布施(ふせ)は、もともと古代インドの「ダーナ」という言葉が中国語に訳されたもので、「与える」という意味があります。
この「ダーナ」という言葉が音写されて、「旦那」という日本語にもつながっています。
布施とは、思いやりの気持ちで他人に何かを与えることを指します。
お釈迦さま(仏教の教えを広めた方)は、「お金や物だけでなく、笑顔や優しい言葉など、できる範囲で思いやりの気持ちを与えてみましょう」と教えています。
ある日、お釈迦さまが「多根樹(たこんじゅ)村」という村に托鉢(たくはつ:食べ物などをもらい歩くこと)に行かれました。
そこには、お釈迦さまの故郷からお嫁に来た女性がいて、お釈迦さまにむぎこがし(麦を挽いて作る食べ物)を布施しました。
それを見たお釈迦さまは、「この布施の善い行いのおかげで、この女性は天の世界に生まれ変わり、いつか悟りを開くでしょう」とお弟子さんに伝えました。
その女性の夫は腹を立て、「そんな少しの布施で大きな結果が得られるなんて嘘だ」と怒ります。
そこで、お釈迦さまは静かに質問しました。
「珍しいものを見たことがあるか?」
夫は「この村にある多根樹(たこんじゅ)の木だ」と答えます。
その木は500台の馬車をつないでも余裕があるくらい大きな木でした。
お釈迦さまは続けて、「その木の種も大きいのだろう?」と聞きましたが、夫は「いや、芥子粒(けしつぶ)よりも小さい」と答えました。
お釈迦さまは、「たとえ小さな布施でも、やがてそれが成長し、大きな幸せや悟りに導くことがあるのだよ」と言われました。
その言葉を聞いた夫は、お釈迦さまの教えの深さに心を打たれました。
今まで疑いの目で見ていた彼も、次第にお釈迦さまの言葉に引き込まれ、その優しさと知恵に心を開くようになります。
夫は静かに頷き、自分の心が少しずつ変わっていくのを感じました。
そして、その日を境に彼はお釈迦さまの教えに耳を傾け、布施の大切さや、どんなに小さな善行でもやがて大きな実りをもたらすことを理解していったのです。
この話は、お釈迦さまが「どんなに小さな布施でも、大きな幸せを生む力がある」ことを教えたもので、布施の行いがまるで小さな雪玉が転がって大きくなるように、私たちの人生にも良い影響を与えていくことを伝えています^ー^
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