私が文章を書くとき。

長いトンネルのような穴の中にあるもの、いつもは暗くてよく見えない、見ようとしなければあることも定かではないものを見つけては、光の下にさらしてみる。

そんな感覚だ。

穴が繋がっている先は宇宙のような無限の世界。

そして見つけたものを言葉にして、ふっとこの空間に放ってみるのが書くという作業。

書くことは自分個人に向き合っているようで、同時にその他全てにも繋がっている。

書いているうちに、心のどこかにある孤独感が癒えていく。

だから私にとって文章を書くことはセラピーでもあり、自己発見でもあり、同時に宇宙の真実を見つけることでもある。

今の自分に必要な言葉たちが手からするすると現れるこの感覚は時にチャネリングとも言われるものだけど、私には自然なこと、大切な生活の一部。

小さい頃からふとした瞬間に言葉が降ってくることもあった。

でもその内容がとても本質的すぎて幼い私の知識の中にはないようなことも多く、自分でいつも驚いてはまたすぐに忘れてしまうのだけど。。笑。

私は一人きりでそうやって書きながら見つけた一かけらの断片からその意味や、その先や全体を組み立てることが好きだ。

だから一人で書いているだけでも十分に楽しいのだけど、でも私には身体があるし、家族もいるし、繋がっていたい人たちもいて、この世界にわたしとして生きている。

だから今思う、きっと大切なのは、しっているだけじゃなく実際に経験して私の体験として「感じる」ことなんだと。

だからこそ私はこの命に生まれ、辿り着く先の見えない旅の「途中」を楽しむために生きているのだなと。

山の頂上から全景を見渡したら、また降りて歩く。

お山の大将でいたってちっとも楽しくないのだ。

次の山道に咲く花、刻々と変わる空の色、風の匂い、感じたい、しりたい。

新しい道に踏み出す瞬間にこそきっと輝きがあるのだなぁと、山を降りたところでベンチに座りながら感じているような今・・。

とにかく、休憩中のわたし、笑。













昨晩子ども達が布団に入る前に、何かの話しの流れで次男が「ぼくが生まれた時どんなだった?」と聞いてきた。

お喋り好きの息子が、何度もパパにそう聞いたために面倒臭くなったパパが適当に返事、そして娘を早く寝かそうと抱きかかえて優しく子守唄を歌い始めた。

それを見てとっても悲しそうにそして怒った息子は一人で黙々と寝る準備をして布団をかぶってしまった。

あ~あ・・と思いながら次男の布団の横に添い寝すると少しして顔を出して私に話しかけてくれた。

それで、私、「あっくんが生まれた時はママはすごく緊張していてね、でも元気に生まれてくれた声を聞いてすごく嬉しかったよ。あっくんがうちに来てくれて家の中がとっても明るくなったんだよ。ママはあっくんから大切なものをもらったよ。」

息子「それってなに?」

私「あっくんが生まれてくれて生きていてくれるってことの、喜びだよ。」


次男の出産から赤ちゃん育ての間の記憶は実は余りない。

長男出産時の苦しみを思いだす程に不安で不安で、元気な赤ちゃんが生まれると少しも想像できないくらいだった・・。

24時間介護の必要な長男を看ながらの赤ちゃんの子育ては息つく暇のない忙しさ。

沢山の助けを借りながら何とかこなしてきた毎日だった。

きっと次男には精神的にたくさんの負担もかけたし、元気だから後回しにされる寂しさも多くあったと思う。

5歳で兄を看取ることも経験した。一緒に長男の呼吸が止まるのを見届け、お骨を拾って・・。

そう考えれば、私が次男に与えた影響はほんとうに大きなものだと感ずにいられない。


でも、大切なのは「いま」。

私にできるのは今この時に心を込めて共に生きることと、次男が得た経験にいつもそばでそのままに、でも暖かな光をあてながら寄り添っていくこと・・だと思う。

だから精一杯伝えていく。

「生まれてきてくれてありがとう!生きていてくれてありがとう!きみのことがとっても大好きだよ。どんな時も愛しているよ。きみの心のすぐそばにいるよ。」

そんな今この瞬間に伝えたい想いを。


人生はいつからでもやり直せる、いつからでも変えられる、いつからでもまた始めればいい。

私は決して完璧な親ではなかったし、これからもそうはならないけれど、自分の中をシンプルに愛で満たしていくことが、家族の幸せに繋がると今はとても感じている。




この週末も、今考えているシャンティハウスのこれからのことを時間を惜しんで取り組むつもり・・だったけど、やめて本を読むことにした。

余りにも根をつめ過ぎて疲れていると感じていたから。

書店に行って気になっていた本などをインスピレーションで3冊購入した。

その3冊がこちら。


「好きなこと」だけして生きていく。/心屋 仁之助
¥1,296
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こうして、思考は現実になる/パム・グラウト
¥1,836
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嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見 一郎
¥1,620
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どれもとても面白くてあっという間に読み終わった。

読んでみると、今の私のキーワードである、「わたしを生きる」という内容についてそれぞれ違う角度から書いてあるのだが、今この本達を読んだのも必然。

人生はどの瞬間も自分で選び取っている、だから人は今ここからすぐにでも自分の思う通りに幸せに生きることができる。

3冊ともそんなことが書いてある。



「嫌われる勇気」はアドラーの心理学に基づいて書かれた対話形式の本で、今までの私の人生を通して学んだことがまさにそこに書かれていた。

中でも「生きているだけで人の役にたっている、という実感を人からの評価ではなく、自分の中から湧き出る想いとして感じた時人はほんとうに幸福である」、という部分に胸がすっと軽くなり暖かくなる。

私が伝えたいのはまさにそれだから。

読書三昧と、今学んでいるスピリチュアリストのための仕事のセミナーの先生とのセッションで心が豊かに豊かに膨らんでいく感覚をもらった週末。

でも張りつめていた心と身体がちょっと休みなさいよ~と言っている、そしてシャンティハウスのことも心からやることを一番大切にしていこうと決めた。

嫌われる勇気・・・つまり自分らしく生きていいと自分に許すこと。

来週からはいろいろとボチボチやってみようと思う私・・。


最近連絡をもらって時々やりとりをさせてもらっている方がいます。

彼女のお子さんは水無脳症という優大と同じ障がいをもって生まれました。

今日が1歳のお誕生日だと教えてもらって、私もすごく嬉しくて。

優大の誕生日を無事に迎えるその日まで、どれだけ痛切な願いと奇跡の連続があったか、今思っても感謝の気持ちがありありと蘇ってきます。

私にとって誕生日はほんとうに特別な日。そしてそこから新しくつむぐ毎日もずっと特別な日。

今元気に育ってくれている次男と娘にも毎日、「生きていてくれてありがとう」、「生まれてきてくれてありがとう」と伝えています。


今度は自分にもその言葉を言っていく、それがこれから私の生きる道。

役割をこなすことに必死で生きてきた私に感謝して、新しい自分の人生を愛していく。

何度でも何度でも、ありのままで生きる、私を生きる、そう自分に話しかけながら歩んでいこうと思います。

やりたいことをしてもいい、幸せであってもいい、喜んでもいい、今ここに生きているわたしを愛していい。

優大からもらった命のバトンは優大からのそんな想いが詰まっているから。

ほんとうに、、、感謝、感謝。
私が優大を見送ってからまずしたことがヨガセラピーを受けにいくこと、でした。

なぜだか、ヨガならできる、前を向いて生きるために時間を使うことができる、と思ったからでした。

成城学園にあるくるみさんのスタジオに伺い、くるみさんの声を聞きながら透明で大きな波のように苦しい感情を心地よく包んで流してくれる時間をもらいました。

大きく身体を動かすわけではなくても、そこには確かなヨガの光があり、シャバアーサナの時に感じる癒しは何よりものプレゼントでした。

いつも涙がとめどなく流れました。

くるみさんのヨガは心の中がからっぽだった私に新しい光を灯すように癒しをもたらしてくれました。

それから、ほどなくして娘を妊娠して、ヨガはほんの数回でおしまいになりました。

でもこのヨガとの出会いは私の人生の新しい扉を開いてくれました。

くるみさんとの出会いは家族と再会するようなそんな感じで、美しいくるみさんにはとてもおよばないけれど、透明な空気の中に私は繋がるものを感じています。


娘を出産してからは、ヨガを学びたいという気持ちが猛烈に湧いてきて、近くのアシュラムを訪れヨガの先生のついてたくさんの大切な学びを得ました。

ずっと探していた人生の意味がヨガを通して知ることができると確信して、毎日、毎日二時間くらい、家事育児、赤ちゃんを育てる以外の自由時間を全てヨガに注ぎ込みました。

ヨガの本質は、ただ自分がそこにいることを受け入れて許していく、この境地を知ることだと教えてもらいました。

もっとこうなりたい、どんなヨガでなければ、という思いを昇華した所に本当のヨガというものがある、それは「人が自分以外の何かになろうと努力することを止めた時に初めて本当の自分を知ることになる」、ということと同じ。

この学びの中で私はとことん自分と向き合い、自分を知り、自分を愛し、自分を癒すことができました。

ヨガが繋いでくれたこの大切な出会いに、今心から感謝の気持ちで一杯です。


ヨガを通して、他の様々な何かを通して、自分を癒していく時、私達は同時にこの世界を癒しているのだと感じます。

この世界を構成するなくてはならない私達一人一人が自分を癒して満たしていくことができれば、世界は必ず輝いていくと思うから。

私にとってのヨガ、それは自分と世界を輝かせていくために、誰にでもできて、いつからでも始められるとてもすばらしい生きる智慧です。

来月からまた始まるヨガのことを考えながら、今日はそんなことに想いを馳せています。

まりさんのママのヨガ、みんなが心待ちにしているようです。再開までしばしお待ちを!

新しいヨガセラピーのクラスも始まります!