S君がキーンランドCで勝負懸ける理由を懸ける理由 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

元JRA調教師・山田要一のブログ

厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

★☆★☆ 競馬ファンの皆様に特大朗報! ☆★☆★

「LINEの公式アカウント」を開設しました。

今なら、

「開設記念スペシャルキャンペーン」

として、「友だち追加」で、超高額の払戻金が見込める「関係者のガチンコ買い目」を完全無料で取得できます。

「友だち追加」は、下のリンクをクリックするか、

友だち追加

下のQRコードを読み込むか、

qr

LINEアプリを起動

「友だち検索」

ID
@ph.koushiki
で検索

「友だち追加」をタップ

の手順で行えますので、どうぞお見逃しなく!

・・・・・・・・・・

こんにちは。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

画像 019-syukushou

さて、私達は先週のメインレースで、日本海Sを取りこぼしてしまいましたが、

「札幌記念での3連複26730円を5点で的中」

「北九州記念での馬連15940円を5点で的中」

「TVQ杯での馬連10840円を5点で的中」

「札幌日刊スポーツ杯での馬単4880円を4点で的中」

「NST賞での3連複2620円を2点で的中」

という素晴らしい結果を残せました。

また、このブログを読んでいる方でしたら、知っていると思いますが、先週の重賞レースでは、

札幌記念
ナリタハリケーンが13頭立ての12番人気で2着

北九州記念
ナリタスターワンが18頭立ての14番人気で2着

と、「オースミ」の馬が2頭揃って超人気薄で上位に食い込んでいて、この2頭については、8月17日(木)に、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」のホームページで、

【 こちら 】

・・・・・・・・・・・

何年か前までは、「ナリタ」や「オースミ」の冠名と言えば、1993年の皐月賞を制したナリタタイシンや、1994年の牡馬クラシック3冠を制したナリタブライアンや、1999年の菊花賞を制したナリタトップロードなどでお馴染みだった、山路秀則オーナーの所有馬でした。

しかし、2009年に秀則オーナーが亡くなられてから、「ナリタ」や「オースミ」の馬は、ご子息の山路秀樹氏が代表を務めている、「株式会社オースミ」の名義となっております。

ちなみに、山路秀樹氏が引き継いだ本業は、大阪府の枚方市に本社を構え、建設関連の業務を手掛けている「株式会社ヤマジ」でして、その本社ビルは、国道1号(京阪国道)を車で守口から枚方に向かって走ると、エッソのガソリンスタンドの後ろに見えてくる、五階建ての茶色い建物です。

「株式会社ヤマジ」は、主に型枠工事と建築工事を手掛けており、総務部と工事部と資材部の3部に分かれていて、最近の主な施工実績としては、一昨年の2月に竣工した「meiji京都東山ビル」(京都府京都市東山区)などが挙げられます。

そして、JRA馬主としての「株式会社オースミ」は、これまでに150頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、2010年と2011年の新潟記念を連覇し、2011年の中京記念も制したナリタクリスタルや、2013年の小倉サマージャンプと阪神ジャンプSと東京ハイジャンプを制するなど、障害重賞を6勝しているオースミムーンが挙げられるでしょう。

2013年の「株式会社オースミ」は、オースミムーンの活躍などにより、「21勝・獲得賞金4億2956万円」という成績を残しておりました。

しかし、それから昨年までは、
2014年→9勝・獲得賞金2億6272万円
2015年→13勝・獲得賞金2億5591万円
2016年→9勝・獲得賞金1億7933万円
と、2013年と比べると、勝ち星と賞金が減っており、特に昨年は、獲得賞金が2億円を割ってしまった上、今年に入ってから先週までの成績も、「6勝・獲得賞金1億1127万円」と、昨年とほぼ同じペースとなっているため、現在は「株式会社オースミ」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。

また、「株式会社オースミ」は、これまで毎年のように「競走馬セール」に参加しており、昨年も、

□2016年→「セレクトセール」→2頭を5400万円で落札
□2016年→「HBAセレクションセール」→1頭を1998万円で落札

と、計3頭を総額7398万円で落札していた上、今年の「競走馬セール」に於いても、

□2017年→「セレクトセール」→2頭を7992万円で落札
□2017年→「HBAセレクションセール」→1頭を1026万円で落札

と、計3頭を総額9018万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)

したがって、現在は「株式会社オースミ」の関係者全員が、「巻き返しを図りたい」、「セールで使った資金を早急に回収したい」と考えている筈です。

そして今週は、1着賞金7000万円(馬主の取り分は8割の5600万円)の札幌記念にナリタハリケーンを出走させますので、私が同社の関係者達であれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考えて、この馬を預けている中尾先生に、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますし、実際、札幌にいる元調教師の方から届いている最終追い切りの報告が、

「昨日、レースでも乗る藤岡康太君がダートで強めに追って、6Fが85秒1、終いの1Fが11秒8っちゅう時計を出しとりました。仕掛けられると素早く反応しとって、動きはキビキビしとったし、体もフックラ見せとったんで、力を出し切れるデキに仕上がったんやろ」

という内容でしたから、上位に食い込んでくる可能性はあると私は見ております。

また、今週の「株式会社オースミ」は、北九州記念にナリタスターワンを出走させますので、この馬も全く同じ理由で勝負懸りと判断するべきでしょう。

・・・・・・・・・・・

という、「馬主のTさん」の報告を紹介していましたから、「パーフェクトホースマンズ」のホームページを確認していた皆さんも、私達と同じように札幌記念と北九州記念の万馬券を取って、オイシイ思いができたでしょうね。

もちろん、「キーンランドC」、「新潟2歳S」をはじめとした今週のレースでもいい結果を残せるよう、今まで以上に全力で情報収集にあたっていきますし、そこで得た馬券に役立つ情報はこのブログで紹介しますので、興味のある方は必ず読んでください。

そしてここからは、斎藤誠厩舎がキーンランドCに登録しているイッテツについて、私自身の見解を報告しておきましょう。

・・・・・・・・・・・

千葉県出身の斎藤誠君は、県内では有名な進学校の市川高校を卒業した後、大学には進まないで、1993年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後、前田禎(ただし)さんの厩舎で厩務員になると、1997年から2005年までは調教助手をやっていましたね。

斎藤君がいた頃の前田厩舎には、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなど、走る馬が何頭もいましたから、彼はその時に、どういう馬がよく走るのかをしっかり学んだのでしょう。

でも、2005年の10月に前田さんが亡くなってしまい、厩舎が解散することになったので、その後は、相沢郁厩舎と清水英克厩舎で腕を磨いて、2006年の2月に調教師の試験に受かると、その年の6月に、35歳の若さで厩舎を開業しています。

最初の年は、「4勝・獲得賞金7697万円」という成績でしたが、2年目の2007年には、サンツェッペリンを使った京成杯で初めて重賞を勝つと、ゴスホークケンを使った朝日杯FSで初めてGIを勝って、その年は、「18勝・獲得賞金4億0316万円」という数字を残していましたね。

そして、一昨年までの3年間は、
2013年→20勝・獲得賞金3億7064万円
2014年→21勝・獲得賞金6億3518万円
2015年→34勝・獲得賞金6億4029万円
という成績を残していました。

中でも一昨年は、開業してから一番の数字を残せたのですから、斎藤君はこのことに満足したのでしょう。

ただ、去年は、2014年のオークス馬ヌーヴォレコルトを海外のレースばかりに使っていたことなどが響いて、「25勝・獲得賞金5億2467万円」と、一昨年の数字を下回ってしまいましたから、今年の斎藤君は、「キッチリ巻き返したい」と考えている筈です。

実際、今年に入ってから先週までは、トーキングドラムを使った阪急杯を勝つなど、「26勝・獲得賞金5億2442万円」という成績を残していて、去年のペースを大きく上回っていますけど、斎藤君は、先週までの結果に満足しないで、これからも全力を注いでくると私は見ています。

と言うのも、今までにJRAで重賞を3勝して、管理馬の中で一番多い「4億5671万円」の賞金を稼ぐなど、「看板馬」だったヌーヴォレコルトが、3月16日(木)に競走馬登録を抹消されて繁殖入りしていますから。

もちろん、今の斎藤君は、「この馬が抜けた穴を他の馬で埋めなければならない」と考えているのでしょう。

それに、さっき書いた通り、今年に入ってから先週までで、去年のペースを大きく上回っていますけど、今までで一番だった一昨年の賞金を超えるためには、あと「1億1587万円」を稼がなければなりませんから、今の斎藤君は、「賞金の高い特別レースを勝って、もっと稼ぎたい」とも考えている筈です。

そして今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにイッテツを登録してきましたから、斎藤君がメイチに仕上げてくるのでしょう。

・・・・・・・・・・・

斎藤誠厩舎のイッテツについての私の見解は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA馬主・小栗範恭さんのブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA騎手・鎌田光也君のブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA調教助手・小西聖一さんのブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。