浜学園・四谷大塚での、小学2年生と3年生の違い」からの続きです。⇒

 

初志貫徹。私の好きな言葉です。

臨機応変。私の好きな言葉です。

どっちやねん! となりますけど、どっちも大切なんですよねー。不易流行。私の好きな言葉です。真の目的からブレていないか、たまには振り返ることも必要でしょう。ブログを書いていると、当初の気持ちを振り返るのに便利です。そして振り返りながらも、移り変わっていく現状に応じて、手段や中間目標は柔軟に変えていきたいところです。

1.真の目的
・ 中学受験は手段であって、それ自体が目的ではありません。なぜ、公立中学校以外の選択肢を目指すのか。うちの場合は2つの動機があります。

(1)いじめ回避
・ 1つは「暴力的ないじめのない環境」の確保です。もちろん、優秀なお子様の集団でも、精神的ないじめや、いじめとまでは言えない仲間外れぐらいはあるでしょう。でも、「暴力は損」と理解できる集団なら、殴る蹴るのいじめは少ないはずです。
・ ゆうくんは発達障害です。他の子に合わせた言動が不得意です。同じ特性だったパパとしては、いじめられっ子でした。ゆうくんが同じ目に遭わないようにしてあげたいのです。

(2)学歴フィルター回避
・ もう1つは、新卒採用時の学歴フィルターによる足切り回避です。学歴が役立つのは人生で1回きり。社会人になって以降は、職歴が全てになります。ところがキャリアプランが下請社員や派遣社員からスタートだと、技能や人脈に突出したものがない限り、そこからの挽回は困難を極めます。今や「絶対大丈夫」という就職口は存在しませんが、それでも、より優位なスタートラインに立たせてあげたいのです。
・ 地方国立の理系(数理を扱う文系含む)であれば、学部や研究室にも左右されますが、就職には苦労しないはずです。都内だとMARCH以上なら足切り回避できるんでしょうか? 「親と同じぐらいには、子供も目指せるのでは」と考えるのは安直ですが、最も良く知るサンプルはやはり親自身だと思うのです。

(3)みんなが行くから
・ 結局はこれですよ、これ! だってうちの地域、3割が私立中学に進学しますからね!? ヤバいと思うじゃん? 焦るじゃん? 高校受験だと内申点重視で、ゆうくんみたいな子には不利だって聞くじゃん? 仕方ないよね!(開き直り)


2.中間目標
・ 中学受験を志した当初、どんなことを考えていたのか、2年前の記事を振り返ってみましょう。

 

・ もうね、当時は自宅からの距離的なことしか考えていませんでした。巣鴨中学校、筑波大学附属中学校、小石川中等教育学校と、ミーハー的に有名校ばかりを並べています。今なら分かります。筑附と小石川は、天地がひっくり返っても有り得ません。でも、巣鴨中については、まだまだ諦めていませんよー。
・ ただ、やはり距離的な条件は外せません。真の目的から逆算すると、卒業後の国立合格者数も気になるところです。

中学受験について何も知らなかった当初、知っていたのはご近所の巣鴨中学校ぐらいでした。さすがに豊島岡女子学園中学校とか、御三家、国立、都立ぐらいは知っていましたけど。でも本当にそれぐらいの知識だけだった訳です。

 

何も知らないパパのために、マスター先生からアドバイスを頂戴しました。巣鴨中以外の候補校にも、視野を拡げていきたいところ。

え? 巣鴨中の複数回受験じゃダメなの?(ダメです)

本人のメンタルコントロールのためにも、併願パターンは大切です。「全落ち」で6年間の努力は全て無駄だったなんて心の傷が残るは避けたいですからね。正直、首都圏の私立中学校の幅の広さには驚きです。

また、浜学園からは偏差値表(A判定ライン)を頂戴しました。まだ新小3なのに、気が早いな!! そこで得られたポジティブ情報。

四谷大塚での目標偏差値に比べると、同じ中学でも浜学園だと目標偏差値が低い!!!!

ゆうくんは四谷大塚(典型題多め×問題数多め)に比べると、浜学園(難題あり×問題数少なめ)の方が偏差値が高めに出る傾向があります。四谷大塚ベースで見ると絶望的だった中学校も、浜学園で見ると「お? あと少しで届くんじゃね?」となる訳です。ほんの少しだけ希望の光が見えてきました。

関東圏では四谷大塚の方がデータ数が多いから信頼できる? 中堅校狙いだと、SAPIXや浜学園の偏差値はアテにならない? ふふふ、人間はね、見たいと思う現実しか見ない生き物なんですよ・・・(現実逃避)。


⇒「目指す中学と、目指す理由の振り返り(後編)」に続きます。

 

最初から読む◆ 「中学受験」に療育っ子がチャレンジ!
◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
◆ 「療育」(発達グレー)のあれこれ!