父親の経済力と母親の狂気」からの続きです。⇒

 

お仕事で何らかのプロジェクトを立ち上げる際、目標を定め、撤退基準も決めておくことは基本中の基本です。
小学1年生から目標を掲げるのは時期尚早とは思います。ただ、高学年になって実力値が見えてきて、本人も自分で考えられるようなった時点で、また見直せば良いと思っています。ボクらが住んでいるのは東京・池袋エリアなので、まずは自転車での行動圏ぐらいから有名どころを探してみました。

① 巣鴨中学校(偏差値63)
近い。とにかく近い。自転車どころか、完全に徒歩圏内です。

しかしッ、その通称は「巣鴨プリズン」。武道が必修。正月の早朝から道場で行う寒稽古、ふんどしを締めて行う遠泳、一晩かけて山越えを行う峠越え強歩大会。
ないわー。コミュ障のゆうくんに、この学校はないわー。
お医者様が、自分のお子さんを医者にするために通わせる学校みたいです。仮に学業優秀で私大医学部に進めたとしても、その時の学費は2千万円以上。
ないわー。ゆうくんには申し訳ないけど、うちの経済力でこの進路はないわー。

② 筑波大学附属中学校(偏差値66)
巣鴨中学校でも上位1割ぐらいでなければ合格できませんが、こちらは上位5%に入らないと無理っぽい難関校です。パパ自身が偏差値60ぐらいだったので、それに比べると随分と高望みですね。
でも、家からは近いです。そして何より、国立だから学費が安い! パパとしては、これ重要です。

③ 小石川中等教育学校(偏差値67)
ここも、家からは近いです。そして何より、都立だから学費が安い! パパとしては(以下略)。
問題として都立は、私立・国立とは試験内容が全く違うらしいです。読解力? 作文力? 国語より算数の得意なゆうくんには、ちょっと相性が悪いかも知れません。

この辺りのレベルを目指すなら高学年になった時点で、中学受験塾・選抜クラスの下位には引っ掛かっていないと厳しそうです。小学5年生までに選抜クラスに入れなければ、すっぱり諦めることにします。
中学受験しないと選択肢の幅が狭まることは間違いないと思いますが、選択肢がゼロになる訳ではないので。その時は、高校受験でもう3年、頑張ってもらおうと思います。

 

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◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
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