鎌田光也ですわ。
昨日、7月30日(木)は、西村淳也君の21歳の誕生日やったんや。
阪神競馬場の乗馬苑で、小学校5年の時から乗馬をやっとった彼は、同時にサッカーもやっとったんやけど、中学校1年の時からは、サッカーをやめて、「筋肉を増やして、下半身を強化するために」っちゅう考えでキックボクシングをやっとったそうですわ。
そんで西村君は、2015年に「第34期生」として競馬学校の騎手課程に入って、卒業する時には、優秀な生徒に贈られる「アイルランド大使特別賞」を受賞しとって、一昨年の3月に田所秀孝厩舎からデビューしとります。
そうそう、同期には、服部寿希(としき)君と山田敬士(けいし)君がおるんや。
一昨年の3月31日(土)に、同期の中で一番早く初勝利を上げとった西村君は、それから年末までに13勝を上げとって、これは同期の中で一番エエ成績やったし、去年は一気に55勝まで勝ち星を伸ばしとったんですわ。
で、今年は7月11日(土)に、タガノアスワドに乗った阪神11RのマレーシアCを勝って、節目の「JRA通算100勝」を達成しとったし、先週までに34勝を上げとって、去年の同じ時期(7月まで)の35勝とほとんど変わらんのやから、「この勢いでもっと勝ちたい」と考えとるんやろう。
ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシにとって、栗東の騎手が活躍するんは、自分のことのように嬉しいもんやから、西村君には、これからも頑張って欲しいもんやな。
そんで、明日と明後日は、
■8月1日(土)
新潟2R・2歳未勝利→アルムファーツリー
新潟7R・3歳上1勝クラス→サンライズヴュー
新潟9R・麒麟山特別→ベルジュネス
新潟10R・月岡温泉特別→アルムフォルツァ
新潟11R・新潟日報賞→シトラスノート
新潟12R・3歳上1勝クラス→プリズマティコ
■8月2日(日)
札幌2R・3歳未勝利→ローヌグレイシア
札幌4R・3歳未勝利→カーテンコール
札幌11R・クイーンS→タガノアスワド
と、全部で9頭に乗るんやから、どの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」っちゅう思いが込められとるんやろ。
そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。
今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。
「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。
そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、
松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎
で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。
なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。
正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。
そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。
で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。
今回、ワシがお勧めするんは、一口馬主クラブの「キャロットファーム」がクイーンSに使うコントラチェックや。
この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のSさん」から届いた報告を紹介しときます。
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「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
しかし、その後の2年間は、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
と記せば分かる通り、2016年の数字を大きく下回っていたため、昨年は、同クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年の「馬主リーディング1位」は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」であり、「キャロットファーム」は、「1億6705万円」の差を付けられた2位であった上、今年に入ってから先週までは、
1位:サンデーレーシング→60勝・獲得賞金19億8400万円
2位:シルクレーシング→67勝・獲得賞金17億8889万円
3位:キャロットファーム→63勝・獲得賞金12億9585万円
と記せば分かる通り、「リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「6億8815万円」の差を付けられておりますので、現在は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、上との差を詰めたい」と考えているのでしょう。
また、キャロットファームは、「2020年度・1歳馬募集カタログ」の資料請求を、8月1日(土)の午前10時から受け付け、8月27日(木)からパンフレットを発送し、9月3日(木)から出資受け付けを開始しますので、現在は同クラブの関係者全員が、「初期段階での出資を増やせるよう、過去の募集馬を活躍させたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のクイーンSにコントラチェックを出走させますので、私がクラブの関係者であれば、この馬を預けている藤沢和雄先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
実際、札幌から私の元に届いている、最終追い切りについての報告が、
「一昨日、レースでも乗るルメール君が芝コースに入れて、6Fが82秒9、終いの1Fが12秒1という時計を馬なりで出していました。オーロラフラッシュ(3歳2勝クラス)をコンマ5秒追走する形で、最後はコンマ1秒先着していましたし、馬体の張りや毛ヅヤも良く見えましたから、今回は、前走から約2ヶ月半振りのレースになりますけど、キッチリ仕上がっているのでしょう」
という内容でしたから、上位に食い込んでくる可能性があると私は見ております。
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「キャロットファーム」がクイーンSに使うコントラチェックについて、「馬主のSさん」から届いた報告は以上ですわ。
そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。
せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。
★ パーフェクトホースマンズのHPはこちら ★
★ 元JRA馬主・小栗範恭のブログはこちら ★
★ 元JRA調教師・山田要一のブログはこちら ★
★ 元JRA厩務員・小西聖一のブログはこちら ★
ほなまた。