学習障害の底なし沼! リトルスクールオープンテスト(小3・7月)の惨状」からの続きです。⇒

 

リトルスクールオープンテストの偏差値が出ました。解き直しの内訳は、前回記事の通りです。

はーい、再びスタートラインだった偏差値40に戻ってきましたよー。うっわ、この成績推移、すっげー見覚えあるんですけど? 小学2年生のパターンだと、ここからさらに夏休み後には偏差値30まで崩れたんですよねー。

今回、正答率が90%を超えると思われる計算15問のうち、7問を間違えています。ここは1問も落とさないことが、偏差値50に届く絶対条件です。この時点で、既に偏差値50以下が確定です。

さらにグラフ、角度、周りの長さと面積、積み木と、全て落としています。というか合っている問題がない。偏差値40。全国でも下から数えてのランキング入りは、当然の結果と言えます。
 

四谷大塚の成績推移シミュレーションでは、入塾初期に偏差値40だったお子様は、小学6年生での最終成績も偏差値40に落ち着くと明示されていました。「できない子」「地頭の良くない子」が、偏差値40帯から脱したケースが統計上ではゼロに限りなく近いってことです。

全統小で奇跡的に偏差値60を達成しましたが、それでもシミュレーションでは再び成績は下降して、結局は入塾初期の成績から大きく脱することはないと予測されていました。


全く持って、その通りでしたーーーーーーーーッッ。


本人の力ではなく、親の努力で成績をテコ入れしたところで、それは無駄になるという統計データから導き出された予測は、その通りであることが証明されてしまいました。小1から試行錯誤を繰り返してきましたが、それらの努力は水泡に帰して、結局はスタートラインに逆戻りです。奇策を講じることで何とか予測値から外れたイレギュラーになることを目指しましたが、現時点では上手くいっていません。親御さんの血のにじむような努力で一時的に成績向上させたものの、最終的には努力が実ることなく地頭シャッフルで定位置通りの結果に落ち着いた先輩方と、全く同じ道をたどっています。

ちなみに今回、算数だけでなく国語も偏差値40に落ち込みました。漢字や語彙が壊滅的なのはいつも通り。いつもと違ったのは、長文読解も後半全てを間違えたってことです。今まで時間が足りずに無回答で後半白紙ってパターンありましたが、解答した上で壊滅というのは、科学的読解法を取り入れてからは初めてかも知れません。

何故か。

うん。印付けしていないからだね。

どうして印付けしなかったのか聞いたところ、何のお話なのか自体が分からなかったから、とのこと。今回はペースメーカーを付けたおじいちゃんのことを、家族が電子レンジを我慢するといった気遣いができなかったことから、おじいちゃんが家出してしまったと心配するストーリーでした。
ペースメーカーの意味が分からず、なぜ電子レンジを我慢しないといけないのか等も理解できなったようです。理解できなくても、前後から察するか、もしくは分からない単語を飛ばしてしまえば良いはずです。しかし、ゆうくんにはそれが出来ませんでした。


何がダメなのかは分かっています。

でも、治し方が全く分かりません。

はー、どうしていいのやら、再び方向性が見えなくなってしまいました。このまま通塾させても、塾授業を聴いてくれることも期待できないし、手詰まり感が半端ないです(凹。

 

⇒「浜学園・公開学力テスト(小3・7月)の難易度」に続きます。

 

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◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
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