事始め、重労働だけど幸せ | 作爺の部屋

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昔、山里の暮しでは野良仕事の道具や身の回りのものは自分で作ったり、直したりしてきたようです。
今流に云うとそうしたDIYや外遊びが大好きです。

このところ冬ではないような異常な陽気です。

 

今年は樹も早くに水を吸い上げそうなので、慌てて伐倒に廻っています。

雪が少なくてソリで引けそうにない場所の樹は今年諦めました。

 

 

今日のターゲットはミズナラの大木一本。

 

 

近くの杉に掛けないようにと何度も睨み慎重に。

 

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何とかセーフでした。

 

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枝払い用として軽い35ccのチェンソーを使っていたが、調子が悪くなりエンジンが掛からなくなってしまった。

 

仕方なくデカいほうを使ったがチェンソーの重さが腰に来る。

 

 
 
絶不調のMS200、リコイルし過ぎて指の皮が剥けました。(笑)💦
 
 
 
もう汗だくです。焦りは禁物、けがの元。
 

 

 

いつもは254XP(54cc)を使っているが、アイドリングの調子がイマイチでデコンプの無しのリコイルは辛いので、今日は346XP(50cc)を持って来た。
 
すごぶる調子は良いけど、イヤマフしててもこの機特有のカン高い排気音は好きでない。
たった4cc排気量でもパワーの差は感じます。
 

 

 

ナラのような硬木だと燃料2タンクで1回目立てをします。
 
前はローラー式の治具などを使ったりしてやっていましたが、今は治具は使わずにチェンソを立てて目線に近づけ、フリーで研いでいます。
そうすることで研いだところがよく見えるし、角度なんかは自然と身についてくる。
 
当然ながら拡大ルーペを掛けていますが、切れる刃を付けるコツは刃を見ることに尽きます。
 

 

 

 

大玉は一寸も動かせないので、切り込みを入れてクサビで割る予定だったが、大ハンマー忘れてしまい今日の作業はこれで終わり。

 

また天気の良い日に来てのんびりやります。

どうせ恩恵を受けるのは3年くらい先、それも生きていれば話し。

 

 

 

今年も野良仕事が始まりました。

毎年同じことの繰り返しではあるが、当たり前のように同じことが出来る事をちょっと嬉しくも感じました。

 

 

 

 

それでは。