鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



昨日、7月30日(木)は、西村淳也君の21歳の誕生日やったんや。

阪神競馬場の乗馬苑で、小学校5年の時から乗馬をやっとった彼は、同時にサッカーもやっとったんやけど、中学校1年の時からは、サッカーをやめて、「筋肉を増やして、下半身を強化するために」っちゅう考えでキックボクシングをやっとったそうですわ。

そんで西村君は、2015年に「第34期生」として競馬学校の騎手課程に入って、卒業する時には、優秀な生徒に贈られる「アイルランド大使特別賞」を受賞しとって、一昨年の3月に田所秀孝厩舎からデビューしとります。

そうそう、同期には、服部寿希(としき)君と山田敬士(けいし)君がおるんや。

一昨年の3月31日(土)に、同期の中で一番早く初勝利を上げとった西村君は、それから年末までに13勝を上げとって、これは同期の中で一番エエ成績やったし、去年は一気に55勝まで勝ち星を伸ばしとったんですわ。

で、今年は7月11日(土)に、タガノアスワドに乗った阪神11RのマレーシアCを勝って、節目の「JRA通算100勝」を達成しとったし、先週までに34勝を上げとって、去年の同じ時期(7月まで)の35勝とほとんど変わらんのやから、「この勢いでもっと勝ちたい」と考えとるんやろう。

ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシにとって、栗東の騎手が活躍するんは、自分のことのように嬉しいもんやから、西村君には、これからも頑張って欲しいもんやな。

そんで、明日と明後日は、

■8月1日(土)

新潟2R・2歳未勝利→アルムファーツリー
新潟7R・3歳上1勝クラス→サンライズヴュー
新潟9R・麒麟山特別→ベルジュネス
新潟10R・月岡温泉特別→アルムフォルツァ
新潟11R・新潟日報賞→シトラスノート
新潟12R・3歳上1勝クラス→プリズマティコ

■8月2日(日)

札幌2R・3歳未勝利→ローヌグレイシア
札幌4R・3歳未勝利→カーテンコール
札幌11R・クイーンS→タガノアスワド

と、全部で9頭に乗るんやから、どの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」っちゅう思いが込められとるんやろ。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、一口馬主クラブの「キャロットファーム」がクイーンSに使うコントラチェックや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のSさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。

そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。

これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。

また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。

2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。

しかし、その後の2年間は、

2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)

と記せば分かる通り、2016年の数字を大きく下回っていたため、昨年は、同クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しております。

ただ、昨年の「馬主リーディング1位」は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」であり、「キャロットファーム」は、「1億6705万円」の差を付けられた2位であった上、今年に入ってから先週までは、

1位:サンデーレーシング→60勝・獲得賞金19億8400万円
2位:シルクレーシング→67勝・獲得賞金17億8889万円
3位:キャロットファーム→63勝・獲得賞金12億9585万円

と記せば分かる通り、「リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「6億8815万円」の差を付けられておりますので、現在は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、上との差を詰めたい」と考えているのでしょう。

また、キャロットファームは、「2020年度・1歳馬募集カタログ」の資料請求を、8月1日(土)の午前10時から受け付け、8月27日(木)からパンフレットを発送し、9月3日(木)から出資受け付けを開始しますので、現在は同クラブの関係者全員が、「初期段階での出資を増やせるよう、過去の募集馬を活躍させたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。

そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のクイーンSにコントラチェックを出走させますので、私がクラブの関係者であれば、この馬を預けている藤沢和雄先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

実際、札幌から私の元に届いている、最終追い切りについての報告が、 

「一昨日、レースでも乗るルメール君が芝コースに入れて、6Fが82秒9、終いの1Fが12秒1という時計を馬なりで出していました。オーロラフラッシュ(3歳2勝クラス)をコンマ5秒追走する形で、最後はコンマ1秒先着していましたし、馬体の張りや毛ヅヤも良く見えましたから、今回は、前走から約2ヶ月半振りのレースになりますけど、キッチリ仕上がっているのでしょう」

という内容でしたから、上位に食い込んでくる可能性があると私は見ております。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「キャロットファーム」がクイーンSに使うコントラチェックについて、「馬主のSさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。
こんちは。
鎌田光也ですわ。



5月17日(日)のヴィクトリアマイルは、右前肢フレグモーネで出走取り消しやったんやけど、その前に、4月5日(日)の難波S(阪神・芝1800m)と3月7日(土)の摂津特別(阪神・芝1400m)を連勝しとる、藤岡健一厩舎のセラピア(牝4歳・オルフェーヴル)は、次走の予定が8月30日(日)の小倉日経オープン(芝1800m)になっとります。

この馬を管理しとる藤岡先生は、1984年の愛知杯など重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など重賞を3勝としるグローバルダイナとかを育てた宇田明彦さんの厩舎で、1979年の4月から厩務員を、その年の11月からは調教助手をやっとったんや。

そんで、藤岡先生が、一昨年のNHKマイルCをケイアイノーテックで勝った藤岡佑介君(長男)と、2009年のNHKマイルCをジョーカプチーノで勝った藤岡康太君(次男)の親父さんっちゅうことは、競馬ファンやったら誰でもよう知っとるやろ。

1994年の4月からは、ウイニングチケットや、エアグルーヴや、ファインモーションとか、GI馬を何頭も育てた伊藤雄二厩舎で、2000年の5月からは、南井克巳厩舎で、それぞれ調教助手をやっとった藤岡先生は、2001年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。

最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、その後は、2年目が12勝、3年目が21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、その後も毎年のように20勝を超えとって、2004年にはトップオブワールドを使ったユニコーンSで初めての重賞勝ちを飾っとりました。

そんで、2016年には、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてGIを勝って、ジュエラーを使った桜花賞も勝つなど、「31勝」を上げて、今までで一番の「9億2986万円」っちゅう賞金を稼いどったんですわ。

けど、去年までの3年間は、

2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円

っちゅう形で賞金が2016年を大きく下回っとったし、今年に入ってから先週までも、「13勝・獲得賞金2億6837万円」っちゅう成績で、2016年のペースを大きく下回っとるんやから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼がなアカン」と考えとるんでしょうな。

せやから、1着賞金が2400万円の小倉日経オープンに向けて、藤岡先生がセラピアをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

ただその前に、先生の厩舎は、8月16日(日)の小倉記念にヴァンケドミンゴを、8月23日(日)の北九州記念にアンヴァルを使う予定なんで、もちろん、この馬達からも目が離せませんな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、友道康夫厩舎がクイーンSに登録しとるビーチサンバとレッドアネモスや。

この馬達について、ワシがお世話になっとる「元調教師のYさん」から届いた報告を紹介しときます。

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友道康夫君は、大阪府立大学の獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一さんの厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英君の厩舎で調教助手をやっとりましたな。

ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかを育てた白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。

友道君が浅見さんの厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田君の厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったんやから、走る馬を間近で見るっちゅう、ホンマにエエ経験ができたんやろ。

2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。

しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、ワンモアチャッターを使った2005年の朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つと、アドマイヤジュピタを使った2008年の天皇賞・春で初めてGIを勝つなど、今までにJRAのGIを12回も勝って、これを入れて重賞を全部で43回も勝っとりますな。

2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう数字を残しとって、それから2015年までは2012年の成績を超えられなかったんやけど、去年までの4年間は、

2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円

と書けば分かる通りで、4年続けて10億円以上の賞金を稼いどったし、今年は先週までに30勝を上げて、リーディング1位の矢作芳人厩舎と4勝差の2位に付けとるんや。

せやけど、賞金は「5億9525万円」と、先週までに「11億6328万円」を稼いで1位の矢作厩舎に「5億6803万円」の差を付けられとるんやから、ワシが友道君やったら、「賞金の高いレースを多く勝たなアカン」と考えますわ。

そんな中、今週は、1着賞金が3600万円のクイーンSにビーチサンバとレッドアネモスを登録してきましたんで、どっちの馬も「勝負懸かり」とワシは見とります。

実際、札幌からワシの元に届いとる、最終追い切りについての報告が、見込み通りのものやったから、2頭ともええレースをしてくれそうやな。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

友道康夫厩舎がクイーンSに登録しとるビーチサンバとレッドアネモスについて、「元調教師のYさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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7月19日(日)の函館5Rに組まれとった芝1800mの新馬戦で、2着のゾディアックサインに4馬身差を付けて勝ち上がっとる、森秀行厩舎のピンクカメハメハ(牡2歳、父リオンディーズ)は、次走の予定が、8月15日(土)のコスモス賞(札幌・芝1800m)になっとります。

この馬を管理しとる森先生は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月から調教助手をやっとりました。

戸山厩舎は、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。

1993年、調教師の試験に受かった森先生は、この年の5月に戸山さんが亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。

で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。

それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースを勝っとります。

2009年に、森先生は、それまで渡辺栄さんと山内研二さんの二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとったし、今年は、5月2日(土)に「JRA通算700勝」を達成したんやから、ホンマに大したもんですわ。

それに森先生は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年には、フジヤマケンザンで香港国際C(今の香港C)を勝っとりますし、1998年には、シーキングザパールでフランスのモーリス・ド・ギース賞を勝って、2000年にはアグネスワールドでイギリスのジュライCを勝って、今年は、フルフラットでサウジアラビアのサンバサウジダービーCを勝つとか、キッチリ結果を残しとりますな。

そんで、2001年には、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとりました。

せやけど、それからはこの数字を超えとらんし、去年までの5年間も、

2015年→15勝・獲得賞金4億0946万円
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円

と、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとったんや。

せやから、今年の森先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとる筈で、実際、先週までにJRAで「13勝・獲得賞金1億9671万円」っちゅう成績を残して、去年の同じ時期(7月まで)の「8勝・獲得賞金1億6538万円」を上回っとるし、さっき書いた通り、海外でも、フルフラットを使ったサンバサウジダービーCを勝って、48万ドル(約5184万円)の賞金を稼いどるんですわ。

もちろん、今の先生は、「この勢いでガンガン稼ぎたい」と考えとるんやろうから、1着賞金が1600万円のコスモス賞に向けて、ピンクカメハメハをどう仕上げてくるんか、注目したいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の斎藤誠厩舎がクイーンSに登録しとるシャドウディーヴァや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のNさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

千葉県出身の斎藤誠君は、県内では有名な進学校の市川高校を卒業した後、大学には進まないで、1993年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後、前田禎(ただし)さんの厩舎で厩務員をやって、1997年から2005年までは調教助手をやっていましたね。

ちなみに、栗東の安田隆行厩舎に所属している乗り役の斎藤新(あらた)君は、斎藤君の長男です。

斎藤君がいた頃の前田厩舎には、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなど、走る馬が何頭もいましたから、彼はその時に、どういう馬がよく走るのかをしっかり学んだのでしょう。

でも、2005年の10月に前田さんが亡くなってしまい、厩舎が解散することになったので、その後は、相沢郁(いくお)厩舎と清水英克厩舎で調教助手をやって、2005年の12月に調教師の試験に受かると、次の年の6月に、35歳の若さで厩舎を開業しています。

最初の年は、「4勝・獲得賞金7697万円」という成績でしたけど、2年目の2007年には、サンツェッペリンを使った京成杯で初めて重賞を勝って、ゴスホークケンを使った朝日杯FSで初めてGIを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億0317万円」という成績を残していましたね。

それに、2017年までの5年間も、

2013年→20勝・獲得賞金3億7065万円
2014年→21勝・獲得賞金6億3518万円
2015年→34勝・獲得賞金6億4029万円
2016年→25勝・獲得賞金5億2467万円
2017年→39勝・獲得賞金7億5598万円

という成績を残していて、特に2017年は、勝ち星と賞金のどちらも開業してから一番の数字でした。

ただ、一昨年と去年は、

2018年→24勝・獲得賞金4億2459万円
2019年→38勝・獲得賞金6億3290万円

と、2017年の賞金を大きく下回っていましたし、今年に入ってから先週までは「13勝・獲得賞金2億8282万円」という成績で、去年のペースを大きく下回っていますから、今の斎藤君は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えている筈です。

こういった中、今週は、1着賞金が3600万円のクイーンSにシャドウディーヴァを登録していますので、「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。

それに、斎藤君の厩舎は、トーキングドラムを使った2017年の阪急杯から、3年以上も重賞をご無沙汰していますので、今回は、「ここで久々の重賞勝ちを」という思いも込められているのでしょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

斎藤誠厩舎がクイーンSに登録しとるシャドウディーヴァについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

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先週の土曜日、羽月友彦先生が、エンペラーズパレス(牡3歳・父タイセイレジェンド)を使った札幌4Rの3歳未勝利を勝って、節目の「JRA通算200勝」を達成しとります。

前にもこのブログで何度か紹介しとるんで、皆さんもよう知っとるやろうけど、鹿児島県出身の羽月先生は、競馬と関係のない家庭で育ったんやけど、山口大学で馬術部に入ったことがきっかけで、競馬の世界に進むことを決めたんや。

それから先生は、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から3年くらい、小林稔厩舎で調教助手をやっとって、その後、石坂正厩舎で10年ほど調教助手をやってから、2007年に湯浅三郎厩舎を引き継ぐ形で開業したんですわ。

開業3年目やった2009年の羽月先生は、ワンダースピードで平安Sと東海Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、「3億8011万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどって、2015年は、インカンテーションで平安Sを勝つなど、17勝を上げて、「3億4417万円」っちゅう、2009年の次に多い賞金を稼いどったし、他の年も入れたら、今までにJRAの重賞を8勝しとります。

で、先週の土曜日は、さっき書いた通り、節目の200勝を達成しとるんで、厩舎にもっと勢いが出てくる筈やから、羽月厩舎からは、これからも目が離せませんな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、高橋亮厩舎がクイーンSに登録しとるスカーレットカラーや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のSさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

高橋亮君は、シャイニンレーサーを使った1996年のマーメイドSや、マチカネワラウカドを使った1998年のウインターSなど、重賞を5勝、通算で207勝っちゅう成績を残しとって、2012年の2月一杯で調教師を引退した高橋隆さんの長男ですな。

でもって、亮君のお祖父さんは、調教師として、タイヨウコトブキで1971年のビクトリアCを勝つなど、重賞を12勝、通算で681勝っちゅう実績を残した大久保石松さんなんですわ。

そんな競馬一家で育った亮君が、競馬を仕事にすると決めたんは、小さい頃から石松さんに栗東トレセンや京都競馬場や阪神競馬場に連れて行ってもらって、馬が大好きになったからなんや。

そんで亮君は、1993年に「第12期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1996年に橋口弘次郎厩舎からデビューしとって、エガオヲミセテに乗った1998年の阪神牝馬特別(今の阪神牝馬S)や、ダイタクリーヴァに乗った2000年のスプリングSとか、2012年に調教師の試験に受かって引退するまでに、重賞を7つ勝って、全部で305勝を上げとりましたな。

ちなみに、亮君の世代は、「花の12期生」と呼ばれとって、同期には、福永祐一君と和田竜二君と古川吉洋君と柴田大知君と柴田未崎君とかがおるんや。

2013年の9月に、勇退した田島良保さんの厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業した亮君は、最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「2勝・獲得賞金4181万円」っちゅう成績やったけど、その後は、

2014年→21勝・獲得賞金3億3717万円
2015年→21勝・獲得賞金3億7805万円
2016年→19勝・獲得賞金3億2628万円
2017年→20勝・獲得賞金3億5549万円
2018年→24勝・獲得賞金4億1991万円
2019年→20勝・獲得賞金4億5800万円

っちゅう安定した成績を残しとったし、特に去年は、府中牝馬Sなどを勝ったスカーレットカラーの活躍で、開業してから一番の賞金を稼いどったんや。

そんで今年は、先週までに稼いだ賞金が「2億6272万円」と、去年の同じ時期(7月まで)の「2億4725万円」を上回っとります。

もちろん、今の彼は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとるんやろう。

そんな中、今週は、1着賞金が3600万円のクイーンSにスカーレットカラーを登録してきましたんで、キッチリ仕上げてくるやろうな。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

高橋亮厩舎がクイーンSに登録しとるスカーレットカラーについて、「元調教師のSさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。








こんちは。
鎌田光也ですわ。



今、ワシが所属しとる「パーフェクトホースマンズ」は、先週、

アイビスSD
3連複5000円5点的中

豊栄特別
馬連6860円5点的中

糸魚川特別
3連複1100円2点的中

といった結果を残しとるんや。

で、「パーフェクトホースマンズ」のホームページを見とった方は、「アイビスSD」でオイシイ思いができたやろ。

何せ、このレースで3着やったビリーバー(最終的に9番人気)については、7月20日(月)に「パーフェクトホースマンズ」のホームページ内で、

【 こちら 】

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進み、「日高スタリオンステーション」の前を通り過ぎて、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がり、それから2キロくらい走ると右側に見えてきますね。

代表の清水敏さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村證券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから自分の牧場「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の監事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。

今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「向別厩舎」を、千葉県の市原市に「千葉育成厩舎」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。

この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンが真っ先に挙げられますね。

確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2016年に、15勝を上げて、「2億9432万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。

でも、去年までの3年間は、

2017年→15勝・獲得賞金2億7978万円
2018年→13勝・獲得賞金2億7371万円
2019年→14勝・獲得賞金2億8196万円

と、2016年の賞金を下回っていましたから、今年は、代表の清水さんをはじめとした「ミルファーム」の関係者全員が、「キッチリ巻き返したい」と気合いを入れているのでしょうし、実際、先週までに「1億9145万円」を稼いでいて、2016年の同じ時期(7月3週目まで)の「1億4340万円」を大きく上回っています。

ただ、関係者達は、この状況に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくるでしょう。

何しろ、「ミルファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるのですが、「競走馬セール」に参加することが多くて、去年は、

■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→18頭を4968万円で落札
■9月17日(火)~18日(水)の「HBAセプテンバーセール」で、5頭を745万円で落札
■10月15日(火)~16日(水)の「HBAオータムセール」で、2頭を220万円で落札

と、計25頭を5933万円で落札していましたし、今年も、4月28日(火)~30日(木)に行われた「JRAブリーズアップセール」で、1頭を825万円で落札しているのですから(落札金額は全て税込表記)。

もちろん、この状況を踏まえると、これから行われる「競走馬セール」にも参加する筈ですから、今は牧場の関係者全員が、「早い内に落札資金を稼いでおきたい」と考えているのでしょう。

そういう中で、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにビリーバーを登録していますので、私が関係者でしたら、この馬を預けている石毛先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

それに、「ミルファーム」は、さっき書いた通り、生産した馬では重賞を勝っていますけど、まだ持ち馬では重賞を勝てていませんから、今回は、「初めての重賞勝ちを」という思いも込められている筈ですよ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

といった、ようワシに美味しい話を教えてくれる「育成牧場長のGさん」の見解を紹介しとったんやからな。

せやから、この内容を見とった方は、「アイビスSD」で、ビリーバー絡みの馬券を買ってオイシイ思いができたんやろうし、この結果で、ワシらの力が「本物」やっちゅうことを、皆さんに改めてよう分かってもらえたやろ。

もちろん、今週のレースでもエエ結果を残せるよう、気合いを入れて情報を集めとくんで、皆さんには、期待してブログを読んで欲しいとワシは思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、西村真幸厩舎がクイーンSに登録しとるフェアリーポルカや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

西村真幸君は、北海道の様似(さまに)出身で、実家は様似港のすぐ近くで漁具店をやっとって、同級生の実家がやっとる牧場を手伝っとった時に、「将来は競馬に関わる仕事をしたい」と考えるようになったそうやな。

そんで、ノーザンファームで働いてから、2002年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から新井仁厩舎で厩務員をやって、次の月からは、福島勝厩舎で調教助手をやっとりました。

その後は、友道康夫厩舎や、岩元市三厩舎で調教助手をやって、2014年に調教師の試験に受かって、2015年の3月に自分の厩舎を開業しとります。

ちなみに西村君は、調教師になる前、栗東トレセンのバスケ部に所属しとって、このバスケ部の創設メンバーには、2016年の2月一杯で引退した橋口弘次郎さんがおって、その後も、角居勝彦君や藤岡健一君などがチームに入っとったんや。

そうそう、2016年の「ジョッキーベイビーズ」に、東海地区の代表として出場して4着やった西村悠希君は、西村君の次男ですな。

そんで、西村君の厩舎は、開業してからの3年間、

2015年→9勝・獲得賞金1億5569万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8374万円
2017年→29勝・獲得賞金4億9842万円

っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。

せやけど一昨年は、「20勝・獲得賞金3億6464万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年を大きく下回ってしもうたんやから、去年の西村君は、「キッチリ巻き返したい」と考えとった筈で、実際、サラスを使ったマーメイドSで初めての重賞勝ちを飾るなど、「41勝・獲得賞金7億3038万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも今までで一番の数字を残しとりました。

で、今年も勢いが続いとって、フェアリーポルカを使った中山牝馬Sと福島牝馬Sや、タイセイビジョンを使ったアーリントンCを勝つなど、先週までに25勝を上げて、「5億1596万円」の賞金を稼いどって、今までで一番やった去年のペースを大きく上回っとるんや。

けど、西村君は、この状況に決して満足しとらんとワシは見とります

っちゅうのも、彼の厩舎は、今年、先週までの「調教師リーディング」で5位なんやけど、

6位・国枝栄厩舎→25勝・獲得賞金6億0015万円
7位・杉山晴紀厩舎→25勝・獲得賞金6億6721万円
8位・安田隆行厩舎→24勝・獲得賞金6億2803万円

と書けば分かる通りで、リーディングの順位が下の厩舎よりも、稼いだ賞金が少ないんやから。

そんな中、今週は、1着賞金が3600万円のクイーンSにフェアリーポルカを登録してきましたんで、ワシが彼やったら、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えて、気合いを入れて仕上げるやろうな。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

西村真幸厩舎がクイーンSに登録しとるフェアリーポルカについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



7月19日(日)の福島テレビオープンを勝っとる、高橋康之厩舎のトゥラヴェスーラ(牡5歳・父ドリームジャーニー)は、次走の予定が8月23日(日)の北九州記念になっとります。

この馬を管理しとる高橋先生は、1989年に競馬学校の騎手課程に入って、1992年に池江泰郎厩舎から乗り役としてデビューしとって、同期には、2017年に調教師の試験に受かって、去年の3月に厩舎を開業した上村洋行先生や、競馬学校の教官をやっとる小林淳一君や、和田勇介厩舎で調教助手をやっとる吉永護(まもる)君とかがおるんや。

乗り役時代の先生は、障害レースを中心に通算57勝を上げとって、2007年の6月一杯で乗り役を引退して、それからは、調教師の試験に受かった2011年まで、坪憲章厩舎で調教助手をやっとりました。

その後は、開業するまでに時間があったんで、技術調教師として、池江泰郎厩舎と角居勝彦厩舎で経験を積んで、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。

初めの年は6勝止まりやったけど、2015年は一気に15勝まで数字を伸ばしとって、2016年には、13勝を上げて、「2億6003万円」っちゅう賞金を稼いどったし、その後も、順調に勝ち星と賞金を積み重ねとって、去年は、「12勝・獲得賞金2億1769万円」っちゅう、まずまずの成績を残しとるんですわ。

そんで、今年に入ってから先週までは、「6勝・獲得賞金1億3035万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(7月3週目まで)の「6勝・獲得賞金1億2379万円」を上回っとります。

もちろん、今の高橋先生は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとる筈やから、1着賞金が3900万円の北九州記念に向けて、トゥラヴェスーラをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

それに、先生の厩舎は、まだ重賞を勝てとらんので、北九州記念には、「初の重賞勝ちをここで」という思いも込められとる筈やで。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、村山明厩舎がアイビスSDに使うアユツリオヤジや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

村山明君は、1987年に競馬学校の騎手課程に入って、京都新聞杯を勝ったトーヨーチカラとかを育てた斉藤義美厩舎から、1990年に乗り役としてデビューしとりました。

競馬学校の第6期生やった村山君は、現役の乗り役やと、江田照男君と北沢伸也君と浜野谷憲尚(のりひさ)君が同期で、もう調教師になっとる牧田和弥君も同期なんですわ。

村山君は、1999年に、それまでずっと世話になっとった斉藤義美厩舎から、ジャパンCを勝ったマーベラスクラウンや、宝塚記念を勝ったマーベラスサンデーとかを育てた大沢真厩舎に所属を変えとりました。

そんで、2001年に大沢さんが引退してからは、一度、フリーになったんやけど、その後は、松田国英厩舎と松元省一厩舎と角居勝彦厩舎に所属しとって、2007年の2月に乗り役を引退してからは、最後に所属しとった角居厩舎で調教助手をやっとったんや。

乗り役やった時の村山君は、キンセンアラシに乗った1994年の中京障害S・秋(今の阪神ジャンプS)と、サンフォードシチーに乗った2000年の武蔵野Sの重賞2勝を含めて、通算で218勝を上げとりました。

2008年、調教師の試験に受かった村山君は、その年の9月に厩舎を開業したんやけど、最初の年は、スタートが遅かったこともあって、「4勝・獲得賞金6234万円」っちゅう成績やったんですわ。

せやけど2年目は、テスタマッタを使った交流G1のジャパンダートダービーで、初めての重賞勝ちを飾っとって、JRAでも「19勝・獲得賞金3億9288万円」っちゅう数字を残しとったし、3年目は、「25勝・獲得賞金4億7928万円」っちゅう形で、順調に成績を伸ばしとりました。

それに、2012年は、テスタマッタを使ったフェブラリーSで初めてJRAのGIを勝っとったし、2014年には、コパノリッキーでフェブラリーSを勝つなど、全部で27勝を上げて、今までで一番の「7億5692万円」っちゅう賞金を稼いどったんや。

こういう風にエエ成績を残せとるんは、騎手やった頃で言うたら、松田厩舎におったタニノギムレットやキングカメハメハとか、調教助手やった頃で言うたら、角居厩舎におったウオッカやカネヒキリやトールポピーとか、走る馬の稽古に関わっとった経験を、よう活かせとるからなんやろ。

しかも村山君は、開業待ちやった2008年に、2006年のブリーダーズCクラシックを勝ったインヴァソールでお馴染みのキアラン・マクローリン厩舎とか、アメリカとオーストラリアの厩舎でも馬のことを教わっとったんやから、そん時の経験もよう活かせとるんでしょうな。

けど、去年までの5年間は、

2015年→28勝・獲得賞金5億7099万円
2016年→15勝・獲得賞金3億5986万円
2017年→16勝・獲得賞金3億0338万円
2018年→22勝・獲得賞金4億1288万円
2019年→12勝・獲得賞金3億2084万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったし、今年に入ってからは、先週までに13勝を上げとるんやけど、稼いだ賞金は「2億5394万円」と、2014年の3割くらいなんやから、今の彼は、「賞金の高いレースを多く勝たなアカン」と考えとるんやろう。

そんな中、今日、村山君は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにアユツリオヤジを使いますんで、ワシが彼やったら、この馬をメイチに仕上げるやろうし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

「22日(水)、坂路で一杯に追われて、4Fが54秒8、終いの1Fが12秒7っちゅう時計を出しとりました。今回は、前走のテレビユー福島賞を勝ってから中1週なんやけど、疲れを感じさせん力強い掻き込みで最後までしっかり走れとったし、追い切った後も元気一杯やったで」

ちゅうもんでしたから、エエ走りを見せてくれそうですわ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

村山明厩舎がアイビスSDに使うアユツリオヤジについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



今週の木曜日、7月23日は、池添謙一君の41歳の誕生日やったんや。

知っとる方も多いやろうけど、彼の親父さんは、栗東で調教師をやっとる池添兼雄先生やし、謙一君は長男で、次男は、2014年に33歳の若さで調教師の試験に受かって、次の年の3月に厩舎を開業しとる学先生ですな。

1998年に鶴留明雄厩舎からデビューした謙一君は、酒井学君、白濱雄造君、竹之下智昭君、太宰啓介君、中谷雄太君とかが同期なんや。

謙一君は、デビューした年に38勝を上げて、新人賞を獲得しとったし、それからもコンスタントに勝ち星を積み重ねとって、アローキャリーに乗った2002年の桜花賞や、デュランダルに乗った2003年のスプリンターズSとマイルCSや、スイープトウショウに乗った2005年の宝塚記念とエリザベス女王杯や、オルフェ―ヴルに乗った2011年の牡馬クラシック3冠や、グランアレグリアに乗った今年の安田記念とか、先週までにJRAで、重賞を84勝、通算で1214勝っちゅう実績を残しとります。

そんで彼は、ワシが田島良保厩舎で調教助手をやっとった頃、アンクルスーパーとか、アイノアケボノとか、アンクルイッキとか、厩舎の馬を何回も勝たせてくれたんですわ。

せやから、こういう形で深く関わった謙一君には、これからも頑張ってほしいと思っとります。

そうそう、あんまり知られとらんのやけど、彼は北海道の広くてまっすぐな道をフェラーリで走ることが大好きなんで、函館開催や札幌開催の時に、競馬場の近くで赤いフェラーリを見掛けたら、運転席に謙一君が乗っとるかもしれんな。

そんで彼は、今日と明日、札幌で、

■25日(土)

1R・2歳未勝利→ギャラントウォリア
3R・3歳未勝利→エンジェルエナ
6R・3歳未勝利→シュルシャガナ
11R・しらかばS→アカネサス
12R・3歳上1勝クラス→ロイヤルヴィザージ

■26日(日)

1R・2歳未勝利→ラピカズマ
2R・3歳未勝利→ドバウィビクトリー
3R・3歳未勝利→カワキタジャズ
5R・2歳新馬→ポルトヴェッキオ
10R・知床特別→シルヴェーヌ
11R・大雪ハンデキャップ→シネマソングス
12R・3歳上1勝クラス→フェルミスフィア

と、全部で12頭に乗るんやから、どの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」っちゅう思いが込められとるんやろ。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の加藤和宏厩舎がしらかばSに使う、浅川皓司(こうじ)オーナーの持ち馬ヒロイックアゲンや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主秘書のJさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

浅川皓司オーナーは、東京都中央区の日本橋に本社を構え、研究開発用試薬や医薬品といった製品原料の製造・販売などを手掛けている、「東京化成工業株式会社」の代表取締役会長を、少し前まで務めており、現在は取締役相談役を務めております。

同社は、1894年(明治27年)に創業し、和漢薬の卸を手掛けていた「カクコウ浅川商店」が起源でして、1897年から医薬品全般を取り扱うようになり、大正時代には、日本橋で十指に入るほどの問屋に成長しておりました。

昭和に入ってからも成長を続けていた同社は、1940年に「日本油薬製造株式会社」や「松本製薬所」を買収し、更に規模を拡大しておりましたが、1944年、第二次世界大戦中の疎開命令により、日本橋の浅川商店は解散となったそうです。

しかし、戦火を免れた「松本製薬所」の社名を、1946年、現在の「東京化成工業株式会社」に変更し、再スタートを切った同社は、この頃から試薬の製造販売を専業としており、その後は、1963年に販売部門を分離し、「東京化成販売株式会社」を設立し、1966年に深谷工場の操業を開始するなど、再び事業が軌道に乗り、1968年、浅川オーナーが代表取締役社長に就任しました。

そして、代表取締役社長に就任してから、浅川オーナーは、

1970年→香港に現地法人を設立
1971年→台湾のMetacom社を買収
1984年→アメリカ・ロサンゼルスに駐在員事務所を開設
1985年→アメリカ・ポートランドに現地法人を設立
1997年→アメリカ・ニューヨークに営業所を開設
1998年→「ケミカルボトリング株式会社」を設立
2000年→現在地に本社を移転
2002年→中国・上海に現地法人を設立
2006年→ドイツ・フランクフルトに現地法人を設立
2007年→イギリス・オックスフォードに現地法人を設立
2008年→インド・チェンナイに現地法人を設立

といった形で順調に「東京化成工業株式会社」を成長させており、2010年、浅川誠一郎氏に社長の座を譲り、代表取締役会長に就任しております。

その後も、同社は浅川オーナーの経営方針を継承し、

2011年→中国・北京に営業所を開設
2012年→アメリカ・フィラデルフィアに物流センターを開設
2014年→東京化成化学財団を設立
2017年→「GMP治験用原薬・中間体・原薬新工場」の稼働開始

といった形で事業を拡大しており、現在は、国内外を合わせて1400名近くの従業員を雇用しておりますので、同社の礎を築いた浅川オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。

馬主としての浅川オーナーは、1966年頃からJRAで馬を走らせており、既にキャリアが50年以上に及んでいる大ベテランでして、以前は「東京馬主協会」の常務理事を務めており、現在は同協会の相談役を務めております。

また、浅川オーナーはこれまでに150頭以上を所有しており、一昨年は3勝を上げ、過去最高となる「4568万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし昨年は、「1勝・獲得賞金3608万円」という成績に留まっていたため、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。

実際、今年は先週までに「2勝・獲得賞金4499万円」という成績を残し、既に昨年を上回っておりますが、浅川オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。

何故なら、浅川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年までの3年間は、

2017年→「HBAセレクションセール」と「HBAサマーセール」と「HBAオータムセール」で4頭を3132万円で落札
2018年→「HBAセレクションセール」で2頭を2268万円で落札
2019年→「HBAセレクションセール」で2頭を2160万円で落札

と、計8頭を総額7560万円で落札しておりましたので(落札価格は全て税込表記)。

もちろん、これまでの状況を踏まえますと、今後の「競走馬セール」に参加する可能性が高く、現在のオーナーは、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。

そういった中、本日は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のしらかばSにヒロイックアゲンを出走させますので、私が浅川オーナーであれば、この馬を預けている加藤和宏先生に、渾身の勝負仕上げを依頼するでしょう。

実際、札幌から私の元に届いている最終追い切りについての報告が、

「22日(水)、ダートコースで強めに追われて、4Fが54秒2、終いの1Fが12秒9という時計を出していました。少し馬場が渋っている中、キレのあるフットワークで走れていましたし、追い切った後も馬は元気一杯でしたから、今回は、前走から2ヶ月振りのレースになりますけど、キッチリ仕上がっているのでしょう」

というものでしたから、好レースが期待できそうです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

浅川皓司オーナーがしらかばSに使うヒロイックアゲンについて、「馬主秘書のJさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。









こんちは。
鎌田光也ですわ。



6月20日(土)の安芸S(阪神・ダート1200m)を勝ってオープン入りした、鮫島一歩厩舎のレシプロケイト(牡4歳・父ダイワメジャー)は、次走の予定が8月23日(日)のNST賞(新潟・ダート1200m)になっとります。

この馬を管理しとる鮫島先生は、鹿児島南高校の時、馬術部に入っとって、そこの先生が、鹿児島市で「上村乗馬苑」をやっとって、「トシ」の冠名でお馴染みやった、故・上村叶(かみむら・かなえ)オーナーやったそうですわ。

元々、ブラジルで酪農の仕事をしたかった先生は、高校を卒業してから、北海道の江別市にある酪農学園大学の酪農科に入ったんやけど、また馬に乗りたくなって、大学でも馬術部に入ったんや。

大学を卒業した後は、1979年の4月から1999年の2月まで増本豊厩舎の調教助手をやって、1999年の3月に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。

それから、初めの年は10勝止まりやったけど、次の年からは毎年のように20勝以上を記録しとるし、シルクフェイマスを使った2004年の日経新春杯で初めて重賞を勝つと、その後も、キングトップガンを使った2011年の目黒記念や、リトルゲルダを使った2014年のセントウルSや、ソルヴェイグを使った2016年のフィリーズレビューや、モズカッチャンを使った2017年のエリザベス女王杯を勝つなど、先週までに重賞を24勝もしとって、JRA通算で529勝を上げとるんですわ。

去年、鮫島先生の厩舎は、「22勝・獲得賞金4億2348万円」っちゅう成績を残しとったし、今年は先週までに14勝を上げて、「3億1690万円」と、去年のペースを大きく上回っとりますな。

もちろん、今の先生は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとる筈やから、1着賞金が2200万円のNST賞に向けて、レシプロケイトをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の佐藤吉勝厩舎がアイビスSDに使うレジーナフォルテや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のMさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

佐藤吉勝君は、桜花賞を勝ったタマミや、マイルCSを勝ったタカラスチールなどを育てた坂本栄三郎さんの厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしました。

乗り役時代の彼は、ネイティブボーイに乗った1984年の東京障害特別・春(現在の東京ジャンプS)、タカラスチールに乗った1985年のクイーンC、タカラフラッシュに乗った1988年のラジオたんぱ賞(現在のラジオNIKKEI賞)と、重賞を3つ勝っていて、1990年に坂本さんが亡くなってからは、坂本厩舎を引き継ぐ形で開業した田中清隆君の厩舎に移って、調教師の試験に受かって引退した1998年までに、全部で80勝を上げていたんですよ。

それから佐藤君は、1999年の3月に自分の厩舎を開業していて、最初の年は、レースに使った数が少なかったので5勝しかできませんでしたけど、2000年が9勝、2001年が10勝と、順調に勝ち星を増やしていて、5年目の2003年には、カンファーベストを使った朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つなど、「20勝・獲得賞金4億5495万円」という、今までで一番の成績を残していました。

でも、その後は、一度もこの数字を超えられずにいて、去年までの5年間も、

2015年→6勝・獲得賞金1億1640万円
2016年→4勝・獲得賞金7416万円
2017年→6勝・獲得賞金1億3556万円
2018年→7勝・獲得賞金2億0071万円
2019年→3勝・獲得賞金1億0376万円

という誰が見ても物足りない成績が続いていましたし、今年は先週までが「2勝・獲得賞金6066万円」と、2003年のペースを大きく下回っていますから、きっと今の佐藤君は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょうね。

そんな中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにレジーナフォルテを使いますので、私が佐藤君でしたら、この馬をメイチに仕上げますし、実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「一昨日、南ウッドで一杯に追われて、5Fが69秒7、終いの1Fが12秒8という時計を出していました。スムーズに折り合って、とても軽快な脚捌きを見せていましたし、追い切った後もイレ込む様子がなかったんで、いい状態でレースに出られそうですね」

というものでしたから、「侮れない存在」と私は見ています。

それに、彼の厩舎は、カンファーベストで2006年の関屋記念を勝ってからから、14年近くも重賞をご無沙汰していますから、今回は、「久々に大きいレースを勝ちたい」という思いも込められている筈ですよ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

佐藤吉勝厩舎がアイビスSDに使うレジーナフォルテについて、「元調教師のMさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



6月21日(日)の函館スプリントS(芝1200m)を勝っとる、安田隆行厩舎のダイアトニック(牡5歳・父ロードカナロア)は、次走の予定が8月30日(日)のキーンランドC(札幌・芝1200m)になっとります。

競馬ファンやったら誰でも知っとるんやろうけど、この馬を管理しとる安田先生は、乗り役時代、1991年に皐月賞とダービーをトウカイテイオーで勝つなど、1994年に調教師の試験に受かって引退するまでに、通算で680勝を上げとったんや。

そんで、1995年に自分の厩舎を開業してからは、トランセンドを使った2010年のジャパンCダートとか、カレンチャンを使った2012年の高松宮記念とか、ロードカナロアを使った2013年の安田記念とか、先週までにJRAの重賞を35勝、通算で775勝しとるし、ロードカナロアで、2012年と2013年の香港スプリントを勝っとることも、皆さんがよう知っとるやろうな。

ちなみに安田先生は、2004年に自分の厩舎からデビューした川田将雅(ゆうが)君と、去年の3月にデビューした斎藤新君を立派な乗り役に育てとるし、去年の3月に厩舎を開業した、次男の翔伍先生と高柳大輔先生は、安田厩舎で調教助手をやっとったように、馬だけやなくて、弟子もしっかり育てとるんやから、ホンマに大したもんですわ。

しかも、去年の安田厩舎は、ダノンスマッシュでシルクロードSとキーンランドCを、ダイアトニックでスワンSを勝つなど、「62勝・獲得賞金12億9916万円」っちゅう、今までで一番の成績を残して、初めて調教師リーディングの1位になっとったんや。

せやけど今年は、先週までが「23勝・獲得賞金6億1673万円」っちゅうもんで、去年のペースを大きく下回っとるんやから、今の安田先生は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼がなアカン」と考えとる筈ですわ。

そこで、1着賞金が4100万円のキーンランドCに向けて、ダイアトニックをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の和田正一郎厩舎がアイビスSDに登録しとるライオンボスや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のOさん」から届いた報告を紹介しときます。

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和田正一郎君は、一昨年の2月一杯で調教師を引退した和田正道さんの長男で、正道さんと言えば、1997年のクイーンSを勝ったプロモーションや、2006年のエプソムCと新潟記念を勝ったトップガンジョーなどを管理していたことでお馴染みですね。

もちろん、正一郎君は子供の頃からお父さんの仕事振りを見ていたのですから、この世界に入ったのは当たり前だったのでしょう。

ちなみに、彼が通っていた成田高校(千葉県)の同級生には、アテネオリンピックのハンマー投げで金メダルを取った室伏広治選手がいるんですよ。

北海道大学の獣医学部を卒業してから、2002年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った正一郎君は、その年の10月から成宮明光さんの厩舎で厩務員をやって、11月からはお父さんの厩舎で調教助手をやっていました。

そして、2009年の2月に2度目の挑戦で調教師の試験に受かると、その年の5月に自分の厩舎を開業しています。

初めの年は、レースに使った数が少なかったので、1勝もできなかったのですが、それから2017年までは、

2010年→13勝・獲得賞金1億4591万円
2011年→12勝・獲得賞金1億6253万円
2012年→13勝・獲得賞金1億5800万円
2013年→10勝・獲得賞金1億7267万円
2014年→16勝・獲得賞金2億3178万円
2015年→10勝・獲得賞金2億1340万円
2016年→22勝・獲得賞金4億5681万円
2017年→17勝・獲得賞金4億6865万円

という結果を残していました。

特に、2017年は、オジュウチョウサンで中山グランドジャンプと中山大障害などを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いでいましたね。

でも、一昨年と去年は、

2018年→3億1873万円
2019年→3億9106万円

という形で賞金が一気に減ってしまいましたから、今年の正一郎君は、「キッチリ巻き返したい」と考えている筈です。

実際、今年に入ってからは、オジュウチョウサンを使った中山グランドジャンプを勝つなど、先週までに14勝を上げて、稼いだ賞金は「2億9719万円」と、去年のペースを大きく上回っていますから、きっと今の彼は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにライオンボスを登録していますので、私が正一郎君でしたら全力で仕上げますね。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、見込み通りのものでしたから、いいレースをしてくれそうです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

和田正一郎厩舎がアイビスSDに登録しとるライオンボスについて、「元調教師のOさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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鎌田光也ですわ。



先週の土曜日、川田将雅(ゆうが)君が、ダノンレガーロに乗った阪神4Rを勝って、「JRA年間100勝」を達成しましたな。

佐賀県出身の川田君は、お祖父さんが佐賀競馬の調教師やった川田利美さんで、親父さんも、佐賀競馬の元乗り役で、今は佐賀で調教師をやっとる川田孝好先生っちゅう競馬一家で育ったんや。

2004年の3月に安田隆行厩舎からデビューしとる川田君は、丹内祐次君や、津村明秀君や、藤岡佑介君や、吉田隼人君や、上野翔君や、高野和馬君とかが同期ですわ。

皆さんもよう知っとる通りで、川田君は、デビューしてから先週までに、キャプテントゥーレに乗った2008年の皐月賞や、ビッグウィークに乗った2010年の菊花賞や、ジェンティルドンナに乗った2012年のオークスや、ハープスターに乗った2014年の桜花賞や、マカヒキに乗った2016年のダービーや、ファインニードルに乗った一昨年の高松宮記念とスプリンターズSや、クリソベリルに乗った去年のチャンピオンズCとか、重賞を87勝もしとるんや。

それに去年は、今までで一番多い152勝を上げとったし、JRA賞の中で、「最高勝率騎手」として表彰されたんやから、ホンマに大したもんやで。

しかも、川田君は、去年までに5回、年間の勝ち星が100勝を超えとるんやけど、今年は今までで一番早いペースで達成できたんやから、今、彼は乗り役として一番脂が乗っとるんやろうな。

ちなみに彼は、ワシがおった松田博資厩舎の管理馬を何度も勝たせとって、松田先生にとって最後の重賞勝ちやったアルバートドックの小倉大賞典も、彼の騎乗でしたわ。

せやからワシは、川田君を弟弟子のように思っとるし、ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシにとって、栗東の騎手が活躍するんは、自分のことのように嬉しいもんやから、彼には、これからも頑張って欲しいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の矢野英一厩舎がアイビスSDに登録しとるカッパツハッチとクールティアラや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のNさん」から届いた報告を紹介しときます。

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矢野英一君は、1962年から1983年まで騎手を、1983年から2014年まで調教師をやっていた矢野照正さんの息子です。

英一君は、1989年に高校を卒業した後、調教師になるため、アメリカに留学して、アリゾナ大学の競馬学科に入って馬のことを勉強していました。

ちなみにこの時は、マックスビューティや、シャダイカグラや、ウイニングチケットや、エアグルーヴや、ファインモーションなどを育てて、2007年に定年で引退した伊藤雄二さんの息子さんで、今は西浦厩舎で調教助手をやっている伊藤強君を頼ってアメリカに行ったそうです。

日本に帰ってからは、1996年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から、阿部新生(にいお)さんの厩舎で厩務員をやって、その年の10月からは、お父さんの矢野照正さんの厩舎で調教厩務員をやって、1998年の10月からは調教助手をやっていました。

照正さんの厩舎と言えば、1988年の根岸Sと1989年のスプリンターズSを勝ったウィニングスマイルや、1991年のエプソムCと毎日王冠と天皇賞・秋を勝ったプレクラスニーなどがいましたし、英一君が厩舎に入ってからも、1998年の日経賞を勝ったテンジンショウグンや、1999年のアルゼンチン共和国杯と2000年の日経新春杯を勝ったマーベラスタイマーなどがいましたね。

そして、2008年に調教師の試験に受かった英一君は、2009年に自分の厩舎を開業して、その年に9勝を上げると、2010年は26勝、2011年は18勝、2012年は23勝と、コンスタントに20くらいの勝ち星を上げていましたし、2013年には、フォーエバーマークを使ったキーンランドCで初めて重賞を勝つなど、「21勝・獲得賞金3億7419万円」という成績を残していました。

それに、去年までの6年間も、

2014年→15勝・獲得賞金2億3948万円
2015年→16勝・獲得賞金2億8290万円
2016年→20勝・獲得賞金3億5614万円
2017年→20勝・獲得賞金2億9290万円
2018年→20勝・獲得賞金3億8443万円
2019年→22勝・獲得賞金3億0659万円

という成績を残していて、特に一昨年は、ジェネラーレウーノで京成杯とセントライト記念を勝つなど、今までで一番多い賞金を稼いでいましたし、去年も、賞金こそ一昨年を上回れていませんが、かなりいい成績を残していますね。

ただ、今年に入ってから先週までは「4勝・獲得賞金1億0165万円」という成績で、まだ去年の3割くらいしか稼げていませんから、今の英一君は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにカッパツハッチとクールティアラを登録していますので、「どちらも勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

矢野英一厩舎がアイビスSDに登録しとるカッパツハッチとクールティアラについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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